NBA&カレッジギアを買う方法

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カリフォルニア大学
基本情報
名称: University of California, Barkley
愛称: Golden Bears
所属: Pac-12 Conference
2020-21: 9勝20敗
2019-20: 14勝18敗(NCAAトーナメント中止)
近年の話: 前任者は2季で交代
最近のカリフォルニア大学バークレイ校は例年以上に低迷を続けている。同大は強豪パック-12・カンファレンスに所属していながらもアカデミックを重視しているため「成績はNCAAトーナメント出場」「NBA選手輩出は5年に1名」で上出来なのだが、今まではジェイソン・キッドやジェイレン・ブラウンといったスーパーマンのような学生が入学していたためにそれなりにやれていたものの、最近の成績は看過できない非常に厳しい状況が続いている。実際、前任者ワイキング・ジョーンズ(Wyking Jones)はパック12内で5勝31敗で僅か2季目にして交代となった。現HCのマーク・フォックス(Mark Fox)も就任後の2シーズンはパック12内10勝28敗と苦闘している。
パック-12・カンファレンス
名称: Pac-12 Conference
愛称: パック12
設立: 1915年
所属校: 12校
放送: Pac-12 Network/ESPN/CBS
HP: pac-12.com
所属校(大まかな所在地)※太字は重要校 |
UCLA(ロサンゼルス)は1967~73年の7連覇を含む合計11回のNCAAトーナメント制覇を誇る超名門だ。 |
USC(ロサンゼルス)はUCLAと双璧を成すLAの名門大学だ。最近ではUCLAよりもリクルートに強い。 |
アリゾナ大学(アリゾナ州ツーソン)は1990年代にPac-12を代表するパワーハウスとなったが、プレー資格の無い選手の起用やリクルートの不正が発覚したためNCAAからの制約を受けて近年は弱体化を余儀なくされた。 |
アリゾナステイト大学(フェニックス)はジェームス・ハーデンの母校として有名だ。 |
オレゴン大学(オレゴン州ユージーン)はNIKEのスポンサードによる高いブランド力で毎年リクルートに成功している。 |
オレゴンステイト大学(オレゴン州コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
ワシントン大学(シアトル)は地元シアトルのキッズをNBA選手に仕立て上げることで有名だ。 |
スタンフォード大学(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。現在は緩やかに下降気味だが、今でもNBA選手をちょいちょい輩出している。卒業生にはコリンズ兄弟(97-01)とロペス兄弟(06-08)の二組の双子ビッグマンがいる。 |
カリフォルニア大学バークレー校(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、最近ではジェイレン・ブラウン等を輩出している。ただ、2018-19はカンファレンス内で1勝もできなかった。 |
コロラド大学(デンバー)はコロラド州史上最高のプレーヤーと評されるチャウンシー・ビラップスの母校だ。 |
ユタ大学(ソルトレークシティー)は1990年代にアンドレ・ミラーやキース・バン・ホーンらを擁して最盛を迎えた。日系人初のNBA選手ワッツ・ミサカ氏の母校でもある。 |
ワシントンステイト大学(ワシントン州スポーケン)はワシントン州の”じゃない方”大学と評されているPac-12の残念なチームだが、2000年代に現バージニア大学HCのトニー・ベネットが就任して一時期は強かった。当時のエースがクレイ・トンプソンである。 |
パック12はアリゾナ大学とUCLAに代表されるカンファレンスだ。ただ、現在の勢力図はワシントン大学とオレゴン大学がリードしている状況となっている。PacはPacific(太平洋)の略で、 同連盟は西海岸で唯一のパワーカンファレンスである。Pac-12は各校共にリクルートは優れているのだが強くは無い。
チーム史
ニブス・プライス時代(1924-54)
- ファイナル4(1946)
- カンファレンス優勝×7(1925、26、27、29、32、44、46)
全米1位評(1926-27)
1924年、卒業生でフットボール部のアシスタントコーチを務めていたニブス・プライス(Nibs Price)がバスケットボール部HCを務めることになった。1926-27、プライスは就任1年目からゴールデンベアーズをパシフィック・コースト・カンファレンス(PCC)優勝に導き、就任5年目までに4度のPCC制覇、1926-27チームは後にプリモ-ポレッタ調査(Premo-Porretta Power Poll)で全米1位の実力があったと評された。
“大々的な”全米No.1を決めるポストシーズントーナメントが始まったのは1930年後半からだ。1938年にNIT、1939年にNCAAトーナメントが開催された。それまではカンファレンスで優勝することが各チームの最終目標だった。Premo-Porretta Power PollとHelmes Foundationはポストシーズントーナメント開催前のシーズンを独自に評価して各シーズンの全米No.1を決める活動である。
全米4位(1945-46)
その後、NITやNCAAトーナメントといったポストシーズントーナメントが誕生した。そして、1945-46、ゴールデンベアーズは7度目のPCC制覇を成し遂げて初のNCAAトーナメント出場を果たし、1回戦でコロラド大学を破ったものの、名将ヘンリー・イバ(Moe Iba)とボブ・カーランド(Bob Kurland)率いるオクラホマA&M大学(現オクラホマステイト大学)に完敗し、3位決定戦でもオハイオステイト大学に敗れて最終成的に4位に終わった。
ピート・ニューウェル時代(1954-60): オスカー・ロバートソンとジェリー・ウェストを撃破して優勝!!
- NCAAトーナメント優勝(1959)
- NCAAトーナメント準優勝(1960)
1954年、ピート・ニューウェル(Pete Newell)がHCに就任した。ニューウェルは1949年にサンフランシスコ大学をNIT優勝に導いた人物だ。1956-57、ニューウェルは噂に違わぬ手腕を発揮してゴールデンベアーズをNCAAトーナメントに導いた。
しかし、ニューウェルの就任以上に大きかったのがダーラル・イムホフの覚醒だった。イムホフはウォークオン(奨学金無し)の学生だったが、見る見るうちに頭角を現して大学4年次にはコンセンサス・オール-アメリカンにまで成長した。
1958-59、イムホフ率いるゴールデンベアーズは3年連続となるNCAAトーナメント出場を果たし、準決勝でオスカー・ロバートソン(シンシナティ大学)、決勝でジェリー・ウェスト(ウェストバージニア大学)を撃破、レジェンド”2タテ”でNCAAトーナメント制覇を成し遂げた。
1959-60、連覇を狙うゴールデンベアーズは難無くファイナル4に進み、準決勝でリベンジを目論むオスカー・ロバートソンをいなして再び決勝戦に進出したが、ジェリー・ルーカスやボブ・ナイト等タレント揃いのオハイオステイト大学に敗れ、連覇まであと一歩及ばなかった。
ホフマンは卒業後もさらに成長してアメリカ五輪代表とNBAオールスターに選ばれるまでに至っている。
トッド・ボーズマン時代(1993途中-96): 短期間に数多くのスタープレーヤーを輩出したが…
1992-93、トッド・ボーズマン(Todd Bozeman)がHCに就任した。ボーズマンは僅か3シーズンの間にジェイソン・キッド、レイモンド・マレー、シャリーフ・アブドゥル-ラヒームを輩出した。
クオンゾ・マーティン時代(2014-17): NBAドラフト指名者4名の超豪華スターターを結成!!
2014年、クオンゾ・マーティン(Cuonzo Martin)がHCに就任した。2014-15、タイロン・ウォーレス、ジャバリ・バード、そして後にゴンザガ大学に転校して八村塁選手とチームメイトになるジョーダン・マシューズなどタレント揃いではあったが、マーティンの初陣は18勝15敗と歯がゆい結果に終わった。
しかし、2015年、マーティンはジェイレン・ブラウンとアイバン・ラブの2人のファイブスターリクルートをリクルートする大仕事をやってのけた。2015-16、同大史上最も才能に溢れるラインナップとなったチームは、シーズン終盤にPac-12内で7連勝を飾り、最終AP23位でNCAAトーナメント出場を果たした。が、経験不足の否めないチームは1回戦で格下のハワイ大学に屈した。
2016年、ブラウン(1巡目3位指名)、ウォーレス(2巡目60位)、マシューズ(ゴンザガ大学へ転校)がチームを去った。加えて、前年度の実績によってマーティンの契約は2020-21まで延長となった。が、2016-17、アイバンとバードがシーズン中盤に戦線離脱となり、ゴールデンベアーズはシーズン終盤に失速、NCAAトーナメント出場を逃した。
その後、アイバン(2巡目35位)とバード(2巡目56位)がNBA入り、タレント不足のチームの指揮を執ることを渋ったマーティンは逃げるようにミズーリ大学へと移った。
その他
フィル・シェニエ(1969-71)
フィル・シェニエは1971年のNBAドラフトで行われたハードシップ指名でボルチモア・ブレッツに指名された選手だ。当時、NBAはそれまで大学を卒業する年に満たない選手のプレーを禁じていたのだが、翌1972年にそれを撤廃するにあたり、前年度の1971年に大学3年生以下の選手を指名できる”ハードシップ指名”の権利を1970-71の成績下位のチームに与えていた。その後、シェニエは3度のNBAオールスターに選出され、1979年にはブレッツの優勝に貢献し、引退後に着用していた45番は永久欠番になった。
ケビン・ジョンソン(1983-87)
1960年の準優勝以降、ベアーズは1990年まで30年連続でNCAAトーナメントから遠ざかっていた。そんな低迷期の希望の星がケビン・ジョンソンだ。ジョンソンは3年次と4年次に獅子奮迅の活躍で勝率5割りで終われば御の字のチームをNITに導き、1987年のNBAドラフトでは1巡目7位という高い評価を得てクリーブランド・キャバリアーズに加入した。
トニー・ゴンザレス(1994-97)
元NFLプレーヤーのトニー・ゴンザレス(1994-97)はバスケ部にも所属していた。ハイライトは1997年NCAAトーナメント2回戦のビラノバ大学戦だ。相手は後にNBAで長らく活躍するティム・トーマスを擁していたが、ゴンザレスはトーマスらを相手に23得点の活躍でチームをスウィート16進出に導いた。
ジェロ―ム・ランドル(2006-10)
ジェローム・ランドルは記憶に残るタイプの選手だ。2008年、マイク・モンゴメリー(Mike Montgomery)のHC就任を機にランドルは才能を遺憾なく発揮し始めた。2008-09、ランドルは昨季から平均得点を7点上昇させる活躍でベアーズを久しぶりのNCAAトーナメント出場に導いた。翌2009-10、ランドルのPac-10のMVPを獲得する活躍でチームはAP最高13位と再びのNCAAトーナメント出場を手にした。同シーズン、ランドル(23点)はワシントン大学のアイザイア・トーマス(22点)と3OTに縺れる大熱戦を繰り広げている。 その後、ランドルはプロ選手として10か国以上でプレーし、NBL(オーストラリア)ではMVPや得点王に輝く活躍を見せ、2018年のプレシーズンマッチでロサンゼルス・クリッパーズと対戦した際には25得点を記録した。
現地観戦
ホームアリーナ
名称: Haas Pavilion
住所: 115 Haas Pavilion, Berkeley, CA 94720
バークレーはサンフランシスコの対岸にある。サンフランシスコからの行き方は複数あるが、地下鉄Bartを乗り継いで行くのがオススメだ。キャンパスはOrange LineのDowntown Berkeley駅から徒歩数分の場所にある。
チケット
同大はパワーカンファレンスに所属しているため、試合によってはチケットが売り切れる可能性もある。だから、チケットの購入は会場では無く、 Ticketmaster、StubHub、VIVIDSETAS、公式サイト等で事前に購入するのがオススメだ。
カレッジギア

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カレッジグッズは各大学キャンパス内のブックストア(カレッジストア)が最も品揃えが豊富だ。ブックストアは書店では無い。ブックストアはアパレルと日用品が売られている雑貨屋だ。場所は「大学名 bookstore」で検索で出てくる。一方、ファナティクス系列(「fanatics.com」「lids.com」)は全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。無論、両サイトは日本への発送にも対応している。
まとめ
正直に言えば、チェックする必要はあまり無い。

関連記事
カリフォルニアエリア

カリフォルニアエリア(西海岸)
カリフォルニアエリアはカリフォルニア州を中心にネバダ州とアリゾナ州を括ったエリアだ。
ベイエリア(カリフォルニア州)
ベイエリアとはサンフランシスコ、オークランド、サンノゼの総称だ。最近ではIT企業の本社が軒を連ねるシリコンバレーがサンノゼからベイエリア全体に拡大している。NBAゴールデン・ステイト・ウォリアーズ、カリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学、ゴンザガ大学のライバルStメアリーズ大学、スティーブ・ナッシュの母校サンタクララ大学などがある。
サクラメント(カリフォルニア州)
サクラメントはサクラメント・キングスと渡辺飛勇選手が編入するUCデイビスがある。街全体が落ち着いて日本人に合うと思う。同市はベイエリアに近く、ベイエリアに行くのであれば是非とも一緒に寄りたい。
リノ(ネバダ州)
ネバダ州リノはラスベガスに次ぐ同州第二位のカジノの街だ。町自体は小さいのだが華やかなためThe Biggest Little Cityという愛称で呼ばれている。ニック・ファジーカスの母校ネバダ大学リノ校がある。
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
ロサンゼルスは西海岸最大のバスケ都市だ。NBAはロサンゼルス・レイカーズとクリッパーズがある。NCAA D1は名門UCLAと南カリフォルニア大学の他、個性的なミッドメジャー8校がキャンパスを構えている。夏にはDrew LeagueやVBLも開催されている。また、イベントや大会の開催も多い。
サンディエゴ(カリフォルニア州)
軍港サンディエゴはサンディエゴ・ステイト大学、サンディエゴ大学、カリフォルニアステイト大学サンディエゴ校、カリフォルニア大学サンディエゴ校の4校がある。
ラスベガス(ネバダ州)
ラスベガスは1970年代後半~90年代に一世を風靡したネバダ大学ラスベガス校(UNLV)がある。前半夏はNBAサマーリーグ、アメリカ代表戦、AAUキャンプ、サンクスギビング期間(11月末)はカレッジのカップ戦、年末年始は高校生の大会、3月はカンファレンストーナメントと1年中何かしらのイベントが開催されている。

NCAA基礎講座
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大学一覧

バスケ留学解説



NCAAの視聴方法

参考
University of California Golden Bears School History(sports-reference.com)
California Players In The NBA(basketball.realgm.com)
Darrall Imhoff, a Decorated Basketball Center, Dies at 78(nytimes.com)
College Hotline: After the collapse, what’s next for Cal basketball (Martin’s future, Rabb’s decision and a bleak roster)(eastbaytimes.com)
