※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
基本情報
- 名称: University of California, Barkley
- 愛称: Golden Bears
- 所属: ACC
- 成績
2023-24: 13勝19敗(9勝11敗)
近年の話: 絶賛低迷中
- カンファレンス移籍(2024)
Pac-12→ACC - NBA選手輩出
ジャイロン・タイソン(2023-24): 2024年1巡目20位 - HC交代(2023)
In: マーク・マドセン
Out: マーク・フォックス - 同校史上ワースト記録樹立(2022-23)
ロスター(2024‐25) |
アンドレイ・ストヤコビッチ(Andrej Stojaković) ★5/ペジャ・ストヤコビッチの息子 スタンフォード大学(2023-24) 上位編入生(2024) カリフォルニア大学(2024-) |
主な選手(2023-24) |
デビン・アスキュー 元★5 ケンタッキー大学(2020-21) テキサス大学(2021-22) カリフォルニア大学(2022-) |
ファーダウズ・エイマック マーサー大学(2018-19) UVU(2019-22) テキサス工科大学(2022-23) 上位編入生(2023) |
キオンテ・ケネディ ゼイビア大学(2018-19) UTEP(2019-22) メンフィス大学(2022-23) 上位編入生(2023) |
ジェイレン・コーン バージニア工科大学(2019-21) ノーザンアリゾナ大学(2021-23) 上位編入生(2023) |
マイク・メドウズ イースタンワシントン大学(2019-21) ポートランド大学(2021-23) 上位編入生(2023) |
退部(2024) |
ジェイロン・タイソン(Jaylon Tyson)→NBAドラフトアーリーエントリー |
退部(2023) |
ラーズ・ティーメン(2019-23)→LMU |
クエニ・クエニ(2019-23)→VCU |
近年、カリフォルニア大学バークレイ校は例年以上に低迷を続けている。同校は強豪パック-12・カンファレンス所属ながらも学業重視志向からリクルートでハンデを背負っている。そして、言わずもがな、文武両道のスーパーマンの入学は数年に1度程度だ。そのため、元来、成績は不安定だ。そんな中、直近6シーズンは「ワイキング・ジョーンズ(Wyking Jones): 16勝47敗(5勝31敗)/2季→解任」「マーク・フォックス: 38勝87敗(10勝50敗)/4季→解任」と絶賛低迷中だ。2023年、新HCマーク・マドセンの就任が発表された。同氏は2022-23にUVUをNIT準決勝進出に導いている。
アトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)
- 名称: Atlantic Coast Conference
- 愛称: ACC
- 設立: 1953年
- 所属校: 18校
- 放送: ESPN/the CW
- HP: http://theacc.com/
所属校(大まかな所在地) |
ボストンカレッジは2024-25にテーブスルカ選手の入学を予定している。 |
シラキュース大学(ニューヨーク州)は2003年に1年生のカーメロ・アンソニーに率いられてNCAAトーナメント制覇を達成した。 |
ピッツバーグ大学はファイブスターのディオール・ジョンソンが加入した。 |
バージニア大学は2019年に悲願の全米制覇を成し遂げた。 |
バージニア工科大学はデル・カリーの出身校にも関わらず息子に奨学金オファーを出さなかった。 |
デューク大学(リサーチトライアングル)は名門中の名門だ。バスケ界の至る所にコーチKの息のかかった人間が潜んでいる。 |
ノースカロライナ大学(リサーチトライアングル)はマイケル・ジョーダンの母校だ。 |
NCステイト大学(リサーチトライアングル)はノースカロライナ州のカレッジバスケ人気に火をつけた古豪だ。 |
ウェイク・フォレスト大学(ノースカロライナ州ピートモンドトライアド)はティム・ダンカンとクリス・ポールを輩出した。 |
クレムソン大学(サウスカロライナ州アップステイト)はサウスカロライナ州を代表する大学だ。 |
ジョージア工科大学(アトランタ)はクリス・ボッシュの母校だ。Bリーガーのシェーファー幸樹選手がウォークオンとして1年半だけチームに在籍していた。 |
フロリダステイト大学(タラハシー)は近年はNCAAトップクラスのNBA選手輩出量を誇っている。 |
マイアミ大学(フロリダ) は2021年のNCAAの大幅なルール改定に乗って大成功を収めている。 |
ノートルダム大学(インディアナ州)は女子チームは超強豪だ。 |
ルイビル大学(ケンタッキー州)は全米随一の運動部予算を持ちながら低迷している。 |
SMU(ダラス)は名将ラリー・ブラウン時代に瞬間的に強かった。 |
カリフォルニア大学バークレー校(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。 |
スタンフォード大学(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。今でもNBA選手の輩出率は高い。 |
アトランティック・コースト・カンファレンスはノースカロライナ州中心のカンファレンスだ。同カンファレンスは1953年にサザン・カンファレンスから独立して設立に至った。ノースカロライナ大学とデューク大学は名将の勇退後も成績を維持している。逆にBCとピッツバーグ大学は低迷を続けている。残りは代わり代わりに浮き沈みを繰り返している。2024年、カリフォルニア大学とスタンフォード大学がパック-12・カンファレンスの解散に伴って加盟してきた。また、サザンメソジスト大学もアメリカン・アスレティック・カンファレンスの衰退を受けて加入した。
パック-12・カンファレンス(2024年運営休止中)
- 名称: Pac-12 Conference
- 設立: 1915年
- 所属校: 12校
- 放送: Pac-12 Network/ESPN/CBS
- HP: pac-12.com
所属校(大まかな所在地) |
ワシントン大学**(シアトル)は多数の地元のキッズをNBAに送り込んでいる。 |
ワシントンステイト大学****(スポーケン)は2000年代のトニー・ベネット就任時に瞬間的に強かった。最も有名な選手はクレイ・トンプソンだろう。 |
オレゴン大学**(ユージーン)は初代NCAAトーナメント王者&NIKEのお膝元だ。 |
オレゴンステイト大学****(コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
カリフォルニア大学バークレー校*(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。 |
スタンフォード大学*(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。今でもNBA選手の輩出率は高い。 |
UCLA**は1967~73年の7連覇を含む合計11回のNCAAトーナメント制覇を誇る超名門だ。 |
USC**(ロサンゼルス)はリクルートに優れている。 |
コロラド大学***(デンバー)はチャウンシー・ビラップスの母校だ。 |
ユタ大学***(ソルトレイクシティ)は1990年代にアンドレ・ミラーやキース・バン・ホーンらを擁して最盛を迎えた。日系人NBA選手ワッツ・ミサカ氏も同校出身だ。 |
アリゾナステイト大学***(フェニックス)はジェームス・ハーデンの母校として知られている。 |
アリゾナ大学***(ツーソン)は1990年代に西海岸随一のパワーハウスとなった。現在、元ゴンザガ大学ACのトミー・ロイドがHCを務めている。 |
パック-12・カンファレンスは2024年に100年以上の歴史に幕を閉じる。同カンファレンスは西海岸~西部各州の代表校で組織され、数多の競技の全米王者を輩出し、最盛期にはトップカンファレンス”Conference of Champions”の名をほしいままにしていた。一方、近年、収益が悩みだねとなっていた。そして、唯一の稼ぎ頭のUCLAとUSCがビッグ・テン・カンファレンス移籍を決めた。その後、ドミノ倒しが始まった。2024年8月、全校がカンファレンス移籍を予定している。
チーム史
ニブス・プライス時代(1924-54)
全米1位評(1926-27)
1924年、卒業生&フットボール部ACのニブス・プライス(Nibs Price)がバスケ部HCに就任した。同氏は就任1年目からチームをパシフィック・コースト・カンファレンス優勝に導き、就任5年目までに4度のPCC制覇を達成し、1926-27チームは後にプリモ-ポレッタ調査(Premo-Porretta Power Poll)で全米1位に評された。
“大々的な”全米No.1決定戦開催は1930年後半からだ。ポストシーズントーナメントはNIT(1938年)/NCAAトーナメント(1939年)開催→NIT>NCAAトーナメント(1940年代)→NCAAトーナメント>NIT(1950年代)の変遷を辿っている。前ポストシーズントーナメント時代は後にPremo-Porretta Power PollとHelmes Foundationが独自に各シーズンの全米No.1を発表している。
全米4位(1945-46)
その後、NITやNCAAトーナメントが誕生した。そして、1945-46、ゴールデンベアーズは7度目のPCC制覇を成し遂げて初のNCAAトーナメント出場を果たし、1回戦でコロラド大学を破ったものの、名将ヘンリー・イバ(Moe Iba)とボブ・カーランド(Bob Kurland)率いるオクラホマA&M大学(現オクラホマステイト大学)に完敗し、3位決定戦でもオハイオステイト大学に敗れて4位に終わった。
ピート・ニューウェル時代(1954-60): オスカー・ロバートソンとジェリー・ウェストを撃破して優勝!!
1954年、ピート・ニューウェル(Pete Newell)がHCに就任した。ニューウェルは1949年にサンフランシスコ大学をNIT優勝に導いた人物だ。1956-57、ニューウェルは噂に違わぬ手腕を発揮してゴールデンベアーズをNCAAトーナメントに導いた。
しかし、ニューウェルの就任以上に大きかったのがダーラル・イムホフの覚醒だった。イムホフはウォークオン(奨学金無し)の学生だったが、見る見るうちに頭角を現して大学4年次にはコンセンサス・オール-アメリカンにまで成長した。
1958-59、イムホフ率いるゴールデンベアーズは3年連続となるNCAAトーナメント出場を果たし、準決勝でオスカー・ロバートソン(シンシナティ大学)、決勝でジェリー・ウェスト(ウェストバージニア大学)を撃破、レジェンド”2タテ”でNCAAトーナメント制覇を成し遂げた。
1959-60、連覇を狙うゴールデンベアーズは難無くファイナル4に進み、準決勝でリベンジを目論むオスカー・ロバートソンをいなして再び決勝戦に進出したが、ジェリー・ルーカスやボブ・ナイト等タレント揃いのオハイオステイト大学に敗れ、連覇まであと一歩及ばなかった。
ダーラル・ホフマンはプロ転向後もさらに成長してアメリカ五輪代表とNBAオールスターにまでに至った。
第一次暗黒期
フィル・シェニエ(1969-71)
- NBAオールスター×3
- ワシントン・ブレッツ優勝(1979)
- 永久欠番#45
フィル・シェニエは1971年のNBAドラフトにてハードシップ指名でボルチモア・ブレッツに指名された選手だ。
ハードシップ指名はNBAが1972年に大学卒業年に満たない選手を解禁するにあたって前年度1971年に大学3年生以下の選手を指名できる制度だ。指名権は1970-71の成績下位チームに与えられていた。
ジーン・ランソム(1975-78/1979年卒業)
- NBAドラフト指名(1978)
- 最多出場時間63.5分(1977)
- カリフォルニア大学運動部殿堂入り(2001)
ジーン・ランソムは174cmながらカリフォルニア大学のベストPGの1人と評されている。
ケビン・ジョンソン(1983-87)
- 1987年1巡目7位(CLE)
1960年の準優勝以降、カリフォルニア大学は1990年まで30年連続でNCAAトーナメントから遠ざかっていた。ケビン・ジョンソンは3年次と4年次に勝率5割りが御の字のチームをNITに導いた。
トッド・ボーズマン時代(1993途中-96): 短期間に数多くのスタープレーヤーを輩出
トッド・ボーズマン(Todd Bozeman)は若干29歳ながらHCに就任し、僅か3シーズンの間にジェイソン・キッド、レイモンド・マレー、シャリーフ・アブドゥル-ラヒームを輩出した。
マイク・モンゴメリー時代(2008-14)
ジェロ―ム・ランドル期(2006-10)
2008年、カリフォルニア大学はマイク・モンゴメリーをHCに招聘した。同氏は1990年代にスタンフォード大学をNCAAトーナメント常連校に押し上げている。そして、ジェローム・ランドルが名将の手腕によって開花した。2008-09、同選手は前年度比で平均得点7点アップの大成長を遂げ、久しぶりのNCAAトーナメント出場に貢献し、翌2009-10にはカンファレンス最優秀選手賞の活躍でチームを「AP通信評13位」と「NCAAトーナメント出場」に導いた。
後ジェローム・ランドル期
- ジョージ・グティエレス(2008-12)
- アレン・クラブ(2010-13): 全体31位指名
- タイロン・ウォーレス(2012-16): 全体60位指名
- ジャバリ・バード(2013-17): 全体56位指名
- ジャスティン・コブス(2010-14): Bリーグ
その後、カリフォルニア大学はジョージ・グティエレス-アレン・クラブ-ジャスティン・コブスのビッグ3体制の形成で「NCAAトーナメント出場×2」「NIT3回戦進出」と実力の維持に成功した。一方、次期もタイロン・ウォレスとジャバリ・バードのリクルートで準備は万全だった。そんな中、マイク・モンゴメリーは突如として引退を表明した。
クオンゾ・マーティン時代(2014-17): NBAドラフト指名者4名の超豪華スターターを結成!!
黄金ラインナップ結成(2016-17)
2014年、カリフォルニア大学はクオンゾ・マーティン(Cuonzo Martin)に助け舟を出した。同氏はミズーリステイト大学で成功を収め、名門テネシー大学HCに栄転したものの、期待通りの成績を納められず、就任3年目に既にファンの支持を失いつつあった。そんな中、2015年、ファイブスター2名の入学が決まった。そして、2015-16、カリフォルニア大学は黄金のラインナップ(ジェイレン・ブラウン-アイバン・ラブ-タイロン・ウォーレス-ジャバリ・バード)で、終盤に7連勝を飾り、最終AP23位でNCAAトーナメント出場を果たした。そして、両者は2020-21までの契約延長に合意した。
ゴールデンエラ終了
一方、ゴールデンエラは長く続かなかった。2016年、ジェイレン・ブラウンとタイロン・ウォーレスがNBA入りを果たした。しかも、ジョーダン・マシューズもゴンザガ大学へ転校した。そして、2016-17、アイバン・ラブとジャバリ・バードがシーズン中盤に戦線離脱となった。その結果、クオンゾ・マーティンは、ズタボロのリクルートでの戦いに嫌気がさしたのか、ミズーリ大学へ移った。
第二暗黒期(2017-)
ワイキング・ジョーンズ時代(2017-19)
ワイキング・ジョーンズ(Wyking Jones)は2年目終了時点で16勝47敗(5勝31敗)と大幅な成績下降と上昇の見込みの低さから解任された。
マーク・フォックス時代(2019-23)
マーク・フォックスは、就任1年目に前任者の成績を上回ったものの、その後はローメジャー校にも満足に勝てず、最終シーズンは勝率1割未満のワースト記録を残し、最終成績38勝87敗(10勝50敗)でチームを去った。
その他
トニー・ゴンザレス(1994-97)
元NFLプレーヤーのトニー・ゴンザレス(1994-97)はバスケ部にも所属していた。ハイライトは1997年NCAAトーナメント2回戦のビラノバ大学戦だ。同選手はティム・トーマスらを相手に23得点の活躍でチームをスウィート16進出に導いた。
現地観戦
ホームアリーナ
バークレーはサンフランシスコの対岸にある。サンフランシスコからの行き方は複数あるが、地下鉄Bartを乗り継いで行くのがオススメだ。キャンパスはOrange LineのDowntown Berkeley駅から徒歩数分の場所にある。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
チケット
強豪校のチケットは事前のオンライン購入で良いだろう。満席率は概ね60~70%程度だ。チケット自体は強豪校同士の試合でも基本的には定価で購入可能である。一方、チケット売り場は結構混み合う。そして、伝統の一戦やスーパースター選手出場試合は例外的に高騰or売切れとなる。例えば、デューク大学-ノースカロライナ大学戦は毎年高い。また、ザイオン・ウィリアムソンやケイトリン・クラークはアウェイゲームでも普段の倍以上の集客をしてしまう。
グッズ
カレッジグッズの種類
- 一般ファングッズ
ジャージー(選手名+番号無し)/Tシャツ/ショーツ/スウェット/日用雑貨等 - NIL
選手名+番号入りジャージー/Tシャツ/実着品/サイン/写真/NFT/トレーディングカード/プレーヤーオウンブランド品/ビデオメッセージ等
公式サプライヤー品(アパレル)
公式サプライヤー品は当該大学運動部の実用品提供メーカーの製品だ。NCAA D1校の運動部はナイキ(ジョーダン)、アディダス、アンダーアーマー、ニューバランスのいずれかと公式サプライヤー契約を結んでいる。2010年代後半まではラッセル(Russell Athletic)もいくつかのサプライヤーを務めていた。一般的に契約は数年単位だ。鞍替えも起こる。各校のサプライヤーの確認はユニフォームのロゴで可能だ。
公式ライセンス品(アパレル/日用雑貨)
数多のメーカーが大学からロゴ等の商業利用許可を貰って商品を販売している。最たる例が日本でも定番のカレッジトレーナーだろう。そして、競合メーカーのライセンス品も当たり前だ。例えば、デューク大学(ナイキ校)のアディダスやアンダーアーマー社製品がキャンパス内で売られている。
NIL商品
NILは選手関連商品だ。2021年7月、NCAAは学生アスリート達のNIL(Name-Image-Likeness)のマネタイズを解禁した。主要メーカー製の選手名+番号のジャージー販売は「2022‐23: 超人気校のフットボール」「2023-24: 人気校のバスケットボール」と始まったばかりである。販路は「大学公式店(実店舗/オンラインストア)」「選手個人サイト/SNS」「サードパーティーマーケットプレイス」と多岐に渡る。
コレクターズアイテム(流通品)
コレクターズアイテムは読んで字のごとく収集目的の製品だ。特に人気の収集対象はイヤーブック(雑誌)だろう。
スニーカー
特に地方限定販売/支給オンリーのカレッジカラー版は高い人気を誇っている。
レプリカ
現存のカレッジジャージーはカスタム品(大学名のみのジャージーに自身で番号と選手名を追加) or 非公式レプリカ品だ。NCAAは2021年7月まで現役選手の名前&番号記載商品の販売を禁止していた。そのため、NIL解禁以前、ファンは大学名のみのジャージ(番号&名前無し)に専門業者やDIYで番号と選手名を張り付けるか、あるいは非公式レプリカジャージを購入していた。過去の選手のジャージは販売されている。例えば、ナイキはアンソニー・デイビス(ケンタッキー大学)のジャージやベン・シモンズ(LSU)のTシャツを販売している。
NCAAグッズ販売店
- 直営店
NCAAショップ*: NCAA D1全校
カンファレンスストア*: カンファレンス所属校
ブックストア(カレッジストア)
チームストア - ECサイト
- 一般小売店
スポーツ用品店
-DICK’S SPORTING GOODS
デパート
-Macy’s/JCPenny/Kohl’s/Nordstrom
ファンショップ
-Locker Room By Lids/Fanzz/Just Sports/Rally House
直営店
NCAAはNCAAショップを運営している。品揃えはNCAA D1全校だ。また、多くのカンファレンスストアもカンファレンスストアを申し訳程度で構えている。モチベーションは軒並み低い。そして、ブックストア(カレッジストア)は教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋だ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、品揃えはカレッジロゴや名前入りの生活必需品だ。場所はキャンパス内or付近にある。一部の強豪校はアリーナやスタジアムにチームストアも持っている。品揃えはブックストア(カレッジストア)に劣る。
ファナティクス
ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。
例えば、ファナティクスでは大谷翔平選手(MLB)と八村塁選手(NBA)と角田裕毅(F1)のグッズのまとめ買いが可能だ。
選手個人サイト/SNSアカウント
NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。
一般小売店
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はそれぞれのファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
Our hearts are with everyone in Los Angeles. And we’re looking to do whatever we can to help. So we’ve teamed up with the our league partners and the LA sporting world to support those impacted by the tragic wildfires.
— Fanatics (@Fanatics) January 11, 2025
Fanatics, Leagues, and the participating sports… pic.twitter.com/rlHQrTbt4a
関連記事
カリフォルニアエリア
ベイエリア(カリフォルニア州)
- NBA: ゴールデン・ステイト・ウォリアーズ
- Gリーグ: サンタクルーズ・ウォリアーズ
- NCAA D1(強豪): カリフォルニア大学バークレー校
- NCAA D1(強豪): スタンフォード大学
- NCAA D1(中堅): セントメアリーズ大学(カリフォルニア)
- NCAA D1(中堅): サンフランシスコ大学
- NCAA D1(中堅): サンタクララ大学
- NCAA D1(中堅): サンノゼステイト大学
- プロアマリーグ: San Francisco Bay Pro Am Basketball League
サクラメント/ストックトン(カリフォルニア州)
- NBA: サクラメント・キングス
- Gリーグ: ストックトン・キングス
- NCAA D1(中堅): UCデイビス
- NCAA D1(中堅): サクラメントステイト大学
- NCAA D1(中堅): パシフィック大学
- NBAサマーリーグ: カリフォルニア・クラシック
リノ(ネバダ州)
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- 観光: カジノタウン
サンホアキンバレー(カリフォルニア州)
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- NCAA D1(中堅): CSUベイカーズフィールド校
セントラルコースト(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンタバーバラ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
- NBA: ロサンゼルス・レイカーズ
- NBA: ロサンゼルス・クリッパーズ
- Gリーグ: サウスベイ・レイカーズ
- WNBA: ロサンゼルス・スパークス
- NCAA D1(名門): UCLA
- NCAA D1(名門): サザンカリフォルニア大学
- NCAA D1(中堅): ミッドメジャー8校
- プロアマリーグ: Drew League
- プロアマリーグ: VBL
サンディエゴ(カリフォルニア州)
- Gリーグ: サンディエゴ・クリッパーズ
- NCAA D1(実力校): サンディエゴステイト大学
- NCAA D1(中堅): サンディエゴ大学
- NCAA D1(中堅): カリフォルニアステイト大学サンディエゴ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンディエゴ校
- プロアマリーグ: Swish Pro-Am League
ラスベガス(ネバダ州)
- WNBA: ラスベガス・エースズ
- NCAA D1(古豪): ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)
- NBAサマーリーグ
- NBAインシーズントーナメント準決勝/決勝
- アメリカ代表戦
- イベント(NCAA): 小規模大会(11月)/カンファレンストーナメント(3月)
- AAU/高校大会
- プロアマリーグ: Desert Reign ProCity Summer League
リザベーションエリア(複数州)
- NCAA D1(中堅): サザンユタ大学
- NCAA D1(中堅): ユタ工科大学
- NCAA D1(中堅): ノーザンアリゾナ大学
フェニックス(アリゾナ州)
- NBA: フェニックス・サンズ
- Gリーグ: バリー・サンズ
- WNBA: フェニックス・マーキュリー
- NCAA D1(強豪): アリゾナステイト大学
- NCAA D1(中堅): グランドキャニオン大学
- 高校: ヒルクレストプレップ
- プロアマリーグ: Swish Pro-AM League
トゥーソン(アリゾナ州)
- NCAA D1(強豪): アリゾナ大学
NCAA基礎講座
大学一覧
バスケ留学解説
NCAAの視聴方法
参考
University of California Golden Bears School History(sports-reference.com)
California Players In The NBA(basketball.realgm.com)
Darrall Imhoff, a Decorated Basketball Center, Dies at 78(nytimes.com)
GENE RANSOM(calbears.com)
College Hotline: After the collapse, what’s next for Cal basketball (Martin’s future, Rabb’s decision and a bleak roster)(eastbaytimes.com)