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マーケット大学
基本情報
名称: Marquette University
愛称: Golden Eagles
所属: Big East Conference
2021-22:
近年の話: シャカ・スマートのセカンドチャンス
2021年、マーケット大学はシャカ・スマート(Shaka Smart)を新HCに採用した。スマートは2011年に若干33歳でVCUをファイナル4へと導いたことで強豪校間で争奪戦が繰り広げるられる程の人物だったのだが、前任地のテキサス大学ではリクルートでは大きく成功したものの、6シーズンで「NCAAトーナメント出場は僅か3回」&「全て1回戦敗退」と周囲の期待に応えることができなかった。一方、前HCのスティーブ・ウォジェハウスキー(Steve Wojciechowski)もリクルートこそ成功していたもののチームを勝利に導けなかった。つまり、今回の人事には疑問が残る。
ビッグ・イースト・カンファレンス
名称: Big East Conference
愛称: Big East
設立: 1979年
所属校: 10校
放送: FOX/CBS/FloSports
HP: https://www.bigeast.com/
所属校(大まかな所在地)※太字は注目のチーム |
St. ジョーンズ大学(NYC) は1943年と1944年に当時はNCAAトーナメントよりも格式が高かったNITを連覇した古豪だ。MSGをホームアリーナとして使用している。 |
シートン・ホール大学(NYC)はニュージャージー・ネッツが使用していたアリーナを使用している。19-20シーズンはチーム史上ベストのチームだった。 |
ジョージタウン大学(ワシントンD.C.) はパトリック・ユーイング(現HC)やディケンベ・ムトンボ等のレジェンドセンターを輩出したビッグマンの登竜門だ。アイバーソンの母校としても有名である。 |
ビラノバ大学(フィラデルフィア) は2016年と2018年にNCAAトーナメントを制覇した。HCのJay Wrightは非常に目利きの優れた人物で近年はNBAに優秀なロールプレーヤー達を多数輩出している。 |
コネチカット大学(コネチカット州)は過去に4回もNCAAトーナメントを制覇した元超強豪だ。2020年にアメリカン・アスレティック・カンファレンスから移籍してきた。 |
バトラー大学(インディアナポリス) はブラッド・スティーブンスが率いて2年連続でNCAAトーナメント準優勝を果たした。 |
ゼイビア大学(シンシナティ) はデビッド・ウェストの母校だ。 |
デポール大学(シカゴ) は長らくプログラムに力を注いでいなかった。しかし、近年はリクルートに成功している。 |
マーケット大学(ミルウォーキー)はドウェイン・ウェイドやドック・リバースを輩出した。 |
クレイトン大学(ネブラスカ州オマハ)のダグ・マクダモートの父がHCを務めている。今後、注目すべきチームの1つだ。 |
ビッグ・イースト・カンファレンスは東海岸の強豪が集まったカンファレンスだ。現在の加盟校は1980年代にビッグ・イースト・カンファレンスとしてジョージタウン大学を中心に人気を博したのだが、その後のメンバー校の入れ替えの結果、オリジナルメンバー達が「ビッグ・イースト・カンファレンス」の名と共に独立することとなり、そして現在の新ビッグ・イースト・カンファレンスが誕生した。近年の勢力図はビラノバ大学が頭一つ抜けて強い。その他はNCAAトーナメントで1回勝てるかどうかだ。
チーム史
前アル・マクガイア時代(1930-58)
ビル・チャンドラー(1930-51)
1930年、一足早くバスケ部が活発化していたウィスコンシン大学ACのビル・チャンドラー(Bill Chandler)がHCに就任した。チャンドラーはマーケット大学のバスケ部の土壌を作り上げ、同時に全米バスケットボールコーチ協会の会長として1938年のNCAAトーナメント初開催に貢献した。ちなみに、チャンドラーのチームはNCAAトーナメントに一度も出場していない。
テックス・ウィンター(1951-53)
チャンドラーに代わったのがテックス・ウィンター(Tex Winter)だ。ウィンターはトライアングルオフェンスを実践化させたフィル・ジャクソンの参謀である。ウィンターはチームをNCAT(National Catholic Invitational Tournament)優勝に導いた。1953年、ウィンターはカンザスステイト大学に戻った。
ジャック・ネイグル(1953-58)
チャンドラーとウィンターのアシスタントコーチを務めていたジャック・ネイグル(Jack Nagle)がHCに昇格した。同時にニックネームがヒルトパーズからウォリアーズに変わった。1955年、チームはNCAAトーナメント初出場を果たし、マイアミ(オハイオ州)大学とケンタッキー大学を破ったが、アイオワ大学に敗れてエリート8に終わった。しかし、その後の成績は芳しくなかったため、ネイグルは解任となった。
エディ・ヒッキー(1958-64)
その後、1948年にSt.ルイス大学をNIT優勝に導いたエディ・ヒッキー(Eddie Hickey)がHCに就任した。ヒッキーはネイグルが残したマーケット大学史上ベストリバウンダーのドン・コージス(Don Kojis)と共に就任1年目にNCAAトーナメントスウィート16に進出した。しかし、成績不振とヒッキーの横暴な態度に嫌気がさした大学が彼を解雇した。
アル・マクガイア時代(1964~1977): 全米トップ校の1つに
- NCAAトーナメント優勝(1977)
- NCAAトーナメント準優勝(1974)
- エリート8×2(1969、76)
- NIT優勝(1970)
マーケット大学がバスケットボールスクールとして世間に認知させたのがアル・マクガイア(Al McGuire)だ。
ニューヨーカーのマクガイアは地元ニューヨークから優秀な選手達を発掘してチームを強化した。その中のベストリクルートがジョージ・トンプソン(George Thompson)だ。トンプソンはチームの歴代得点記録を更新する大活躍で1968年のスウィート16と1969年のエリート8進出に貢献した。
その後、1970年、NCAAトーナメントの会場場所が気に入らなかったマクガイアはNCAAトーナメント出場を辞退してNITに出場してしまった。NCAAトーナメントの下位ラウンドは全米中のいくつかの地区に分かれて行われる。当然、大学に近い場所の方が移動が楽でファンも集まれるので有利になるのだが、マーケット大学はオハイオ州デイトンでは無く、テキサス州フォートワースが会場のブロックに組み込まれていたのだ。以降、NCAAトーナメントに招待されたチームは基本的には出場を辞退できないルールが作られた。
1974年、ウォリアーズはNCAAトーナメント決勝に進出した。しかし、マクガイアはテクニカルファールを2度コールされて退場となってしまった。指揮官を失ったチームは敗退した。
1977年、ボー・エリス、バッチ・リー、ジェローム・ホワイトヘッドをリクルートしたウォリアーズはレギュラーシーズンでは黒星を重ねていたが、悲願のNCAAトーナメント優勝を果たし、マクガイアは引退した。
マクガイアの弟子時代(1977-86): 世代交代失敗
ハンク・レイモンズ(1977-83)
マクガイアのリクルートを担っていたハンク・レイモンズ(Hank Ramonds)がHCに昇格した。しかし、レイモンズにHCは役不足だった。得意のリクルートではドック・リバースやジェローム・ホワイトヘッドといったNBAで活躍する選手を集めて成功を収めていたが、試合ではNCAAトーナメント出場が精一杯だった。
リック・マジェルス(1983-86)
次にマクガイアとレイモンズのアシスタントだったリック・マジェルス(Rick Majerus)がHCとなった。マジェルスの成績は前任のレイモンズよりも悪かった。故に、当時ミルウォーキー・バックスのHCだったドン・ネルソンがマジェルスを引き抜こうとした際、大学側は彼を引き留めようとはしなかったのだ。
これがマーケット大学の運命の分かれ道だった。数年後、マジェルスは大化けした。バックスを1年で辞めてボール・ステイト大学HCになった彼は就任2年目に29勝3敗の大躍進を遂げた。そして、マジェルスは迎え入れられたユタ大学でNCAAトーナメント準優勝とNBA選手量産を成し遂げて見事名門を復活させたのだ。
一方、マーケット大学は暗黒期に突入した。唯一の希望がマジェルス置き土産のトニー・スミスだった。
トム・クリーン時代(1999-2008): Dウェイド&ファイナル4
- ファイナル4(2003)
その後、マーケット大学は長い倦怠期に突入することとなる。同大はNCAAトーナメントにちょいちょい顔を出してはいたものの、1回戦敗退や2回戦敗退が続き、いつの間にか初優勝から25年もの歳月が経過してしまっていた。
そんな落ち目のマーケット大学に入学してきたのがドウェイン・ウェイドである。ウェイドはフレッシュマンの時は学業不振のために公式戦に出場できなかったが、2年次(2001-02)は得点とスティール部門でカンファレンスUSA内でトップとなって才能の片鱗を見せた。
そして、2002-03、さらなる成長を遂げたウェイドに牽引されたマーケット大学は順々化粧で優勝候補ケンタッキー大学をアップセットして初優勝を遂げた1977年以来のファイナル4進出を果たした。
しかし、その後、マーケット大学は再びNCAAトーナメント当落線上チームに戻ってしまったためクリーンは大学を去った。
バズ・ウィリアムス時代(2008-14)
- エリート8(2013)
- スウィート16×2(2011、12)
バズ・ウィリアムスがHCに昇格した。ウィリアムスはリクルートではジミー・バトラーとジョー・クラウダ―をJUCOから編入させて大成功を収め、なお且つエリート8と2度のスウィート16進出を果たして「ただNCAAトーナメントに出場するだけ」の壁を越えた。
スティーブ・ウォジェハウスキー時代(2014-21)
- NCAAトーナメント出場(2017、19)
スティーブ・ウォジェハウスキー(Steve Wojciechowski)はリクルートだけは素晴らしかった。最初の1人目ヘンリー・エレンソン(2015-16)はマーケット大学史上最高のリクルートとして2015年高卒組全体9位の評価通りの活躍を見せてワン&ダンでNBA入りし、マーカス・ハワード(2016-20)は同大のみならずビッグ・イースト・カンファレンスの歴代得点記録を塗り替えてコンセンサス・オール・アメリカンの1stチーム入りを果たし、ドウェイン・ウェイドと並ぶ同大のレジェンドとなった。その他にはサム・ハウザー(2016-18)やDJ・カートン(2020‐21)も短期間ながらマーケット大学に在籍していた。
現地観戦
アクセス
名称: Fiserv Forum
住所: 1111 Vel R. Phillips Ave, Milwaukee, WI
マーケット大学バスケ部はミルウォーキー・バックスと同様にファイサーブ・フォーラムをホームアリーナとしている。ファイサーブ・フォーラムはミルウォーキーのダウンタウンにある。
チケット
同大はパワーカンファレンスに所属しているため、試合によってはチケットが売り切れる可能性もある。だから、チケットの購入は会場では無く、 Ticketmaster、StubHub、VIVIDSETAS、公式サイト等で事前に購入するのがオススメだ。
カレッジギア

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カレッジグッズは各大学キャンパス内のブックストア(カレッジストア)が最も品揃えが豊富だ。ブックストアは書店では無い。ブックストアはアパレルと日用品が売られている雑貨屋だ。場所は「大学名 bookstore」で検索で出てくる。一方、ファナティクス系列(「fanatics.com」「lids.com」)は全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。無論、両サイトは日本への発送にも対応している。
まとめ
【11日目】シートンホール大@マーケット大: マーカス・ハワードとマイルズ・パウエルのスコアリングガード対決は、ハワードが37得点、パウエルが28得点と期待を裏切らない活躍で本当に最高だった! #現地観戦兄弟 pic.twitter.com/2bGPnd24Jr
— B.O. BROS (@b_o_bros) March 1, 2020
アル・マクガイア・センターも許可を得て見学させてもらった。やはりウェイド関連はかなり多い。が、個人的な「マーケット大と言えば」は1970年のNCAAトーナメントを辞退してのNIT優勝だな。これがきっかけでNCAAトーナメントの招待は辞退できないようにルールが変わった。 pic.twitter.com/SFxiWqx8Aj
— B.O. BROS (@b_o_bros) March 1, 2020
正直、マーカス・ハワードを失ったマーケット大学がどうなるかは不明だ。ただ、ビッグイーストはライバル達が次々と強くなっている。厳しいシーズンが待っているかもしれない。

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五大湖エリア

五大湖エリア(北東部)
五大湖エリアは五大湖周辺を括ったエリアだ。NBA都市と各州の代表的な大規模大学が多い。
トロント(カナダ)
トロントはカナダ最大の都市だ。NBAトロント・ラプターズとGリーグチームのラプターズ905、そしてカナダ国内リーグのチームがある。一方、多民族都市で市内では様々な文化体験ができる。ナイアガラ滝も近い。
バッファロー(ニューヨーク州)
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ピッツバーグは鉄鋼の町として知られているが、同時に学術都市でもある。NCAA D1はピッツバーグ大学、デュケイン大学、ロバート・モリス大学、NCAA D3は最初の大学の試合を行ったとされるジェネバカレッジがキャンパスを構えている。
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クリーブランド(オハイオ州)
クリーブランドはレブロン・ジェームスを産んだ労働者の町だ。NBAクリーブランド・キャバリアーズはそんな街の唯一の希望だったレブロンが去って以降一気に高額チームから格安チームに転落した。その他にはミッドメジャー4校がキャンパスを構えている。
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オハイオステイト大学は全米最大規模の超マンモス大学だ。キャンパスはオハイオ州のど真ん中の州都コロンバスにある。
ニューキャッスル(インディアナ州)
ニューキャッスルはインディアナポリスとデイトンの中間に位置する田舎町だ。インディアナ・バスケットボール殿堂とニューキャッスル高校がある。
インディアナポリス(インディアナ州)
インディアナポリスは五大湖から離れた内陸部にある地方都市だ。エリアの中で最も雰囲気が良い。NBAインディア・ペイサーズとブラッド・スティーブンス時代に2年連続でNCAAトーナメント準優勝を果たしたバトラー大学がある。
シカゴ(イリノイ州)
シカゴはアメリカ北東部と中西部のターミナルとして栄えた大都市だ。NBAはシカゴ・ブルズ、NCAAはデポール大学、ノースウェスタン大学、ロヨラ大学(シカゴ)など古い歴史を持つチームがキャンパスを構えている。
ミルウォーキー(ウィスコンシン州)
ミルウォーキ-はシカゴと一緒に周っておきたい町だ。NBAはミルウォーキー・バックス、NCAA D1はドウェイン・ウェイドの母校マーケット大学とNBAプロスペクトのパトリック・ボルドウィンJrの進学先候補のウィスコンシン大学ミルウォーキー校がある。
ウィスコンシン大学(ウィスコンシン州)
強豪ウィスコンシン大学はミルウォーキーから長距離バスで片道1、2時間程のマディソンという町にある。

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バスケ留学解説



NCAAの視聴方法

参考
‘We’re going to try to go after it’: Shaka Smart is ready to win again at Marquette(espn.com)
Former Ohio State basketball player D.J. Carton granted immediate eligibility at Marquette after transfer(cleveland.com)
Marquette Golden Eagles School History(sports-reference.com)
NBA & ABA Players Who Played For Marquette(basketball.realgm.com)
100 years of Marquette basketball: Full of golden moments(jsonline.com)
Bill Chandler(1988)(gomarquette.com)
Marquette’s 1951-52 Team To Be Honored At Halftime Of Saturday’s Basketball Game(gomarquette.com)
Ex-Marquette basketball great Gene Berce has died at age 91(jsonline.com)
Henry Ellenson(247sports.com)
Steve Wojciechowski fired after seven seasons with Marquette Golden Eagles(espn.com)
