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オハイオステイト大学
基本情報
名称: Ohio Sate University
愛称: OSU/Buckeyes
所属: ビッグ10・カンファレンス
2020-21: 21勝10敗NCAAトーナメント出場
2019-20: 21勝10敗(NCAAトーナメント中止)
2018-19: 20勝15敗NCAAトーナメント2回戦
2017-18: 25勝9敗NCAAトーナメント2回戦

近年の話: 古豪復活の日も近い
- 注目選手
EJ・リデル(2019-): NBAプロスペクト
マラキー・ブランハム(2021-): フォースター - リクルート(2022)
Bruce Thornton
近年、オハイオステイト大学は以前の力を取り戻しつつある。2017年、クリス・ホルトマン(Chris Holtman)がHCに就任した。ホルトマンはガードナー・ウェブ大学とバトラー大学のそれぞれでカンファレンスの最優秀コーチ賞を獲得した経歴を持っているのだが、2017-18、就任1年目にビッグ・10・カンファレンスの最優秀コーチ賞をコレクションに加えた。そして、2020-21、バックアイズは、残念ながら本戦では1回戦でオーラル・ロバーツ大学にアップセットされたものの、AP最高4位と第二シード獲得の好シーズンを過ごした。
ビッグ・10・カンファレンス
名称: Big 10 Conference
愛称: B1G
設立: 1896年
所属校: 14校
放送: FOX/ESPN/CBS/BIG 10 Network
HP: www.bigten.org
所属校(大まかな所在地)※太字は注目のチーム |
オハイオステイト大学(コロンバス)は全米最大規模を誇る大学だ。グレッグ・オデン、マイク・コンリー、エバン・ターナー、ディアンジェロ・ラッセルなど一昔前まではトッププロスペクトをリクルートできたが、近年はそのブランド力が少し陰りを見せている。 |
ミシガン大学(デトロイト)は2019-20シーズンから元ファブファイブのジュワン・ハワードが指揮を執ることとなった。 |
ミシガンステイト大学(デトロイト)はマジック・ジョンソンとドレイモンド・グリーンの母校だ。現HCトム・イゾーはファイナル4進出8回を誇る超名将である。 |
パデュー大学(インディアナ州)は2021-22シーズンの優勝候補の1つだ。 |
インディアナ大学(インディアナ州)は名将ボブ・ナイト(1971-2000)が率いて3度のNCAAチャンピオンに輝いた。 |
メリーランド大学(ワシントンD.C.)はジョージタウン大学と並ぶワシントンD.C.の強豪だ。同大のNBAドラフト高順位指名者はバストになる傾向がある。 |
アイオワ大学(アイオワシティ)は対戦車砲でも止められないルカ・ガルーザが在籍していた。 |
ミネソタ大学(ミネアポリス)は1980年代のセルティックスとレイカーズの時代に両チームにビッグマン(ケビン・マクヘイルとマイカル・トンプソン)を送り込んだ。 |
イリノイ大学は2005年にデロン・ウィリアムスらが率いてNCAAトーナメント準優勝を果たした。 |
ウィスコンシン大学は2015年に38勝0敗のケンタッキー大学を破ってNCAAトーナメント決勝に進出した。 |
ノースウェスタン大学(シカゴ)はビッグ10の古株だが、運動部には注力しておらず、初めてNCAAトーナメント出場したのは2017年のことだった。 |
ペンシルベニアステイト大学は1954年にファイナル4に進出しているが、決して強いチームでは無い。 |
ネブラスカ大学(ネブラスカ州リンカーン)は2019年にISUを再建したフレッド・ホイバーグがHCに就任した。2021年秋、桜丘高校出身の富永選手が入学予定となっている。 |
ラトガース大学(ニュージャージー州)は1991年を最後にNCAAトーナメントから遠ざかっているが、2019-20シーズンは快進撃を続け、最近は勢いがある。 |
ビッグ・10・カンファレンスは北東部と中西部各州のマンモス校計14校が所属する大所帯カンファレンスだ。近年の勢力図はミシガン大学とミシガンステイト大学が飛びぬけて強い。また、B1GはNCAA D1内で最もフィジカルなリーグとしても知られている。故に、各校は競うようにビッグマンのリクルートに精を出している。放映権はFOX、ESPN、CBSとBIG 10 Networkに分割されている。
チーム史
ハロルド・オルセン時代(1922-46)
- NCAAトーナメント準優勝(1939)
- ファイナル4×3(1944-46)
フレッド・テイラー時代(1958-76)
- NCAAトーナメント優勝(1960)
- NCAAトーナメント準優勝×2(1961、62)
- ファイナル4(1968)
ジム・オブライアン時代(1997-2004)
- ファイナル4(1999)
マイケル・レッドとファイナル4(1997-99)
- マイケル・レッド(1997-2000): 2000年2巡目43位
- ケン・ジョンソン(1997-2001): 2001年2巡目41位
1997年、ジム・オブライアン(Jim O’Brien)がHCに就任した。開幕前、マイケル・レッド以外に見所の無いバックアイズは全く期待されていなかったが、1998-99、レッドがチームをビッグ10内12勝4敗に導き、NCAAトーナメントでは3回戦で第1シードのオーバーン大学を破り、その後ロン・アーテスト擁するSt.ジョーンズ大学にも勝利してファイナル4進出を果たした。
弱体化の一途(1999-2004)
しかし、翌1999-2000、主力全員が残るバックアイズは開幕前にAP通信で3位に評されたものの、NCAAトーナメントでは2回戦でマイアミ大学(フロリダ)にアップセットされて終わった。その後、レッドはアーリーエントリーを表明し、チームは2000-01と2001-02は下位ラウンド敗退、翌2シーズンはNCAAトーナメント出場すら果たせず、弱体化の一途を辿った。
不当解雇&不正発覚(2004)
そして、2004年6月、運動部局長(AD)アンディ・ガイガー(Andy Geiger)がリクルート時に短大生のアレクサンダー・ラドヤビッチに$6000を貸し付けていたとの疑惑が浮上し、オブライアンはそれを黙認していたとして大学に解雇された。NCAAは家族以外の人間が選手に金銭の援助をすることを禁じている。
その後、NCAAが「プロ経験がある(=NCAAでプレーする資格が無い)ラドヤビッチへの貸与はリクルートとは無関係だ」というガイガーの主張を認めたため、ラドヤビッチに対する貸付は不正にはならなかったのだが、この件の発覚の発端となったボバン・サボビッチ(1998-2002)への金品譲渡は不正とされたため、オハイオステイト大学には3年間の保護観察処分、NCAAトーナメント出場報酬の返金、さらにはサボビッチがプレーしたファイナル4を含む全試合の成績が公式記録から抹消されることになった。
一方、無実の罪(黙認の件)を理由に解雇されたオブライアンは大学側に訴訟を起こして見事$2.4万の賠償金を勝ち取ったのだが、サボビッチの件の罰としてNCAAから5年間(後に2年間に減刑)のショーコーズ(Show-cause)を科せられた。もしショーコーズを科せられた人物がHCとして雇われている場合、大学と当該人物は定期的にNCAAに報告を上げる義務が発生するため、実質的に”干された”状態になる。
サド・マッタ時代(2004-17): 4度の優勝チャンス
- NCAAトーナメント準優勝(2007)
- ファイナル4(2012)
- エリート8(2013)
マクドナルド・オール-アメリカン&1巡目指名選手トリオ(2006-07)
- グレッグ・オデン: 2007年1巡目1位
- マイク・コンリー: 2007年1巡目4位
- ディクアン・クック: 2007年1巡目21位
2006年、オハイオステイト大学は大きく変わった。4年生主体の”カレッジ”チームから3人のマクドナルド・オール-アメリカンを擁するスーパーチームに変貌したのだ。
2006-07、上記3名がチームの中枢を担ったバックアイズは着実に白星を重ねたが、一方で優勝候補に挙げられていたノースカロライナ大学、フロリダ大学、ウィスコンシン大学とのビッグゲームは全て落としていた。
しかし、シーズンが進むに連れて自身の才能を伸ばしたバックアイズはビッグ10内で12連勝を記録し、最終的にはビッグ10を15勝1敗で終え、カンファレンストーナメントも優勝を果たし、その中でウィスコンシン大学から2回白星を奪った。
そして、本戦、バックアイズはゼイビア大学やテネシー大学との接戦を制し、ファイナル4ではジェフ・グリーンとロイ・ヒバートを擁するジョージタウン大学を撃破して決勝戦進出を果たしたのだが、アル・ホーフォード、ジョアキム・ノア、コーリー・ブリューワー等合計6名の将来のNBA選手を擁するフロリダ大学に敗れて準優勝に終わった。
エバン・ターナーと転換期(2007-10)
- コスタス・クーファス(2007-08): 2008年1巡目23位
- エバン・ターナー(2007-10): 2010年1巡目12位
- ジョン・ディエブラ―(2007-11):2011年2巡目51位
- バイロン・ミュレンズ(2008-12): マクドナルド・オール-アメリカン
- ウィリアム・ブフォード(2008-09): 2009年1巡目24位
高評価の選手の獲得は必ずしも勝利に結びつく訳ではなかった。2007-08はNCAAトーナメント不出場に終わり、翌2008-09は辛うじて出場こそ果たしたものの、1回戦でローメジャー校のシエナ大学にアップセットを食らって終わった。一方、2009-10、ターナーは年間最優秀選手を獲得する孤軍奮闘振りを見せてチームはビッグ10をRSとCTの両方で制覇し、スウィート16進出を果たした。
不運な優勝候補(2010-13)
9 years ago today, Brandon Knight hit a game winner to send Kentucky (+190) to the elite 8 and beat the #1 seed, Ohio State, 62-60.
— Bet The Hoops (@betthehoops) March 25, 2020
pic.twitter.com/9NpwkmS4lY
2010年、経験豊富な上級生にトップリクルートのジャレッド・サリンジャーとディショーン・トーマスが加わり、オハイオステイト大学は開幕前から優勝候補に挙げられていた。その後、OSUは下馬評通りの活躍で開幕24連勝を記録、カンファレンストーナメントも制覇し、堂々の第1シードでNCAAトーナメントに臨んだのだが、3回戦でSEC内を10勝6敗と勝ち切れずにいた不調のケンタッキー大学に粘られ、最後はブランドン・ナイトに決勝点を決められて優勝の夢は儚く散った。
翌2011-12、4年生の離脱とリクルートの不振で若干の戦力ダウンは否めなかったが、サリンジャーとトーマスが残ったOSUはビッグ10内を1位で切り抜けて東地区の第2シードでNCAAトーナメントに出場した。本戦、バックアイズは順調に勝ち上がり、エリート8でディオン・ウェイターズ等合計6名のNBA選手を擁するシラキュース大学を突破し、ファイナル4進出を果たした。
しかし、カンザス大学にサリンジャーとトーマスを合わせてFG8/33に抑えられてあと一歩の所で優勝を逃した。
2012-13、サリンジャー以外の主力メンバーが残るチームは引き続き優勝候補に挙げられたが、エリート8で当時最も勢いのあったウィチタステイト大学にまたしても接戦の末に敗れた。
リロード(2014-17)
- ディアンジェロ・ラッセル(2014-15)
- ジェンシー・テイト(2014-18)
- キエイタ・バイテス・ジョップ(2014-18)
2014年、オハイオステイト大学は全米トップレベルのリクルートに成功したものの優勝候補とは言えない状態だった。2014-15、サリンジャーの同級生達にフレッシュマントリオが加わったチームは攻撃力を武器にそこそこの成績を残したが、NCAAトーナメント2回戦でアリゾナ大学にラッセルを9得点に抑えられて敗退した。その後、ラッセルと4年生達が抜けたバックアイズは武器を失った。2015-16と2016-17、平均得点はNCAA D1の下位に転落し、チームは2年連続でNCAAトーナメント出場を逃した。そして、マッタは健康状態の悪さを理由に解任となった。
現地観戦
コロンバス(オハイオ州)
基本情報
コロンバスはオハイオ州の真ん中にある。標準時間は東部標準時、日本との時差は-14時間だ。
アクセス: ★★★
飛行機 | 空港 | 長距離バス 鉄道 |
直行便無し | ポートコロンバス国際空港 | Greyhound |
日本からコロンバスへの直通便は無い。日本から行く場合、国内線に乗り継いでポート・コロンバス国際空港に飛ぶか、あるいは陸路で行くことになる。
快適度: ★★★
規模 | 公共交通機関 | 気候 (11~3月) |
地方都市 | ローカルバス | 最高気温: 10℃ 最低気温: -5℃ (詳細) |
オハイオ州の州都コロンバスは地方都市とカレッジタウンが合わさった町だ。 故に、衣食住には困らない。公共交通機関は申し訳程度にローカルバスが走っている。気候は日本と同じ位だ。
観光: ★
コロンバスには宇都宮ブレックスのジェフ・ギブスとラン&ガンの生みの親として有名な殿堂入りコーチのハロルド・アンダーソン氏の母校オッターベイン大学がある。
ホームアリーナ
名称: The Schottenstein Center
住所: 555 Borror Dr, Columbus, OH 43210
バックアイズのホームアリーナはキャンパス内にあるThe Schottenstein Centerだ。ダウンタウンから会場へはローカルバス1番で行けるが、徒歩でも行けなくはない。
チケット
同大はパワーカンファレンスに所属しているため、試合によってはチケットが売り切れる可能性もある。だから、チケットの購入は会場では無く、 Ticketmaster、StubHub、VIVIDSETAS、公式サイト等で事前に購入するのがオススメだ。
カレッジギア

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カレッジグッズは各大学キャンパス内のブックストア(カレッジストア)が最も品揃えが豊富だ。ブックストアは書店では無い。ブックストアはアパレルと日用品が売られている雑貨屋だ。場所は「大学名 bookstore」で検索で出てくる。一方、ファナティクス系列(「fanatics.com」「lids.com」)は全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。無論、両サイトは日本への発送にも対応している。
まとめ

関連記事
五大湖エリア

五大湖エリア(北東部)
五大湖エリアは五大湖周辺を括ったエリアだ。NBA都市と各州の代表的な大規模大学が多い。
トロント(カナダ)
トロントはカナダ最大の都市だ。NBAトロント・ラプターズとGリーグチームのラプターズ905、そしてカナダ国内リーグのチームがある。一方、多民族都市で市内では様々な文化体験ができる。ナイアガラ滝も近い。
バッファロー(ニューヨーク州)
バッファローはカナダとの国境の街だ。アメリカからトロントへ向かう通過点にあるためかなり行きやすい。NCAAトーナメント常連校になりつつあるバッファロー大学を含めて合計3校のNCAA D1大学がある。
ピッツバーグ(ペンシルベニア州)
ピッツバーグは鉄鋼の町として知られているが、同時に学術都市でもある。NCAA D1はピッツバーグ大学、デュケイン大学、ロバート・モリス大学、NCAA D3は最初の大学の試合を行ったとされるジェネバカレッジがキャンパスを構えている。
ウェストバージニア大学(ウェストバージニア州)
デトロイト(ミシガン州)
デトロイトは自動車産業で酸いも甘いも経験した街だ。近年はかつての賑わいを取り戻しつつある。NBAデトロイト・ピストンズが郊外からダウンタウンにホームアリーナを移転したのはその最たる例だ。
ミシガン大学(ミシガン州)
ミシガン大学はデトロイト・ウェイン・カウンティ国際空港から長距離バスで45分程のアナーバーにある。
ミシガンステイト大学(ミシガン州)
ミシガンステイト大学はデトロイト・ウェイン・カウンティ国際空港から長距離バスで1時間半程のイーストランシングにある。
クリーブランド(オハイオ州)
クリーブランドはレブロン・ジェームスを産んだ労働者の町だ。NBAクリーブランド・キャバリアーズはそんな街の唯一の希望だったレブロンが去って以降一気に高額チームから格安チームに転落した。その他にはミッドメジャー4校がキャンパスを構えている。
オハイオステイト大学(オハイオ州)
オハイオステイト大学は全米最大規模の超マンモス大学だ。キャンパスはオハイオ州のど真ん中の州都コロンバスにある。
ニューキャッスル(インディアナ州)
ニューキャッスルはインディアナポリスとデイトンの中間に位置する田舎町だ。インディアナ・バスケットボール殿堂とニューキャッスル高校がある。
インディアナポリス(インディアナ州)
インディアナポリスは五大湖から離れた内陸部にある地方都市だ。エリアの中で最も雰囲気が良い。NBAインディア・ペイサーズとブラッド・スティーブンス時代に2年連続でNCAAトーナメント準優勝を果たしたバトラー大学がある。
シカゴ(イリノイ州)
シカゴはアメリカ北東部と中西部のターミナルとして栄えた大都市だ。NBAはシカゴ・ブルズ、NCAAはデポール大学、ノースウェスタン大学、ロヨラ大学(シカゴ)など古い歴史を持つチームがキャンパスを構えている。
ミルウォーキー(ウィスコンシン州)
ミルウォーキ-はシカゴと一緒に周っておきたい町だ。NBAはミルウォーキー・バックス、NCAA D1はドウェイン・ウェイドの母校マーケット大学とNBAプロスペクトのパトリック・ボルドウィンJrの進学先候補のウィスコンシン大学ミルウォーキー校がある。
ウィスコンシン大学(ウィスコンシン州)
強豪ウィスコンシン大学はミルウォーキーから長距離バスで片道1、2時間程のマディソンという町にある。

NCAA基礎講座
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大学一覧

バスケ留学解説



NCAAの視聴方法

参考
Ohio State 2019 Basketball Commits(247sports.com)
Ohio State Buckeyes School History(sports-reference.com)
NCAA reduces O’Brien’s penalty to two years(espn.com)
Ohio State fires Thad Matta, announces search for replacement(sportingnews.com)
2006 Basketball Team Rankings(247sports.com)
2014 Basketball Team Rankings(247sports.com)
コロンバスにおける平均的な気候(jp.wetherspark.com)
