概要
- 本拠地: ボストン(マサチューセッツ州)
- アリーナ: TD・ガーデン
- チケット: 高い
- グッズ: チームストア
- サイン(ホテル)
Four Seasons Hotel Boston
Four Seasons One Dalton Street, Boston
The Ritz-Carlton, Boston
Boston Marriott Long Wharf - Gリーグ(下部組織): メイン・セルティックス
ボストン・セルティックスはNBA優勝回数最多タイの名門だ。近年、同球団はジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンを中心に名門復活の最終段階に入っている。現HCジョー・マズラーも2022年10月に前HCイーメイ・ユドーカのスキャンダルを機にチームの指揮を任されながら見事な手腕でチームの危機を救って正HCの座を勝ち取った。最後のピースは18回目のNBA制覇だ。チケット価格はリーグトップレベルに高い。アクセスは鉄道網で抜群に良い。
UPDATE: Effective Feb. 17, new @EvolvTechnology security screening will be implemented at TD Garden. To ensure a swifter entry process, we strongly discourage guests from bringing bags. Bags larger than 6” x4” x 1.5” will not be permitted.
— TD Garden (@tdgarden) February 18, 2024
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2024年2月20日、TD・ガーデンは実質的にバッグの持込みを禁止している。一応、当分、ロッカートラックがゲート付近に停車されるらしい。料金は$15と割高だ。
チーム史
BAA時代(1946-49)
ボストン・セルティックスは1946年にバスケットボール・アソシエーション・オブ・アメリカ(BAA)のチームとして誕生した。一方、当時の最高峰はナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)だった。同リーグは五大湖周辺の企業チームによって組織されていた。要するに、資金力があった。また、黒人巡業団体のハーレム・グローブトロッターズやニューヨーク・レンズも一級チームとして存在した。その後、1949年8月、両リーグは合併してNBAとして再スタートを切った。
GMレッド・アワーバック時代(1950-84)
ボブ・クージー&エド・マコーリー期(1950-56)
- ボブ・クージー(1950-63): 殿堂入り
- エド・マコーリー(1950-56): 殿堂入り
- ビル・シャーマン(1951-61): 殿堂入り
1950年、4年連続の負越し後、レッド・アワーバックがチームの全権を任された。当時のバスケットボールは二流スポーツだ。プロバスケットボールチームの運営は自転車操業だった。実際、1950~54年に計9球団がシャッターを閉めている。ボストン・セルティックスも、4シーズン連続の成績不振でファンベースを築けず、破産寸前まで追い込まれていた。そんため、同氏はチーム編成~コート上の指示~アリーナの便所掃除を一任していた。一方、ライバルの廃業がチーム存亡の危機を救った。1950&51年、ボブ・クージーとエド・マコーリーとビル・シャーマンが別々のディスパーサルドラフトで舞い込んできた。その結果、成績は6シーズン連続勝越しとプレーオフ進出に終わっている。そして、地元ファンも徐々に増加し、金回りも改善された。
1950年、レッド・アワーバックは全体1位指名権でチャック・シェアを指名して地元ファンから非難を浴びた。そんな中、シカゴ・スタグスがシーズン開幕直前に解散を決めた。そして、結果的に地元ホーリー・クロス大学のボブ・クージーがディスパーサルドラフトでボストン・セルティックスに到着した。
ビル・ラッセル期(1956-68): 名門の始まり
- ビル・ラッセル(1956-68): 殿堂入り
- トミー・ヘインソン(1956-65): 殿堂入り
- KC・ジョーンズ(1958-67): 殿堂入り
ブロックバスタートレード
1956年、レッド・アワーバックはロチェスター・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)に他の選手の指名の約束を取り付け、セントルイス・ホークス(現アトランタ・ホークス)に後の殿堂入り選手2名エド・マコーリーとクリフ・ヘイゲンを送り、見事にビル・ラッセルの獲得に成功した。また、同日、王朝メンバーのホーリー・クロス大学のトミー・ハインソン(テリトリアル指名)とKC・ジョーンズ(2巡目13位)も指名された。そして、1956-57、ボストン・セルティックスは超スーパールーキー2名の活躍でNBA初制覇を成し遂げた。
テリトリアル指名は地元出身選手の優先的指名権だ。球団は地元出身選手の獲得によって地域のサポートや人気を得られる。1949~65年、各チームはホームアリーナから半径80km以内の出身選手を1巡目指名権の代わりにドラフト前に指名できた。エド・マコーリーは1949年にセントルイス・ボンバーズにテリトリアル指名を受け、1950年からボストン・セルティックスでオールスター常連選手として活躍し、地元セントルイス・ホークスに戻った。
絶対王朝: 前人未到の8連覇(1958-66)
1958年、KC・ジョーンズがNFL挑戦を諦めて2年越しにチームに加入した。
選手兼HC(1966-68)
HC専任(1968-69)
ラリー・バード期(1979-84)
GMジャン・ボルク時代(1984-90)
ラリー・バード期(1984-92)
GMデイブ・ギャビット時代(1990-94)
ラリー・バードの終活(1990-92)
後ラリー・バード(1992-94)
- ケビン・マクヘイル(1980-93)
- ロバート・パリッシュ(1980-94)
- レジー・ルイス(1987-93): AS(1992)
- ディー・ブラウン()
1993年、レジー・ルイスがオフシーズンのワークアウト中に帰らぬ人となってしまった。翌1994年、鉄人ロバート・パリッシュも遂に退団の運びとなった。
GMダニー・エインジ時代(2003-21年)
古豪復活潜伏期(2003-07)
- NBAドラフト2003年組
ケンドリック・パーキンス(22) - NBAドラフト2004年組
アル・ジェファーソン(22)
デロンテ・ウェスト(23)
トニー・アレン(25)
セバスチャン・テルフィア(21) - NBAドラフト2005年組
ライアン・ゴームス(24) - NBAドラフト2006年組
レイジョン・ロンド(20)
ジェラルド・グリーン(21)
レオン・ポウ(23)
アラン・レイ(23)
抜本的な改革が始まった。ダニー・エインジはダブルエースの1人のアントワン・ウォーカーのリリース→キャッチ→リリリースを筆頭に積極的に選手を動かして若手やドラフト指名権に交換した。その結果、2006-07、ローテーションプレーヤーはポール・ピアースとウォーリー・ザービアックを除いて25歳以下となった。しかも、両者はシーズンの半分を欠場した。当然、成績は24勝58敗と散々だった。
ビッグ3(2007-12)
2007年、ボストン・セルティックスは既存のポール・ピアースにレイ・アレンとケビン・ガーネットのオールスターを加えて新ビッグ3を形成した。さらに、若手のレイジョン・ロンドがシーズン中に急成長を見せた。そして、2007-08、チームは見事にNBA優勝を果たした。
若き天才HCブラッド・スティーブンス(2013-21)
2012年、ボストン・セルティックスはビッグ3+レイジョン・ロンド体制の段階的な解体を開始し、若き天才ブラッド・スティーブンスをHCに迎え入れ、次期フランチャイズプレーヤーのジェイレン・ブラウン(2016年1巡目3位)とジェイソン・テイタム(2017年1巡目2位)の指名に成功し、プレーオフへの返り咲きも果たした。一方、リーダー不在が続いた。アイザイア・トーマス(2015-17)の大怪我以降、代役のカイリー・アービング(2017-19)とケンバ・ウォーカー(2019-21)が期待外れに終わった。その結果、2021年、GMダニー・エインジが引退し、ブラッド・スティーブンスもHC職を辞した。
GMブラッド・スティーブンス(2021-)
2021-22に2009年以来のNBAファイナル進出を果たしながら2022年10月の開幕直前にとなったのだ。2022-23、ボストン・セルティックスは予期せぬ形でシーズンを迎えた。
アクセス
ホームアリーナ: TD・ガーデン
- 名称: TD Garden
- 住所: 100 Legends Way, Boston, MA
ホームアリーナはTD・ガーデンだ。最寄り駅に地下鉄North Stationがある。施設内にはスポーツ博物館が併設されている。
入場時の注意点
アクセス手段
車 | 公共交通機関 | 徒歩 |
交通 -アリーナ付近渋滞(試合前後30分) -通行制限(一方通行/通行禁止等) 駐車 -高い駐車場代 -遠い(徒歩10分程度) -すし詰め駐車 乗降(タクシー/ライドシェアリング) -アリーナ付近乗降不可(試合前後) ※一部アリーナ指定乗降所有り 飲酒 -試合観戦時の飲酒不可 | 運行 -試合終了時点営業終了 -無い(地方都市) | 危険(夜道) |
アクセス手段は「徒歩>公共交通機関>車」の順にマシだ。まず、車は極力避けられるべきだろう。デメリットが多過ぎる。そして、公共交通機関は理想ではある。一方、一部の大都市以外はまともな公共交通機関を整備していない。地方都市の場合は往々にして選択肢になり得ないだろう。その結果、徒歩が唯一の手段となる。無論、夜道は危険だ。近場の宿泊や大通り中心のルート選択等の工夫が求められる。
入場時の格好: 手ぶら推奨
入場時の格好は手ぶらが望ましい。荷物の一時保管サービスや例外的な恩情対応は極稀だ。現地人は「スマホ」「ID」「鍵類」しか装備していない。バッグはボディバッグやハンドバッグ程度が推奨されている。最近では透明バッグ限定規則も採られ始めている。そして、コインロッカーは2002年の同時多発テロ後のテロ対策によってアメリカ全土から姿を消している。つまり、大きな荷物は「宿泊先や車内置き」or「ホテルやバスステーションの一時預かり」が必至だ。
最終的な荷物置き場は付近の茂みになる。無論、盗難や破損のリスクもある。また、米国はテロに敏感だ。放置物が危険物と誤解されて大事に発展するかもしれない。荷物の放置はあくまでも最終手段であるべきだ。
首下げ型パスポートケースは些細なストレスの「パスポートの微妙なサイズ故の持ち運び難さ」「普段使い財布の日本円と現地通貨入替の手間」「航空券やレシートやチケット半券等の収納」「手荷物検査時の収納物の出し入れ」を解消してくれる。
飲食
- アルコール($10~)
缶ビール*($10)/カクテル($10~)/ワイン($10~)
※年齢確認有り=パスポート必須
※21歳以上 - ドリンク($5)
ペットボトル水*/炭酸飲料*/ジュース*等 - 食事($10~)
サンドウィッチ/バーガー/ホットドッグ/ピザ/バッファローウィング/フライドチキン/ポテト/ナチョス - スナック($5)
プレッツェル/ポップコーン/ポテチ/ピーナッツ等 - ご当地
ドラフトビール($8)
NBAアリーナは「飲食持込み完全禁止」「全面禁煙」を徹底している。各アリーナは「飲食店: 至る所」「営業: 第3Q終了時」「値段: 高い」「量: 軽食程度」「待ち時間: 食事→10分/飲物→無し」で共通している。上位席(100レベル)は自席オーダーや売り子の巡回もある。一方、米国の飲食店やスーパーやドラッグストアは夜9時頃には閉まる。コンビニ(ガソリンスタンド)は基本的に菓子しか置いてない。つまり、試合終了後の食事はほぼ無理だ。結論、日本の典型的な金銭感覚と味覚の持ち主は食事は事前に済ますorホテルに買いだめるべきだろう。
ヘルス&セイフティガイドライン
ワクチン証明書の提示マスク着用(会場配布有り)- 紙チケット廃止
- キャッシュレス化
新型コロナウィルスの流行によっていくつかの変化があった。2023年現在、ワクチン接種証明書提示とマスク着用は撤廃された。最も注意すべきはキャッシュレス化だ。もはやビールの売り子も現金に対応していない。詳細はHealth&Safety Guidelinesに記載されている。
サインボード
サインボードも持込み可能だ。時折、アリーナ側もコンコースでポスター配布+ペン貸し出し+机設置でサインボードを促している。結論、一般的な肩幅サイズの応援系は大丈夫だ。詳細はQ&AのSign Policyに記載されている。
チケット
一般的なNBAチケットの購入方法
チケットの種類
- シングルゲームチケット
- マルチプルチケット
- サブスク
- グループチケット
- シーズンチケット
- スイートルーム
- その他特典付き等
NBAのチケットはいくつもの方法で売られている。最も一般的な特定の1試合のチケットは「シングルゲームチケット」と呼ばれている。
チケットの購入方法
- チケットサイト
- アリーナのチケット売り場
- 代理業者
シングルゲームチケットは大手チケットサイトで比較検討購入がオススメだ。現在、各球団(アリーナ)はチケットサイトを介してチケットを売っている。NBA公式サイト/アプリもチケット購入希望者を提携チケットサイトに飛ばしている。一方、チケットは非提携チケットサイトでも売られている。チケットの質や量は主要チケットサイトに限っては業務提携の有無に関わらず差はほとんど無い。
新品とリセールチケット
- 提携チケットサイト→新品&リセール
- 未提携サイト→リセール
NBAのチケット市場には新品とリセールが出回っている。取り扱いは「提携チケットサイト→新品&リセール」「非提携サイト→リセールチケット」だ。例えば、ボストン・セルティックスの場合は「公式のチケットマスター→新品&リセール」「スタブハブやシートギーク→リセール」となる。
チケットがチケットサイトの垣根を超えて売られている場合もある。例えば、スタブハブでチケットマスターのチケットが売られている。この場合、両サイトのアカウントが必要になる。
NBAチケットの価格(ダイナミックプライシング採用)
チケット価格はダイナミックプライシングだ。つまり、値段は需要(人気)に応じて都度変動する。主な要素は「人口」「物価」「ファンの熱量」「チームの強さ」「スター選手の有無」「座席」「天候」等が挙げられる。概してチケット価格は「観戦希望者(多)→高い」「観戦希望者(少)→安い」となる。
支払方法
クレジットカード
NBAチケットの決済方法はほぼほぼクレジットカードのみだ。そして、クレジットカードは原則的に本人名義でなければならない。海外のまともなサイトは「会員登録者とクレジットカードの名前の不一致→不正利用疑惑」の判断で結構な割合で決済を止めてしまう。つまり、親のクレジットカードは不要なトラブル回避のためにも好ましくない。
そもそもの話、クレジットカードは渡航認証ESTA/eTAの支払方法に指定されているため否応なしに必要になる。
初クレカは楽天カードで良い。兎にも角にもポイントが貯まりやすい。楽天Pは「楽天Pay(1%)+楽天カードチャージ(0.5%)+ポイントカード提示(0.5~1%)」の三重取りで還元率2~2.5%以上になる。大量ポイント獲得機会も「入会特典(数千P)」「スーパーポイントアッププログラム」「ボーナスポイント」等で多い。年会費は永年無料だ。
ペイパル(PayPal)
世界的決済サービスのペイパルは非常に多くの決済に利用可能だ。最大の使い所は米国発行クレジットカード制限の突破である。一部のウェブサイトは海外発行のクレジットカードを防犯上の理由で拒否している。また、クレジットカードも国外サイトの決済時に不正利用の判断で止まってしまう。同サービスは代替の決済方法として役に立つ。アカウントの開設&維持は無料だ。
チケット媒体(入場方法)
- 電子チケット(主流)
-ウォレット組込み
-バーコード/QRコード
-VISAタッチ - 紙チケット(絶滅中)
-チケット
-プリントアウト
現在、NBAチケットは基本的には電子チケットだ。入手方法は「チケット購入(チケットサイト)→マイページ→チケット画面」となる。チケットの表示は購入から10分後以降に可能になる。専用アプリのダウンロードは不要だ。紙チケットは手と手の接触の危険性から感染症対策の対象となってほぼ絶滅してしまった。
ボストン・セルティックスのチケット
- チケット価格: 最高
- 最安価格: $40*
- マーケット: やや大
- 物価: 高
- ファンベース: 熱
- 成績: 強
- 人気選手: ジェイソン・テイタム
- 公式プロバイダー: Ticketmaster
チケット価格はシカゴ・ブルズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックスと並んでNBAで群を抜いて高い。マーケットは大都市+物価+狂信的ファンを誇る。観客動員数の減少は2010年代のビッグ4解体直後位だ。アイザイア・トーマス以降、満席率は100%に復帰した。そして、近年、ボストン・セルティックスは優勝最有力候補の力を持っている。
グッズ
NBAグッズの種類
- 公式サプライヤー品(アパレル)
- 公式ライセンス品(アパレル&日用品)
- エンドサーアイテム(アパレル&食料品)
- スニーカー
- ビンテージ品
- コレクターズアイテム
- ファンメイド品
公式サプライヤー品
公式サプライヤー品は実際にNBA実用品請負企業の商品だ。現在はナイキが全球団のサプライヤーを務めている。以前は「チャンピオン(1989-2001)」「チーム別/複数社(2001-04)」「リーボック(2004-06)」「アディダス(2006-17)」だった。オーセンティック&スウィングマンジャージーはオーダーメイド(好きな名前&番号)が可能だ。
公式ライセンス品
- 低価格帯系
Fanastic社/マジェスティック社/’47社/UNK社/球団PB等 - ファッション系
ミッチェル&ネス社(Fanatics傘下): 旧デザイン復刻
ニューエラ社: 帽子
ブランドコラボ品 - 日用雑貨品
いくつもの企業がNBAからロゴや肖像の商業利用許可を得ている。多くは簡素なデザインの低価格帯商品だ。一方、近年は”お洒落着”が増加傾向にある。各所はインフルエンサー起用やコラボで「ファングッズ→ファッションアイテム」の昇華に努めている。日用雑貨もある。
アパレルは初回生産のみが基本だ。アパレル業界は商品の売れ残りを恐れている。そのため、新商品は初回生産(少)&追加生産(無)のリスク回避体制で作られる。しかも、工場の製造ラインは常に予約でパンパンのため急な確保が難しい。その結果、人気品すらも追加生産はされない。つまり、商品は現品限りだ。迷った際は「買い」が良い。
エンドサーアイテム
各メーカーはしばしばエンドーサーのグッズを発売している。主な商品はスポーツメーカーのアパレルと食品メーカーのタイアップ品だ。
スニーカー
スニーカーは「ライフスタイルシューズ(ファッションアイテム)」「バスケットボールシューズ(競技用靴)」のいずれにしても高いコレクション性からファングッズの一種だ。一方、両者は購買層の違いから全く別のマーケットに存在している。そのため、適切な行動行動はアイテムの性質で大きく異なる。
無論、両側面兼備の製品もある。例えば、AJ11はファッションアイテムでありながら今だにNBA選手のオンコート着用も見られる。
コレクターズアイテム(流通品)
- 流通品
コレクターズ商品: トレーディングカード/NFT
刊行物: VHS/DVD/書籍/雑誌
おもちゃ: レゴや人形等 - 非流通品
選手実用品: ジャージー/シューズ等
サイン入りアイテム: ポスター/写真等
記念品: オブジェ/チケット半券/リーフレット/ギブアウェイ品等
コレクターズアイテムは読んで字のごとく収集目的or収集価値有りの製品だ。最も代表的な物はトレーディングカードとNFTだろう。また、「VHS/DVD」「書籍/雑誌」「おもちゃ」等も収集の対象になっている。
非公式品
そして、非公式品も市場に出回っている。NBAアリーナ付近の露天商やショッピングモールのオーダーメイドTシャツ店の商品は高確率でレプリカ品だ。
NBAグッズ販売店
NBAストア
NBAストアはNBAのオフィシャルストアだ。実店舗はNYマンハッタン+世界複数ヵ国にある。オンラインストアは大まかに全7か国/地域版が存在する。品揃えは「実店舗: 人気/定番商品中心」「オンラインストア: 全球団均一」だ。各オンラインストアは「品揃え」「在庫」「セール」「価格」が微妙に違う
チームストア(必須)
各アリーナは「メインストア」+「サブストア/出店」を併設している。メインストアは主力選手のジャージー、Tシャツ、日用品を取り揃えている。近年は多くの店舗がスウィングマンジャージーのオーダーメイドも行っている。一方、サブストアや出店は絶版品や非流通品を売っている。例えば、過去の選手のジャージーやアディダス時代のTシャツなどがセール状態で置いてある。サイン入りや実着品が売られている場合もある。
ファナティクス
ファナティクスは世界最大のスポーツグッズサイトだ。運営元のファナティクス社は「主要欧州サッカー」「北米四大スポーツ」「NCAA」「F1」等のグッズ販売を手掛けている。一方、同社は自社でも複数の地域版サイト&傘下サイトで世界中の数多のスポーツリーグのグッズを販売している。実店舗は無い。各サイトは「品揃え」「セール」「値段」「在庫」「発送地」が微妙に異なる。
2023年8月現在、ファナティクス日本版「Fanatics.co.jp: NBA無し」「Fanatics公式ストア楽天市場店: ファッション志向製品のみ」はどちらもNBAグッズ購入には向いていない。
ファナティクスでは「八村塁選手(NBA)」「ネブラスカ大学(NCAA)」「大谷翔平選手(MLB)」「角田裕毅(F1)」のグッズのまとめ買いが可能だ。
小売店(非必須)
スポーツ用品店 DICK’S SPORTING GOODS Academy Sports + Outdoor |
ファンショップ Lids Locker Room By Lid’s Fanzz Just Sports Rally House |
デパート Macy’s JCPenny Kohl’s Nordstorm |
リサイクルショップ Goodwill Savers/Value Village/UNIQUE The Salvation Army Mission Thrift Store |
小売店は地元チームのアパレルを置いている。最大の特徴は高い割引率+掘出物率だ。スポーツ用品店は型落ち品をセールで売っている。大手デパートはファナティクスと提携してファンショップブースを設置している。リサイクルショップはほぼ新品のプレーオフギブアウェイTシャツを$5程度で置いている。
ボストンの店
- Boston Pro Shop(チームストア)
チームストアはTD・ガーデンに併設されている。
サイン
出待ち
ホテル前
最も定番の出待ちスポットがホテル前だ。タイミングはシュートアラウンド往来時となる。アウェイチームはナイトゲーム時は10~15時頃に試合会場でシュートアラウンドを行う。出待ちの可不可は時と場合で異なる。統一ルールは無い。同じ会場でも警備員の匙加減で「昨日はOKだったのに今日はダメ」もザラだ。ファン対応も時と場合で異なる。
アリーナ出入口
一応、出入口の出待ちも可能だ。当然、タイミングはシュートアラウンド往来時である。一部の町はNBA御用達ホテルがアリーナのすぐ近くにある。そのため、チーム関係者はシュートアラウンドに徒歩で向かっている。アリーナのチーム関係者通用口の目印は柵、警備員、ファンだ。
試合前の練習時(チケット必須)
もう1つの手段がアリーナ内の練習時だ。試合開始前のアリーナでの練習時、何人かの選手はファンサービスも行ってくれる。基本的にアリーナは試合開始2~3時間前に開場する。試合開始前の練習時は座席の場所に関わらずフロアの近くで見学可能だ。
イベント
地元のスーパーマーケットやスポーツ用品店では選手のサイン会がちょいちょい行われている。チームの公式アカウントやHPで告知している。出待ちと違って公式のイベントなので選手の応対もフレンドリーな場合が多い。
補足
Gリーグ: メイン・セルティックス
- 名称: Main Celtics
- アリーナ: Portland Exposition Building
- 住所: 239 Park Ave, Portland, ME
GリーグはNBAマイナーリーグだ。2023-24、NBA29球団の下部組織+独立チーム+NBAプロスペクトチームが現役NBA選手(NBA契約下)、元NBA選手、NBAプロスペクト、元大学/高校スター等のロスターでレギュラーシーズン+プレーオフを戦う。現地観戦は「期間/数: 全34試合(11~3月)」「場所: 僻地会場/中間地点」「日程: デイゲーム/日時変更/未定」等で意外と難しい。チケットは会場購入で良い。売切れの可能性は低い。グッズは「公式オンラインストア: 有り」「アリーナ内: 極少」「小売店: 無し」だ。
2024-25、サウスベイ・レイカーズのブロニー・ジェイムスのデビュー戦が座席数の少なさやLAエリアのマーケット力で売り切れてしまった。おそらくチケットの売切れはGリーグ史上初だろう。
NBAオフィシャルクレジットカード
- 年会費: 49,500円(税込)
- ブランド: アメックス
- ポイント還元率: 3P/100円
→主要航空会社マイル
→スポーツ選手交流(Marriott Bonvoy MomentsTM) - 特典/優待
1.入会: 30,000~P(条件付)
2.更新: 高級ホテル無料宿泊(条件付)
3.Marriott Bonvoyエリート会員資格等 - NBA系特典
1.BKN/CHI/UTH/LAL特典
a.アリーナ専門入場門/割引
b.NBAチケットの限定/先行販売
2.NBAジャージー交換@NBAストア
アメリカン・エキスプレス・カードは「NBA/WNBA/Gリーグ→公式クレジットカード契約」「一部NBA球団/アリーナ→パートナーシップ契約」を締結している。そのため、アメックスカード所有者はいくつかの特典を受けられる。一方、各券種は年会費が割高だ。そんな中、マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは高い年会費以上のポイント還元率/特典を有している。
まとめ
- 本拠地: ボストン(マサチューセッツ州)
- アリーナ: TD・ガーデン
- チケット: 高い
- グッズ: チームストア
- サイン(ホテル)
Four Seasons Hotel Boston
Four Seasons One Dalton Street, Boston
The Ritz-Carlton, Boston
Boston Marriott Long Wharf - Gリーグ(下部組織): メイン・セルティックス
ボストン・セルティックスはNBA優勝回数最多タイの名門だ。近年、同球団はジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンを中心に名門復活の最終段階に入っている。現HCジョー・マズラーも2022年10月に前HCイーメイ・ユドーカのスキャンダルを機にチームの指揮を任されながら見事な手腕でチームの危機を救って正HCの座を勝ち取った。最後のピースは18回目のNBA制覇だ。チケット価格はリーグトップレベルに高い。アクセスは鉄道網で抜群に良い。
Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
関連記事
ボスウォッシュエリア
モントリオール(ケベック州)
メイン州
- Gリーグ: メイン・レッドクローズ
- NCAA D1: メイン大学
ニューハンプシャー州
- NCAA D1: ニューハンプシャー大学
- NCAA D1: ダートマス大学
- プレップ: ブリュースターアカデミー
バーモント州
- NCAA D1: バーモント大学
ボストン(マサチューセッツ州)
- NBA: ボストン・セルティックス
- NCAA D1(強豪): ボストンカレッジ
- NCAA D1(中堅): ハーバード大学
- NCAA D1(中堅): ノースイースタン大学
- NCAA D1(中堅): ボストン大学
- NCAA D1(中堅): ホーリー・クロス大学
- NCAA D1(中堅): マサチューセッツ大学ロウウェル校
- NCAA D1(中堅): メリマック大学
- NCAA D1(中堅): ストーンヒル大学
スプリングフィールド(マサチューセッツ州)
- NCAA D1(中堅): マサチューセッツ大学
- 聖地: バスケットボール殿堂
- 聖地: スプリングフィールドカレッジ(バスケットボール生誕の地)
プロビデンス(ロードアイランド州)
- NCAA D1(強豪): プロビデンス大学
- NCAA D1(中堅): ロードアイランド大学
- NCAA D1(中堅): ブラウン大学
- NCAA D1(中堅): ブライアント大学
コネチカット大学(コネチカット州)
ノーウィッチ(コネチカット州)
- WNBA: コネチカット・サン
ニューヘブン(コネチカット州)
- NCAA D1(中堅): イェール大学
- NCAA D1(中堅): クイニピアック大学
- NCAA D1(中堅): フェアフィールド大学
- NCAA D1(中堅): セイクルッド・ハート大学
- NCAA D1(中堅): セントラルコネチカットステイト大学
ニューヨーク(ニューヨーク州)
- NBA: ニューヨーク・ニックス
- NBA: ブルックリン・ネッツ
- Gリーグ: ウェストチェスター・ニックス
- Gリーグ: ロングアイランド・ネッツ
- WNBA: ニューヨーク・リバティ
- NCAA D1(強豪): St.ジョーンズ大学
- NCAA D1(強豪): シートン・ホール大学
- NCAA D1(中堅): コロンビア大学
- NCAA D1(中堅): フォーダム大学
- NCAA D1(中堅): アイオナ大学
- NCAA D1(中堅): マンハッタン大学
- NCAA D1(中堅): St.ピーターズ大学
- NCAA D1(中堅): ロングアイランド大学
- NCAA D1(中堅): ワーグナー大学
- NCAA D1(中堅): フェアリー・ディキンソン大学
- NCAA D1(中堅): アーミー陸軍学校
- NCAA D1(中堅): ホフストラ大学
- NCAA D1(中堅): NYステイト大学ストニーブルック校
- NCAA D1(中堅): ニュージャージー工科大学
- イベント(NCAA): 小規模招待大会(11~12月)
- イベント(NCAA): カンファレンストーナメント(3月上旬)
- イベント(高校): 小規模招待大会
- イベント(高校): オールスター
- プロアマリーグ: NIKE PRO CITY NYC
- プロアマリーグ: Hoopsville Summer Pro-Am
- 名所(コート): ラッカーパーク/ダイクマン/The Cage(West 4th Street Courts)/ブルックリン・ブリッジ・パーク/Life Time Athletic at Sky等
- 名所(NBA関連): NBA事務所/NBA選手会事務所
セントラルジャージー(ニュージャージー州)
- NCAA D1(強豪): ラトガース大学
- NCAA D1(中堅): プリンストン大学
- NCAA D1(中堅): ライダー大学
- NCAA D1(中堅): モンマス大学
- 聖地: 世界初のプロバスケットボール試合開催地 1896年、興行団体のトレントンズはメイソニック・テンプル・ホールで試合を開催して試合後に売り上げを選手に還元した。
フィラデルフィア(ペンシルベニア州)
- NBA: シフィールド・セブンティシクサーズ
- Gリーグ: デラウェア・ブルーコーツ
- NCAA D1(強豪): ビラノバ大学
- NCAA D1(中堅): テンプル大学
- NCAA D1(中堅): St.ジョセフズ大学
- NCAA D1(中堅): ラセール大学
- NCAA D1(中堅): ペンシルベニア大学
- NCAA D1(中堅): ドレクセル大学
- NCAA D1(中堅): デラウェア大学
- 高校オールスター: Iverson Roundball Classic
- プロアマリーグ: Danny Rumph Classic
アレンタウン(ペンシルベニア州)
- NCAA D1(中堅): リーハイ大学
- NCAA D1(中堅): ラファイエット大学
ボルチモア(メリーランド州)
- NCAA D1(中堅): UMBC
- NCAA D1(中堅): タウソン大学
- NCAA D1(中堅): ロヨラ大学(メリーランド)
- NCAA D1(中堅): ネイビー海軍学校
- NCAA D1(中堅): コピンステイト大学
- NCAA D1(中堅): モーガンステイト大学
- プロアマリーグ: Brunson League
- その他: アンダーアーマー本社
ワシントンD.C.
- NBA: ワシントン・ウィザーズ
- Gリーグ: キャピタルシティ・ゴーゴー
- WNBA: ワシントン・ミスティックス
- NCAA D1(強豪): ジョージタウン大学
- NCAA D1(強豪): メリーランド大学
- NCAA D1(中堅): ジョージ・ワシントン大学
- NCAA D1(中堅): ジョージ・メイソン大学
- NCAA D1(中堅): アメリカン大学
- NCAA D1(中堅): ハワード大学
- プロアマリーグ: NIKE PRO CITY D.C.(Kenner League)
- プロアマリーグ: Goodman League
現地観戦の準備
ガイドブック(エリア)
NBA
イースタンカンファレンス
アトランティック | サウスイースト | セントラル |
ボストン セルティックス | ワシントン ウィザーズ | シカゴ ブルズ |
ブルックリン ネッツ | シャーロット ホーネッツ | ミルウォーキー バックス |
ニューヨーク ニックス | アトランタ ホークス | インディアナ ペイサーズ |
フィラデルフィア セブンティー シクサーズ | オーランド マジック | クリーブランド キャバリアーズ |
トロント ラプターズ | マイアミ ヒート | デトロイト ピストンズ |
ウェスタンカンファレンス
ノースウェスト | サウスウェスト | パシフィック |
ポートランド トレイル ブレイザーズ | ダラス マーベリックス | ロサンゼルス レイカーズ |
ミネソタ ティンバーウルブス | ヒューストン ロケッツ | ロサンゼルス クリッパーズ |
オクラホマシティ サンダー | メンフィス グリズリーズ | フェニックス サンズ |
ユタ ジャズ | ニューオーリンズ ペリカンズ | サクラメント キングス |
デンバー ナゲッツ | サンアントニオ スパーズ | ゴールデン ステイト ウォリアーズ |
NBAサマーリーグ
Gリーグ
Coming Soon
参考
Celtics hire Ime Udoka as next coach(nba.com)
Celtics Announce Trade Of Doc Rivers To Clippers(boston.cbslocal.com)
How To Find The Cheapest Boston Celtics Tickets + Face Value Options(blog.ticketiq.com)
How To Find The Cheapest NBA Tickets For The 2020-21 Schedule(blog.ticketiq.com)
Boston Celtics Tickets(seatgeek.com)
The Most Expensive NBA Teams to See Live(thestreet.com)