【NCAA】ゼイビア大学

うい。


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※全て参考文献付き

そして、各大学の記事は「近年の話」「チーム史」「現地観戦情報」の構成で各チーム(男子バスケ部)について紹介している。


ちなみに、俺達が記事にしている大学は実際に訪れた場所だけだ。もし俺達に紹介してほしい大学がある場合、サイドバーやフッターの投げ銭から1校につき現地観戦費用5万円で現地訪問して記事にするので、「遠戚を訪ね周る」「中高時代の同級生に急に連絡する」「プロミスに駆け込む」なりで都合をつけてくれ。

と言うことで、今回はシンシナティのもう1つの強豪ゼイビア大学についてだ。

ゼイビア大学

基本情報

名称: Xavier University
愛称: Musketeers
所属: ビッグ・イースト・カンファレンス
2019-20: 19勝13敗
2018-19: 19勝16敗NIT

Men's Basketball
The official Men's Basketball page for the Xavier University Musketeers

近年の話: 新HCは注目すべき若手コーチの1人か!?

トラビス・スティール(Travis Steele)は注目すべき若手コーチの1人かもしれない。


スティールは2018年にACからHCに昇格した。通常、HCの交代が交代した場合、多くの選手が転校を表明する。と言うのも、彼らはリクルート時にHCからプレータイムや役割を約束されて入学してきているからである。しかも、スティールはNCAA D1のHCの経験の無いHCだ。選手達は不安は一層強かったに違いない。


しかし、2018-19、多くの選手達は残った。その中には2020年にニューオーリンズ・ペリカンズと契約したナジ・マーシャルもいる。そして、スティールはシーズンを勝ち越しで終えることに成功し、さらには2019年のリクルートにも成功した。もしかしたらスティールは人望に厚い人物の可能性がある。

注目選手: ポール・スクラグス(191cm/コンボガード/4年/#1)

WATCH | Paul Scruggs Scores 23 in Butler Win

ゼイビア大学の注目選手はポール・スクラグス(Paul Scruggs)だ。スクラグスは本来はPGの役割をこなすハンドラーなのだが、スリーポイントアーチの外でコートをストレッチさせる役目も担えるため、非常に使い勝手が良い。NBAプロスペクトでは無いが、今後の活躍次第では2巡目指名~ドラフト外から2ウェイ契約まではあり得るだろう。スティールがリクルートした元フォースターガードのKyKy Tandyも面白い存在だ。

ビッグ・イースト・カンファレンス

詳細

名称: Big East Conference
愛称: Big East
設立: 1979年
所属校: 10校
HP: https://www.bigeast.com/

所属校(大まかな所在地)※太字は注目のチーム
St. ジョーンズ大学(NYC) は1943年と1944年に当時はNCAAトーナメントよりも格式が高かったNITを連覇した古豪だ。MSGをホームアリーナとして使用している。
シートン・ホール大学(NYC)はニュージャージー・ネッツが使用していたアリーナを使用している。19-20シーズンはチーム史上ベストのチームだった。
ジョージタウン大学(ワシントンD.C.) はパトリック・ユーイング(現HC)やディケンベ・ムトンボ等のレジェンドセンターを輩出したビッグマンの登竜門だ。アイバーソンの母校としても有名である。
ビラノバ大学(フィラデルフィア) は2016年と2018年にNCAAトーナメントを制覇した。HCのJay Wrightは非常に目利きの優れた人物で近年はNBAに優秀なロールプレーヤー達を多数輩出している。
コネチカット大学(コネチカット州)は過去に4回もNCAAトーナメントを制覇した元超強豪だ。2020年にアメリカン・アスレティック・カンファレンスから移籍してきた。
バトラー大学(インディアナポリス) はブラッド・スティーブンスが率いて2年連続でNCAAトーナメント準優勝を果たした。
ゼイビア大学(シンシナティ) はデビッド・ウェストの母校だ。
デポール大学(シカゴ) は長らくプログラムに力を注いでいなかった。しかし、近年はリクルートに成功している。
マーケット大学(ミルウォーキー)はドウェイン・ウェイドやドック・リバースを輩出した。
クレイトン大学(ネブラスカ州オマハ)のダグ・マクダモートの父がHCを務めている。今後、注目すべきチームの1つだ。

ビッグ・イースト・カンファレンスは東海岸の強豪が集まったカンファレンスだ。近年の勢力図はビラノバ大学は全米トップクラスに強いが、その他はNCAAトーナメントで1回勝てるかどうかレベルだった。が、19-20シーズンはトップ25に常に3校位が名を連ねていた。ちなみに、ビッグ・イースト・カンファレンスは新旧2つある。旧ビッグ・イースト・カンファレンス(現アメリカン・アスレティック・カンファレンス)からフットボール部を登録していなかった大学が離脱して立ち上げたのがこの新ビッグ・イースト・カンファレンスだ。

チーム史

ピート・ギレン時代(1985-94): NCAAトーナメント常連校に

主な実績
  • スウィート16(1990)
  • NCAAトーナメント出場×7(1986~91、93)

NCAAトーナメント常連校へ(1985-90)

1985年、ピート・ギレン(Pete Gillen)がHCに就任した。ギレンはビラノバ大学を全米優勝に導いたローリー・マッシミーノ(Rollie Massimino)やノートルダム大学でファイナル4に進出したディガー・フェルプス(Digger Phelps)に学んだ人物だ。


ギレンは就任初年度の1985-86にミッドウェスタン・カレッジエイト・カンファレンス(MWCC)を制覇してチームを同大史上2度目のNCAAトーナメントに導き、一方では地元シンシナティでタイロン・ヒル(NBAオールスター)を見つけ出し、セントラルフロリダ大学からスタン・キンブロー(バッドボーイズ)を編入させることにも成功した。


そして、1989-90、4年生のヒルとギレンの見つけ出した選手達はレギュラーシーズンを23勝3敗の超好成績で終え、シーズン後半は常にAP通信で25位以内に評価されていた。その後、ムスタングスは5年連続のNCAAトーナメント出場を果たし、2回戦でアロンゾ・モーニングとディケンベ・ムトンボを擁するジョージタウン大学を撃破して当時の同大史上最高位のスウィート16進出を成し遂げた。

ミッドメジャー校史上屈指のNBA選手量産工場へ(1990-94)

デレク・ストロング(1987-90): 1990年2巡目47位
アーロン・ウィリアムス(1989-93)
ブライアン・グラント(1990-94): 1994年1巡目8位
マイケル・ホーキンス(1991-95)
ラリー・サイクス(1991-95)

その後のゼイビア大学はNBA選手量産工場と化した。ギレンは、残念ながらNCAAトーナメントで結果を残すことはできなかったものの、多くの選手をNBAに送り出した。特にブライアン・グラントに至ってはロッタリーピックでNBA入りを果たした。

スキップ・プロッサー時代(1994-2001): ハイメジャーへの移行に成功

主な実績
  • NCAAトーナメント出場×4(1995、97、98、2001)
  • デビッド・ウェストのリクルート
  • ハイメジャーへの移行

1994年、スキップ・プロッサー(Skip Prosser)がHCに就任した。プロッサーはギレンの下でACを長らく務めており、1993年にロヨラ大学(メリーランド)のHCに就任したのだが、ギレンがプロビデンス大学からのオファーを受けてHC職が急遽空いてしまったため、大学がプロッサーを引き戻した。


1995年、ゼイビア大学はミッドウェスタン・カレッジエイト・カンファレンスから当時はハイメジャーカンファレンスだったアトランティック・10・カンファレンスへと移った。初陣となった1995-96はハイメジャーの洗礼を受けて負け越しを喫したが、翌1996-97、編入生のトレイ・ブラッグス(1998年2巡目57位)とジェームス・ポージーの活躍でムスタングスはA10内をレギュラーシーズン1位で切り抜けてあっさりとハイメジャー校への移行を成し遂げた。


1997-98、ブラッグスとポージーの強力なインサイド陣を軸に再びA10を制覇したチームは、一時期はAP7位に評される程だったが、NCAAトーナメントでは1回戦でワシントン大学にアップセットを食らい、就任4シーズンで3回目の下位ラウンド敗退を喫した。


その後、プロッサーは当時トップ高校生の1人だったロイド・プライスと後に同大史上最高選手となるデビッド・ウェストをリクルートしするも、チームは2年連続でNCAAトーナメント出場を逃した。


しかし、2000-01、ウェストとプライスにライオネル・チャルマーズ(2004年2巡目33位)とロメイン・サト(有望な高校生)が加わったムスタングスは当時の大学史上最もタレントに溢れたチームとなった。そして、チームは再びNCAAトーナメント出場を果たしたが、再び1回戦で姿を消した。

サド・マッタ時代(2001-04): トーナメントでの結果をもたらす

主な実績
  • エリート8(2004)

2001年、サド・マッタ(Thad Matta)がHCに就任した。当時、マッタは2000-01にバトラー大学を率いてゼイビア大学が去った後のMWCCを制覇した新進気鋭の人物だった。


結論から言えば、マッタの登用は成功だった。2002-03、デビッド・ウェストはオスカー・ロバートソン・トロフィー(ベストSF賞)を獲得するパフォーマンスでA10を15勝1敗と圧倒し、当時の同大史上最高位の第3シードでNCAAトーナメント出場を果たし、翌2003-04、チャルマーズとサトの活躍でエリート8進出を果たし、ゼイビア大学は念願だったNCAAトーナメントでの結果を手にした。


しかし、2004年、マッタはオハイオステイト大学に移ってしまった。マッタはそれまでゼイビア大学に留まるとメディアに公言していた。故に、結果的にマッタはファンを裏切る形でシンシティを後にした。

ショーン・ミラー時代(2004-09)

工事中

クリス・マック時代(2009-18)

主な実績
  • エリート8(2008、16)
  • スウィート16(2009、12、15)

クリス・マック(Chris Mack)がHCに就任した。マックはチームをエリート8とスウィート16に2度ずつ導いた。


一方、マック時代のベストリクルートはセマジ・クリストンだったが、クリストンがプレーしていた2012-14はあまり芳しい成績を残せなかった。2014年、クリストンは2巡目55位でオクラホマシティー・サンダーに指名された後、2016-17にRS64試合+プレーオフ2試合に出場した。


その後、マックはスキャンダルでHCリック・ピティーノが解雇されたルイビル大学のHCとなった。

現地観戦

チケット

同大はパワーカンファレンスに所属しているため、試合によってはチケットが売り切れる可能性もある。だから、チケットの購入は会場では無く、 TicketmasterStubHubVIVIDSETAS、公式サイト等で事前に購入するのがオススメだ。

ホームアリーナ

基本情報

名称: Cintas Center
住所: 1624 Herald Ave, Cincinnati, OH 45207

​ホームアリーナはのシンタス・センターはキャンパス内にある。キャンパス↔ダウンタウンはローカルバスで行けるが、運行本数は少ないので、配車サービスを使ったほうが良いだろう。

カレッジギア

大学のグッズの購入はキャンパス内のブックストア(カレッジストア)がオススメだ。場所はグーグルマップで「大学名 bookstore」で検索すれば出てくる。


ブックストアは書店では無い。ブックストアはアパレルと日用品が売られている雑貨屋だ。と言うのも、アメリカの大学生は基本的に寮やキャンパス付近での生活を強いられるため彼らの生活に必要となるアイテムが置いてあるのである。


ちなみに、カレッジのアイテムはアリーナでも買える。が、品揃えは良くない。時間があれば是非ともキャンパス内or付近のブックストアに立ち寄ることを俄然オススメする。

まとめ

ゼイビア大学はHCの交代の度に綺麗に一段ずつステップアップしている。もし現HCのトラビス・スティールがこの系譜を引き継いだ場合、次はファイナル4進出が妥当だが、果たしてどうなるだろうか。

関連記事

オハイオバレーエリア

参考

Xavier Musketeers School History(sports-reference.com)
Xavier great Stan Kimbrough talks ‘Bad Boys,’ Bob Huggins, Byron Larkin and more(theathletic.com)
Welcome back Matta?: 16 years later, Xavier fans can’t agree(theathletic.com)

ダイハードオタク話(有料)

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