概要: チケット購入戦略

2024-25チケット価格(開幕前時点)
平均価格 2024-25 | 平均価格 2023-24 | 最低価格 2024-25 | 最低価格 2023-24 |
|
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アトランタ・ホークス | $136 | $222 | $36.3 | $28 |
ボストン・セルティックス | $596 | $265 | $95.0 | $40 |
ブルックリン・ネッツ | $317 | $190 | $43.8 | $22 |
シャーロット・ホーネッツ | $158 | $143 | $20.3 | $14 |
シカゴ・ブルズ | $218 | $239 | $57.2 | $53 |
クリーブランド・キャバリアーズ | $121 | $212 | $24,9 | $20 |
ダラス・マーベリックス | $245 | $179 | $51.0 | $22 |
デンバー・ナゲッツ | $219 | $228 | $55.3 | $23 |
デトロイト・ピストンズ | $123 | $94 | $23.3 | $14 |
ゴールデンステイト・ウォリアーズ | $259 | $624 | $131.4 | $72 |
ヒューストン・ロケッツ | $162 | $123 | $21.8 | $13 |
インディアナ・ペイサーズ | $82 | $110 | $30.1 | $11 |
ロサンゼルス・クリッパーズ | $270 | $212 | $96.9 | $23 |
ロサンゼルス・レイカーズ | $702 | $443 | $144.7 | $45 |
メンフィス・グリズリーズ | $96 | $232 | $30.0 | $18 |
マイアミ・ヒート | $204 | $223 | $57.3 | $26 |
ミルウォーキー・バックス | $316 | $205 | $34.6 | $24 |
ミネソタ・ティンバーウルブス | $192 | $221 | $55.9 | $35 |
ニューオーリンズ・ペリカンズ | $122 | $154 | $24.7 | $15 |
ニューヨーク・ニックス | $432 | $323 | $186.6 | $66 |
オクラホマシティ・サンダー | $115 | $131 | $27.3 | $9 |
オーランド・マジック | $136 | $168 | $37.4 | $22 |
フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ | $244 | $206 | $35.9 | $22 |
フェニックス・サンズ | $343 | $265 | $32.9 | $27 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | $121 | $176 | $16.4 | $16 |
サクラメント・キングス | $153 | $199 | $73.5 | $27 |
サンアントニオ・スパーズ | $131 | $261 | $36.2 | $22 |
トロント・ラプターズ | $252 | $205 | $64.7 | $39 |
ユタ・ジャズ | $218 | $58 | $20.1 | $12 |
ワシントン・ウィザーズ | $172 | $178 | $20.3 | $12 |
結論、NBAチケット購入の目標は「自分の願望に近い」&「妥当な値段(相場相当/予算内)」のチケット獲得となる。NBAチケット価格は2024年にNBA人気(旅行者のチケット購入爆増)+米国の物価高騰で全体的に急上昇した。適正価格判断の目安は300レベル横前列と100レベルゴール裏($100→$180)だろう。

個人的には座席は「コートまでの近さ>試合の見やすさ」がオススメだ。現地観戦は「試合自体〇」「選手(のプレー)◎」の観戦だからである。つまり、上記の場合、「100レベルゴール裏」>「300レベル前列横」が良い。
基本情報
チケットの種類
レギュラーシーズン試合①: 通常試合
- シングルゲームチケット: 1試合
- フレックスチケット: 数試合分
- グループチケット: 大人数用(5人以上並列)
- シーズンチケット: ホームゲーム41試合分
- スイートルーム
- その他: 特典付き等
最も一般的な特定の1試合のチケットは「シングルゲームチケット」と呼ばれている。チケットはホームチームによって販売されている。つまり、ロサンゼルス・レイカーズ@ボストン・セルティックスのチケットはボストン・セルティックスによって売られている。
レギュラーシーズン試合NBA②: NBAカップ予選試合
NBAカップ(旧プレーイントーナメント)の予選試合のチケットは基本的に通常のレギュラーシーズン試合と変わらない。そして、プレーイントーナメント試合は日程確定後に発売される。
プレーオフ試合
プレーオフ試合は日程確定直後に基本的にシングルゲームチケットとして売り出される。プレーオフの日程は4月のレギュラーシーズン終了後に一気に発表される。無論、1回戦以外の対戦カードは未定だ。つまり、まず、4試合分のチケットがホームチームによって2試合ずつ発売される。5試合目以降分はシリーズの戦績で都度発売される。その後、2回戦以降は対戦カードの決定後となる。一方、5試合目以降や次ラウンドの未確定試合の先行発売も行われている。試合不開催の場合のチケット代金は返金となる。
イベント
- グローバルゲーム@開催都市: 現地チケット業者
- NBAカップ準決勝&決勝@ラスベガス(12月)
- NBAオールスター@開催都市(2月)
- NBAドラフト(5月)
バークレイズ・センター開催: Ticketmaster - カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ(7月)
ゴールデン1・センター開催: Ticketmaster
チェイス・センター開催: Ticketmaster - NBAサマーリーグinユタ(7月)
デルタ・センター開催: SeatGeek
ユタ大学開催: SeatGeek - NBAサマーリーグ@ラスベガス(7月)
UNLV開催: UNLVticket.com
イベントチケットは基本的に試合会場施設の提携チケットプロバイダーから販売されている。グローバルゲームのチケットは現地チケット業者によって販売される。
ファンイベント
- ミート&グリート
- ビハインド・ザ・シーン: 関係者エリアへの立ち入り
- ホスピタリティ
- NBAコン@ラスベガス(7月)
近年、NBAはNBAイベント期間中にファンイベントを精力的に開催している。通常試合以外のチケットはNBAイベンツ(NBA EVENTS)にまとめられている。そして、ファン交流会も開催されている。交流イベントのチケットはNBA EXPERIENCESで売られている。

新品とリセールチケット
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プライマリー チケット | リセール チケット |
---|---|
公式チケットサイト チケット売り場 | チケットサイト |
NBAチケットはプライマリー(新品)とリセール(中古)の2種類に大別される。NBA球団(ホームアリーナ)は1社以上の大手チケットサイトにプライマリーチケットを卸している。一方、チケットサイトは一般消費者のリセールチケットも取り扱っている。つまり、公式チケットサイトの場合、新品チケットとリセールチケットの両方が並んで売られている。そして、質や値段の差はほぼ無い。
購入方法
チケットサイト
- Ticketmaster: NBA2/3球団と提携
- StubHub: 欧州大手viagogo傘下
- AXS: NBA数球団と提携
- SeatGeek: NBA数球団と提携
- VIVIDSEATS: LACとESPNと提携
最も一般的なシングルゲームチケットの購入方法はチケットサイトの利用だ。先述の通り、NBA球団(ホームアリーナ)は1社以上の大手チケットサイトにプライマリーチケットを卸している。一方、チケットサイトは一般消費者のリセールチケットも取り扱っている。そして、NBA球団の公式サイトやアプリのチケット購入ページはチケット購入希望者を提携チケットサイトに飛ばしている。つまり、結局、チケット購入者はチケットサイトでチケットを購入する。主要サイトのチケットの質や量はNBA球団との提携/非提携に関わらずほぼ変わらない。

実際、チケットマスター発行のチケットがスタブハブでリセールされている。チケットの取得は「スタブハブにログイン→チケットリンク取得→チケットマスターにログイン→チケット取得」の手順となる。
チケット売り場(ボックスオフィス)
新品チケットはアリーナのチケット売り場でも売られている。会場購入の場合、基本的に手数料と送料が掛からない 。
旅行代理店
旅行代理店はチケット購入の代行も行っている。無論、手数料は発生する。唯一の利用機会は超入手困難なチケットの場合か。
座席: 全席指定
NBAのレギュラーシーズンとプレーオフのチケットは基本的には全席指定だ。一方、最近、ゴールデンステイト・ウォリアーズやアトランタ・ホークスは立見席も販売している。立見席の場合、観客はコンコースから試合を観戦する。NBAサマーリーグは一部の指定席を除いて自由席だ。
チケット価格: チケット代+手数料+送料
ダイナミックプライシング
- フェニックス・サンズのケビン・デュラント加入(2023/3)
デビュー戦のチケット価格2.5倍↑
チケット価格25%↑ - レブロン・ジェームスの歴代得点記録塗り替え期待期(2023/2)
vs複数試合: チケット価格高騰↑
vsバックス戦(2/9)*: 記録打倒前後の最低価格$800→$80
チケット価格はダイナミックプライシングだ。つまり、値段は需要(人気)に応じて都度変動する。主な要素は「人口」「物価」「ファンの熱量」「チームの強さ」「スター選手の有無」「座席」「天候」等が挙げられる。概してチケット価格は「観戦希望者(多)→高い」「観戦希望者(少)→安い」となる。
プライスコントロール
- 連邦政府
チケット購入bot利用禁止(BOTS法) - 州
ブローカー業や転売行為の制限 - リーグや球団(チケットサイト)
大量売買のIPアドレス阻止
チケット転売不可能
チケット価格は人為的に妥当な価格に調整されている。チケット購入BOTは連邦政府に禁止され、ブローカー業や転売行為は州政府に制限され、チケットの高額転売は付近の座席の価格調整でチケットサイトや球団によって対策されている。例えば、2025年、大手チケットサイトのチケットマスターはNFLロンドンゲームのチケット販売を一時停止して購入希望者25万人の中から本当のファンと転売屋botとを仕分けた。

一方、価格崩壊もリセールチケットの最低価格設定で防止されている。最低価格はシーズンチケット単価以上に設定されている。シーズンチケットホルダーこそが球団の上客だからだ。誰も割高のシーズンチケットを買わない。むしろ、シーズンチケットは人気試合数枚の売却で利益にすらなる。そのため、人気球団のシーズンチケットは数年待ち状態になっている。
相場
NBAのレギュラーシーズンのチケットの相場は米国の物価とNBA人気上昇に伴って年々上がっている。2023-24、シーズン来場者数は前シーズンから30万人以上の増加でNBA史上最高の計22,538,518人(約2,254万人)を記録している。一応、NBAの平均的なRS試合の参考価格は「300レベル前列&100レベルゴール裏中列=$100」だ。
手数料+送料
- 取引手数料: ~チケット代25%
- 送料: 電子チケットでも$10程度
チケットサイトは取引手数料と送料を設定している。取引手数料はチケットサイト次第だ。送料は電子チケットでも発生する。

購入直前にチケットプロテクションに✓が入っているかもしれない。チケットプロテクションはチケットトラブルの保険だ。値段は概ね$10程度である。Eチケットのトラブル発生率は低い。
支払方法
- チケットサイト
-クレジットカード
-PayPal
-日本未対応の電子決済サービス - アリーナのチケット売場
※新型コロナウィルス対策→完全キャッシュレス化
-クレジットカード
-日本未対応の電子決済サービス
クレジットカード

現在、NBAチケットの購入はアリーナのチケット売り場であってもキャッシュレス化によってクレジットカードが必要になる。クレジットカードは「クレジットカード会社が支払いを代払い」→「利用者は1ヶ月の利用分を翌月以降にクレジットカード会社に支払う」後払いの仕組みである。

そもそもの話、NBA現地観戦の場合、クレジットカードは渡航認証ESTA/eTAの支払方法に指定されているため100%必要になる。
ペイパル(PayPal)
世界的決済サービスのペイパルは非常に多くの決済に利用可能だ。最大の使い所は米国発行クレジットカード制限の突破である。一部のウェブサイトは海外発行のクレジットカードを防犯上の理由で拒否している。また、クレジットカードも国外サイトの決済時に不正利用の判断で止まってしまう。同サービスは代替の決済方法として役に立つ。アカウントの開設&維持は無料だ。
チケット媒体: 入場方法
- 電子チケット(主流)
-ウォレット組込み
-バーコード/QRコード
-VISAタッチ - 紙チケット(絶滅中)
-チケット
-プリントアウト
現在、NBAチケットは基本的には電子チケットだ。入手方法は「チケット購入(チケットサイト)→マイページ→チケット画面」となる。チケットの表示は購入から10分後以降に可能になる。専用アプリのダウンロードは不要だ。紙チケットは2010年代にリセールの難しさから減り続け、新型コロナウィルスの流行によって手と手の接触の危険性から感染症対策の対象となり、ほぼ絶滅している。

2023年2月8日、レブロン・ジェームスがオクラホマシティ・サンダー戦でカリーム・アブドゥル・ジャバ―を抜いて歴代得点記録1位に立った。そして、多くの観客の紙チケット発行要求がチケット売り場に断られた。そんな中、奇跡的に1人のファンは紙チケットを発行してもらえた。その後、同チケットはオークションサイトで$10万以上の入札を受けた。
その他(返金/リセール/プレゼント)
返金
返金や払い戻しは新型コロナウィルスや災害起因の延期や中止以外でほぼ不可能だ。チケットの権利は売買成立時点で購入者のに移る。以降、チケットの取扱いは購入者の自由だ。だからこそ、チケットのリセール市場が活発な訳である。
リセール
チケットのリセールは難しい。アメリカの銀行口座やクレジットカードが必要になるからだ。一部のチケットサイトはリセールチケットの出品を試合開始〇時間前から禁止している。つまり、新たなリセールチケットは試合開始直前には出回らなくなる。
プレゼント(トランスファー)
チケットのプレゼントは「マイアカウント→トランスファー→送付先Eメールアドレス入力」で可能だ。

Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
主要チケットサイト
チケットマスター(Ticketmaster)
- 優先順位: 同率1位
- 価格: 良心的
- 手数料: 普通
- 品揃え/充実度: 高い
- 探しやすさ:最高
- 公式: NBA2/3球団
チケットマスターはキング・オブ・チケットサイトだ。同社は1978年の設立から興行主側に寄り添ってきた。2000年代に北米四大リーグはチケットの転売に頭を抱えていた。チケットマスターは彼らと協同で転売市場を潰しにかかった。現在、新品と中古のチケットが同じ画面上で売られているのはチケットマスターと四大リーグの努力の結果に他ならない。一方、チケットマスターはユーザー側から見てもベストサイトである。座席を探すのが最も簡単だ。手数料も良心的である。だから、チケットマスターには多くの人が集まる。その結果、最も良心的な価格のチケットが出回るっている。結論、チケットマスターはNBAのチケットを探す際に最初にチェックすべきサイトだ。

今後、チケット市場の勢力図は大きく変わるかもしれない。チケットマスターは直近ではテイラー・スイフトのツアーチケットの独占販売契約→チケット超高騰→一般人購入不可で音楽ファンから嫌われていた。幸い、スポーツイベントは問題無い。そして、2024年5月、ライブネイション社が遂に独占禁止法違反で司法省に訴えられた。ちなみに、独禁法の係争はある種の米国大企業の証と化している。過去の経験者はジェームス・デューク(デューク大学創始者)→ビル・ゲイツ→マーク・ザッカーバーグと傑物揃いだ。
スタブハブ(StubHub)
- 優先順位: 同率1位
- 価格: 良心的
- 手数料:チケット価格比例
- 品揃え/充実度: 高い
- 探しやすさ: 普通
- 公式: 無し
フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ(2016-21)
スタブハブは安価なチケットの購入にオススメだ。手数料はチケット価格に比例する。2000年の設立後、シェアがMLBを中心に拡大した。2007年以降はECサイト最大手eBayの傘下に収まっていた。現在は2019年に創業者エリック・ベイカーに買い戻されて欧州大手ビアゴーゴー下で運営されている。品揃えは2016年のNBAフィラデルフィア・セブンティーシクサーズの公式プロバイダー就任前後から大きく改善している。
シートギーク(SeatGeek)
- 優先順位: 3位以降
- 価格: やや割高
- チケット充実度: 普通
- 探しやすさ: 微妙
- 公式
ニューオーリンズ・ペリカンズ(2018-)
クリーブランド・キャバリアーズ(2020-)
ブルックリン・ネッツ(2021-23)
ユタ・ジャズ(2023-)
シートギークは2009年生まれのニューフェイスだ。2013年のチケット検索エンジンのFanSnap吸収後、2016年の米国サッカー(MLS)の業務提携が成功のきかっけとなった。NBA進出はニューオーリンズ・ペリカンズ(2018年)を皮切りにクリーブランド・キャバリアーズ(2020年)とブルックリン・ネッツ(2021年)とユタ・ジャズ(2023年)と拡大しつつある。一方、チケットの品質と量は微妙だ。無論、今後、成長の可能性はある。
AXS
- 優先順位: 3位以降
- 価格: 普通
- チケット充実度: 普通
- 公式プロバイダー
ヒューストン・ロケッツ
ロサンゼルス・クリッパーズ
ミネソタ・ティンバーウルブス
USA代表
Tモバイル・アリーナ: NBAカップ準決勝&決勝会場
AXSは音楽シーンの雄だ。近年、運営会社AEGは「FLASH SEATSの買収」+「USA代表+ステイプルズ・センター(現クリプトドッドコム・アリーナ)との業務提携」等でスポーツイベントへの注力を始めている。今後、良質なチケットの取り扱いが増えるかもしれない。

米ライブイベント市場はライブネイション社(チケットマスター所有)とAEG社(AXS所有)の二強となっている。
ビビッドシーツ(Vivid Seats)
- 公式プロバイダー
ロサンゼルス・クリッパーズ*
ESPNと提携
ビビッドシーツは穴場だ。2022-23以前は公式プロバイダーチームHPにサイトリンク未掲載の体たらくだった。一方、近年、格安チケット路線が功を奏している。ちょいちょい掘出物が出てくる。そのため、現在はチェック必至だ。
準メジャーサイト: チェック非必須
GAMETIME
ゲームタイムは試合開始後のチケットを取り扱っている。試合の開始後、多くのチケットサイトは当該試合のチケットの販売を止めてしまうため、チケットの購入はアリーナのチケット売り場だけになる。
suitehop

スイートホップはスイートルームのチケットを専門に扱っている。
新規参入
- スポーツイラストレイテッド誌: SI Tickets
- ファナティクス社
- フェイスブック
- スポティファイ
最近は他業種からのチケット市場参入が続出している。2021年、スポーツ・イラストレイテッド誌はSITixを設立した。ファナティクス社もチケット市場への参入を発表している。スポティファイもライブシーンの参入を画策している。フェイスブックもNFLのチケットの取り扱いを狙っている。近い将来、上記の企業からのチケット購入が当たり前になるかもしれない。

チケットサイトは上記以外にも無数に存在する。ほとんどが転売業者だ。ブローカーが自身のせどりチケットを若干割高な値段で売っている。ちなみに、スタブハブやシートギークもブローカーのサイト出身だ。
危険: SNSやフリマサイト等
- Craiglist
- Facebook Marcketplace
- eBay
- SNS
掲示板サイト、フリマサイト、SNSはチケット詐欺の温床になっている。FBIは2024年に計48件のニューヨーク・ニックスのチケット詐欺被害の苦情を受けている。そして、2025年5月、ニューヨーク州知事がニューヨーク・ニックスのプレーオフチケット高騰を受け、チケットサイト以外の出品物の危険性を説き、大手サイトの利用を促した。

旅費稼ぎの定番はやはり治験ボランティアだ。募集は通院の数万円程度から入院の数十万まである。健康アプリや健康食品や運動もある。日程もフレキシブルに富んでいる。俺も睡眠アプリ(通院数回=5万円?)、何かしらの錠剤の入院(4泊5日×2+通院3回?=25万円?)、花粉症薬(検査落ち=5,000円?)で一応の経験者だ。
チケットを安く買う方法
チケット枚数: シングルチケット(お一人様)
- 3人以上組の余り
- シーズンチケットホルダー家族の余り
- 別組間のポツンと1人席
お1人様用チケットは高確率で破格の値段になっている。アメリカ人はほぼソロ観戦をしない。一方、カナダ人(トロント)はソロチケットも買う。

逆に、多くのチケットがお1人様用チケットの不人気具合から2枚組単位or2枚以上から購入不可になっている。
対戦相手: 不人気試合
- 都市
- 物価
- ファンベース
- 超人気選手
- 成績
結論、NBA最安の試合は不人気&成績不振のチーム同士@田舎町の試合だ。例えば、ワシントン・ウィザーズ@シャーロット・ホーネッツはかなり安い。一方、ニューヨーク・ニックス@ロサンゼルス・レイカーズはかなり高い。
場所: 会場
会場のチケット売り場の場合、手数料と送料が無い。
時間: タイミング
試合直前
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リセールチケットの値段は試合直前に下落する。当然、売残りはチケットホルダーの損失となる。そのため、試合直前は往々にして値下げ傾向にある。ペアチケットは需要の多さから直前でも据え置き or 値上げとなっている。

当然、「チケット未購入=入場不可」の点は注意だ。シュートラウンドはほぼ唯一の選手との交流の機会である。一応、「格安チケットでシュートアラウンドに入場→試合直前に破格チケット購入」の力技も不可能ではない。
スター欠場確定直後
スター選手の欠場確定後、叩売りが始まる。当夜の試合の選手の出欠は試合開始数時間前に明らかになる。スター選手の出欠未定の場合、チケット購入保留も手だ。当然、欠場濃厚の人気選手の出場決定の場合、チケット価格は値上がる。そして、近年、選手の健康情報はスポーツベッティング解禁によって厳密に発表されている。最速の情報はXの記者の投稿だろう。スポーツメディアやギャンブリングサイトの怪我人情報も便利だ。

時期
元来、開幕10試合以降~12月(クリスマスゲーム以外)と3月以降のチケットは安かった。11月半ば以降は開幕直後の熱狂の落ち着き+感謝祭~クリスマスの家族団らん期に入るためだ。3月はプレーオフの出場可否確定時期だからである。誰もプレーオフ不出場確定球団の試合を見たがらない。そのため、NBAはファンエンゲージメント低下の打開策としてインシーズントーナメント(NBAカップ)とプレーイン制を採用した。そして、先述の通り、2023-24、NBAは史上最高の来場者数を記録した。つまり、今後、繫忙期と閑散期が変わるかもしれない。
テーマナイト
近年、テーマナイトが微力ながら観客動員増加に寄与している。2023-24、相当数のレギュラーシーズン試合は何かしらのコンセプトを与えられていた。コンセプトは球団発表のスケジュールに掲載されている。例えば、スターウォーズナイトはどこかしらのチームのきっかけで始まり、2010年代には複数チームに広がり、2020年にNBAとルーカスフィルムのパートナーシップ提携で全チーム開催に至った。
セール/クーポン
- プレセール(10月)
- 感謝祭(11月)
- ブラックフライデー/サイバーマンデー(11月)
- クリスマス(12月)
- 新年(1月)
正直、セールへの期待は禁物だ。結局、セールは常に名前を変えて行われている。強いて言えば、不人気チームのブラックフライデーとサイバーマンデーセールは稀に良い。
アメリカン・エキスプレス・カードの利用
#WithAmex, @AmericanExpress Card Members get access to exclusive single game tickets for some of the best games this season. Get your tickets today: https://t.co/EXSXDZwGso pic.twitter.com/BAAu515HlC
— Boston Celtics (@celtics) August 30, 2021
- 一部アリーナの特別体験(入場門/割引)
バークレイズ・センター(BKN)
ユナイテッド・センター(CHI)
ビビント・アリーナ(UTH)
クリプトドッドコム・アリーナ(LAL) - NBAチケットの限定/先行販売
ボストン・セルティックス
ブルックリン・ネッツ
シカゴ・ブルズ
マイアミ・ヒート
ロサンゼルス・レイカーズ - NBAジャージー交換@NBAストア
アメリカン・エキスプレス・カードは「大元NBA/WNBA/Gリーグ→公式クレジットカード契約」「一部NBA球団/アリーナ→パートナーシップ契約」を務めている。アメックスカード所有者は上記の球団のチケットをプレセールや限定価格で購入できる。申込はポイントサイト経由で「クレジットカードの入会特典」&「ポイントサイトのポイント」を両取りするのが得だ。

初クレカは楽天カードで良い。兎にも角にもポイントが貯まる。楽天Pは「楽天Pay(1%)+楽天カードチャージ(0.5%)+楽天ポイントカード/他ポイントカード提示(0.5~1%)」の三重取りで還元率2~2.5%以上になる。「入会特典」「スーパーポイントアッププログラム」「ボーナスポイント」等の大量ポイント獲得機会も多い。詰まる所、入会特典数千Pだけでも得だ。年会費も永年無料なので損も無い。
まとめ
- シングルチケット
- 不人気カード
- 会場
- 試合直前
- シーズン後半
上記5つがNBAのチケットを安く購入するための主な方法だ。

初クレカは楽天カードで良い。兎にも角にもポイントが貯まる。楽天Pは「楽天Pay(1%)+楽天カードチャージ(0.5%)+楽天ポイントカード/他ポイントカード提示(0.5~1%)」の三重取りで還元率2~2.5%以上になる。「入会特典」「スーパーポイントアッププログラム」「ボーナスポイント」等の大量ポイント獲得機会も多い。詰まる所、入会特典数千Pだけでも得だ。年会費も永年無料なので損も無い。

旅費稼ぎの定番はやはり治験ボランティアだ。募集は通院の数万円程度から入院の数十万まである。健康アプリや健康食品や運動もある。日程もフレキシブルに富んでいる。俺も睡眠アプリ(通院数回=5万円?)、何かしらの錠剤の入院(4泊5日×2+通院3回?=25万円?)、花粉症薬(検査落ち=5,000円?)で一応の経験者だ。

Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
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現地観戦の準備








ガイドブック(エリア)
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NBA
イースタンカンファレンス
アトランティック | サウスイースト | セントラル |
ボストン セルティックス | ワシントン ウィザーズ | シカゴ ブルズ |
ブルックリン ネッツ | シャーロット ホーネッツ | ミルウォーキー バックス |
ニューヨーク ニックス | アトランタ ホークス | インディアナ ペイサーズ |
フィラデルフィア セブンティー シクサーズ | オーランド マジック | クリーブランド キャバリアーズ |
トロント ラプターズ | マイアミ ヒート | デトロイト ピストンズ |
ウェスタンカンファレンス
ノースウェスト | サウスウェスト | パシフィック |
ポートランド トレイル ブレイザーズ | ダラス マーベリックス | ロサンゼルス レイカーズ |
ミネソタ ティンバーウルブス | ヒューストン ロケッツ | ロサンゼルス クリッパーズ |
オクラホマシティ サンダー | メンフィス グリズリーズ | フェニックス サンズ |
ユタ ジャズ | ニューオーリンズ ペリカンズ | サクラメント キングス |
デンバー ナゲッツ | サンアントニオ スパーズ | ゴールデン ステイト ウォリアーズ |
NBAサマーリーグ

Gリーグ
Coming Soon
参考
Average NBA Ticket Prices 2024-25(barrystickets.com)
NBA Average Ticket Prices: Knicks, Lakers Have The Most Expensive Tickets In 2024-25(sportscasting.com)
StubHub’s 2024-25 NBA Season Preview: Olympics Momentum Brings On Big International Demand; New York Knicks Top Ticket Sales(prnews.com)
The Cost Of Attending An NBA Game In 2024-2025(bookies.com)
How much are the cheapest tickets for every NBA team in 2023-24? Buy now(nypost.com)
How To Find The Cheapest NBA Tickets For The 2023-24 Schedule(blog.ticktiq.com)
Gametime lets you buy tickets for games and concerts that have already started(techcrunch.com)
Death for the Ticket Broker(si.com)
Ticketmaster pauses ticket sales for all NFL London games to ‘ensure genuine fans are able to purchase’ seats(sports.yahoo.com)
Experts: Sports fans win in post-COVID ticketing world(espn.com)
Shutdown of major sports hasn’t stopped fans from scouring online ticket markets(sports.yahoo.com)
13 Places to Buy Cheap Discount Sports Tickets Online & Off(moneycrashers.com)
Secondary Ticket Marketplace Guide To US Ticket Resale Regulations(squirepattonboggs.com)
Ticket Prices for Kevin Durant Home Debut in Phoenix Triple(frontofficesports.com)
Bucks-Lakers Ticket Prices ‘Plummet’ After LeBron James Record(frontofficesports.com)
NBA’s Two Tourneys Drive Record Attendance(frontofficesports.com)
The death of the paper ticket for sporting events(axios.com)
The Lakers Should Have Made Physical Tickets for LeBron’s Record Breaker More Accessible(actionnetwork.com)
チケットマスター
OUR HISTORY(ticketmaster.com)
‘It is time to break up Live Nation’: DOJ sues Ticketmaster parent over alleged monopoly(nbcnews.com)
スタブハブ
eBay、チケット売買サイトStubHubをviagogoに売却へ(japan.cnet.com)
76ers Announce Ticketmaster as Official Ticketing Partner(nba.com)
シートギーク
SeatGeek named new ticketing provider for Cavaliers, Rocket Mortgage FieldHouse(cleveland.com)
Cavs strike deal with SeatGeek that makes New York company its official ticketing provider(crainscleveland.com)
With $2.2M In New Funding, SeatGeek Acquires And Shuts Down Ticketing Competitor FanSnap(techcrunch.com)
SEATGEEK TO BECOME OFFICIAL TICKETING PARTNER OF BROOKLYN NETS, NEW YORK LIBERTY AND BARCLAYS CENTER(barclayscenter.com)
Barclays Center Drops a New Ticket Vendor for Its Old One(nytimes.com)
AEG
AEG Purchases All Outstanding Shares of AXS(aegworldwide.com)
ビビッドシーツ
Vivid Seats Named Official Ticketing Partner of the LA Clippers(nba.com)
その他
Gametime lets you buy tickets for games and concerts that have already started(techcrunch.com)
Despite embarrassing loss, Knicks ticket prices skyrocket with nosebleeds going for $1K — but beware of scammers(nypost.com)
How to Buy Sports Tickets(nytimes.com)
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