「ESPN+」を使ってみた感想

うい。


Bro Institute of Ball&Tripは大人の野郎(通称bro)がバスケをより楽しむための知識とノウハウを提供しているサイトだ。


現在、broは完全に蚊帳の外にいる。と言うのも、broは無駄遣いをしないからである。ビジネスは金を使わない奴を対象には行われない。


しかし、言い換えれば、コンテンツはホイホイ金を出す奴らを対象に作られているということだ。実際、現在のバスケメディアも”そういった奴ら”をターゲットにしている。例えば、多くのメディアが「釣りタイトル」でPV数を稼ごうとしている訳だが、挑発的な見出しや俗物的なコンテンツで購買数を増やすのはまさにスポーツ新聞や週刊誌の手法であり、何故「スポーツ新聞や週刊誌がくだらないコンテンツを提供しているのか?」と言えば、それは彼らのターゲットも”そういった奴ら”だからである。


そして、その結果がbroが物足りなさを感じる今の状況だ。


一方、確かにこちらから合わせに行くのも1つの手ではあるだろうが、正直、大人の野郎がワーキャースタイルを続けるのは結構痛々しい。また、一部の人間は経済力で得たコレクションを見せびらかすことに走っているが、これは空港の写真をFacebookに上げるのと同様にオッサン的でダサい。(※コレクション自体は否定していない。)


と言うことで、大人の野郎に残された道はあらゆる知識を吸収して多面的且つ高い彩度でバスケを見る”bro way”しかない。


しかし、先述した通り、broを相手にしているコンテンツはない。故に、俺達が同志のために一肌脱いで始めたのがBro Institute of Ball&Tripだ。俺達はbroがバスケを楽しむための知識(情報の信頼性を担保する参考文献付き)とノウハウの提供を行っている。

今回はESPN+を1カ月間利用した感想を語る。


結論から言えば使い勝手は悪い。少なくともカレッジフープスの試合観戦が目的なのであれば、ESPN PLAYERの方が俄然良い。

ESPN+とは?

ESPNのサブスクリプションサービス

ESPN+はスポーツ放送局のESPNが北米で提供しているサブスクリプションサービスだ。

利用方法: VPN(月額数百円)とセット

しかし、「ESPN+」は北米限定だ。故に、日本から利用する場合はVPNサービスの契約も別途で必要になる。VPNは本来は通信を暗号化することが目的のサービスなのだが、特性上、VPNは通信者の国のIPアドレスを変更できるため、自分があたかも北米から通信しているように偽ることができるのだ。

高速、セキュア&匿名のVPNサービス|ExpressVPN

ESPN PLAYER(月額.99)

一方、カレッジフープスの視聴にはESPN PLAYERがある。


ESPN PLAYERは北米以外に向けたサービスなのだが、現在、アジアからESPN PLAYERを利用することができない。2020年11月からESPNはアジア圏でのサービスを止めてしまったのだ。


故に、ESPN PLAYERを利用する場合も別途でVPNサービスとの契約が必要となる。ただ、ESPN PLAYERは逆に北米”以外”に向けたサービスなので、ESPN PLAYERの場合はVPNでドイツやフランスといったヨーロッパ圏からの通信に偽ることになる。


ちなみに、一旦どこかしらのVPNサービスと契約してしまえば、いつでも簡単に自分がアメリカから通信していることにもドイツやフランスといったヨーロッパ諸国から通信していることに偽ることができる。

ESPN Player: Watch live and on demand sports video online

良い点

魅力1: あらゆるスポーツが揃っている

最大の魅力はカバーしている競技の数だ。


北米四大スポーツのアメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケーは勿論のこと、ヨーロッパサッカー、ラグビー、クリケット、格闘技(UFCやボクシング)、ゴルフもカバーされている。女子スポーツもサッカー、バスケ、バレー等が揃っている。


しかも、残念ながらNBAは無いが、NHL、MLB、一部のヨーロッパサッカーはESPN+だけでフルゲームの視聴が可能だ。

魅力2: 何と言っても安い!!

次に、何と言ってもESPN+は安い。同サービスは2020年8月に$1の値上げがあったが、それでも月額は僅か$5.99(約650円)程だ。これは、競合のDAZNが月額$19.99であることを考えれば、如何に破格であるかが分かる。しかも、2020年11月にhulu、ESPN+、Disney+がセットで約1500円のプランが登場した。

魅力3: オリジナルツール

そして、ESPN+はブラケットロジー(NCAAトーナメントの勝ち上がり予想)のツールが用意されている。

悪い点

視聴できる試合数が少ない(別途TVプロバイダー契約が必要)

最も悪い点は視聴できる試合数がESPN Playerよりも少ないことだ。


厳密に言えば、試合自体はESPN PLAYERと同じかそれ以上あるのだが、「ESPN+」のマークが付いていない試合はどこかしらのTVプロバイダーと契約(月額5000円程度)しなければ観ることができないのだ。しかも、日本からTVプロバイダーを契約できるかは不明である。


ちなみに、「ESPN+」で視聴できるのはESPNとTV放送契約を結んでいるカンファレンスだけだ。ハイメジャーはビッグ・12・カンファレンスとアメリカン・アスレティック・カンファレンスしか無く、ミッドメジャーもアトランティック・10・カンファレンスはあるが、ゴンザガ大学のウェスト・コースト・カンファレンスとUNLVやネバダ大学のマウンテン・ウェスト・カンファレンスは無い。


故に、カレッジフープスを観るだけならESPN PLAYERの方が俄然良い

オリジナルコンテンツもイマイチ

次に、オリジナルコンテンツもイマイチだ。カレッジフープスファンがオリジナルコンテンツを目当てにESPN+に加入する意味はない。


オリジナルコンテンツには映像、ポッドキャスト、記事があるが、映像作品(30 for 30等)はほとんどがESPN PLAYERにもある。俺がざっくり探した限りではESPN PLAYERに無いのはペニー・ハーダウェイのドキュメンタリー位だ。


一方、カレッジフープス関連の記事は質も量も悪い。まず、第一に記事の量が圧倒的に少ない。新着記事は1週間に1本程度だ。しかも、内容も薄い。扱っているのはケンタッキー大学やデューク大学といったハイメジャー校、あるいはその時話題になった話だ。ミッドメジャーやローメジャーの話はほとんどない。記事はthe Athleticに圧倒的に劣っている。


音声作品(ポッドキャスト)は悪くはない。特にHC自身の話が聴ける点は魅力的だ。が、ポッドキャストは無料でも良いものがいくらでもあり、先述したthe Athleticにもあるため、相対的には微妙だ。

検索機能が使いづらい

まとめ

カレッジフープスの試合を観るだけならESPN PLAYERの方が良い。

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ESPN Player: Watch live and on demand sports video online

参考

DAZN sports streaming service review: Product, price and features(finder.com)

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