※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
デビッドソン大学
- 校名: Davidson College
- 愛称: Wildcats
- 所属: Atlantic 10 Conference
- 成績
2023-24: 15勝17敗(5勝13敗)
2022-23: 16勝16敗(8勝10敗)
近年の話: HC世襲
ロスター(2024-) |
ロバーツ・ブルムス(Roberts Blums) ラトビア(2023-24) NBAドラフトエントリー撤回(2024-) デビッドソン大学(2024-) |
デビッドソンカレッジは実力校だ。2022年、ボブ・マキロップ(Bob McKilop)がコーチング業を引退した。同氏は1989年のHC就任以降で計4シーズンしか負け越しでシーズンを終えなかった。しかも、その内の3シーズンは就任3年目までだ。その後、新HCは息子に世襲された。
アトランティック・10・カンファレンス
- 名称: Atlantic 10 Conference
- 愛称: A10
- 設立: 1976年
- 本部: バージニア州ニューポートニューズ
- 放送: ESPN/CBS
- HP: atlantic10.com
大学(大まかな所在地) |
マサチューセッツ大学(アマースト)は名将ジョン・カリパリ時代にNCAAトーナメント優勝候補にまで登り詰めた。出身者にはDr. Jがいる。 |
ロードアイランド大学(キングストン)は1998年にUCLAから都落ちしたジム・ハリックに率いられてカンザス大学を破りエリート8に進出した。出身者にはラマー・オドムがいる。 |
セントボナベンチャー大学(ニューヨーク州バッファロー)はボブ・レイニアーが率いて1970年にファイナル4に進出した。 |
フォーダム大学(NY)はスマッシュ・パーカーの母校だ。1925年開館のローズ・ヒル・ジムはNCAA D1校が現在使用している中で最も古い。 |
セントジョセフズ大学(ペンシルベニア州フィラデルフィア)はジャミーア・ネルソンの母校だ。 |
ラセール大学(ペンシルベニア州フィラデルフィア)は1950年代に全米No.1に輝いた古豪だ。 |
ジョージ・ワシントン大学(ワシントンD.C.)は渡邉雄太選手の母校だ。 |
ジョージ・メイソン大学(ワシントンD.C.)は2006年にファイナル4進出で話題を集めた。 |
バージニアコモンウェルス大学(バージニア州リッチモンド)は2011年にNCAAトーナメント史上初のファースト4 to ファイナル4を達成した。 |
リッチモンド大学(バージニア州リッチモンド)はNCAAトーナメント当落線上を行き来する実力がある。 |
デビッドソン大学(ノースカロライナ州シャーロット)はステフィン・カリーの母校だ。 |
デュケイン大学(ペンシルベニア州ピッツバーグ)は1955&56年にディック・リケッツとシヒューゴ・グリーンのNBAドラフト全体1位指名選手を輩出した。 |
デイトン大学(オハイオ州デイトン)は実質的にはハイメジャー校だ。UDアリーナはNCAAトーナメントのファースト4の会場になっている。 |
ロヨラ大学(シカゴ)*は全米1位やファイナル4進出経験有りの古豪だ。 |
セントルイス大学 |
A10は北東部の大学を中心に組織されている。同カンファレンスは最近は全体的に弱体化傾向にあるもののハイメジャーとして見なされる場合も少なくない。多くの大学がファイナル4以上進出の歴史を持っている。2022年に実力校ロヨラ大学(シカゴ)が満を持して加入してきた。
チーム史
レフティー・ドリセル時代(1960-69)
レフティー・ドリセル(Lefty Driesell)はデビッドソンカレッジの名をバスケットボール界に轟かせた人物だ。レフティーは毎年10勝もできなかった小規模校の弱小チームを超低予算で全米トップクラスのプログラムに仕立て上げた。特筆すべきはチャールズ・スコットを最初にリクルートしたことだ。結局、スコットはディーン・スミスの下でノースカロライナ大学初の黒人奨学生になる道を選んだのだが、スミスがスコットの存在を知る以前にレフティーはスコットをキャンパスに招待していた。その後、1968年と1969年にデビッドソン・カレッジはスコット率いるノースカロライナ大学にエリート8で敗れている。2018年、メリーランド大学でも一時代を築いたレフティーは遂に殿堂入りを果たした。
ボブ・マキロップ(1989-2022)
ステフィン・カリー(2006-09)
ハイメジャー校からの奨学金オファーが無かったステフィン・カリーは地元シャーロットに程近いデビッドソンカレッジを選んだ。
カリーのシューティング能力はフレッシュマンの時から遺憾なく発揮された。2006-07シーズンに1年生の中でケビン・デュラントに次ぐ第二位の平均得点21.5点を叩き出したカリーは夏にU19アメリカ代表にも選出された。
そして、2008年、チームはサザン・カンファレンス内で20勝0敗の圧倒的な成績を残してNCAAトーナメントに進出し、本戦ではカリーが毎試合30点以上を挙げる獅子奮迅の活躍でゴンザガ大学、ジョージタウン大学、ウィスコンシン大学を次々となぎ倒した。
その後、惜しくも2点差でマリオ・チャルマースなどNBA選手6名を擁するカンザス大学に敗れたが、ウィスコンシン大学戦にレブロン・ジェームスが来場する等、カリーとデビッドソン・カレッジは一大ブームを巻き起こした。
翌年、カリーはPGスキルを磨くために大学に残った。残念ながらチームはNCAAトーナメント進出とはならなかったが、2009年NBAドラフト1巡目8位でカリーはゴールデンステイト・ウォリアーズに指名された。
A10移籍以降
韓国人シューターのリ・ヒュンジョン(Hyunjung Lee)はフレッシュマンの時から主力として活躍した。
ノースカロライナ大学シャーロット校
- 名称: The University of North Carolina at Charlotte
- 愛称: 49ers/Charlotte
- 所属: American Athletic Conference
- 成績
2023-24: 19勝12敗(13勝5敗)
近年の話: 超サプライズ人事
- HC交代(2023)
- カンファレンス移籍(2023)
CUSA→アメリカン・アスレティック・カンファレンス
2023年、ノースカロライナ大学はNCAA史上前代未聞のサプライズ人事に踏み切った。前HCロン・サンチェス(Ron Sanchez)は名将親子ディック・ベネットとトニー・ベネットの双方の弟子として知られ、2018年にHCに迎え入れられたものの、2023年に再びバージニア大学のアシスタントに戻ってしまった。そして、急遽、オーストラリア人のアーロン・ファーン(Aaron Fearne)が抜擢された。同氏は米国のバスケットボール文化に一切触れてきていない。NCAAバスケットボールは傍から見れば奇妙な文化やしきたりばかりである。門外漢の成功は間違いなくコーチング人事の常識を覆す。
アメリカン・アスレティック・カンファレンス
- 名称: American Athletic Conference
- 愛称: AMERICAN/AAC
- 設立: 1979年
- 所属校: 12校
- 放送: ESPN/CBS(数試合)
- HP: http://theamerican.org/
所属校(大まかな所在地) |
テンプル大学(フィラデルフィア)は1938年のNIT制覇によって初の全米No.1に輝いた。歴代勝利数はトップ10付近にいる。 |
イーストカロライナ大学(ノースカロライナ州)はNBAドラフト2020年2巡目39位のイライジャ・ヒューズを見出した。 |
ノースカロライナ大学シャーロット校*はセドリック・マックスウェルの母校だ。 |
サウスフロリダ大学(タンパ)はチャッキー・アトキンスの母校だ。 |
フロリダ・アトランティック大学(マイアミ)*は2022-23にファイナル4進出を果たした。 |
アラバマ大学バーミンガム校は1980年代にレジェンドコーチのジーン・バートウ時代に一時代を築いた。 |
メンフィス大学はペニー・ハーダウェイ、デリック・ローズ、タイリーク・エバンス等輩出の実質的ハイメジャー校だ。 |
ウィチタステイト大学は2013-14にフレッド・バンフリートを中心にレギュラーシーズン無敗を達成した。 |
タルサ大学はNCAAトーナメント制覇HCノーラン・リチャードソン、トゥビー・スミス、ビル・セルフ3名の足掛かりとなった。 |
テュレーン大学(ニューオーリンズ) は中国人のケビン・ジャンがプレーしていた。 |
ノーステキサス大学(ダラス)*はHCエリック・マキャスランド時代にミッドメジャー実力校に成り上がった。 |
ライス大学(テキサス州ヒューストン)*は1970年を最後にNCAAトーナメントに出場していない。現HCはジェームス・ハーデンの高校と大学時代の恩師スコット・ピラだ。 |
テキサス大学サンアントニオ校* |
アメリカン・アスレティック・カンファレンスは南部の実力校で組織されている。一方、ルーツは元祖ビッグ・イースト・カンファレンスに由来している。現カンファレンス名は2013年の現「ビッグ・イースト・カンファレンス」設立に伴って改められた。そして、近年、弱体化が著しい。2023年、同カンファレンスはヒューストン大学、UCF、シンシナティ大学のビッグ・12・カンファレンス移籍によって完全にミッドメジャーに成り下がってしまった。
チーム史
ビル・フォスター時代(1970-75): スタートダッシュ成功
1970年、ノースカロライナ大学シャーロット校はNAIAからNCAA D1引越しに際して地元シャーロット出身のビル・フォスター(Bill Foster)をHCに抜擢した。同氏は1962~67年間にNAIAショーター大学で110勝31敗の好成績を残し、直近の1967~70年はザシタデル軍学校でACとしてコーチング修行をしていた。その後、サプライズ人事が功を奏した。計5シーズンは全て勝ち越しで終わった。しかも、最後2シーズンは45勝7敗の勝率85%越えだった。その後、同氏はクレムソン大学に栄転した。
リー・ローズ時代(1975-78): ファイナル4進出
脅威の目利き
1975年、またしても目利きが光った。ノースカロライナ大学シャーロット校はリー・ローズ(Lee Rose)をHCとADに抜擢した。同氏は1968~75年のNAIAトランスベイニア大学を160勝57敗に導いていた。しかも、前任者が最高級の置き土産に残してくれていた。1975-76、同校はルー・マッシーとセドリック・マックスウェルの平均20点越えの急成長によってNIT準優勝でシーズンを終えた。
ビッグダンスの夜明け前
その後、1976年、NCAAトーナメント出場の下地がようやく整った。同校は新設のサンベルト・カンファレンスへの加盟によって晴れてインディペンデント校を卒業した。1980年前後、インディペンデント校はただでさえNCAAトーナメントには招待でしか出場できないにも関わらずNCAAのカンファレンス整備計画によって冷遇を受けていた。一方、カンファレンス加盟校はカンファレンス代表枠と推薦枠でNCAAトーナメント出場の可能性を有していた。そのため、カンファレンス加盟は必至だった。
初出場&ファイナル4
1976-77、ノースカロライナ大学シャーロット校はルー・マッシーとセドリック・マックスウェルにチャド・キンチを加え、サンベルト・カンファレンスの初代王者に輝いてNCAAトーナメント初出場を勝ち取り、本戦では1回戦でセントラルミシガン大学に苦戦を強いられるも、スウィート16で優勝候補のミシガン大学をアップセットし、ファイナル4進出を果たした。その後、1978年、リー・ローズはパデュー大学に栄転した。
セドリック・マックスウェルはボストン・セルティックスでラリー・バード、ケビン・マクヘイル、ロバート・パリッシュ等の錚々たる面々と臆せずにプレーし、2年目には平均19.9P/9.9Rのオールスター級のパフォーマンスでチームを牽引し、1981年にファイナルMVPの活躍でチームを優勝に導き、1984年のNBAファイナルゲーム7で28得点、8リバウンド、8アシストの活躍で再びチームを救った。
ロドニー・ホワイト(2000-01)
ロドニー・ホワイトは同校史上最高のリクルートの1人だ。ホワイトがノースカロライナ大学シャーロット校を選んだ理由は定かではないが、当時のC-USAは毎年数校がNCAAトーナメント出場でき論ハイメジャーカンファレンスの1つだったため、トッププロスペクトがC-USA校に行くのも不思議なことではなかった。2000-01、前評判に違わぬ活躍を見せたホワイトはフォーティナイナーズをC-USAトーナメント優勝とNCAAトーナメントに導き、同年のNBAドラフト全体9位でデトロイト・ピストンズに指名された。
クイーンズ大学(シャーロット)
- 名称: Queens University of Charlotte
- 愛称: Royals
- 所属: ASUN Conference
- 成績
2023-24: 14勝19敗(7勝9敗)
2022-23: 18勝15敗(7勝11敗)
近年の話: NCAA D1に昇格
クイーンズ大学は2022年にNCAA D1に昇格した。昨2021-22にはジャバリ・スミスの従兄弟のジャマリ・スミスがプレーしていた。
アトランティック・サン・カンファレンス
- 名称: Atlantic Sun Conference
- 愛称: ASUN(エーサン)
- 放送: ESPN
- HP: http://www.asunsports.org/landing/index
大学(大まかな所在地) |
クイーンズ大学(ノースカロライナ州シャーロット)は2022年にNCAA D1に昇格した。 |
ベラミン大学(ケンタッキー州ルイビル)は2020年にNCAA D1に昇格し、2021-22にはカンファレンストーナメントを制覇したものの、移行期間でNCAAトーナメント出場資格が無かったため、泣き寝入りすることとなった。 |
イースタンケンタッキー大学*(レキシントン)はアーニー・ライゼンとニック・メイヨを輩出した。 |
オースティン・ピー・ステイト大学*(テネシー州ナッシュビル)はストリートボールレジェンドのフライ・ウィリアムス在籍時に瞬間的に強かった。 |
リプスコン大学(ナッシュビル)は近年ではグレイソン・マシューズを輩出している。 |
ウェストジョージア大学(ジョージア州アトランタ)は2024年にNCAA D1昇格した。 |
ノースフロリダ大学(フロリダ州ジャクソンビル) |
ジャクソンビル大学は1970年にアーティス・ギルモアが率いてNCAAトーナメント準優勝を果たした。 |
ステットソン大学(フロリダ州オーランド)は2024年に悲願のNCAAトーナメント初出場を決めた。 |
フロリダ・ガルフコースト大学(フォートマイヤーズ)は2013年にDunk Cityのニックネームでスウィート16に進出して一大旋風を巻き起こした。 |
ノースアラバマ大学は女子チームに鈴木姫乃選手(2020-23)が在籍していた。 |
セントラルアーカンソー大学*(リトルロック)はスコティ・ピペンの出身校だ。 |
アトランティック・サン・カンファレンスは南部のローメジャー校で組織されている。2016~23年間、愛称エーサン・カンファレンスがリブランディング目的で正式名称となっていた。近年、大学の出入りが激しい。
- スポーツポイント→公式オンラインストア
- 楽天ポイント→楽天市場店
- PayPayポイント→Yahoo!店
- Pontaポイント→au PAY マーケット店
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ウィンスロップ大学
- 名称: Winthrop University
- 愛称: Eagles
- 所属: Big South Conference
- 成績
2023-24: 17勝15敗(8勝8敗)
2022-23: 15勝17敗(10勝8敗)
2021-22: 23勝9敗(14勝2敗)
近年の話: ビッグサウスの強豪
毎年ウィンスロップ大学は好成績を残している。2019-20、同校はAP18位のSt.メアリーズ大学をアップセットし、デューク大学とテキサス・クリスチャン大学とも好勝負を繰り広げた。
ビッグ・サウス・カンファレンス
- 名称: Big South Conference
- 設立: 1983年
- 本部: ノースカロライナ州シャーロット
- 放送: ESPN
- HP: bigsouthsports.com
大学(大まかな所在地) |
ラドフォード大学(バージニア州)は2019年にジャボンテ・グリーンが同校初のNBA選手となった。 |
ロングウッド大学(バージニア州)は2019年に同校初のポストシーズントーナメント出場を果たした。 |
ハイポイント大学(ノースカロライナ州ピードモントトライアド)は2018年に名将トゥビー・スミスがHCに就任した。 |
ウィンスロップ大学(ノースカロライナ州シャーロット)は2022-23に元エースのゼイビア・クックがNBAデビューを果たした。 |
ノースカロライナ大学アッシュビル校は2006-08にケニー・ジョージ(約231㎝)がプレーしていた。 |
ガードナー・ウェブ大学(サウスカロライナ州アップステイト)は2019年にNCAAトーナメント初出場を果たした。 |
プレスビテリアン大学(アップステイト)はNCAA D1昇格以降で1度しか勝率5割を達成したことがない。 |
サウスカロライナ大学アップステイト校はトーリー・クレイグが同校史上2人目のNBA選手となった。 |
チャールストンサザン大学(サウスカロライナ州チャールストン) |
ビッグ・サウス・カンファレンスは南部の東海岸沿いのキリスト教系大学を中心に組織されている。2019年はガードナー・ウェブ大学が同校史上初のNCAAトーナメント出場を果たした。
チーム史
グレッグ・マーシャル時代(1998-2007)
グレッグ・マーシャル(Gregg Marshall)はウィンスロップ大学に「勝つ文化」を根付かせた張本人だ。マーシャルは就任初年度(1998-99)からチームをNCAAトーナメントに導き、結果的にチームは9シーズン全てを勝ち越しで終え、合計6回のNCAAトーナメント出場を果たした。その後、ウィチタステイト大学に年収$80万ヘッドハンティングされたマーシャルは2012-13にファイナルフォー進出と翌2013-14にレギュラーシーズン無敗を達成して一大旋風を巻き起こした。
2020年11月、グレッグ・マーシャルはパワハラが原因でウィチタステイト大学を解雇された際、ウィンスロップ大学でもハラスメント的な行為も元選手達からの証言で明らかになった。
ゼイビア・クックス(2014-18)
- カンファレンス最優秀選手(2017-18)
- NBAデビュー(2022-23)
ゼイビア・クックスは2017-18にビッグ・サウス・カンファレンスの最優秀選手賞を獲得した。
現地観戦
ホームアリーナ
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
チケット
ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットは会場購入で良いだろう。理由はオンライン購入時の手数料約$10程度の節約だ。概してチケットの購入の手数料は「会場: 無」「オンライン: 有」となっている。ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットの売切れはほぼ起こらない。そのため、チケットの事前購入は不要だ。オンライン購入時の手数料は払い損になる。
グッズ
カレッジグッズの種類
- 一般ファングッズ
ジャージー(選手名+番号無し)/Tシャツ/ショーツ/スウェット/日用雑貨等 - NIL
選手名+番号入りジャージー/Tシャツ/実着品/サイン/写真/NFT/トレーディングカード/プレーヤーオウンブランド品/ビデオメッセージ等
公式サプライヤー品(アパレル)
公式サプライヤー品は当該大学運動部の実用品提供メーカーの製品だ。NCAA D1校の運動部はナイキ(ジョーダン)、アディダス、アンダーアーマー、ニューバランスのいずれかと公式サプライヤー契約を結んでいる。2010年代後半まではラッセル(Russell Athletic)もいくつかのサプライヤーを務めていた。一般的に契約は数年単位だ。鞍替えも起こる。各校のサプライヤーの確認はユニフォームのロゴで可能だ。
公式ライセンス品(アパレル/日用雑貨)
数多のメーカーが大学からロゴ等の商業利用許可を貰って商品を販売している。最たる例が日本でも定番のカレッジトレーナーだろう。そして、競合メーカーのライセンス品も当たり前だ。例えば、デューク大学(ナイキ校)のアディダスやアンダーアーマー社製品がキャンパス内で売られている。
NIL商品
NILは選手関連商品だ。2021年7月、NCAAは学生アスリート達のNIL(Name-Image-Likeness)のマネタイズを解禁した。主要メーカー製の選手名+番号のジャージー販売は「2022‐23: 超人気校のフットボール」「2023-24: 人気校のバスケットボール」と始まったばかりである。販路は「大学公式店(実店舗/オンラインストア)」「選手個人サイト/SNS」「サードパーティーマーケットプレイス」と多岐に渡る。
コレクターズアイテム(流通品)
コレクターズアイテムは読んで字のごとく収集目的の製品だ。特に人気の収集対象はイヤーブック(雑誌)だろう。
スニーカー
特に地方限定販売/支給オンリーのカレッジカラー版は高い人気を誇っている。
レプリカ
現存のカレッジジャージーはカスタム品(大学名のみのジャージーに自身で番号と選手名を追加) or 非公式レプリカ品だ。NCAAは2021年7月まで現役選手の名前&番号記載商品の販売を禁止していた。そのため、NIL解禁以前、ファンは大学名のみのジャージ(番号&名前無し)に専門業者やDIYで番号と選手名を張り付けるか、あるいは非公式レプリカジャージを購入していた。過去の選手のジャージは販売されている。例えば、ナイキはアンソニー・デイビス(ケンタッキー大学)のジャージやベン・シモンズ(LSU)のTシャツを販売している。
NCAAグッズ販売店
- 直営店
NCAAショップ*: NCAA D1全校
カンファレンスストア*: カンファレンス所属校
ブックストア(カレッジストア)
チームストア - ECサイト
- 一般小売店
スポーツ用品店
-DICK’S SPORTING GOODS
デパート
-Macy’s/JCPenny/Kohl’s/Nordstrom
ファンショップ
-Locker Room By Lids/Fanzz/Just Sports/Rally House
直営店
NCAAはNCAAショップを運営している。品揃えはNCAA D1全校だ。また、多くのカンファレンスストアもカンファレンスストアを申し訳程度で構えている。モチベーションは軒並み低い。そして、ブックストア(カレッジストア)は教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋だ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、品揃えはカレッジロゴや名前入りの生活必需品だ。場所はキャンパス内or付近にある。一部の強豪校はアリーナやスタジアムにチームストアも持っている。品揃えはブックストア(カレッジストア)に劣る。
ファナティクス
ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。
例えば、ファナティクスでは大谷翔平選手(MLB)と八村塁選手(NBA)と角田裕毅(F1)のグッズのまとめ買いが可能だ。
選手個人サイト/SNSアカウント
NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。
一般小売店
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はそれぞれのファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
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アトランティックエリア
リッチモンド(バージニア州)
- NCAA D1(中堅): バージニアコモンウェルス大学(VCU)
- NCAA D1(中堅): リッチモンド大学
ノーフォーク(バージニア州)
- NCAA D1(中堅): オールド・ドミニオン大学
- NCAA D1(中堅): ハンプトン大学
- NCAA D1(中堅): ノーフォークステイト大学
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バージニア大学(シャーロッツビル)
リンチバーグ(バージニア州)
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- NCAA D1(中堅): リバティ大学
- NCAA D1(中堅): VMI
- NCAA D1(中堅): ジェームス・マディソン大学
- NCAA D1(中堅): ロングウッド大学
- NCAA D1(中堅): ラドフォード大学
リサーチトライアングル(ノースカロライナ州)
- NCAA D1(名門): ノースカロライナ大学
- NCAA D1(名門): デューク大学
- NCAA D1(名門): NCステイト大学
- NCAA D1(中堅): NCCU
- NCAA D1(中堅): キャンベル大学
- NCAA D1(中堅): イーストカロライナ大学
ピートモンドトライアド(ノースカロライナ州)
- Gリーグ: グリーンズボロ・スウォーム
- NCAA D1(強豪): ウェイク・フォレスト大学
- NCAA D1(中堅): UNCG
- NCAA D1(中堅): ハイポイント大学
- NCAA D1(中堅): イーロン大学
- NCAA D1(中堅): NCAT大学
アッシュビル(ノースカロライナ州)
- NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学アッシュビル校
- NCAA D1(中堅): アパラチアンステイト大学
- NCAA D1(中堅): ウェスタンカロライナ大学
- NCAA D1(中堅): テネシー工科大学
シャーロット(ノースカロライナ州)
- NBA: シャーロット・ホーネッツ
- NCAA D1(中堅): デビッドソン大学
- NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学シャーロット校
- NCAA D1(中堅): クイーンズ大学
- NCAA D1(中堅): ウィンスロップ大学
ウィルミントン(ノースカロライナ州)
- NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学ウィルミントン校
- NCAA D1(中堅): コースタルカロライナ大学
アップステイト(サウスカロライナ州)
- NCAA D1(強豪): クレムソン大学
- NCAA D1(中堅): ウォッフォード大学
- NCAA D1(中堅): ファーマン大学
- NCAA D1(中堅): ガードナー・ウェブ大学
- NCAA D1(中堅): サウスカロライナ大学アップステイト校
- NCAA D1(中堅): プレスビテリアン大学
コロンビア(サウスカロライナ州)
チャールストン(サウスカロライナ州)
- NCAA D1(中堅): カレッジ・オブ・チャールストン
- NCAA D1(中堅): チャールストンサザン大学
- NCAA D1(中堅): ザ・シタデル
- NCAA D1(中堅): サウスカロライナステイト大学
オーガスタ(ジョージア州)
- NIKE EYBLピーチジャム
アセンズ(ジョージア州)
アトランタ(ジョージア州)
- NBA: アトランタ・ホークス
- Gリーグ: カレッジパーク・スカイホークス
- WNBA: アトランタ・ドリーム
- NCAA D1(強豪): ジョージア工科大学
- NCAA D1(中堅): ジョージアステイト大学
- NCAA D1(中堅): ケネソーステイト大学
- NCAA D1(中堅): マーサー大学
- プロアマリーグ: AEBL
- AAU大会開催地
NCAA基礎講座
大学一覧
バスケ留学解説
NCAAの視聴方法
参考
Hyunjung Lee(basketball.realgm.com)
The Case For Lefty Driesell(theathletic.com)
Sophomore sensation Curry returning to Davidson(espn.com)
Davidson Wildcats School History(sports-reference.com)
Charlotte 49ers find next basketball coach on bench of No. 1 NCAA seed(charlotteobserver.com)
Charlotte 2019 Basketball Commits(247sports.com)
Cedric Maxwell – Celtics Legend | Boston Celtics(nba.com)
RODNEY WHITE(charlotte49ers.com)
Rodney White faces drug charges(espn.com)
Marshall: Winthrop didn’t force me to leave(heraldonline.com)
Gregg Marshall’s abusive behavior predated Wichita State, former Winthrop players say(theathletic.com)