概要
- NCAA: 全米最大の大学体育協会
- NAIA: 第二の大学体育協会
- NJCAA: 全米短大体育協会
大学体育協会は大学スポーツの運営組織だ。そして、大学体育協会はアメリカ国内に複数存在する。
NCAA: 全米最大の大学体育協会
基本情報
- 名称: National Collegiate Athletic Association
- 所属校: 約1200校
※バスケ部運営: 約1100校 - ディビジョン: 3部制
- 主催競技
男女: バスケ/クロスカントリー/ゴルフ/体操/アイスホッケー/ライフル/ラクロス/スキー/サッカー/水泳/テニス/陸上競技/バレーボール/水球
男: 野球/アメフト/レスリング
女: ビーチバレー/陸上ホッケー/ボート/ソフトボール - 本部: インディアナ州インディアナポリス
- HP: https://www.ncaa.com/
NCAAは全米最大の大学体育協会だ。所属校は常に約1200校程度で推移している。ディビジョンは3部制が敷かれている。主催競技は合計21種類(王者決定戦90種)だ。
ディビジョン
ディビジョン | 所属校 (大学規模) | 条件 (予算) | 男子バスケ部 奨学生枠 |
DivisonⅠ D1 | 360校 (大~小) | 難 (多) | 最大13名 |
DivisonⅡ D2 | 300校 (中~小) | 中 (中) | 10名 |
DivisonⅢ D3 | 300校 (中~小) | 易 (少) | 0名 |
現在、NCAAは3部制を敷いている。そして、所属は大学の意向(運動部の予算)で決まる。NCAAは各ディビジョンの所属条件を設けている。最たる例は運営部数(NCAA D1→男女計14部以上/NCAA D3→10部)だ。一方でルールもディビジョン間で多少異なる。詰まる所、上位ディビジョンはより大きな予算が必要となる。その結果、「上位ディビジョン: 大規模校」「下位ディビジョン: 小規模校」の傾向がある。
カンファレンス
- カンファレンス: 運動競技用大学連盟
- カンファレンス数(男女バスケ部)
NCAA D1: 32→31(2024-)*
NCAA D2: 23
NCAA D3: 43 - 所属校数: 8~16校
- インディペンデント: 無所属
NCAA D1男子バスケ→カンファレンス所属必須
各ディビジョンにはいくつものカンファレンスが組織されている。カンファレンスは大学間のスポーツ競技のための大学連盟だ。通常、同じ大学の部活は同じカンファレンスに所属して試合や競技大会を戦う。一方、いくつかの部活は様々な事情で別カンファレンス所属やインディペンデントとなる。例えば、ノートルダム大学は「大半の部活→ACC」「男子アイスホッケー→B1G」「アメフト→インディペンデント」で活動している。
全ディビジョン共通で所属カンファレンスは「競技力」「収益」「ブランディング」等で重要になる。特にNCAA D1のフットボールでは「FBS-パワーカンファレンス>FBS-グループ・オブ・ファイブ or インディペンデント>FCS」の明確な序列が存在する。バスケットボールでも「ハイメジャー」「ミッドメジャー」「ローメジャー」の大別がある。
スケジュール(男女バスケ部)
レギュラーシーズン (ノンカンファレンス期) | レギュラーシーズン (カンファレンス期) | ポストシーズン | |
D1 | 11試合前後 (10~12月下) | 18試合前後 (1~3月中) | 2月下~4月上 |
D2 | 8試合前後 (11~12月中) | 18試合前後 (1~2月中) | 2月下~3月中 |
D3 | 5試合前後 (11~12月上) | 18試合前後 (1~2月中) | 2月下~3月中 |
男女バスケットボールのスケジュールは3ディビジョン共に概ね同じだ。NCAAトーナメントはディビジョンごとに行われる。NCAA D2とD3の場合、冬休み期間(12月中旬~1月上旬)は「施設開場費節約」と「クリスマス文化尊重」でしばしばブレイク期間となる。
NAIA: 第二の大学体育協会
基本情報
- 名称: National Association of Intercollegiate Athletics
- 所属校数: 約250校
- ディビジョン: 2→1部制(2020-21)
- 本部: ミズーリ州カンザスシティ
- HP: http://www.naia.org/
NAIAは小規模校中心の大学体育協会だ。ディビジョンは2020-21から1部制になった。毎年3月にはNAIAトーナメントがミズーリ州カンザスシティで開催されている。そして、歴史はNCAAよりも古い。同協会は1937年開催の全米初の大学No.1決定戦NAIBの大会組織委員会を源流としている。しかも、ジェームス・ネイスミス博士も名を連ねている。
競技レベル
競技レベルは概して「NAIA=NCAA D2」と言われている。NAIA校のNCAA D1校戦勝利は毎年1~2回程起こっている。一部の選手は「学業」「コーチやチームとの相性」「費用」「宗教や思想」等の理由でNCAA D1校を蹴ってNAIA校へ進学している。「NAIA→NCAA D1強豪校」編入もある。
NAIA校出身のNBA選手
過去のNAIA to NBA選手
- テリー・ポーター
- スコッティ・ピッペン
- デニス・ロッドマン
- ロイド・フリー(グリフォードカレッジ/1972-75)
- リック・マホーン(ハンプトン大学/1976-80)
- ジャック・シクマ(イリノイ・ウェズリアン大学)
- ダニエル・サンティアゴ(セイント・ビンセント大学)
- マイク・ペンバーシー(ザ・マスターズ大学)
- エトリック・ボハノン(オーバン大学モンゴメリー校)
1970~80年代、NAIA校は現在のNCAA D1ミッドメジャー校的立ち位置だった。相当数の当時のNAIA校が現在NCAA D1校として活動している。そのため、当時、NAIA to NBAは然程珍しくなかった。
NAIA to NBA選手の可能性
NAIA to NBAの可能性 |
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EJ・オヌー(EJ Onu) NAIA D1シャウニーステイト大学(2017-21) GLテキサス・レジェンズ&メンフィス・ハッスル(2021-22) GLメンフィス・ハッスル&サンタクルーズ・ウォリアーズ(2022-23) |
カイル・マンゴス(Kyle Mangas) NAIA D2インディアナ・ウェズリアン大学(2017-21) GLインディアナ・マッドアンツ(2023-) |
マイルズ・バーンズ(Miles Burns) NAIA D1ロヨラ大学(ニューオーリンズ)(2018-22) NCAA D1ミシシッピ大学(2022-23) GLラプターズ905(2023-) |
ライリー・ミニックス NAIAサウスイースタン大学(2019-23) NCAA D1モアヘッドステイト大学(2023-24) NBAサンアントニオ・スパーズ2ウェイ契約(2024-25) |
NAIA to NBAは絶滅危惧種級にレアだ。特に最近はめっきりいない。一方、近年、久しぶりのNAIA校出身のNBA選手誕生の兆しが現れている。EJ・オヌーは2020-21にシャウニーステイト大学をNAIA優勝に導き、自身は2年連続のNAIAのオールアメリカンに選出され、2021-22にGリーグでプレーした。カイル・マンゴスは2023-24にGリーグでプレーする。そして、2024-25、ライリー・ミニックスがNBAデビューを果たした。
日本人/日系人選手
- ウォレス・アングウィルク(Wallece Ungwiluk): ムルトノマ大学(2018-23)
- 田中力(2022-23/べセル大学)
今までに何人もの日本人プレーヤーがNAIAでプレーしている。おそらく現役プレーヤーもいるはずだ。
その他
- ジョシュ・ハワード(ノーステキサス大学ダラス校)
- ケニー・アンダーソン(フィスク大学)
- デニス・ホプキンス(ルーデス大学)
- ディー・ブラウン(ルーズベルト大学)
現在、いくつかのNAIA校では元NBA選手がHCを務めている。
NJCAA: 最大の短大体育協会
概要
- 名称: National Junior College Athletic Association
- 所属校: JUCO
- 所属校数: 約500校
- ディビジョン: 3部制
- 本部: ノースカロライナ州シャーロット
- HP: http://www.njcaa.org/landing/index
NJCAAは米国内の短期大学のスポーツを三部制で統括している。毎年NJCAAトーナメントも開催されている。
ディビジョン-ディストリクト-リージョン-カンファレンス
ディビジョン
NJCAAもNCAAと同様に所属校をディビジョンⅠ、ディビジョンⅡ、ディビジョンⅢに分類している。
リージョン
NJCAAはカンファレンス制の代わりに地理的区分のリージョン制を採用している。各校はキャンパスの立地で計24区分のいずれかのリージョンにほぼ強制的に加入させられる。例えば、アリゾナ州の短大はいずれのディビジョンでもリージョン1の所属になる。また、一部の州はNJCAA管轄外でリージョンを設定されていない。そのため、カリフォルニア州の短大は独自にCCCAA(California Community College Athletic Association)を組織している。ハワイ州、アラスカ州、メイン州、バーモント州、ニューハンプシャー州の短大は独自の大学体育協会やスケジュールを組んでいる。しかも、一部のリージョンはディビジョン1を持っていない。例えば、リージョン3はD2とD3だけだ。つまり、ディビジョンも地理的理由で勝手に決められてしまう。
一応、カンファレンスもNJCAAのシーズン構造改革前の名残で形骸的に存在する。実際、現場ではリージョンがカンファレンスと呼ばれている。
ディストリクト
- 独自ディストリクト
13リージョン - 合同ディストリクト
リージョン10、19、20→アトランティック・ディストリクト
リージョン4&16→ミッドウェスト・ディストリクト
リージョン11&13→ノースセントラル・ディストリクト - ディストリクト無し(=D1無し)
リージョン3、12、15、21
さらに、NJCAAは「ディストリクト」区分を設けている。NJCAA D1の男子バスケットボールの場合は「大規模リージョン→単独ディストリクト」「中規模リージョン→合同ディストリクト」「小規模/例外的リージョン→ディストリクト無し」の計16区分となっている。一方、NJCAA D2の男子バスケットボールの場合は「リージョン12のA、B、Cの3分割分」や「リージョン16と24の『16Aと24A』『16Bと24B』の混合」で計15区分となっている。
スケジュール
- プレシーズン
- レギュラーシーズン(11~2月)
ノンカンファレンスシーズン(11~12月)
カンファレンスシーズン(1~2月) - ポストシーズン(2~3月)
リージョナルトーナメント
ディストリクトトーナメント
NJCAAトーナメント
NJCAAも例に漏れずレギュラーシーズンとポストシーズンを採っている。RSは自由スケジュールのノンカンファレンス期と所属リージョンのリーグ戦のカンファレンス期となっている。その後、ポストシーズンはリージョントーナメントとディストリクトトーナメントからスタートする。ディストリクトトーナメント優勝校はNJCAAトーナメントの出場権を獲得できる。そして、集大成の大会がNJCAAトーナメントだ。同大会は「各ディストリクト王者16校」と「大会組織委員会推薦8校」の合計24校でNJCAA校王者を決める。出場校は1~24位のシード順位に振り分けられる。上位1~8位は1回戦を免除される。9位以降は「9位 vs 24位、8位 vs 23位…」といった具合に最上位と最下位の組み合わせとなる。
最大の特徴: リクルートの場
短大の競技レベル
Excellent start to the day with several high-level games early on at the All-American JUCO Showcase Invitational in Atlanta. Over 200 college coaches have already been in the building today. pic.twitter.com/RV1O3Ozheu
— JUCO Showcase (@JUCOShowcase) July 10, 2021
短大の競技レベルはNCAA D1-2級だ。多くの選手は競技力不足以外の理由で短大に通っている。毎年100~200名の短大生がNCAA D1校に編入し、逆に相当数のNCAA D1生が色々な事情でJUCOにやってくる。しかも、将来のNBA選手も紛れている。JUCO to NBAもあり得る。2020年、ジェイ・スクラブがジョン・エー・ローガン短大から直接NBAドラフト指名を受けた。そのため、短大はリクルートの場として機能している。現に短大生のリクルートランキングが存在する。また、短大生選抜キャンプがカレッジコーチの前で行われている。しかも、多くのカレッジコーチ達は「カレッジバスケットボールの強さ=部員の年齢」と定説から高校生よりも短大生を好んでリクルートしている。20歳前後の1歳差の成長度合いは大きい。17~18歳は「心身の未熟さ」「バスケットボールの理解度」「大学生活の順応性」等の懸念事項を抱えている。一方、20歳前後は数年間のカレッジアスリート生活の経験と心身の成熟度で即戦力の可能性を秘めている。実際、短大編入生軍団の成功例は1960年代のジェリー・ターケニアンのロングビーチステイト大学にまでさかのぼる。
NCAA D1級選手の短大入学理由
学業不振
最大の理由が学力不足だ。NCAA D1~3は一定の学力基準を選手資格の条件に盛り込んでいる。一方、短大の学力基準は実質的に存在しない。一部はNCAA D1校進の内定を得ながら学力向上のために短大に通っている。留学生の場合、そもそも学力判定自体が「自国の高校の成績表無し」「NCAA指定のテスト未受験」等で不能になる。そのため、相当数はNCAAの判定基準の学業成績獲得のために短大に進学している。
学費
次が学費だ。米国の大学費用は社会問題レベルに高額になっている。四年制大卒の平均的な学資ローン額は600万円だ。一方、概して短大の費用は少なくとも四年制大学よりは安い。そのため、多くの学生アスリートは少額の奨学金やウォークオンのオファーを蹴って自宅通学範囲の短大を選んでいる。
素行不良
そして、素行不良も多い。
プレータイム
プレータイムも理由の1つだ。NCAA D1とD2選手は原則的に在学5年間で4シーズンしかプレーできない。計1分の出場も1シーズン分の選手資格として扱われる。つまり、1シーズンは貴重だ。そのため、多くの選手がNCAA D1のローテ外よりも短大のスターターを選んでいる。
短大→四年制大学編入の難易度
NCAA D1男子バスケットボールのスポーツ奨学生は最大13名/チームで米国高校バスケ部員の1%程だ。加えて、近年、留学生が世界中から山ほどやってくる。しかも、2021年以降、競争率はNCAAのコロナ救済措置の追加エリジビリティで上昇している。2020年10月、NCAAは「2019‐20の新型コロナウィルス起因のシーズン中止+先行き不透明」の配慮から四年制大学&短大アスリートに「1シーズン/在学1年」の選手資格追加を発表した。2020年秋時点の大学生はNCAA D1&D2で「5シーズン/在学6年間」プレーできる。本来は「4シーズン/在学5年」だ。要するに、四年生は退部せずにもう1シーズンプレーできる。そして、裏を返せば、奨学金枠が空かずにニューカマーにまわってこない。つまり、奨学金枠が通常の4~5学年から5~6学年間で争われるようになったのだ。
JUCO出身者
NBAプレーヤー
- ジョン・スタークス
- スティーブ・フランシス
- ラリー・ジョンソン
- ショーン・マリオン
- ジミー・バトラー
短大出身のNBAプレーヤーは星の数ほど存在する。多くは短大からNCAA D1校を経てNBA入りする。その中にはNBAでオールスターに選ばれた選手も数多く存在している。現役選手の代表格はジミー・バトラーだ。
日本人短大出身選手
- 谷口大智選手(アリゾナウェスタン大学)
- 早川ジミー選手(アリゾナウェスタン大学)
- 富永啓生選手(レンジャーカレッジ)
JUCOでプレーした日本人はぼちぼちいる。
- スポーツポイント→公式オンラインストア
- 楽天ポイント→楽天市場店
- PayPayポイント→Yahoo!店
- Pontaポイント→au PAY マーケット店
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その他の大学体育協会
- NCCAA: キリスト教系
- CCCAA: カリフォルニア州短大
- USCAA
- ACCA: キリスト教系
NCCAA(National Christian Collegiate Athletic Associtation)
NCCAAはキリスト教系大学向けの大学体育協会だ。最近では元NBAオールスターのジョシュ・ハワードがピードモント・インターナショナル大学でHCを務めていた。また、現NCAA D1ガードナーウェブ大学は2000-01&2001-02に一時的にNCAA D2からNCCAAに移籍していた。
CCCAA(California Community College Athletic Association)
- オローニ短大: 田渡凌選手
- イーストロサンゼルス短大: 「ラスト・チャンス(バスケ編)」舞台
CCCAAはカリフォルニア州の短大の大学体育協会だ。同州は州内だけでも十分な学校数がある。そのため、独自の体育協会が組織されている。実力はNJCAAと同程度だ。
USCAA(United State Collegiate Athletic Association)
USCAAは75校程度の大学体育協会だ。四年制大学、コミュニティカレッジ、ジュニアカレッジが混在している。
補足情報
大学体育協会間の交流
- 別大学体育協会所属校同士の試合
- 大学体育協会の移籍
- 複数の大学協会加盟
ネブラスカ・ウェズリアン大学(~2016): NCAA D3&NAIA加盟
ニューヨークステイト大学デルハイ校(2016~17): NAIAとUSCAA - 合同のカンファレンス
NEIC
セントジョセフカレッジ(USCAA)
メイン大学フォートケント校(USCAA)
NYステイト大学デルハイ校(NAIA&USCAA)
ビラマリア大学(USCAA)
フィッシャー大学(NAIA)
大学体育協会同士の仲は良好だ。NCAA校-NAIA校の試合も行われる。2021年にはスモール・カレッジ・バスケットボール・チャンピオンズ・クラシック(NCAA D2、NCAA D3、NAIAから4校ずつ招待)も開催された。その他に「大学体育協会の移籍」「複数の大学体育協会所属」「合同カンファレンス」の事例も存在する。
大学体育協会無所属
一部の大学は運動部を持っていない。例えば、故スティーブ・ジョブスのリードカレッジ(Reed College)の場合、バスケ部はどこの大学体育協会にも所属しておらず、在学生全員が練習に気軽に参加でき、試合の対戦相手は近所の大学や社会人チームとなっている。
NCAA離脱論
- NCAA DivisionⅠ
Football Bowl Subdivision(FBS)
→Power 5(ACC/B1G/BIG12/Pac-12/SEC)
→Group of Five
Football Championship Subdivision(FCS) - NCAA DivisionⅡ
- NCAA DivisionⅢ
実はフットボールサブディビジョン or パワーカンファレンス独立論が日に日に強まっている。アメリカンフットボールの場合、NCAA D1内にFBSとFCSの2つのサブディビジョンが存在する。そして、現在、NCAAがFBSとその他を統一のルールで管理できなくなっている。主な理由は両者の実力と経済力の大きな差だ。2020年12月、ザ・ナイト・コミッションがNCAA会長マーク・エマート(Mark Emmert)にFBS or パワーカンファレンス独立案を直談判した。同グループは大学学長やアスレティックディレクターで構成されるワーキンググループだ。
米国の大学への留学方法
米国の大学への進学は一般的に「エッセイ(自己PR文)」「高校の成績(GPA)」「テストスコア(TOEFL/SAT/ACT等)」「推薦状」「銀行口座の残高証明書」が求められる。エッセイは「高校生活で何を頑張ってきたか」「大学で何を学びたいか」「将来の夢」等の自己アピール文である。高校成績は日本の高校の10段階評価をGPAに換算する。テストスコアは英語力の証明としてよく求められる。時に推薦状も必要だ。一方、大半の日本の高校教員は米国の大学の正規入学の方法を知らないだろう。実際、俺の場合(公立高校→米国四年制大学卒業)も「提出物: 高校の担任教諭が留学エージェントのサンプルを参考に作成」「エッセイ/テスト/面接: 留学エージェントの対策講座」「奨学金獲得(合計500万円程度): 留学エージェントのコネ」でやり遂げた。詰まる所、留学は留学エージェントが必須だ。相談だけでも思いもよらない案の教示で価値はある。
実は多くの留学エージェントは東南アジアの語学学校しか取り扱っていない。そんな中、上記の通り、留学情報館は多様なパターンの留学に対応している。最近は「短大→名門大学編入」や「海外出稼ぎ」等のサポートもある。留学先も北米-オセアニア-欧州等様々だ。そして、カウンセリングは無料だ。
まとめ
- NCAA: 全米最大の大学体育協会
- NAIA: 第二の大学体育協会
- NJCAA: 全米短大体育協会
大学体育協会は大学スポーツの運営組織だ。そして、大学体育協会はアメリカ国内に複数存在する。
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NCAA基礎講座
大学一覧
バスケ留学解説
NCAAの視聴方法
参考
Fast Facts: Educational institutions(nces.edu.org)
Fast Facts: Back to school statistics(nces.edu.org)
Men’s Basketball(reed.edu)
NCAA MEMBER SCHOOLS(ncaa.org)
第2回奨学生の近況報告(slumdunk-sc.shueisha.co.jp)
NAIA to Combine Basketball Divisions(naia.org)
NAIA Players in the Pros – NBA(naia.org)
For ’73 Team, a Reunion 50 Years in the Making(guilford.edu)
Two-time NAIA All-American EJ Onu to explore transfer market(espn.com)
Wallace Ungwiluk(gomulions.com)
JOSH HOWARD(piubruins.com)
2012-2013 Gardner-Webb Men’s Basketball Digital Guide(issuu.com)
Small College Basketball Announces the Creation of the SCB Champions Classic, Hosted by Northern State(nsuwolves.com)
NWU gives up NAIA status, will join IIAC(d3sports.com)
Unique Dual-Association Athletics Conference Established(naia.org)
Knight Commission endorses FBS split from NCAA(espn.com)
Why we may be reaching a tipping point for the Power Five to break away from the FBS(cbssports.com)
Eito Yuminami(sports-reference.com)