概要
- NCAA
NCAA D1
→ハイメジャーカンファレンス(上位)
→ミッドメジャーカンファレンス(中位)
→ローメジャーカンファレンス(下位)
NCAA D2
NCAA D3 - NAIA
- その他大学体育協会
ハイメジャーカンファレンスはNCAA D1の強豪カンファレンスを指して用いられる。
基礎知識
大学体育協会: 大学スポーツ運営組織
- NCAA: 全米最大の大学体育協会(四年制大学)
- NAIA: 最古の大学体育協会
- NJCAA: 全米最大の短大の組織
- CCCAA: カリフォルニア州の短大
- NCCAA: キリスト教系大学
米国の大学対抗スポーツや運動競技は大学体育協会管理の下で運営されている。そして、複数の大学体育協会が存在する。各大学は学長や運動局局長(アスレティックディレクター)の方針と予算から運動部をいずれかの大学体育協会に所属させている。
NCAA: 全米最大の大学体育協会
ディビジョン | 所属校 | 条件(予算) | 奨学金枠(男子バスケ部) |
DivisionⅠ | 360校 | 難(多) | 13名 |
DivisionⅡ | 300校 | 中(中) | 10名 |
DivisionⅢ | 300校 | 易(少) | 0名 |
NCAAは全米”最大”の大学体育協会だ。近年、加盟校数は約1,200校程度で推移している。3ディビジョン制も約50年以上変わっていない。そして、所属ディビジョンは大学の意向(運動部の予算)で決定する。所属条件はD1>D2>D3順で難しい。例えば、最低運営部活動数は「NCAA D1→男女計14部以上」「NCAA D3→10部」だ。スポーツ奨学金の枠数も違う。結論、上位ディビジョンはより大きな予算を必要とする。そのため、「上位ディビジョン: 大規模校」「下位ディビジョン: 小規模校」の傾向が見られる。
カンファレンス
- カンファレンス: 運動競技用大学連盟
- カンファレンス数(男女バスケ部)
NCAA D1: 32→31(2024-25)*
NCAA D2: 23
NCAA D3: 43 - 所属校数: 8~16校
- インディペンデント: 無所属
NCAA D1男子バスケ→カンファレンス所属必須
カンファレンス(アスレティックカンファレンス)はスポーツや運動競技の大学対抗戦のための大学連盟だ。同一大学の運動部は原則的に同一カンファレンスに所属する。一方、いくつかの部活は様々な事情で別カンファレンス所属やインディペンデントとなる。例えば、ノートルダム大学は「大半→ACC」「男子アイスホッケー→B1G」「アメフト→インディペンデント」で活動している。
メジャー: 「強さ」(定義曖昧)
ハイメジャーカンファレンス: 強豪
- パワーカンファレンス(パワー5): フットボール有り
アトランティック・コースト・カンファレンス
ビッグ・10・カンファレンス
ビッグ・12・カンファレンス
SECパック-12・カンファレンス(再建中) - 非パワーカンファレンス: フットボール無し
ビッグ・イースト・カンファレンス
ハイメジャー校は「NBA級アリーナ」「ファンベース」等で所謂日本人の米国カレッジバスケ像を持っている。2024-25以降、ハイメジャーカンファレンスは「パワーカンファレンス」+「ビッグ・イースト・カンファレンス」の5つを指す。2023年7月、アメリカン・アスレティック・カンファレンスがヒューストン大学、UCF、シンシナティ大学の離脱で完璧にミッドメジャーに成り下がってしまった。そのため、2023-24、トップシックスリーグの呼称が出始めた。そんな中、2024年7月、パック-12・カンファレンスは加盟校10/12校の脱会によってアスレティックカンファレンスの運営を休止した。つまり、「パワーファイブ」と「トップシックスリーグ」の呼称はなくなった。
ミッドメジャー: 中堅
- 準ハイメジャー: NCAAトーナメント出場1校以上
アメリカン・アスレティック・カンファレンス: メンフィス大学等
アトランティック・10・カンファレンス
カンファレンス・USA: ウェスタンケンタッキー大学等
マウンテン・ウェスト・カンファレンス: SDSU/UNLV/UNM/ネバダ大学等
ウェスト・コースト・カンファレンス: ゴンザガ大学等 - 中堅: NCAAトーナメント出場1校
コロニアル・アスレティック・アソシエーション
ホライゾン・リーグ
アイビー・リーグ
ミッド-アメリカン・カンファレンス
ミズーリ・バレー・カンファレンス
オハイオ・バレー・カンファレンス
サザン・カンファレンス
サンベルト・カンファレンス
ウェスタン・アスレティック・カンファレンス
ミッドメジャーの定義は幅を持っている。広義の場合はハイメジャー以外全てを意味する。狭義の場合はハイメジャー以外の実力派カンファレンスを指す。一部のミッドメジャー校はハイメジャー級の実力と予算を持っている。
ローメジャー: 弱小
弱小カンファレンスはしばしばローメジャーと呼ばれる。先述の通り、狭義のミッドメジャーはハイメジャー以外の実力派カンファレンスのみを指す。そして、ローメジャー校は往々にしてNCAAトーナメントのシード順位で14~16位に位置付けられる。
インディペンデント(カンファレンス無所属)
- 1980年代: インディペンデント校冷遇
- 1992‐93~: 常時5校程度
- 2014-15: 1校
ニュージャージー工科大学(カンファレンス未定) - 2015~22: 0校
- 2022-23: 2校
シカゴステイト大学(不明)
ハートフォード大学(NCAA D3移行中) - 2023-24: 1校
シカゴステイト大学(NEC加盟決定) - 2024-25: 0校
インディペンデントはカンファレンス無所属の状態だ。現在、NCAA D1の男女バスケ部の場合、インディペンデントは原則的に禁止されている。NCAA D1昇格希望校もいずかれのカンファレンス加盟の内定をもらわなければならない。そのため、近年のNCAA D1バスケ部のインディペンデント活動は「ハートフォード大学: NCAA D3降格直前シーズン(2022-23)」と「シカゴステイト大学: WAC脱退→活動の先行き不明→NEC加盟(2022-24)」だけだ。
所属カンファレンス決定要因
- フットボール部
NCAA D1フットボール校
→Football Bowl Subdivision(FBS)
→→Power 5(ACC/B1G/BIG12/Pac-12/SEC)
→→Group of Five(AAC/C-USA/MAC/MWC/SBC)
→→インディペンデント校
→Football Championship Subdivision(FCS)
NCAA D1ノンフットボール校 - 実力
- 地理的距離
- 収益(TV放映権の分配等)
テキサス大学&オクラホマ大学移籍(BIG12→SEC)
UCLA&USC移籍(Pac-12→B1G)
所属カンファレンスは大学の自由意思によって決められる。カンファレンス移籍も自由だ。一年以内の引越しも起きている。そして、最大の決め手はアメフト部だ。例えば、ゴンザガ大学は全米トップ級の男子バスケ部を有しながらアメフト部を持たないためにパワーカンファレンスへ移籍できずにいる。フットボール部の振り分け後、各校は往々にして自身の「実力(運動部への注力具合)」「地理的距離」の近しい場所に収まる。一方、近年、超強豪校が次々とリベニューシェアリングへの不満でカンファレンスを移籍している。例えば、UCLAは2022年にパック-12・カンファレンス離脱を決めた。直近3年間の収支は新型コロナウィルス等の理由で約$1億($102.8M)の赤字だった。一方、2024年移籍先のビッグ・10・カンファレンスの加盟校への分配金は2023年7月~2030年の計$70億のTV放送契約によって$8,000万~1億/年となっている。
一方、近年のカンファレンス移籍の成功例は「ミズーリ大学: ビッグ12→SEC」「ラトガース大学: AAC→B1G」と宝くじ当選級に稀だ。しかも、両ケースはパワーカンファレンスへの移籍である。ミッドメジャーカンファレンス間の移籍はほぼ無意味だ。
ハイメジャーカンファレンス
アトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)
- 名称: Atlantic Coast Conference
- 愛称: ACC
- 設立: 1953年
- 所属校: 18校
- 放送: ESPN/the CW
- HP: http://theacc.com/
所属校(大まかな所在地) |
ボストンカレッジは2024-25にテーブスルカ選手の入学を予定している。 |
シラキュース大学(ニューヨーク州)は2003年に1年生のカーメロ・アンソニーに率いられてNCAAトーナメント制覇を達成した。 |
ピッツバーグ大学はファイブスターのディオール・ジョンソンが加入した。 |
バージニア大学は2019年に悲願の全米制覇を成し遂げた。 |
バージニア工科大学はデル・カリーの出身校にも関わらず息子に奨学金オファーを出さなかった。 |
デューク大学(リサーチトライアングル)は名門中の名門だ。バスケ界の至る所にコーチKの息のかかった人間が潜んでいる。 |
ノースカロライナ大学(リサーチトライアングル)はマイケル・ジョーダンの母校だ。 |
NCステイト大学(リサーチトライアングル)はノースカロライナ州のカレッジバスケ人気に火をつけた古豪だ。 |
ウェイク・フォレスト大学(ノースカロライナ州ピートモンドトライアド)はティム・ダンカンとクリス・ポールを輩出した。 |
クレムソン大学(サウスカロライナ州アップステイト)はサウスカロライナ州を代表する大学だ。 |
ジョージア工科大学(アトランタ)はクリス・ボッシュの母校だ。Bリーガーのシェーファー幸樹選手がウォークオンとして1年半だけチームに在籍していた。 |
フロリダステイト大学(タラハシー)は近年はNCAAトップクラスのNBA選手輩出量を誇っている。 |
マイアミ大学(フロリダ) は2021年のNCAAの大幅なルール改定に乗って大成功を収めている。 |
ノートルダム大学(インディアナ州)は女子チームは超強豪だ。 |
ルイビル大学(ケンタッキー州)は全米随一の運動部予算を持ちながら低迷している。 |
SMU(ダラス)は名将ラリー・ブラウン時代に瞬間的に強かった。 |
カリフォルニア大学バークレー校(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。 |
スタンフォード大学(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。今でもNBA選手の輩出率は高い。 |
アトランティック・コースト・カンファレンスはノースカロライナ州中心のカンファレンスだ。同カンファレンスは1953年にサザン・カンファレンスから独立して設立に至った。ノースカロライナ大学とデューク大学は名将の勇退後も成績を維持している。逆にBCとピッツバーグ大学は低迷を続けている。残りは代わり代わりに浮き沈みを繰り返している。2024年、カリフォルニア大学とスタンフォード大学がパック-12・カンファレンスの解散に伴って加盟してきた。また、サザンメソジスト大学もアメリカン・アスレティック・カンファレンスの衰退を受けて加入した。
ビッグ・イースト・カンファレンス
- 名称: Big East Conference
- 設立: 2013年
- 所属校: 11校
- 放送: FOX/CBS
- HP: https://www.bigeast.com/
所属校(大まかな所在地) |
プロビデンス大学は多数のバスケ界の功労者を輩出している。 |
コネチカット大学は2023年に通算5度目のNCAAトーナメント制覇を果たして文句無しのブルーブラッド校になった。 |
セントジョーンズ大学(NYC)は1943年と1944年にNITを連覇した。 |
シートン・ホール大学(NYC)はニュージャージー・ネッツが使用していたアリーナを使用している。 |
ビラノバ大学(フィラデルフィア)は2016年と2018年にNCAAトーナメントを制覇した。2022年にHCジェイ・ライトが勇退した。 |
ジョージタウン大学(ワシントンD.C.) はパトリック・ユーイングやディケンベ・ムトンボ等のレジェンドセンターを数多く輩出している。出身者にはアレン・アイバーソンもいる。 |
ゼイビア大学(シンシナティ)はデビッド・ウェストの母校だ。 |
バトラー大学(インディアナポリス)はブラッド・スティーブンス時代に2年連続のNCAAトーナメント準優勝を果たした。 |
デポール大学(シカゴ)は元祖スタービッグマンのジョージ・マイカンの母校だ。 |
マーケット大学(ミルウォーキー)はドウェイン・ウェイドを輩出している。 |
クレイトン大学(ネブラスカ州オマハ)のダグ・マクダモートの父がHCを務めている。 |
ビッグ・イースト・カンファレンスは東海岸の強豪を中心に組織されている。2013年、同カンファレンスは元祖ビッグ・イースト・カンファレンスのメンバー校のアメリカン・アスレティック・カンファレンス離脱&「ビッグ・イースト・カンファレンス」の継承によって再誕した。その後、ビラノバ大学が栄華を極めた。現在はコネチカット大学時代に突入している。
ビッグ・10・カンファレンス
- 名称: Big 10 Conference
- 愛称: B1G
- 設立: 1896年
- 所属校: 18校
- 放送: CBS/FOX/NBC
- HP: www.bigten.org
所属校(大まかな所在地) |
ラトガース大学(ニュージャージー州)は2020‐21に1991年以来のNCAAトーナメント出場を果たした。 |
メリーランド大学(ワシントンD.C.)は同大のNBAドラフト高順位指名者はバストになる傾向がある。 |
ペンシルベニアステイト大学は1954年にファイナル4に進出している。 |
オハイオステイト大学(コロンバス)は一昔前まではグレッグ・オデン、マイク・コンリー、エバン・ターナー、ディアンジェロ・ラッセルなどトッププロスペクトをリクルートしていた。近年はブランド力に陰りが見られる。 |
ミシガン大学(デトロイト)は元ファブファイブのジュワン・ハワードが指揮を執っている。 |
ミシガンステイト大学(デトロイト)はマジック・ジョンソンとドレイモンド・グリーンの母校だ。 |
パデュー大学(インディアナ州)は近年は3年連続でアップセットを喰らっている。 |
インディアナ大学は名将ボブ・ナイト(1971-2000)が率いて3度のNCAAチャンピオンに輝いた。 |
ウィスコンシン大学は2015年に38勝0敗のケンタッキー大学を破ってNCAAトーナメント決勝に進出した。 |
ノースウェスタン大学(シカゴ)は現HCクリス・コリンズの就任でNCAAトーナメント初出場&初勝利を果たして”じゃない方”の脱却に成功した。 |
イリノイ大学は2005年にデロン・ウィリアムスらがNCAAトーナメント準優勝を果たした。 |
ミネソタ大学(ミネアポリス)は1980年代のボストン・セルティックスとロサンゼルス・レイカーズ時代にそれぞれにケビン・マクヘイルとマイカル・トンプソンを送り込んだ。 |
アイオワ大学はルカ・ガルーザが在籍していた。 |
ネブラスカ大学(リンカーン)は2019年にフレッド・ホイバーグがHCに就任し、2021年秋から富永選手がプレーしている。 |
ワシントン大学(シアトル)は多数の地元のキッズをNBAに送り込んでいる。 |
オレゴン大学(ユージーン)は初代NCAAトーナメント王者&NIKEのお膝元だ。 |
UCLAは計11回のNCAAトーナメント制覇を誇る。 |
USC(ロサンゼルス)はリクルートに優れている。 |
ビッグ・10・カンファレンスは北東部と中西部の大規模大学計14校が所属している。近年は乱世だ。最近ではB1Gの”じゃない方”のノースウェスタン大学、ラトガース大学、ネブラスカ大学、ペンステイト大学ですら上位に食い込んでいる。最大の特徴はフィジカル強度だ。そのため、各校は競うようにビッグマンをリクルートしている。そして、2024年、パック-12・カンファレンスの4校が加盟してきた。
ビッグ12・カンファレンス
- 名称: Big 12 Conference
- 設立: 1994
- 所属校: 16校
- 放送: ESPN/FOX/CBS
- HP: https://big12sports.com/
所属校(大まかな所在地) |
ウェストバージニア大学は1950年代のジェリー・ウェストから長い低迷期を経て2000年代にHCジョン・ビーライン&ボブ・ハジンスで古豪復活を果たした。 |
シンシナティ大学*(オハイオ州)は1961&62年のNCAAトーナメント連覇とオスカー・ロバートソン輩出の古豪だ。 |
セントラルフロリダ大学*(オーランド)はタッコ・フォールの出身校だ。 |
カンザス大学(ローレンス)は初代HCジェームス・ネイスミス博士に始まる。 |
カンザスステイト大学(マンハッタン)はトライアングルオフェンスの実戦導入成功で知られている。その後、テックス・ウィンターはフィル・ジャクソンの参謀となった。 |
アイオワステイト大学は2010年代前半にフレッド・ホイバーグの手腕で再興した。 |
オクラホマステイト大学(タルサ-オクラホマシティ)は1945&46年NCAAトーナメント連覇の古豪だ。 |
テキサス・クリスチャン大学(ダラス)は現HCジェイミー・ディクソン就任から着実に結果を残している。 |
ベイラー大学(テキサス州ウェイコー)は列車事故、数多のNCAA規定違反、チームメイト殺人事件等を乗り越えて2021年にNCAAトーナメント初制覇を成し遂げた。 |
テキサス工科大学は2019年にNCAAトーナメント決勝まで進んだ。 |
ヒューストン大学*は1980年代にクライド・ドレクスラーとアキーム・オラジュワン等の”Phi Slama Jama”で一世を風靡した。 |
コロラド大学**(デンバー)はチャウンシー・ビラップスの母校だ。 |
ユタ大学**(ソルトレイクシティ)は1940年代の日系人NBA選手ワッツ・ミサカ氏時代と1990年代のアンドレ・ミラーやキース・バン・ホーンらで2度最盛期を迎えている。 |
ブリガム・ヤング大学(ユタ州)*はジマー・フレデッテ時代に一世を風靡した。 |
アリゾナ大学**(ツーソン)は1990年代に西海岸随一のパワーハウスとなった。 |
アリゾナステイト大学(フェニックス)**はジェームス・ハーデンの母校として知られている。 |
ビッグ12・カンファレンスは1994年にビッグ8・カンファレンスとサウスウェスト・カンファレンスの合併で誕生した。勢力図はカンザス大学+一時的に好調な大学の入替りとなっている。そして、同リーグは近年のカンファレンス大再編の震源地となっている。全ての始まりは2021年のテキサス大学とオクラホマ大学の2024年以降のSEC移籍話だ。その後、アメリカン・アスレティック・カンファレンスとパック-12・カンファレンスの強豪校もカンファレンス移籍を決めた。その結果、前者は2022~24年間に10校を入れ替え、後者は100年以上の歴史に幕を閉じた。そして、いくつかのミッドメジャーカンファレンスも加盟校の入替りの影響を受けた。その結果、最終的に2023&24年に計8校が加盟してきた。
サウスイースタン・カンファレンス(SEC)
- 名称: Southeastern Conference
- 愛称: SEC
- 設立: 1932年
- 所属: 16校
- 放送: ESPN
- HP: https://www.secsports.com/
イースト・ディビジョン
所属校(大まかな所在地) |
ケンタッキー大学(ケンタッキー州レキシントン)は1940年代からカレッジフープス界の頂点に君臨し続けている。 |
テネシー大学は名将リック・バーンズが率いている。 |
フロリダ大学は2000年代のHCビリー・ドノバン時代にNCAAトーナメント連覇を達成した。 |
バンダ―ビルト大学(テネシー州ナッシュビル)は最初の大学バスケの試合を行った。 |
ジョージア大学は地元出身のアンソニー・エドワーズを輩出した。 |
ミズーリ大学はマイケル・ポーターJrがプレーしていた。 |
サウスカロライナ大学(コロンビア)は2016年に奇跡的にファイナル4に進出した。出身者には1982-83のNBA得点王アレックス・イングリッシュがいる。 |
ウェスト・ディビジョン
所属校(大まかな所在地) |
オーバーン大学(アラバマ州)はチャールズ・バークリーを輩出している。 |
ルイジアナステイト大学(ルイジアナ州バトンルージュ)はシャックとベン・シモンズの母校だ。 |
アーカンソー大学は1994年に黒人HCノーラン・リチャードソンに導かれてNCAAトーナメント制覇を達成した。 |
アラバマ大学はアントニオ・マクダイスやモー・ウィリアムス等を輩出している。 |
テキサスA&M大学はディアンドレ・ジョーダンやアレックス・カルーソの母校だ。 |
ミシシッピ大学はオールミス(Ole Miss)と呼ばれている。 |
ミシシッピステイト大学は1996年にエリック・ダンピアを擁してファイナル4に進出した。 |
不明(2024年加盟)
オクラホマ大学(オクラホマシティ)はフットボール校にも関わらず合計5回のファイナル4進出を誇る。地元出身のブレイク・グリフィンとトレイ・ヤングも通っていた。 |
テキサス大学(オースティン)はケビン・デュラントの母校として有名だ。近年はジャクソン・ヘイズ、モー・バンバ、ジャレット・アレン、マイルズ・ターナー、グレッグ・ブラウンがワン&ダンで通過していった。 |
サウスイースト・カンファレンス(SEC)は南部各州の代表的な大学を擁している。同カンファレンスは1932年にサザン・カンファレンス13校の離反によって設立され、熾烈なフットボール競争の結果、たちまちパワーカンファレンスと化した。一方、ケンタッキー大学以外は安定していない。2024年にテキサス大学とオクラホマ大学が加入した。
パック-12・カンファレンス(2024年運営休止中)
- 名称: Pac-12 Conference
- 設立: 1915年
- 所属校: 12校
- 放送: Pac-12 Network/ESPN/CBS
- HP: pac-12.com
所属校(大まかな所在地) |
ワシントン大学**(シアトル)は多数の地元のキッズをNBAに送り込んでいる。 |
ワシントンステイト大学****(スポーケン)は2000年代のトニー・ベネット就任時に瞬間的に強かった。最も有名な選手はクレイ・トンプソンだろう。 |
オレゴン大学**(ユージーン)は初代NCAAトーナメント王者&NIKEのお膝元だ。 |
オレゴンステイト大学****(コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
カリフォルニア大学バークレー校*(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。 |
スタンフォード大学*(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。今でもNBA選手の輩出率は高い。 |
UCLA**は1967~73年の7連覇を含む合計11回のNCAAトーナメント制覇を誇る超名門だ。 |
USC**(ロサンゼルス)はリクルートに優れている。 |
コロラド大学***(デンバー)はチャウンシー・ビラップスの母校だ。 |
ユタ大学***(ソルトレイクシティ)は1990年代にアンドレ・ミラーやキース・バン・ホーンらを擁して最盛を迎えた。日系人NBA選手ワッツ・ミサカ氏も同校出身だ。 |
アリゾナステイト大学***(フェニックス)はジェームス・ハーデンの母校として知られている。 |
アリゾナ大学***(ツーソン)は1990年代に西海岸随一のパワーハウスとなった。現在、元ゴンザガ大学ACのトミー・ロイドがHCを務めている。 |
パック-12・カンファレンスは2024年に100年以上の歴史に幕を閉じる。同カンファレンスは西海岸~西部各州の代表校で組織され、数多の競技の全米王者を輩出し、最盛期にはトップカンファレンス”Conference of Champions”の名をほしいままにしていた。一方、近年、収益が悩みだねとなっていた。そして、唯一の稼ぎ頭のUCLAとUSCがビッグ・テン・カンファレンス移籍を決めた。その後、ドミノ倒しが始まった。2024年8月、全校がカンファレンス移籍を予定している。
カンファレンス史
カンファレンス勃興: NCAAのインディペンデント校冷遇
1991~95年
- メトロ・カンファレンス
スーパーカンファレンス化失敗(1990)
カンファレンス分断(1991)
-グレイト・ミッドウェスト・カンファレンス(1991-95)
カンファレンス-USA新設(1995) - 元祖ビッグ・イースト・カンファレンスのフットボール開始(1991)
- アトランティック・10・カンファレンス拡大(1995)
メトロポリタン・カリジエイト・アスレティック・カンファレンス: 分裂(1991)→カンファレンス-USA結成(1995)
カンファレンス再編(1991) | カンファレンス-USA(1995) |
メトロ・カンファレンス残留 ルイビル大学 テュレーン大学 バージニア工科大学 サザンミシシッピ大学 グレート・ミッドウェスト・カンファレンス新設 シンシナティ大学 デポール大学 マーケット大学 メンフィス大学 セントルイス大学 タルサ大学 ハイメジャー挑戦 フロリダステイト大学→ACC サウスカロライナ大学→SEC メトロ・カンファレンス新規加入 シャーロット大学 サウスフロリダ大学 バージニアコモンウェルス大学 | メトロ・カンファレンス組 ルイビル大学 テュレーン大学 サザンミシシッピ大学 シャーロット大学 サウスフロリダ大学 グレート・ミッドウェスト・カンファレンス組 シンシナティ大学 デポール大学 マーケット大学 メンフィス大学 セントルイス大学 タルサ大学 他カンファレンス加盟 バージニアコモンウェルス大学→CAA バージニア工科大学→アトランティック10・カンファレンス デイトン大学(1993-95)→アトランティック10・カンファレンス |
1990年、実力派のメトロポリタン・カリジエイト・アスレティック・カンファレンスのスーパーカンファレンス化計画は失敗に終わった。その結果、翌1991年、フロリダステイト大学とサウスカロライナ大学は既存のパワーカンファレンスへの移籍を選んだ。そして、主要6校はグレート・ミッドウェスト・カンファレンスとして独立した。一方、カンファレンス分断は互いを矮小化させただけだった。つまりは元来の目標の真逆である。そのため、1995年、両カンファレンスはカンファレンス-USAとしてよりを戻した。
実力派サウスウェスト・カンファレンス解散→パワーカンファレンスの肥大化
サウスウェスト・カンファレンス(1996) |
アーカンソー大学→サウスイースタン・カンファレンス(1991) ベイラー大学→ビッグ12・カンファレンス テキサス大学→ビッグ12・カンファレンス テキサスA&M大学→ビッグ12・カンファレンス テキサス工科大学→ビッグ12・カンファレンス ライス大学→ウェスタン・アスレティック・カンファレンス サザンメソジスト大学→ウェスタン・アスレティック・カンファレンス テキサス・クリスチャン大学→ウェスタン・アスレティック・カンファレンス ヒューストン大学→カンファレンス-USA |
1996年、1914年設立の老舗サウスウェスト・カンファレンスも解散に追い込まれた。きっかけは複数の加盟校の不正行為だ。
ハイメジャーカンファレンスの改装(2004~05年)
元祖ビッグ・イースト・カンファレンスの入れ替え
脱退(2004-05) | 加入(2005) |
マイアミ大学(フロリダ)→ACC バージニア工科大学→ACC ボストンカレッジ→ACC | シンシナティ大学(カンファレンス-USA) デポール大学(カンファレンス-USA) ルイビル大学(カンファレンス-USA) マーケット大学(カンファレンス-USA) サウスフロリダ大学(カンファレンス-USA) |
元祖ビッグ・イースト・カンファレンス(現アメリカン・アスレティック・カンファレンス)は1990年代加入組3校を失いながらもカンファレンス-USAの主幹校達をごっそりと吸収してパワーカンファレンスの仲間入りを目指した。
カンファレンス-USA陥落(2005)
脱退 | 加入 |
シンシナティ大学→ビッグ・イースト・カンファレンス デポール大学→ビッグ・イースト・カンファレンス ルイビル大学→ビッグ・イースト・カンファレンス マーケット大学→ビッグ・イースト・カンファレンス サウスフロリダ大学→ビッグ・イースト・カンファレンス セントルイス大学→アトランティック10・カンファレンス シャーロット大学→アトランティック10・カンファレンス | サザンメソジスト大学(ウェスタン・アスレティック・カンファレンス) タルサ大学(ウェスタン・アスレティック・カンファレンス) テキサス大学エルパソ校(ウェスタン・アスレティック・カンファレンス) ライス大学(ウェスタン・アスレティック・カンファレンス) マーシャル大学(ミッド-アメリカン・カンファレンス) セントラルフロリダ大学(アトランティック・サン・カンファレンス) フロリダ国際大学(サンベルト・カンファレンス) |
一方、カンファレンス-USAは2005年に古豪校を一気に失ってミッドメジャーカンファレンスに成り下がった。同カンファレンスは1995年の発足時から毎年4校程度をNCAAトーナメントに送り込んでいる。以降、NCAAトーナメント出場校は1~2校で推移している。
アトランティック・コースト・カンファレンスの門戸開放
アトランティック・コースト・カンファレンスは2004~05年間に一気にビッグ・イースト・カンファレンスの3校を追加した。加盟校増加は1953年の創設からジョージア工科大学とフロリダステイト大学に次いで3度目だった。
元祖ビッグ・イースト・カンファレンス分裂(2010~14年)
元祖ビッグ・イースト・カンファレンス分裂 |
新生ビッグ・イースト・カンファレンス プロビデンス大学、セントジョーンズ大学、シートン・ホール大学、ビラノバ大学、ジョージタウン大学、ゼイビア大学、バトラー大学、デポール大学、マーケット大学、クレイトン大学 アメリカン・アスレティック・カンファレンス 残留組: コネチカット大学、テンプル大学、サウスフロリダ大学、シンシナティ大学 残留組(2013-14): ラトガース大学、ルイビル大学 CUSA組(2013): セントラルフロリダ大学、メンフィス大学、サザンメソジスト大学、ヒューストン大学 CUSA組(2014): イースタンカロライナ大学、タルサ大学、テュレーン大学 |
元祖ビッグ・イースト・カンファレンス分裂
2013年、元祖ビッグ・イースト・カンファレンスは2つのカンファレンスに分裂した。東海岸のオリジナルメンバー校は「ビッグ・イースト・カンファレンス」の名称と共にカンファレンスを新たに起ち上げた。一方、残留組は「アメリカン・アスレティック・カンファレンス」と名を改め、2013~14年に再びカンファレンス-USAから優等生校をがっつり引き抜き、ハイメジャー力保持に努めた。
カンファレンス-USAの総入れ替え(2度目)
パック-12・カンファレンス崩壊&アメリカン・アスレティック・カンファレンス弱体化(2021~24年)
- 2021年
7月: テキサス大学とオクラホマ大学移籍話浮上(B12→SEC)
9月: BYU移籍予定(WCC→B12) - 2022年
7月: UCLAとUSCのB1G移籍話浮上(P12→B1G) - 2023年
7月: ヒューストン大学、シンシナティ大学、UCF加盟(AAC→B12)
7月: BYU加盟(WCC→B12) - 2024年
7月: P12開店休業
スタンフォード大学&カリフォルニア大学→ACC
ワシントン大学、オレゴン大学、UCLA、USC→B1G
ユタ大学、アリゾナ大学、アリゾナステイト大学、コロラド大学→B12
7月: テキサス大学&オクラホマ大学加盟(B12→SEC)
7月: SMU加盟(AAC→ACC)
パック-12・カンファレンスの瀕死
2024年、パック-12・カンファレンスは開店休業状態に追い込まれた。きっかけは2022年のUCLAとサザンカリフォルニア大学のビッグ・テン・カンファレンス移籍話だ。両校は放映権収入に不満を持っていた。そして、2024年以降の契約は魅力的ではなかった。その後、他の加盟校も次々と脱会を決めた。そして、2024年、唯一の加盟校はワシントンステイト大学とオレゴンステイト大学だけとなった。そのため、現在、両校の運動部は一時的に別のカンファレンスの競技大会やリーグ戦に準加盟校として参加している。バスケットボールの場合はウェスト・コースト・カンファレンスだ。
アメリカン・アスレティック・カンファレンスの完全ミッドメジャー化
アメリカン・アスレティック・カンファレンスは主要校の喪失で完全にミッドメジャーカンファレンスとなった。2010年代半ばまではNCAAトーナメント出場3~4枠のハイメジャーカンファレンスだった。そんな中、2020年、コネチカット大学がビッグ・イースト・カンファレンスに移り、2023年、ヒューストン大学、シンシナティ大学、セントラルフロリダ大学がビッグ・12・カンファレンスに移籍し、翌2024年にサザン・メソジスト大学がACCに移った。そして、カンファレンス・USAの生粋のミッドメジャー校が数合わせとして加わった。
カンファレンス・USAの総入れ替え(3度目)
パワーカンファレンスの減少と肥大化
パック-12・カンファレンスの崩壊とアメリカン・アスレティック・カンファレンスの弱体化は残りのパワーカンファレンスを肥大化させた。パワー4はそれぞれ2023~24年間に収支で2~5校の増加となっている。特にビッグ・12・カンファレンスはテキサス大学とオクラホマ大学の脱会+ヒューストン大学、シンシナティ大学、UCF、BYU、ユタ大学、アリゾナ大学、アリゾナステイト大学の入会+コロラド大学の再入会で計10校絡みの大幅改装となった。また、AACとビッグ・テン・カンファレンスは既存の東海岸校と新規加盟の西海岸校でプロリーグさながらの様相を呈している。
パック-12・カンファレンス再編ドミノ(2026年)
- パック-12・カンファレンス再編
2024年9月: ボイシステイト大学、コロラドステイト大学、フレズノステイト大学、サンディエゴステイト大学
2024年9月: ユタステイト大学
2024年10月: ゴンザガ大学
※2026月7月1日加盟予定 - マウンテン・ウェスト・カンファレンス再編
2024年10月: ハワイ大学加盟発表
2024年11月: グランドキャニオン大学加盟発表
※2026年7月1日加盟予定 - ACC独立→カンファレンス新設の候補校
シラキュース大学
バージニア大学
バージニア工科大学
ウェイク・フォレスト大学
クレムソン大学
フロリダステイト大学
パック-12・カンファレンス再建開始
2024年9月、パック-12・カンファレンスは2026年7月からのカンファレンス再編を開始した。まず、2024年9月12日、ボイシステイト大学、コロラドステイト大学、フレズノステイト大学、サンディエゴステイト大学の加盟が一気に発表された。当然、カレッジフープスとフットボール界隈は次の加盟校を予想し始めた。大方の予想は比較的西寄りのミッドメジャー実力校だ。その後、不要な噂は学校運営に支障をきたしていたのだろう。同月23日、サウスフロリダ大学、テュレーン大学、メンフィス大学、テキサス大学サンアントニオ校は連名でアメリカン・アスレティック・カンファレンスへのコミットメントを発表した。そんな中、翌24日、ユタステイト大学の加盟が追加発表された。そして、10月2日、遂にゴンザガ大学の加盟も決まった。
おそらく、パック-12・カンファレンスはカリフォルニア大学とスタンフォード大学の奪還を目論んでいる。両校は運動部の然程熱量を持っていない。つまり、いずれ運動部の東部派遣等の不満が爆発するはずだ。一方、残り8校は難しい。唯一の可能性はユタ大学だけだろう。
マウンテン・ウェスト・カンファレンスの再編
先述の通り、マウンテン・ウェスト・カンファレンスはカレッジスポーツの食物連鎖に巻き込まれた。近年、男子バスケは”西部最強”と評されている。直近数年のNCAAトーナメント出場校数は4校(2022)→4校(2023)→6校(2024)とハイメジャーカンファレンスに勝るとも劣らない。サンディエゴステイト大学は2023年にNCAAトーナメント準優勝に至っている。そんな中、2026年7月の計5校のパック-12・カンファレンス移籍が決まってしまった。そのため、カンファレンス再編が急務となった。そして、2024年10月15日と11月1日にハワイ大学とグランドキャニオン大学の加盟が発表された。
アトランティック・コースト・カンファレンスの分裂論
アトランティック・コースト・カンファレンスの分裂説がまことしやかに囁かれている。実際、スタンフォード大学とカリフォルニア大学加盟の賛否投票も全会一致ではなかった。最も代表的な不満は移動だろう。東海岸と西海岸校の対戦は大きなコストだ。フットボールの場合、トラックが週末の試合に向けて火曜日に出発しなければならない。
ハイメジャー vs. ミッドメジャー
NCAAトーナメント出場の難易度
強いカンファレンス | 弱いカンファレンス | |
カンファレンストーナメント優勝 (Automatic Bid) 31校 | 難しい | 簡単 |
招待 (At-Large Bid) 37校 | 簡単 | 難しい |
カンファレンスはNCAAトーナメント出場に大きく関わっている。NCAAトーナメントの出場権は「カンファレンストーナメント優勝」or「選考委員会からの招待」で与えられる。端的に言えば、難易度は「強いカンファレンス→優勝(難)/招待(易)」「弱いカンファレンス→優勝(易)/招待(難)」とななる。一方、実際にミッド/ローメジャー校の招待はビジネス的理由から少ない。そのため、実質的にミッドメジャー校にはカンファレンストーナメント優勝以外にNCAAトーナメント出場の道は無い。
ジョージ・ワシントン大学は2015-16に23勝10敗でAP25に2度ランクインしたにも関わらずNCAAトーナメントに招待されなかった。
NBA選手: スーパースターのミッドメジャー出身率
- ラリー・バード(インディアナステイト大学)
- ジョン・ストックトン(ゴンザガ大学)
- カール・マローン(ルイジアナ工科大学)
- スティーブ・ナッシュ(サンタ・クララ大学)
- ステフィン・カリー(デビッドソン大学)
- カワイ・レナード(サンディエゴステイト大学)
- デイミアン・リラード(ウィバーステイト大学)
- CJ・マカラム(リーハイ大学)
- ポール・ジョージ(フレズノステイト大学)
- ジャ・モラント(マレーステイト大学)
NBAドラフト指名者はハイメジャー校出身で埋め尽くされる。一方、スター選手は意外にもミッドメジャー出身だったりする。
米国の大学への留学方法
米国の大学への進学は一般的に「エッセイ(自己PR文)」「高校の成績(GPA)」「テストスコア(TOEFL/SAT/ACT等)」「推薦状」「銀行口座の残高証明書」が求められる。エッセイは「高校生活で何を頑張ってきたか」「大学で何を学びたいか」「将来の夢」等の自己アピール文である。高校成績は日本の高校の10段階評価をGPAに換算する。テストスコアは英語力の証明としてよく求められる。時に推薦状も必要だ。一方、大半の日本の高校教員は米国の大学の正規入学の方法を知らないだろう。実際、俺の場合(公立高校→米国四年制大学卒業)も「提出物: 高校の担任教諭が留学エージェントのサンプルを参考に作成」「エッセイ/テスト/面接: 留学エージェントの対策講座」「奨学金獲得(合計500万円程度): 留学エージェントのコネ」でやり遂げた。詰まる所、留学は留学エージェントが必須だ。相談だけでも思いもよらない案の教示で価値はある。
実は多くの留学エージェントは東南アジアの語学学校しか取り扱っていない。そんな中、上記の通り、留学情報館は多様なパターンの留学に対応している。最近は「短大→名門大学編入」や「海外出稼ぎ」等のサポートもある。留学先も北米-オセアニア-欧州等様々だ。そして、カウンセリングは無料だ。
関連記事
NCAA基礎講座
大学一覧
バスケ留学解説
NCAAの視聴方法
参考
UCLA Was in ‘Significant Debt’ Before Big Ten Move, Athletic Director Says(si.com)
Research: Switching Conferences a Big Gamble for Colleges(athleticbusiness.com)
視聴方法
2021-22 CBS college basketball schedule: CBS Sports and CBS Sports Network to show more than 280 games(cbssports.com)
ACC, ESPN partner for new conference channel(espn.com)
Big Ten announces six-year deal with ESPN, Fox Sports worth $2.64 billion(chicagotribune.com)
Big Ten completes 7-year, $7 billion media rights agreement with Fox, CBS, NBC(espn.com)
ESPN Pays $2.25 Billion For SEC Rights(bleacherreport.com)
SEC, ESPN strike 10-year deal for college football, basketball starting in 2024(espn.com)
Big 12 Announces New Media Rights Deal With ESPN & FOX Sports Media Group(big12sports.com)
State of the Pac-12: What hiring George Kliavkoff means for TV rights, CFP expansion, NIL and more(espn.com)
BIG EAST, FOX Sports Extend Sales Partnership Agreement(bigeast.com)
BIG EAST Expands FloSports Streaming Agreement to Include 600 Events(bigeast.com)
Big East Will Change Name to American Athletic Conference(bleacherreport.com)
American Athletic Conference and ESPN Agree to 12-Year Media Rights Extension(theamrican.org)
カンファレンス再編
Texas, Oklahoma were to pay a steep price for leaving Big 12 early. That’s not how it turned out(usatoday.com)
Pac-12 Releases Statement on USC, UCLA Departures(si.com)
Ushering in a new era, the Pac-12 Conference strengthens its legacy by welcoming four respected academic and athletic universities(pac-12.com)
Pac-12 Conference and Utah State University Unite to Advance the New Era of the 100-Year-Old Legacy(pac-12.com)
Pac-12 Conference and Gonzaga University Unite to Build a Basketball Powerhouse, Advancing the New Era of the Conference’s 100-Year Legacy(pac-12.com)
Memphis, Tulane, USF, UTSA commit to AAC amid Pac-12 interes(espn.com)
Mountain West Officially Welcomes Hawaiʻi as a Full-Time Member(themw.com)
Mountain West Officially Welcomes Grand Canyon University(themw.com)
Potential ACC Split Is a Reminder College Sports Runs on Business Calculations(si.com)
Source: Florida State among 4 ACC schools against adding Cal, Stanford(espn.com)