【NCAA】カレッジバスケ解説: 大学以外の進路

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概要

NBAドラフトエントリー条件
(北米拠点選手)
「高校卒業後NBA1シーズン経過」
「ドラフト年内の19歳」

「高校卒業~NBA」間の空き

ワン&ダン
大学で1シーズンプレー
or
オルタナティブ
海外プロ/国内プロ
ポスト-グラデュエート学年
自主練
…etc

現在、NBAは原則的に北米拠点選手(北米の高校在籍者)の高卒NBA入りを禁止している。2005年以降、NBAとNBA選手会は団体交渉協約(Collective Bargaining Agreement)更新に際してNBAドラフトエントリー資格の「高校卒業後NBA1シーズン経過」と「ドラフト年内の19歳」に合意している。同条件は前コミッショナーの故デビッド・スターンの思想に基づいている。同氏は精神的に未熟な若者を歓迎しておらず、MLBを参考にマイナーリーグのファーム化を計画していた。実際、現Gリーグは「6チーム(2005年)→NBAプロスペクト育成チームの新設(2019)→27チーム(2022)→31チーム(将来)」と拡大している。一方、マイナーリーグの育成機関化は時間を要した。そのため、NBAプロスペクト達はNBAドラフトエントリー資格獲得までのモラトリアムを何かしらの方法で過ごさざるを得なかった。そして、その結果、「ワン&ダン」が流行した。そんな中、大学進学以外(オルタナティブ)の方法も次々と編み出された。

第一世代(2006~10年高卒組): ワン&ダンの流行

  • ワン&ダンの誕生&流行
  • オルタナティブルートの誕生

ワン&ダン組

ドラフト年ワン&ダン高校生備考
200175
200264
200335
200438ドレル・ライト(高校5年生)
2005311高校生最後
20062n/a高校生禁止
20079n/a高校生禁止の影響を最初に受けた組
200814n/a
20095n/a
201011n/a
20119n/a
https://www.thedraftreview.com/index.php?option=com_content&view=category&id=136&Itemid=384

まず、最初に流行したのがワン&ダン(One&Done)だ。ワン&ダンは「ワン=1年/ダン=終える」の意味である。要するに、高卒NBA希望者はNBAドラフトエントリー資格のために1年間だけカレッジでプレーした。上の表はNBAドラフトのエントリー人数だ。2005年は高卒NBA最後の年だったために高卒エントリー者数が激増している。また、翌2006年は前年度の高校生の駆け込みエントリーの影響からワン&ダンはタイラス・トーマスとショーン・ウィリアムスの2名だけだった。そして、高卒NBA禁止の影響下学年は以降、ワン&ダンのエントリー者数は増加し始めている。

プロリーグ組

主な選手モラトリアム(期間)ドラフト
ブランドン・ジェニングスイタリア(2008-09)2009年1巡目9位(MIL)
ラタビアス・ウィリアムスGリーグ(2009-10)2010年2巡目48位(MIA)
ジェレミー・テイラーイスラエル(2009-10)
日本(2010-11)
2011年2巡目39位(CHA)
ブランドン・ジェニングス: 初の海外プロ経由

海外プロリーグの道はブランドン・ジェニングスによって開拓された。同選手は学業不振でアリゾナ大学への進学を断念し、Pallacanestro Virtus Romaと契約し、NBAドラフトに臨んだ。成績は43試合出場で平均20分/6点だった。

ラタビアス・ウィリアムス: 初のDリーグ経由

ラタビアス・ウィリアムス(Latavious Williams)は初の「高卒→Dリーグ→NBAドラフト」選手だ。2009年、同選手は、学業成績不振で大学進学を諦めた後、中国CBAのオファーを「アメリカに留まってほしい」との家族の意向で断り、最終的にはDリーグドラフトでタルサ・シックスティシクサーズに加入し、46試合に出場して7.7点/7.7リバウンドを記録した。

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結局、ラタビアス・ウィリアムスはNBAデビューを果たせなかった。

ジェレミー・タイラー

ジェレミー・タイラーは高校を中退してイスラエルリーグとbjリーグを経由してNBAドラフトに入った。2009年、同選手は高校3年(日本の高校2年相当)時にサンディエゴ高校を中退し、マッカビ・ハイファに入団して10試合に出場し、翌シーズンにbjリーグのボブ・ヒル率いる東京アパッチと契約して合計33試合に出場した。

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第二世代(2011~16年高卒組): NCAA以外の道の模索&実行

  • 学年変更制度の利用増
  • 新規オルタナティブ: 海外プロ
  • 新規オルタナティブ: ポスト-グラデュエート学年

ワン&ダン組

ドラフト年ワン&ダン備考
20129
201310
201410
201513
201615
201720

CBA更新後、ワン&ダンの選手数は微増を辿ったが、2017年に一気に20人へと増加した。リッキー・レドは大学の試合に一度もプレーすること無くNBAドラフトへ進んだ。高校卒業後、レドはプロビデンス・カレッジへ進学したが、学業成績がNCAAの基準に満たなかったため公式戦に出場できなかった。その後、2013年に2巡目43位でバックスに指名されて最終的にはマーベリックスに送られた。

学年変更組(reclassfication)

主な学年変更組
  • アンドレ・ドラモンド(2012年1巡目9位)
    12→11卒→コネチカット大学(11-12)
  • ナーレンズ・ノエル(2013年1巡目)
    2013→2012卒→ケンタッキー大学(12-13)
  • ウェイン・セルデン(2016年ドラフト外)
    14→13卒→カンザス大学(13-16)
  • ノア・ボンレー(2014年1巡目9位)
    14→13卒→インディアナ大学(13-14)

一部の選手は極力若い年齢でのドラフトエントリーのために学年変更制度で高校卒業を早め。北米の学校では学力や州法等の理由で「同学年=同年齢」とは限らない。言い換えれば、学年変更が容易だ。そして、実はアメリカでは競技の優位性目的の学年ダウンが横行している。言わずもがな、10代の1歳差は非常に大きい。そのため、多くの選手が通称”ホールドバックス(holdbacks)”として本来よりも1~2学年下でプレーしている。そんな中、2011年、NBAは高卒ルーキー禁止の続投を決めた。そのため、本来の学年復帰の動きが増えた。

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一部の子どもはホームスクーリング、複数回の転校、海外生活等の理由で元来よりも下の学年に組み込まれる。そもそも地区によって小学校に通い始める年齢も違う。

海外プロ組

主な選手モラトリアムドラフト
エマニュエル・ムディエイ中国CBA(2014-15)2015年1巡目7位(DEN)
テレンス・ファーガソン豪NBL(2017-18)2018年1巡目24位(OKC)
エマニュエル・ムディエイ

エマニュエル・ムディエイは初の中国CBA経由トッププロスペクトだ。同選手は南メソジスト大学(SMU)への進学を撤回し、家族を養うためにプロへの転向を発表し、サザン・タイガースと$1.2M(約1.5億円)で契約した。

テレンス・ファーガソン

テレンス・ファーガソンは豪州NBLルートを開拓した。同選手はアリゾナ大学への進学を決めかけていた際にナイキ・フープ・サミットで声を掛けられてアデレード・サーティシクサーズと契約した。

ポスト-グラデュエート学年(Post-Graduate Year)

主な選手モラトリアム(期間/方法)ドラフト
サイナム・シンポスト-グラデュエート(2014-15)2015年2巡目52位(DAL)
ソーン・メイカーポスト-グラデュエート(2015-16)2016年1巡目10位(MIL)
サイナム・シンはNBA出場無し

サイナム・シンはポスト-グラデュエイト学年からのNBAドラフトエントリーをこじ開けた。同学年は北米の高校卒業後の大学進学準備のための学年(1年間)だ。そして、2014-15、同選手はNBAとIMGアカデミーのインド進出の思惑で渡米させられて5年目を迎えていたものの、学業成績不振でNCAAの道が閉ざされてしまったためにプロ転向を表明し、「高校卒業後1年経過」と「19歳 in ドラフト年内」のクリアからNBAドラフトエントリーを訴え、初のPG生 to NBAドラフト指名選手となった。その後、翌2015-16、ソーン・メイカーも前例を武器にNBAに自身のNBAドラフトエントリーを認めさせた。

第三世代(2017~19年高卒組): カレッジスキップの加速

  • 学年変更活用: 飛び級&留年
  • オルタナティブルートの地位確立
    豪NBL: NBAプロスペクト用契約
    ポスト-グラデュエート学年
  • その他
    インターンシップ
    自主トレ
    私塾
    プロリーグ
    Gリーグ: プロスペクト用契約

ワン&ダン

ドラフト年ワン&ダンオルタナティブ備考
2018204内1人はリアンジェロ・ボール
2019182

第三世代でもワン&ダンは主流であり続けた。特に2018年高校卒業組はザイオン・ウィリアムソン、RJ・バレット、キャム・レディッシュを筆頭に多くの有望選手が大学進学を選んだ。強いて言えば、指名漏れ濃厚者のNBAドラフトエントリー強硬が目立った。

学年変更

主な選手高卒年高卒時年齢/誕生日進路ドラフト
チャールズ・バッシー201817+8歳/2000年10月WKU2021年2巡目53位(PHI)
DJ・バーンズ201817+8歳/2000年10月テネシー大学等
ニコ・マニオン201918+3歳/2001年3月アリゾナ大学2020年2巡目48位(GSW)
飛び級

第三世代では学年変更制度の高度な利用法が編み出された。まず、飛び級者が登場した。アメリカでは誕生日や学力次第では大学入学時に17歳の学生もいる。だから、学年変更制度で本来の学年よりも1年早く高校を卒業することも可能になっている。つまり、選手は当人の誕生日次第で「高卒時17歳→ドラフト時18歳→ドラフト年内19歳」の実質的に高卒相当の年齢でNBA入りも果たせる。チャールズ・バッシーやDJ・バーンズは結局はワン&ダンしなかったものの上記のルートを実現できる身にいた。

ジェイレン・レキュー: 高校卒業遅延

一方、留年者も現われた。ジェイレン・レキューは2018年6月に高校卒業要件を満たしながらも1学年下に学年を変更し、高校5年目(2018-19)をブリュースターアカデミーで過ごし、NBAからのNBAドラフトエントリーの許可を得た。

海外プロ

主な選手モラトリアム(期間)ドラフト
ブライアン・ボウエンルイビル大学(2017-18)
サウスカロライナ大学(2017-18)
豪NBLシドニー・キングス(2018‐19)
2019年ドラフト外
ラメロ・ボール豪NBL(2019-20)2020年1巡目3位(CHA)
RJ・ハンプトン豪NBL(2019-20)2020年1巡目24位(ORL)
テリー・アームストロング豪NBL
サウス・イースト・メルボルン・フェニックス(2019-20)
2020年ドラフト外
ビリー・プレストンカンザス大
→ボスニアヘルツェゴビナ(2017-18)
2018年ドラフト外
リアンジェロ・ボールUCLA
→リトアニア(2017-18)
2018年ドラフト外
豪NBL

豪NBLはNBAプロスペクト専用のNBL Next Stars契約を立ち上げてオルタナティブ役を買って出た。2019-20には3名がNBLチームと契約した。特にRJ・ハンプトンは飛び級(2020年→2019年卒)後のプロ転向のため第三世代の象徴的存在だ。

大学放校→プロ転向組

ビリー・プレストンはカンザス大学に進学し、エキシビジョンゲーム3試合に出場したものの、キャンパス内での交通事故で選手資格の一時停止を喰らってしまったため、急遽ボスニアヘルツェゴビナのKK Igokeaと契約し、最終的に3試合に出場した。リアンジェロ・ボールはチーム旅行先の中国での万引き逮捕でUCLAを放校となったため父弟と共にリトアニアへと渡った。

ポスト-グラデュエート学年

主な選手モラトリアム(期間)ドラフト
アンフェニー・サイモンズ(2017-18)2018年1巡目24位(POR)
KJ・マーティンIMGアカデミー(2019-20)2020年2巡目52位(HOU)
ジョシュ・ホールMoravian Prep(2019-20)2020年ドラフト外

第三世代ではポスト-グラデュエート学年はオルタナティブとして確立された。アンフェニー・シモンズはPG生から難無くNBAドラフトにエントリーした。KJ・マーティンはバンダ―ビルト大学進学予定を取り消し、自主練でのNBAドラフト準備宣言も撤回した後、IMGアカデミーのポスト-グラデュエートチームでプレーした。ジョシュ・ホールもオークヒルアカデミー卒業後にルイビル大学等のオファーを蹴り、ノースカロライナ州のプレッププログラム経由でNBAドラフトに臨んだ。

無所属

主な選手モラトリアム(期間)ドラフト
ミッチェル・ロビンソン退学&自主トレ(2017-18)2018年2巡目36位(NYK)
ダリアス・ベイズリーインターン&自主トレ(2018-19)2019年1巡目23位(OKC)
ミッチェル・ロビンソン

ミッチェル・ロビンソンは自主トレでモラトリアムを過ごした。主な流れは「ウェスタンケンタッキー大学入学(夏休み)→転校模索(新学期開始前)→他大学もWKU復帰もレッドシャツ確定(2017-18)→Gリーグ模索→自主トレ」だ。NCAAは原則的に「転校生: 編入直後シーズン→レッドシャツ(公式戦出場不可)」のルールを設けている。そして、同選手はWKU入学後の転校模索によって同シーズンのレッドシャツを確定させてしまった。また、他の道も諸々の理由で上手くハマらなかった。その結果、最後に残ったのが自主トレだった。

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現在、新入生は「夏休み~秋学期開始前」までの場合はレッドシャツ免除で他大学に編入できる。

ダリアス・ベイズリー

ダリアス・ベイズリーはインターンシップでモラトリアムを過ごした。2018年3月、同選手はシラキュース大学のコミットを撤回し、一時はGリーグ行きを宣言したものの、敏腕代理人リッチ・ポールの進言でニューバランスでインターンシップ(報酬$100万/3カ月)を経験しながらの自主トレを選んだ。

その他

Gリーグ

2017年、NBAは2019-20のGリーグ・プロフェッショナル・パス&セレクト契約の新設を発表したものの、低い給与と育成環境から全く支持を得られず、僅か1シーズンで役目を終えた。

ラバー・ボール

2018年夏、実業家ラバー・ボールはジュニア・バスケットボール・アソシエーションを設立し、息子のリアンジェロ・ボールとラメロ・ボール+16~24歳の選手と契約し、夏季に全8チームを引き連れて全米中を周った。一方、残念ながら選手もコーチも”プロ”レベルとかけ離れていた。当然、興業は赤字だった。そして、同組織は年明けには完全消滅した。

デビッド・ウェスト
Teams — The Professional Collegiate League

2018年、ヒストリカル・バスケットボール・リーグ(Historical Basketball League)が密かに産声を上げた。COOは元オールスターのデビッド・ウェストが務めている。その後、同リーグはPCLと名称を変更し、NBAプロスペクトのためのオルタナティブではなく、国内のマイナーリーグとなっている。

第四世代(2020~年卒): 本格派国内代替選択肢登場

  • 国内オルタナティブの充実

Gリーグ・イグナイト

1シーズン目(2020-21)
主な選手ドラフト備考
ジェイレン・グリーン2021年1巡目2位(HOU)
ジョナサン・クミンガ2021年1巡目7位(GSW)学年変更2021→2020
アイザイア・トッド2021年2巡目31位(MIL)
ダイシェン・ニックス2021年ドラフト外
プリンセパル・シン2021年ドラフト外インド出身
カイ・ソット2022年ドラフト外フィリピン出身
公式戦出場無し

2020年、NBAはGリーグにNBAプロスペクト向けチームを発足してオルタナティブルートに本腰を入れた。最大の改善点は契約金だ。先述のプロフェッショナルパスは低額の契約金でトッププロスペクト達からそっぽを向かれてしまっていた。そのため、契約金は数十万ドル程に改善された。その結果、2020年4月、ジェイレン・グリーンが長い進路先非公表から第一号となり、数日後にアイザイア・トッドがミシガン大学入学を撤回してチーム加入を決め、同月末にはダイシェン・ニックスもUCLAをデコミットして2人に続き、7月にジョナサン・クミンガが高校卒業を本来の年度に戻してチームに加わった。その後、チーム名称がGリーグ・イグナイトに決定した。

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カイ・ソットは2020-21にGリーグ・イグナイトと契約し、練習には参加していたものの、その後にフィリピン代表活動のためにチームを離脱した際にコロナ禍での行動制限等でチーム復帰が困難となり、結局は公式戦には1試合も出場せずに終わった。

2シーズン目(2021-22)
主な選手ドラフト備考
ダイソン・ダニエルズ2022年1巡目8位オーストラリア出身
マジョーン・ブーチャンプ2022年1巡目24位2020年高卒組
ジェイデン・ハーディー2022年2巡目37位
マイケル・フォスター2022年ドラフト外
ファンボ・ゼング2022年ドラフト外中国出身
スクート・ヘンダーソン2023年1巡目3位(POR)2022年内18歳(誕生日2004年2月3日)

二期生も豪華なラインナップとなった。マジョーン・ブーチャンプは2021年のNBAドラフトにエントリー可能だったものの、2020-21のモラトリアムが「私塾カメレオンBX→コロナ起因の廃業→NCAAプレー不可濃厚(同塾との契約内容のアマチュア資格抵触)→地元短大」と散々だったため、自身の評価を上げるべく、Gリーグ・イグナイトへの加入を決めた。スク-ト・ヘンダーソンは2021年に学年変更で高校卒業を1年早めてチームに加入した。

3シーズン目(2022-23)
主な選手ドラフト備考
スクート・ヘンダーソン2023年1巡目3位(POR)2022年内18歳(誕生日2004年2月3日)
レナード・ミラー2023年2巡目33位(SAS)カナダ出身
ポスト-グラデュエート学年(2021-22)
シディ・シソーコー2023年2巡目44位(SAS)フランス出身
モハベ・キング2023年2巡目47位(LAL)ニュージーランド出身
エイフェ・アボギディ2023年ドラフト外ナイジェリア出身
ワシントンステイト大学(2020-22)
ロンドン・ジョンソン
London Johnson
2024年
ババカル・サネ
Babacar Sane
2024年セネガル出身

三期生は国際的だ。レナード・ミラーはNBAドラフトエントリーを撤回してチームに加入した。エイフェ・アボギディはワシントンステイト大学からチームに加わった。ロンドン・ジョンソンとババカル・サネは2年契約だ。

4シーズン目(2023-24)
主な選手ドラフト備考
ロンドン・ジョンソン
London Johnson
2024年Gリーグ・イグナイト(2022-)
ババカル・サネ
Babacar Sane
2024年Gリーグ・イグナイト(2022-)
ロン・ホランド
Ron Holland
2024年トッププロスペクト
マタス・ブゼレス
Matas Buzelis
2024年トッププロスペクト
テリー・ダーレン
Thierry Darlan
2024年NBAアカデミーアフリカ
イサン・アルマンザ
Izan Almansa
2024年OTE(2021-23)
U18スペイン代表(2022)
タイラー・スミス
Tyler Smith
2024年OTE(2021-23)
ディンク・ペイト
Dink Pate
2025年現米国最年少プロバスケ選手
高校卒業(2023)
2024年内18歳(誕生日2006年3月10日)

現在、既に複数の選手の契約が発表されている。ロン・ホランドとマタス・ブゼレスはトッププロスペクトだ。ディンク・ペイトは2023年5月に高校卒業を1年早めてチームと2年契約した。同選手は2024年内中に19歳を迎えないためにNBAドラフトエントリーは2025年になる。そんな中、2024年3月、NBAはGリーグ・イグナイトの廃業を発表した。主な理由はNCAAのNIL稼業解禁と編入ルールの緩和だ。現在、NCAA D1の学生達は毎年好きな場所に移って$100万を稼げる。言い換えれば、若い選手のプロ転向の理由はあまりない。

オーバータイム・エリート(OTE)

一方、スポーツメディアのオーバータイムは新たなオルタナティブウェイとしてオーバータイム・エリートを発足した。

オーバータイム・エリート(OTE)
オーバータイム・エリートについて解説&紹介!!

NBL

コロナ期
選手モラトリアムドラフト
カイ・ソット*Gリーグ・イグナイト(2020-21)
アデレード・サーティシクサーズ(2021-22)
2022年ドラフト外
AJ・ジョンソンイラワラ・ホークス(2023-24)2024年
アレックス・サー*OTE(2021-23)
パース・ワイルドキャッツ(2023-24)
2024年
トレンティン・フラワーズ学年変更(2023)
ルイビル大学入学撤回(2023)
アデレード・サーティシクサーズ(2023-24)
2024年
*米国拠点選手


NBLはオルタナティブの選択肢の地位を確立している。2020~23年、リクルートは「米国内のオルタナティブルート充実」+「コロナ禍の渡航制限」で下火になっていた。同期間のモラトリアム選手はカイ・ソットだけだ。同選手は高校時代に2020年高卒組としてフィリピンからアメリカに渡り、2021年に高校を卒業し、翌2021-22にアデレード・サーティシクサーズに加入した。その後、2023年、パンデミック終息後、米国拠点選手3名がオーストラリアのに足を踏み入れた。

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ちなみに、カイ・ソットは高校卒業を諦めていたら2021年のNBAドラフトにエントリーできた。NBAドラフトエントリー条件は高校中退選手の場合は「当初の高校卒業予定年からNBA1シーズン経過」となっている。

非ワン&ダン
選手モラトリアムドラフト
マクーア・メイカーハワード大学(2020-21)
シドニー・キングス(2021-22)
2022年ドラフト外
ボビー・クリントマン*ウェイク・フォレスト大学(2022‐23)
NBL?
2024年
*米国拠点選手扱い

一方、豪NBLはワン&ダン以外の層の修行の場としても機能している。マクーア・メイカーは2020-21にBLM的思想で歴史的黒人大学のハワード大学に加入したものの、コロナ禍で満足に活動できず、NBAドラフト評価向上のために米国を飛び出した。ボビー・クリントマンは2023年のNBAドラフトの指名を有力視されながらもオーストラリアでの修行を選んだ。

国内プロスペクト
選手所属ドラフト
ジョシュ・ギディアデレード・サーティシクサーズ(2020-21)2021年1巡目6位
ロコ・ジカアスキー
Rocco Zikarsky
ブリスベン・ブレッツ(2023-)
アレックス・トゥーイゴンザガ大学入学予定撤回(2023)
シドニー・キングス(2023-)
ベン・ヘンシャル
Ben Henshall
パース・ワイルドキャッツ(2023-)
テイレン・アームストロングカルフォルニア・バプティスト大学(2021-23)
(2023-25)
*米国拠点選手扱い

また、国内の有望選手達が米国の大学進学を蹴ってNBLを選んでいる。

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さらに、ジャック・ホワイトとゼイビア・クックスはNBAドラフト外からNBLを経由してNBAに行っている。

国際プロスペクト
選手経歴ドラフト
アリエル・ホクポーティ
Ariel Hukporti
ドイツ出身
メルボルン・ユナイテッド(2021-)
2024年
マンタス・ラブスタビシャス
Mantas Rubstavicius
リトアニア出身
ニュージーランド・ブレイカーズ(2023-)
*米国拠点選手扱い

そして、ヨーロッパのプロスペクトのリクルートも始まった。アリエル・ホクポーティは、2023-24でNBL3シーズン目を迎え、2024年にNBAドラフトに自動エントリーとなる。

その他

カメレオンBX
主な選手期間その後
カイリー・ウォーカー不明(2020-21)2021年ドラフト外
マジョーン・ブーチャンプ8カ月(2019-20)短大(2020-21)
Gリーグ・イグナイト(2021-22)
2022年1巡目24位
マックス・ルイス無しペッパーダイン大学(2021-23)
2023年
JD Tsasa無し2023年~

カメレオンBXは超短命のNBAプレーヤー養成塾だ。同プログラムはS&Cコーチのフランク・マトリシアーノ(Frank Matrisciano)のメソッドの高校生向けバージョンとして予定されていた。そんな中、新型コロナウィルスが直撃し、拠点のベイエリアのトレーニング施設が封鎖され、2020年夏以降に忽然と姿が消えた。唯一の”まともな”活動者はマジョーン・ブーチャンプだけだろう。最も有名な入塾者カイリー・ウォーカーの関連度合いは不明だ。マックス・ルイスとJD・ツァサもおそらくほとんど活動していない。

米国の大学への留学方法

米国の大学への進学は一般的に「エッセイ(自己PR文)」「高校の成績(GPA)」「テストスコア(TOEFL/SAT/ACT等)」「推薦状」「銀行口座の残高証明書」が求められる。エッセイは「高校生活で何を頑張ってきたか」「大学で何を学びたいか」「将来の夢」等の自己アピール文である。高校成績は日本の高校の10段階評価をGPAに換算する。テストスコアは英語力の証明としてよく求められる。時に推薦状も必要だ。一方、大半の日本の高校教員は米国の大学の正規入学の方法を知らないだろう。実際、俺の場合(公立高校→米国四年制大学卒業)も「提出物: 高校の担任教諭が留学エージェントのサンプルを参考に作成」「エッセイ/テスト/面接: 留学エージェントの対策講座」「奨学金獲得(合計500万円程度): 留学エージェントのコネ」でやり遂げた。詰まる所、留学は留学エージェントが必須だ。相談だけでも思いもよらない案の教示で価値はある。

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実は多くの留学エージェントは東南アジアの語学学校しか取り扱っていない。そんな中、上記の通り、留学情報館は多様なパターンの留学に対応している。最近は「短大→名門大学編入」や「海外出稼ぎ」等のサポートもある。留学先も北米-オセアニア-欧州等様々だ。そして、カウンセリングは無料だ。

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参考

How reclassification fast-tracks top prospects to college and the NBA(espn.com)
Reclassifying trending up in college basketball, for better or worse(usatodayhss.com)
Jalen Lecque to Forgo Playing at NC State, Enter 2019 NBA Draft(bleacherreport.com)
High schooler Jalen Lecque ponders entering 2019 draft(espn.com)
Kansas freshman Billy Preston signs with European team BC Igokea(espn.com)
NBA prospect to join Phoenix as NBL Next Star(semphoenix.com)
Sources: Five-star recruit Mitchell Robinson not expected to play college basketball this season(sports.yahoo.com)
Mitchell Robinson will bypass college, begin training for Draft(247sports.com)
NBA prospect Darius Bazley will intern at New Balance as part of his lucrative shoe deal(sports.yahoo.com)
KJ Martin enrolls at IMG, will enter NBA Draft next spring(247sports.com)
Thunder Signs Moses Brown and Josh Hall to Two-Way Contracts(nba.com)
NBA G League introduces new professional path for elite basketball prospects(nba.com)
Frequently Asked Questions: NBA G League Professional Path And Select Contracts(gleague.nba.com)
The 4 biggest problems with the NBA’s new plan to pay elite high school players(sbnation.com)
Summer hoops league to offer a paid alternative to NCAA in 2020, two-time NBA champion David West says(cnbc.com)
college sports reimagined(thepcleague.com)
The broken dreams and promises of LaVar Ball’s failed basketball league(nypost.com)
LaVar Ball says G League changes was response to his JBA(lonzowire.usatoday.com)

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