【NCAA】ワシントン大学

うい。現地観戦研究家のBall Otaku Bros(@b_o_bros)だ。

今回は地元シアトル民から絶大な人気を誇るワシントン大学を紹介する。

ワシントン大学

基本情報

名称: University of Washington
愛称: Huskies
所属: Pac-12 Conference
18-19: 27勝9敗 NCAAトーナメント2回戦
17-18: 21勝13敗 NIT2回戦
16-17: 9勝22敗
15-16: 19勝15敗 NIT2回戦

https://gohuskies.com/index.aspx?path=mbball

パワーハウスから勝てるチームへ

2017年、ワシントン大学はただのパワーハウスからの脱却を図った。同プログラムを国内屈指のNBAトッププロスペクト工場に築き上げたロレンゾ・ラマーを解雇してマイク・ホップキンスをHCに招聘したのである。


今のワシントン大学が在るのは間違いなくラマーの手腕による部分が大きい。ラマーは兎に角地元シアトルのスーパー高校生をリクルートしてはNBAに送り込んだ。彼のリクルートの中にはブランドン・ロイ、ネイト・ロビンソン、アイザイア・トーマス、トニー・ローテン、マーケル・フルツなどがいる。その結果、ワシントン大学はNBA選手を輩出するイメージを世に植え付けることに成功した。


しかし、ラマーはリクルートこそ一流だったがコーチングは二流だった。最後となった16-17シーズンはトップピックのマーケル・フルツを擁していながらたった9勝しか挙げられていなかった。


後任のホップキンスに課せられているのは勝利である。NBAプロスペクト達を率いてNCAAトーナメントでエリート8以上の成績を残せるか、ワシントン大学はここに注目だ。

注目選手: 3人のファイブスターリクルート

ジェイデン・マクダニエル(SF/206cm/1年/#4)

Jaden McDaniels Full Highlights 11.8.19 Washington vs Baylor – 18 Pts, 7 Rebs, Top 3 Pick!

複数のNBAプロスペクトを抱える今季のハスキーズの中で俺が最も注目しているのが地元シアトルエリア出身のジェイデン・マクダニエルズだ。ちなみに、シャーロット・ホーネッツのジェイレン・マクダニエルズの弟である。

アイザイア・スチュワート(ビッグ/206cm/1年/#3)

アイザイア・スチュワートは先ほど紹介したジェイデン・マクダニエルズよりも評価されている選手だ。ESPNトップ100(2019年)でマクダニエルズは6位、スチュワートは3位だ。身長は然程高くは無いが、7’4″のウィングスパン、既に鍛え上げられている上半身、大きな手などで高い評価を得ている。が、個人的にはサイズ身体能力の低さからNBAでは活躍できないような気がしている。

クエイド・グリーン(ガード/183cm/2年/#55)

Quade Green Kentucky Wildcats | Next Ones | 2017-2018 Highlights

クエイド・グリーンもまた元ファイブスターリクルートだ。昨季途中にケンタッキー大学からトランスファーしてきた。プレースタイルはDJ・オーガスティンとジョージ・ヒルのような感じだ。個人的にグリーンはNBAにはアーリーエントリーせずに4年間プレーして成熟度を増した後の方が評価されるタイプだと思っている。

パック12

名称: Pac-12 Conference
愛称: パック12
設立: 1915年
所属校: 12校
HP: pac-12.com

所属校(大まかな所在地)※太字は重要校
UCLA(ロサンゼルス)は1967~73年の7連覇を含む合計11回のNCAAトーナメント制覇を誇る超名門だ。
USCロサンゼルスはUCLAと双璧を成すLAの名門大学だ。最近ではUCLAよりもリクルートに強い。
アリゾナ大学(アリゾナ州ツーソン)は1990年代にPac-12を代表するパワーハウスとなったが、プレー資格の無い選手の起用やリクルートの不正が発覚したためNCAAからの制約を受けて近年は弱体化を余儀なくされた。
アリゾナステイト大学(フェニックス)はジェームス・ハーデンの母校として有名だ。
オレゴン大学(オレゴン州ユージーン)はNIKEのスポンサードによる高いブランド力で毎年リクルートに成功している。
オレゴンステイト大学(オレゴン州コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した大学だ。
ワシントン大学(シアトル)は地元シアトルのキッズをNBA選手に仕立て上げることで有名だ。
スタンフォード大学(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。現在は緩やかに下降気味だが、今でもNBA選手をちょいちょい輩出している。卒業生にはコリンズ兄弟(97-01)とロペス兄弟(06-08)の二組の双子ビッグマンがいる。
カリフォルニア大学バークレー校(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、最近ではジェイレン・ブラウン等を輩出している。ただ、2018-19はカンファレンス内で1勝もできなかった。
コロラド大学(デンバー)はコロラド州史上最高のプレーヤーと評されるチャウンシー・ビラップスの母校だ。
ユタ大学(ソルトレークシティー)は1990年代にアンドレ・ミラーやキース・バン・ホーンらを擁して最盛を迎えた。日系人初のNBA選手ワッツ・ミサカ氏の母校でもある。
ワシントンステイト大学(ワシントン州スポーケン)はワシントン州の”じゃない方”大学と評されているPac-12の残念なチームだ。が、2000年代に現バージニア大学HCのトニー・ベネットが就任して一時期は強かった。当時のエースがクレイ・トンプソンである。

パック12はアリゾナ大学とUCLAに代表されるカンファレンスだ。ただ、現在の勢力図はワシントン大学とオレゴン大学がリードしている状況となっている。PacはPacific(太平洋)の略で、 同連盟は西海岸で唯一のパワーカンファレンスである。Pac-12は各校共にリクルートは優れているのだが強くは無い。

チーム史

ティピー・ダイ時代(1950-59)

主な実績
  • ファイナル4(1953)
  • エリート8(1951)

ロレンゾ・ラマー時代(2002-17)

主な実績
  • スウィート16×3(2005、06、10)

ロレンゾ・ラマーはリクルートには成功していたもののチームを勝たせることはできなかった。そんなラマーのベストチームが2009-10だ。このシーズンはアイザイア・トーマス、クインシー・ポンデクスター、ジャスティン・ホリデイ、CJ・ウィルコックスがいてNCAAトーナメントではスウィート16まで登り詰めた。

映画: The Sixth Man(1997)

The Sixth Man Movie Trailer 1997

The Sixth Man『ゴースト・ブラザー/天国から来たヒーロー』(1997)という映画で主人公が所属しているのがワシントン大学ハスキーズだ。残念ながらDVD化はしておらずAmazon Prime VideoにもNETFLIXにも作品は無かった。

ホームアリーナ

基本情報

名称: Alaska Airlines Center
住所: 3870 Montlake Blvd NE, Seattle, WA 98105

​ワシントン大学はシアトル郊外にある。ダウンタウンからは電車で行ける。

チケット

同大はパワーカンファレンスに所属しているため、試合によってはチケットが売り切れる可能性もある。だから、チケットの購入は会場では無く、 TicketmasterStubHubVIVIDSETAS、公式サイト等で事前に購入するのがオススメだ。

カレッジギア

大学のグッズの購入はキャンパス内のブックストア(カレッジストア)がオススメだ。場所はグーグルマップで「大学名 bookstore」で検索すれば出てくる。


ブックストアは書店では無い。ブックストアはアパレルと日用品が売られている雑貨屋だ。と言うのも、アメリカの大学生は基本的に寮やキャンパス付近での生活を強いられるため彼らの生活に必要となるアイテムが置いてあるのである。


ちなみに、カレッジのアイテムはアリーナでも買える。が、品揃えは良くない。時間があれば是非ともキャンパス内or付近のブックストアに立ち寄ることを俄然オススメする。

合わせて行きたい: カスカディアエリア

参考

2019 ESPN 100(espn.com)
Washington Huskies School History(sports-reference.com)

管理人

俺達B.O.Brosはアメリカかぶれの”bro”2人だ。両者共にアメリカの大学に留学経験(1人は現在留学5年目)がある。元々はバスケ好きが高じて渡米したのだが、今ではバスケを通り越してアメリカ的価値観や文化そのものの虜になり、固まった休みが取れ次第、試合観戦がてらアメリカ各地を巡っている。トレンドの話はTwitter、俺達自身についてはInstagram、ブログのコンセプト外の話はnoteで発信しているので、興味があれば、そちらもチェックしてもらえれば、と思う。

B.O. BROSをフォローする
タイトルとURLをコピーしました