うい。
「全米中のバスケを訪れる」が目標、乗り鉄的現地観戦愛好家のBall Otaku Bros(@b_o_bros)だ。
今回はフィラデルフィア・セブンティーシクサーズを紹介する。
フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ
魅力1: スーパースター2人
シクサーズの魅力は若きスーパースターのジョエル・エンビートとベン・シモンズだ。前者は派手なダンク、後者はダンクとクリエイティブなパスで”魅せる”ことができる。
魅力2: コスパ良し!!
チケットはシクサーズの公式HP(もちろんスポンサーのStubHub)で買える。俺調べでは、チケットの価格はNBA全体の真ん中あたりだ。少なくとも、決して高くは無い。人気チーム戦以外は最安値$10以下から販売されている。シモンズとエンビートを見られると考えれば、かなりコストパフォーマンスは高い。
アリーナ
ウェルズ・ファーゴ・センター
名称: Wells Fargo Center
住所: 3601 S Broad St, Philadelphia, PA 19148
開場: 試合開始1時間前
閉場: 試合開始1時間後
ウェルズ・ファーゴ・センターへはダウンタウンから地下鉄でアクセスできる。ウェルス・ファーゴ・センターはちょうど地下鉄の終点にあるので行くのは簡単だ。
アリーナルール
入場時の格好: 基本的には手ぶらで
主な持ち込み禁止物
・14″×14″×6″以上のバッグ
・バックパック
・スーツケース
・タブレット
・プロ用カメラ+レンズ
・ベビーカー
・飲食物
・自撮り棒
・マスク
NBAゲームへはできるだけ軽装で行くのが基本だ。男ならスマホ、財布、チケット、身分証明証(パスポート)の四種の神器が現地人の基本的な入場スタイルである。もちろん公共のマナーに反しない程度に衣類は纏っておかなければならない。
サインボードのルール: 内容は選手やチームへの応援に
サインボードのルール
・棒をつけるのは禁止
・18インチ以内
・政治、中傷、性的なメッセージ
・他のファンの観戦の妨げになる
そして、もし選手やチームを応援するためにサインボードを作成するつもりであれば、サインボードは、メッセージ性があるという特徴上、厳しいルールが敷かれているので、注意が必要だ。基本的なルールは上に羅列したが、詳しくは下のQ&AのSign Policyを読んでくれ。

ウェルズ・ファーゴ・アリーナのコートには8つに分断された蛇が描かれている。これはアメリカ建国の父ベンジャミン・フランクリン($100札の人物)の作品が元になっている。その蛇はイングランドからアメリカが独立するためには現在バラバラになっている8つのエリアが一丸となって戦う必要があると主張して描かれた。
グッズ
チームストア
営業日: ゲームデイのみ
営業時間: 試合開始2時間前~試合終了後1時間
最も品揃えが豊富なのはウェルス・ファーゴ・センターに併設されているチームストアだ。ただ、シクサーズのチームストアは試合のある日しか営業していない。
当日の試合のチケットを持っていなくても入店は可能だが、入店できるのはアリーナの開場までである。アリーナのHPによれば、通常のアリーナの会場時間は試合開始の1時間前なので、実質、約1時間しか入店できないことになる。
チームストアにはスポーツショップでは売っていないチームの4番手位の選手のジャージーも置いてある場合もある。俺が行った14-15シーズンはトニーローテンとKJマクダニエルズのTシャツがあった(笑)もしかしたらセール品ラックに置いてある可能性もある。
また、ネクタイやシャツといった普段使いできるアパレルやコップやペンなどの日用品も売っている。これもまたスポーツショップでは中々置いてはいない。日常をチーム色に染めたい場合は、行く以外の選択肢は無いだろう。
NBAの各アリーナにはメインのチームストアに加えてサブストアと出店がある。重要なのはそこらはメインのチームストアとは微妙に品揃えが異なる点だ。例えば、過去に在籍していた選手のジャージーやアディダス時代のTシャツなどがセールになって置いてある。だから、もし興味があって時間が許すのであれば、早めに入場してメインのストア以外も行ってみると良い。思わぬ出会いがあるかもしれない。
フットロッカー
フィラデルフィアにはスポーツ小売大手のフットロッカーがある。人気選手のジャージーやTシャツといった基本的なアパレルだけだが、シクサーズのグッズはここでも買える。フットロッカーはHouse of Hoopsが併設されているチェリーヒルモール店がオススメだ。チェリーヒルモールにはChamp Sportsもある。
ミッチェル&ネス本店
名称: Mitchell & Ness Nostalgia Co
住所: 1201 Chestnut St, Philadelphia, PA 19107
実はNBAジャージーのリバイバル版で有名なミッチェル&ネスの本店がフィラデルフィアのダウンタウンにある。マーケットストリートの近くだ。
まとめ
シクサーズは他のNBAチームと異なる点は2つある。1つはチケットの公式サプライヤーがTicketmasterでは無く、Stubhubであること、もう1つが今どき珍しくチームストアがゲームデイしかオープンしていないことだ。
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ボスウォッシュエリア

ボスウォッシュエリア(北東部)
ボスウォッシュエリアは「ボストン~ワシントンD.C.」間の東海岸のメガロポリスのエリアだ。北にニューイングランドエリア、南にアトランティックエリア、西に五大湖エリアがある。
ボストン(マサチューセッツ州)
ボストンはアメリカ最古の都市だ。名門ボストン・セルティックスがある。同時にボストンは東海岸随一の学生街だ。ACC所属のボストン・カレッジ、実はバスケも強いハーバード大学、小川春太選手が通うマサチューセッツ工科大学(NCAA D3)等がキャンパスを構えている。
プロビデンス(ロードアイランド州)
プロビデンスはボストンの隣町だ。強豪プロビデンス大学と実力校ロードアイランド大学に加え、アイビー・リーグのブラウン大学、台湾人プレーヤーのBenson Linがプレーしているブライアント大学の計4校のNCAA D1大学がキャンパスを構えている。
バスケットボール殿堂(マサチューセッツ州)
マサチューセッツ州スプリングフィールドはバスケットボールが誕生した町だ。バスケットボール殿堂とスプリングフィールドカレッジがある。
コネチカット大学(コネチカット州)
名門コネチカット大学はボストンとニューヨークの間にある。
ニューヨーク(ニューヨーク州)
ニューヨークはバスケットボールのメッカだ。NBAはニックスとネッツ、NCAAはSt.ジョーンズ大学、シートン・ホール大学、その他ミッドメジャー11校がある。さらには大学や高校のイベントが年中開催されている。ラッカーパークやダイクマン等のストリートボールの聖地も多い。
トレントン(ペンシルベニアニュージャージー州)
トレントンは世界で初めてプロバスケットボールの試合が行われた町だ。1896年、興行団体のトレントンズはメイソニック・テンプル・ホールで試合を開催して試合後に売り上げを選手に還元した。
フィラデルフィア(ペンシルベニア州)
フィラデルフィアはチェンバレンとコービーを育てたタフな街だ。シクサーズと2016年と2018年にNCAAトーナメントを制覇したビラノバ大学がある。NYCとワシントンD.C.の間にあるためアクセスが良い。
ボルチモア(メリーランド州)
メリーランド州ボルチモアは首都ワシントンD.C.の隣にある学生街だ。2018年にNCAAトーナメント史上最大のアップセットをかましたUMBC等計5校のミッドメジャー校がキャンパスを構えている。コロナ関連のニュースでお馴染みのジョンズ・ホップキンス大学(NCAA D3)も実はボルチモアにある。
ワシントンD.C.
首都ワシントンD.C.は実はバスケが盛んなエリアだ。八村塁選手が所属するワシントン・ウィザーズはもちろん、ユーイングがHCを務めるジョージタウン大学、強豪メリーランド大学、渡邉雄太選手の母校ジョージ・ワシントン大学があり、夏には複数のPro-Amリーグが開催されている。
NBA
ノースウェスト
ダラス・マーベリックス
ヒューストン・ロケッツ
メンフィス・グリズリーズ
ニューオーリンズ・ペリカンズ
サンアントニオ・スパーズ