※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
基本情報
- 名称: Stanford University
- 愛称: Cardinal
- 所属: ACC
- 成績

近年の話: HC解雇&ACC移籍!!
- HC交代
HCカイル・スミス(2024-)
HCジェロッド・ハーセ(2016-24) - カンファレンス移籍(2024)
Pac-12→ACC
ロスター(2024-25) |
---|
マキシム・レイノ(Maxime Raynaud) スタンフォード大学(2021-) |
ライアン・アガーウォル(Ryan Agarwal) スタンフォード大学(2022-) |
ベニー・ギーラー(Benny Gealer) スタンフォード大学(2022-) |
オザイヤ・セラーズ(Oziyah Sellers) USC(2022-24) 優良編入生(2024) スタンフォード大学(2024-) |
チソム・オクパラ(Chisom Okpara) ハーバード大学(2022-24) 優良編入生(2024) スタンフォード大学(2024-) |
ジェイレン・ブレイクス(Jaylen Blakes) デューク大学(2021-24) スタンフォード大学(2024-) |
退部(2024) |
---|
スペンサー・ジョーンズ→選手資格満了 |
マイケル・ジョーンズ(Michael Jones)→選手資格満了 |
ジャレッド・バイナム(Jared Bynum)→選手資格満了 |
ブランドン・エンジェル(Brandon Angel)→オレゴン大学 |
アンドレイ・ストヤコビッチ(Andrej Stojakovic)→カリフォルニア大学 |
ケイナン・カーライル(Kanaan Carlyle)→インディアナ大学 |
ロイ・ユアン(Roy Yuan)→退部? |
2024年、スタンフォード大学はHCジェロッド・ハーゼ(Jerod Haase)を解雇した。同氏はノースカロライナ大学時代にロイ・ウィリアムスのリクルートを支え続けていた。そして、リクルートの手腕は遺憾無く発揮された。一方、成績は控えめな向上に終わってしまった。結局、NCAAトーナメント出場は達成されなかった。後任HCカイル・スミス(Kyle Smith)は2023-24にパック-12・カンファレンスの”じゃない方”のワシントンステイト大学を名将トニー・ベネット以来のNCAAトーナメントに導いている。

ジェロッド・ハーゼは1995年にユニバシアードのアメリカ代表として福岡に来日している。
アトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)
- 名称: Atlantic Coast Conference
- 愛称: ACC
- 設立: 1953年
- 所属校: 18校
- 放送: ESPN/the CW
- HP: http://theacc.com/
所属校(大まかな所在地) |
ボストンカレッジは東海岸の古豪だ。 ※テーブス流河選手(2024-) |
シラキュース大学(ニューヨーク州)は2002-03にスーパーフレッシュマンのカーメロ・アンソニーに率いられてNCAAトーナメント制覇を達成した。 |
ピッツバーグ大学はカレッジバスケットボール黎明期からの超古豪だ。 |
バージニア大学はHCトニー・ベネット時代にNCAAトーナメント史上最大のアップセットと悲願のNCAAトーナメント制覇を成し遂げた。 |
バージニア工科大学はデル・カリーの出身校にも関わらず息子に奨学金オファーを出さなかった。 |
デューク大学(リサーチトライアングル)は名門中の名門だ。バスケ界の至る所にコーチKの息のかかった人間が潜んでいる。 |
ノースカロライナ大学(リサーチトライアングル)はマイケル・ジョーダンの母校だ。 |
ノースカロライナステイト大学(リサーチトライアングル)はノースカロライナ州のカレッジバスケ人気の火付け役だ。 |
ウェイク・フォレスト大学(ノースカロライナ州ピートモンドトライアド)はティム・ダンカンとクリス・ポールを輩出した。 |
クレムソン大学(サウスカロライナ州アップステイト)はフットボール校ながらカレッジバスケットボール |
ジョージア工科大学(アトランタ)はクリス・ボッシュの母校だ。 |
フロリダステイト大学(タラハシー)はHCレナード・ハミルトン長期政権時代にNBA選手を大量に輩出した。 |
マイアミ大学(フロリダ) は2021年のNCAAの大幅なルール改定に乗って大成功を収めた。 |
ノートルダム大学(インディアナ州)もカレッジバスケットボール黎明期からの超古豪だ。 |
ルイビル大学(ケンタッキー州)はNCAAトーナメント優勝3度を誇る。 |
サザンメソジスト大学(ダラス)は名将HCラリー・ブラウン時代に瞬間的に強かった。 |
カリフォルニア大学バークレー校(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。 |
スタンフォード大学(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。 |
アトランティック・コースト・カンファレンスはノースカロライナ州中心のカンファレンスだ。同カンファレンスは1953年にサザン・カンファレンスから独立して設立に至った。ノースカロライナ大学とデューク大学は名将の勇退後も成績を維持している。逆にBCとピッツバーグ大学は低迷を続けている。残りは代わり代わりに浮き沈みを繰り返している。2024年、カリフォルニア大学とスタンフォード大学がパック-12・カンファレンスの解散に伴って加盟してきた。また、サザンメソジスト大学もアメリカン・アスレティック・カンファレンスの衰退を受けて加入した。
パック-12・カンファレンス(2024年運営休止中)
- 名称: Pac-12 Conference
- 設立: 1915年
- 所属校: 12校
- 放送: Pac-12 Network/ESPN/CBS
- HP: pac-12.com
所属校(大まかな所在地) |
ワシントン大学**(シアトル)は多数の地元のキッズをNBAに送り込んでいる。 |
ワシントンステイト大学****(スポーケン)は2000年代のトニー・ベネット就任時に瞬間的に強かった。最も有名な選手はクレイ・トンプソンだろう。 |
オレゴン大学**(ユージーン)は初代NCAAトーナメント王者&NIKEのお膝元だ。 |
オレゴンステイト大学****(コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
カリフォルニア大学バークレー校*(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。 |
スタンフォード大学*(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。今でもNBA選手の輩出率は高い。 |
UCLA**は1967~73年の7連覇を含む合計11回のNCAAトーナメント制覇を誇る超名門だ。 |
USC**(ロサンゼルス)はリクルートに優れている。 |
コロラド大学***(デンバー)はチャウンシー・ビラップスの母校だ。 |
ユタ大学***(ソルトレイクシティ)は1990年代にアンドレ・ミラーやキース・バン・ホーンらを擁して最盛を迎えた。日系人NBA選手ワッツ・ミサカ氏も同校出身だ。 |
アリゾナステイト大学***(フェニックス)はジェームス・ハーデンの母校として知られている。 |
アリゾナ大学***(ツーソン)は1990年代に西海岸随一のパワーハウスとなった。現在、元ゴンザガ大学ACのトミー・ロイドがHCを務めている。 |
パック-12・カンファレンスは2024年に100年以上の歴史に幕を閉じる。同カンファレンスは西海岸~西部各州の代表校で組織され、数多の競技の全米王者を輩出し、最盛期にはトップカンファレンス”Conference of Champions”の名をほしいままにしていた。一方、近年、収益が悩みだねとなっていた。そして、唯一の稼ぎ頭のUCLAとUSCがビッグ・テン・カンファレンス移籍を決めた。その後、ドミノ倒しが始まった。2024年8月、全校がカンファレンス移籍を予定している。
チーム史
エバレット・ディーン時代(1938-51)
- NCAAトーナメント優勝(1942)
1942年、スタンフォード大学は、当時は「NIT>NCAAトーナメント」ではあったものの、NCAAトーナメント優勝を果たした。
マイク・モンゴメリー時代(1986-2004)
- ファイナル4(1998)
- エリート8(2001)
- NCAAトーナメント出場×9()
- 主な選手
アダム・キーフ(1988‐92)
ジェイソン・コリンズ(1997-2001)
ジャロン・コリンズ(1997-2001)
名門復活の狼煙
- アダム・キーフ(1988‐92)
マイク・モンゴメリーはNCAAトーナメント常連校に戻した。スタンフォード大学は第二次世界大戦中の休部を機にバスケ部への注力を止めてしまったため、約40年間ポストシーズントーナメントに出場していなかった。

息子ジェームス・キーフも2019年にスタンフォード大学に入学し、見事に1年次からローテーション入りを果たし、2024年までの5シーズンで計134試合に出場している。
名門復活(1998)
コリンズツインズ
- ジェイソン・コリンズ(1997-2001)
- ジャロン・コリンズ(1997-2001)
- ケイシー・ジェイコブセン(1999-2002)
- カーティス・ボーチャード(1999-02)
そんな中、同氏はプログラムの再建に取り組んだ。その結果、同大は「勝ち越し×17/18シーズン」「NCAAトーナメント×12/NIT×4」「ファイナル4(1998)」で見事に復活を遂げた。
優勝候補
- ジョシュ・チルドレス(2001-04)
トレント・ジョンソン時代(2004-08)
- スウィート16(2008)
- NCAAトーナメント出場×2(2005&07)
2007-08、トレント・ジョンソン(Trent Johnson)はブルック・ロペスとロビン・ロペスと共にスタスウィート16進出を果たした。その後、同氏はLSUへの栄転を成し遂げた。
ジョニー・ドウキンス時代(2008-16)
- スウィート16(2014)
- Bリーグ
リード・トラビス(2014-18): Pac-12 1stチーム
ジェロッド・ハーセ時代(2016-23)
- NBA選手輩出
ケージー・オクパラ(2017-19): 2019年2巡目32位指名
タイレル・テリー(2019-20): 2020年2巡目31位指名
スペンサー・ジョーンズ(2019-24): 2024年ドラフト外
ザイーア・ウィリアムス(2020-21): 2021年1巡目10位指名
ハリソン・イングラム(2021-23): 2024年2巡目48位指名
HCジェロッド・ハーゼ(Jerod Haase)はノースカロライナ大学時代にロイ・ウィリアムスのリクルートを支え続けていた。そして、リクルートの手腕は遺憾無く発揮された。一方、成績は控えめな向上に終わってしまった。結局、NCAAトーナメント出場は達成されなかった。後任HCカイル・スミス(Kyle Smith)は2023-24にパック-12・カンファレンスの”じゃない方”のワシントンステイト大学を名将トニー・ベネット以来のNCAAトーナメントに導いている。
その他
ジョージ・ヤードリー(1946-50)
- NBAオールスター×6(1955-60)
- NBA 1stチーム(1957-58)
- 得点王(1957-58)
- バスケットボール殿堂入り
ジョージ・ヤードリー(George Yardley)は同大初のスター&黒歴史だ。同選手は1950年に1巡目7位でフォートウェイン・ピストンズに指名され、約3年間の海軍での軍務を経た後、NBAで「NBAオールスター×6」「得点王」「NBA 1stチーム入り」のスターダムにのし上がり、最終的にはバスケットボール殿堂入りを果たしたものの、1961年のカレッジバスケットボール八百長賭博事件に関与していたため、自主的にNBAを去った。
ジョシュ・シャ―マ(2015-19)
ジョシュ・シャ―マはインドにルーツを持っている。
女子バスケ部
スタンフォード大学の女子バスケ部は異様なまでに強い。1985年のTara VanDerveerのHC就任以降、同大の成績は「NCAAトーナメント優勝×2」「準優勝×2」「ファイナル4×9」だ。
現地観戦
ホームアリーナ
名称: Stanford Maples Pavilion
住所: 655 Campus Drive, Stanford, CA 94305
ホームアリーナはスタンフォード・メイプルス・パビリオンだ。アクセスは「列車CalTrain」が良いだろう。最寄り駅はPalo Alto駅、Stanford駅、California Avenue駅の3つある。
チケット
強豪校のチケットはオンライン購入で良いだろう。チケット売り場はやや混み合う。英語のやり取りも必要だ。チケット価格は強豪校同士の試合でも定価だ。満席率は概ね60~70%程度である。例外的なチケットの高騰や売切れは伝統の一戦やスーパースター選手出場試合だけだ。
グッズ
直営店
- NCAAショップ*
- カンファレンスストア*
- ブックストア: 教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋
- チームストア(アリーナ/スタジアム併設): 品揃え△
NCAAショップとカンファレンスストアは申し訳程度にオンラインストアを構えている。そして、唯一のオススメはメインのブックストアだ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、生活必需品全般がカレッジロゴや名前入りで売られている。立地はキャンパス内or付近にある。サブのブックストアやチームストアは品揃え的に微妙だ。
専門オンラインサイト: ファナティクス系列
ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。
一般小売店
- スポーツ用品店
Dick’s Sporting Goods - デパート
Macy’s
Nordstorm - ファンショップ
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
選手個人サイト/SNSアカウント
NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。
関連記事
カリフォルニアエリア

ベイエリア(カリフォルニア州)
- NBA: ゴールデン・ステイト・ウォリアーズ
- Gリーグ: サンタクルーズ・ウォリアーズ
- NCAA D1(強豪): カリフォルニア大学バークレー校
- NCAA D1(強豪): スタンフォード大学
- NCAA D1(中堅): セントメアリーズ大学(カリフォルニア)
- NCAA D1(中堅): サンフランシスコ大学
- NCAA D1(中堅): サンタクララ大学
- NCAA D1(中堅): サンノゼステイト大学
- プロアマリーグ: San Francisco Bay Pro Am Basketball League
サクラメント/ストックトン(カリフォルニア州)
- NBA: サクラメント・キングス
- Gリーグ: ストックトン・キングス
- NCAA D1(中堅): UCデイビス
- NCAA D1(中堅): サクラメントステイト大学
- NCAA D1(中堅): パシフィック大学
- NBAサマーリーグ: カリフォルニア・クラシック
リノ(ネバダ州)
- NCAA D1(中堅): ネバダ大学リノ校
- 観光: カジノタウン
サンホアキンバレー(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): フレズノステイト大学
- NCAA D1(中堅): CSUベイカーズフィールド校
セントラルコースト(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンタバーバラ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
- NBA: ロサンゼルス・レイカーズ
- NBA: ロサンゼルス・クリッパーズ
- Gリーグ: サウスベイ・レイカーズ
- WNBA: ロサンゼルス・スパークス
- NCAA D1(名門): UCLA
- NCAA D1(名門): サザンカリフォルニア大学
- NCAA D1(中堅): ミッドメジャー8校
- プロアマリーグ: Drew League
- プロアマリーグ: VBL
サンディエゴ(カリフォルニア州)
- Gリーグ: サンディエゴ・クリッパーズ
- NCAA D1(実力校): サンディエゴステイト大学
- NCAA D1(中堅): サンディエゴ大学
- NCAA D1(中堅): カリフォルニアステイト大学サンディエゴ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンディエゴ校
- プロアマリーグ: Swish Pro-Am League
ラスベガス(ネバダ州)
- WNBA: ラスベガス・エースズ
- NCAA D1(古豪): ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)
- NBAサマーリーグ
- NBAインシーズントーナメント準決勝/決勝
- アメリカ代表戦
- イベント(NCAA): 小規模大会(11月)/カンファレンストーナメント(3月)
- AAU/高校大会
- プロアマリーグ: Desert Reign ProCity Summer League
リザベーションエリア(複数州)
- NCAA D1(中堅): サザンユタ大学
- NCAA D1(中堅): ユタ工科大学
- NCAA D1(中堅): ノーザンアリゾナ大学
フェニックス(アリゾナ州)
- NBA: フェニックス・サンズ
- Gリーグ: バリー・サンズ
- WNBA: フェニックス・マーキュリー
- NCAA D1(強豪): アリゾナステイト大学
- NCAA D1(中堅): グランドキャニオン大学
- 高校: ヒルクレストプレップ
- プロアマリーグ: Swish Pro-AM League
トゥーソン(アリゾナ州)
- NCAA D1(強豪): アリゾナ大学

NCAA基礎講座
大学一覧

バスケ留学解説

NCAAの視聴方法






参考
Stanford Cardinal School History(sports-reference.com)
Ziaire Williams, the nation’s No. 5 recruit, commits to Stanford over UNC, UCLA(cbssports.com)
Stanford NBA Draft Selections(basketball.realgm.com)
Player Bio: Mike Montgomery(gostanford.com)
George H. Yardley(hoophall.com)

アパレルはNBAグッズに限ず基本的に初回生産のみだ。アパレル業界は商品の売れ残りを恐れている。そのため、新商品は初回生産(少)&追加生産(無)のリスク回避全振りで作られる。しかも、工場の製造ラインは常に予約で埋まっている。そのため、急な確保が難しい。その結果、人気品すらも滅多に追加生産されない。つまり、河村勇輝選手のグッズはほぼほぼ現品限りだ。