NBAグッズ購入の基礎知識

概要

結論、現地の実店舗に過度な期待を寄せるのは禁物だ。欲しい物がある場合、まずはネットで探すのが良い。詰まる所、訪店の価値が有るのは「公式ストア+スポーツ用品店」だけだ。心持ちも「良い物があったらその場のノリで買う」位で良い。

基礎知識

NBAグッズ

ナイキ社製

NBAの公式商品はナイキと複数社から販売されている。ナイキはジャージー、Tシャツ、ショーツ、スウェット等を販売している。スウィングマンとオーセンティックの違いは一言で言えば刺繡の有無だ。

公式ライセンス商品

一方、公式ライセンス商品はナイキ以外からも販売されている。最たる例はミッチェル&ネス社だ。ミッチェル&ネス社は昔のデザインのジャージーやキャップの復刻版を販売している。また、Fanastic社、UNK社、マジェスティック社等はチープなデザインや作りの割安商品を売っている。その他にも各球団のプライベートブランドの商品もある。

基本戦略: 効率の良い店舗の周り方

優先順位(日本>海外)

「NBAグッズ」「NCAAグッズ」「スニーカー」は、共通して関税や送料の追加コストから、まずは日本の店舗やサイトで探すのが良い。

各店舗の品揃えの特徴
NBANCAAスニーカー掘り出し物
オフィシャルストア◎(1)◎(1)×
メーカー直営店〇(2)
スポーツ用品店〇(2)〇(2)
セレクトショップ◎(1)
スニーカーチェーン×〇(3) 
ファンショップ×
デパート×
リサイクルショップ×
ディスカウントストア
※()優先順位

上記の通り、グッズの種類によって優先順位が異なる。

ショッピングモール: 複数店舗の同時消化

アメリカではショッピングモールや商店街にブティック、スポーツ用品店、ディスカウントストア、リサイクルショップ等が集まっている。例えば、サンタモニカのショッピング地区にはフットロッカー、ナイキ、TJ・マックス、グッドウィル、チャンプス・スポーツやアディダスの店舗がある。

スケジュール

最も効率的な店舗巡りは「リサイクルショップ(朝)→ショッピングモール(昼)→チームストア(試合前後)」だ。まず、リサイクルショップは開店時間が午前9時前後と他よりも早いため最初だ。次に、チームストアは試合時間の前後で良い。その結果、日中(ホテル出待ちをする場合は昼下がり)はショッピングモールや商店街に行くのがベストとなる。

コスト(関税/送料/売上税)

関税(海外旅行)
関税(現地調達)
  • 免税: 海外小売価格20万円以下
  • 簡易税率: 海外小売価格20万円以上
    課税価格: “超過分”6割×関税率15%(衣類)
    例: 合計金額21万円
    20万円分→免税/超過分1万円×60%×15%=900円
  • 一般税率: 商業利用と判断された場合*
    課税価格: (商品代+送料+保険料)×6割
    関税率: 10%前後

現地で購入した品物を日本に持って帰る場合、「合計購入金額20万円→免税」「合計購入金額20万円以上→超過分に課税価格(海外小売価格6割)×関税率15%の課税」となる。そして、数量等で商業利用と判断された場合、一般税率「課税価格×関税率10%前後」が適用される。

関税(個人輸入)
関税(個人輸入)
  • 免税: 課税価格1万円(海外小売価格16,666円)以内
    課税価格: 海外小売価格60%
    16,666円×60%=約9,999.6円
  • 簡易税率: 課税価格~20万円以下
    課税価格: 海外小売価格6割×関税率10%(衣類)
  • 一般税率: 商業利用と判断された場合
    課税価格: (商品代+送料+保険料)×6割
    関税率: 15%前後

個人輸入の場合、「課税価格1万円以下(購入金額16,666円)→免税」「~20万円程度→海外小売価格6割×関税率10%(衣類)」となる。そして、商業利用と判断された場合、一般税率が適用される。

送料

送料(ヨーロッパ/北米→日本)は$30程度が相場だ。

売上税

実は現地での買い物はオレゴン州とモンタナ州が最もお得だ。アメリカの場合、売上税(日本の消費税に相当)は各州によって税率が異なる。オレゴン州とモンタナ州は売上税が一切無い。実際、ワシントン州の人々は敢えてオレゴン州まで足を運んで買い物をしている。上記2州以外の売上税は8%程度でほとんど変わらない。

NBAグッズが買える店

NBAストア

基本情報
  • その他の店舗
    中国/ブラジル/英国/イタリア/メキシコ/カタール+2024年まで3店舗増予定

NBAストアはアメリカではニューヨークのマンハッタンに実店舗がある。品揃えは全球団のアパレルと小物が満遍なく揃っている。スウィングマンジャージーのオーダーメイドも可能だ。

チームストア

各アリーナには「メインストア」+「サブストア/出店」がある。メインストアは主力選手のジャージー、Tシャツ、日用品を取り揃えている。一部店舗はスウィングマンジャージーのオーダーメイドにも対応している。一方、サブストアや出店はメインストアとは微妙に品揃えが違う。例えば、過去の選手のジャージーやアディダス時代のTシャツなどがセールになって置いてある。サイン入りや実着品が売られている場合もある。だから、試合日はメインストア以外も訪店するのがオススメだ。思わぬ出会いがあるかもしれない。

スポーツ用品店

主な店店舗数/旗艦店日本発送店舗受取備考
DICK’S SPORTING GOODS約700店舗×全米最大
WNBA業務提携
NIKE業務提携
MODEL’S SPORTING GOODS約100店舗(東海岸)×
Academy Sports + Outdoor南部~中西部×グッズ(少)
*スポーツオーソリティーは2015年に破綻

スポーツ用品店は公式ストアと同等の訪店価値がある。主な品揃えは「地元のプロチーム」「同州の代表的な大学」「最も近い大学」のアパレルだ。最大の特徴は「型落ち品が公式ストアとは異なって除外されずにセールラックに置かれている」点である。

メイシーズ

メイシーズ(Macy’s)は大手デパートだ。実は結構掘り出し物が多い。店内のスポーツ用品コーナーにNBAグッズが割引価格で置いてある。しかも、近年、同社はスポーツ用品に力を入れている。一部の店舗にはリッズとフィニッシュラインのブースが設けられている。

日本への発送可

古着屋/リサイクルショップ

主な店店舗数備考
Goodwill約3,300店(全国)
Savers/Value Village/UNIQUE約300店
The Salvation Army約200店
Mission Thrift Store約50店カナダ

リサイクルショップはギブアウェイのTシャツがほぼ新品の状態で$5程度で売られている。商品は基本的には近隣住民からの寄付品だ。運営は非営利団体が行っていることが多い。

ファンショップ

主な店店舗数備考
Lids
Fanzz
Just Sports
約1,000店元祖Lids: 帽子屋
Locker Room By Lids: ファンショップ
オンラインストア1: ファナティクス型
オンラインストア2: Just Sports
Rally House北東部、中西部、南部の計12州で展開

ファンショップはネット通販の普及した現代に敢えて行く理由は無い。主なラインナップはプロもカレッジも人気チームだけだ。実際、2019年にファンショップ業界はファンズリッズ・ホールディングス社の独占状態となってしまった。同社は現在「リッズ」「ファンズ」「ジャストスポーツ」の3ブランドを抱えて実店舗の「リッズ: ニューエラキャップ軸店舗」「Locker room by Lids: ファンショップ型店舗(元Fanzz/Just Sports)」とオンラインストアの「Lids(ファナティクス型)」「Just Sports」を運営している。

CtoC(中級者以上向け)

注意
  • CtoCは現金取引のみ
    →$10&20札を大量に持って行くのが良い
ヤードセール(ガレッジセール)

ヤードセール(ガレージセール)は所有者が自宅の庭や車庫で不用品を売る行為だ。現在、ヤードセール情報はクレイグリストに載っている。

スニーカーコンベンション

スニーカーコンベンション(Sneaker Convention)はスニーカー&NBAジャージーの即売会だ。スニーカーコンベンションではマニアや業者がアリーナに集まってスニーカーの売買や交換を行う。最も有名なイベントはスニーカーコン(Sneaker Con)だ。

フリーマーケット(スワップミート)

アメリカでは各地に大規模のフリーマーケットが行われている。「Best Flea Market swap meet 場所名」で検索して探してみると良い。

実はほとんどグッズが無い場所

主なNBAグッズ不毛の店
  • メーカー直営店(アウトレット含)
  • セレクトショップ/アパレル系
  • スニーカーチェーン
  • ディスカウントストア
  • アウトレットモール

上記の店舗はNBA&NCAAアパレルはほとんど取り扱っていない。スニーカーはある。

海外サイトの利用方法(個人輸入)

主な個人輸入の方法

主な個人輸入の方法
  1. 自己完結: 日本への発送可の場合
  2. 転送業者利用: 日本への発送不可の場合
  3. 代行業者利用: 購入先にアクセスすら不可の場合
自己完結型

自己完結型は購入者が自身で「購入~受取」の全てを行うパターンだ。自己完結型は転送業者や代行業者の利用が不要なため最も安く済む。そのため、購入先が日本への商品の発送に対応している場合、自己完結型が望ましい。

転送業者利用型

次に、転送業者利用型は「購入先→米国届先(転送業者住所)→日本」を利用するパターンだ。転送業者は「商品の送付先としての海外住所提供」+「商品の日本への発送」を提供している。購入先が日本への発送に対応していない場合、転送業者を利用するのが定番だ。一部の業者は複数の購入先の商品をまとめて日本に発送するサービスも行っている。

登録費&年会費無料!!
輸入代行業者型

そして、輸入代行業者型は「購入&日本への発送」を代行してもらうパターンだ。購入先の利用すらできない場合、輸入代行業者が唯一の方法となる。

主なサイト

NBAストア

NBAストアは「nbastore.JP」「nbastore.COM(日本からアクセス不可)」「nbastore.EU」「nbastore.CA」の4種類が存在する。各サイトは共通して全30球団のグッズを取り揃えている。一方、それぞれは商品の値段、セール、在庫が微妙に違う。つまり、全てを比較して利用するのがオススメだ。

チームストア
アトランティックサウスウェストセントラル
ボストン
セルティックス
ワシントン
ウィザーズ
シカゴ・ブルズ
ブルックリン
ネッツ
シャーロット
ホーネッツ
ミルウォーキー
バックス
ニューヨーク
ニックス
アトランタ
ホークス
インディアナ
ペイサーズ
フィラデルフィア
セブンティシクサーズ
オーランド
マジック
クリーブランド
キャバリアーズ
トロント
ラプターズ
*
マイアミ
ヒート
デトロイト
ピストンズ
ノースウェストサウスウェストパシフィック
ダラス
マーベリックス
ポートランド
トレイルブレイザーズ
ロサンゼルス
レイカーズ
ヒューストン
ロケッツ
ミネソタ
ティンバーウルブス
ロサンゼルス
クリッパーズ
メンフィス
グリズリーズ
オクラホマシティー
サンダー
*
フェニックス
サンズ
ニューオーリンズ
ペリカンズ
ユタ・ジャズサクラメント
キングス
サンアントニオ
スパーズ
デンバー・ナゲッツゴールデンステイト
ウォリアーズ
*日本への発送不可 or 不明

各チームはそれぞれオンラインストアを運営している。ほぼ全ての店は日本への発送に対応している。

ファナティクス系列
複数のリーグのグッズ購入にオススメ!!

ファナティクス社はNBAストア+2/3以上のチームストアの運営に携わっている企業だ。同社は自社の「Fanatics」「Fanatics International」「Fanatics Big Tall」「LIDS」で主要スポーツリーグのグッズを販売している。そして、ファナティクス系列もサイトによって商品の値段、セール、在庫が微妙に違う。

イーベイ(eBay)

eBayは全米最大のフリマサイトだ。一部の売り手は日本への発送にも対応している。「日本への発送対応可」だけに絞って検索することも可能だ。

NBAオークション
Signed Basketball Memorabilia, Autographed Jerseys, Collectibles
Signed Basketball Memorabilia, Autographed Jerseys, Collectibles

NBAオークションはNBA選手の着用品のオークションだ。

まとめ(訪問優先順位)

  • 過度な期待は禁物(=欲しい物はオンライン購入)
  • 行くのは「チームストア+余裕があればのモール」で十分
  • 良い物があったらその場のノリで買う

結論、現地の実店舗に過度な期待を寄せるのは禁物だ。欲しい物がある場合はNBA&カレッジグッズにしてもスニーカーにしてもまずはオンラインで探すのが良い。基本的には「チームストア+余裕がある場合のショッピングモール」「良い物があったらその場のノリで買う」位の心持ちが正しい。

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ガイドブック(エリア)

カスカディアミッドウェスト五大湖ボスウォッシュ
カリフォルニアマウンテンオハイオバレーアトランティック
テキサスディープサウスフロリダ

参考

海外旅行者の免税範囲(customs.go.jp)
税額の計算方法(customs.go.jp)
少額輸入貨物の簡易税率(customs.go.jp)
State and Local Sales Tax Rates, 2021(taxfoundation.org)
New NBA Flagship Store Set To Open In NYC(forbes.com)
NBA, Fanatics Open First U.K. Shop as League’s Overseas Growth Continues(sports.yahoo.com)
Number of Dick’s Sporting Goods stores in the United States from 2005 to 2020(statista.com)
DICK’S SPORTING GOODS BECOMES OFFICIAL SPORTING GOODS RETAIL PARTNER OF THE WNBA(wnba.com)
Modell’s Going-Out-Of-Business Sales Are Back On at 107 Stores — What Shoppers Need to Know(footwearnews.com)
Our History(jdplc.com)
Lids Finds New Turnaround Partner In Fanzz(sbgonline.com)
Genesco Inc completes sale of Lids Sports Group to FanzzLids Holdings(fashionunited.com)
Larry H. Miller sells Fanzz to Maryland-based operating company(ksl.com)
Macy’s does LIDS licensing deal(chainstoreage.com)
What You Should Know About Salvation Army Thrift Stores(salvationarmy.ca)
Sneaker Con is Comic Con for booming ‘sneakerhead’ culture(abcnews.com)

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