NBAチケットを安く買うための5つのコツ

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概要: チケット購入戦略

最低価格*平均価格*前年度比
アトランタ・ホークス$28$222-5.29%
ボストン・セルティックス$40$265-12.64%
ブルックリン・ネッツ$22$190-32.94%
シャーロット・ホーネッツ$14$143-15.52%
シカゴ・ブルズ$53$239-13.25%
クリーブランド・キャバリアーズ$20$212+2.20%
ダラス・マーベリックス$22$179-28.11%
デンバー・ナゲッツ$23$228+24.07%
デトロイト・ピストンズ$14$94-38.32%
ゴールデンステイト・ウォリアーズ$72$624+2.16%
ヒューストン・ロケッツ$13$123-22.82%
インディアナ・ペイサーズ$11$110-20.42%
ロサンゼルス・クリッパーズ$23$212-18.95%
ロサンゼルス・レイカーズ$45$443-14.55%
メンフィス・グリズリーズ$18$232+2.63%
マイアミ・ヒート$26$223-3.37%
ミルウォーキー・バックス$24$205-18.55%
ミネソタ・ティンバーウルブス$35$221+9.95%
ニューオーリンズ・ペリカンズ$15$154-13.97%
ニューヨーク・ニックス$66$323-6.55%
オクラホマシティ・サンダー$9$131-11.39%
オーランド・マジック$22$168+3.25%
フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ$22$206-21.95%
フェニックス・サンズ$27$265-13.25%
ポートランド・トレイルブレイザーズ$16$176-10.93%
サクラメント・キングス$27$199+14.93%
サンアントニオ・スパーズ$22$261+66.08%
トロント・ラプターズ$39$205-16.37%
ユタ・ジャズ$12$58-65.61%
ワシントン・ウィザーズ$12$178+9.37%

NBAチケット購入は需要と相場を基準に価格の適正さを見極めて「自分の願望に合致」&「妥当な値段(相場相当/予算内)」のチケット獲得がゴールとなる。つまり、最終目的は安いチケットの獲得ではない。

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個人的には座席は「コートまでの近さ>試合の見やすさ」がオススメだ。現地観戦は「試合自体〇」「選手(のプレー)◎」の観戦だからである。つまり、上記の場合、「100レベルゴール裏」>「300レベル前列横」が良い。

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結局、定番のガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光スポットやご当地グルメ等が網羅されている。情報の信頼度も高い。時間的コストパフォーマンスも「一冊のガイドブック>無料情報読み漁り」だ。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。同シリーズは現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。

基礎知識

チケットの種類

レギュラーシーズン試合
主なチケットの種類
  1. シングルゲームチケット: 1試合
  2. フレックスチケット: 数試合分
  3. グループチケット: 大人数用(5人以上並列)
  4. シーズンチケット: ホームゲーム41試合分
  5. スイートルーム
  6. その他: 特典付き等

最も一般的な特定の1試合のチケットは「シングルゲームチケット」と呼ばれている。チケットはホームチームによって発売されている。つまり、ロサンゼルス・レイカーズ@ボストン・セルティックスのチケットはボストン・セルティックスによって売られている。また、プレーイントーナメント(NBAカップ)の予選試合のチケットもホームチームによって発売されている。そして、プレーイントーナメント試合は日程確定後に発売される。

プレーオフ試合

プレーオフ試合は日程確定直後に基本的にはシングルゲームチケットとして売り出される。プレーオフの日程は4月のレギュラーシーズン終了後に一気に発表される。無論、1回戦以外の対戦カードは未定だ。つまり、まず、4試合分のチケットがホームチームによって2試合ずつ発売される。5試合目以降分はシリーズの戦績で都度発売される。その後、2回戦以降は対戦カードの決定後となる。一方、5試合目以降や次ラウンドの未確定試合の先行発売も行われている。試合不開催の場合のチケット代金は返金となる。

イベント
NBAイベント
  • グローバルゲーム@開催都市
  • プレーイントーナメント準決勝&決勝@ラスベガス(12月)
  • NBAオールスター@開催都市(2月)
  • NBAドラフトコンバイン@シカゴ(5月)
  • NBAドラフト@NY(5月)
  • NBAサマーリーグ@サクラメント(7月)
  • NBAサマーリーグ@ソルトレイクシティ(7月)
  • NBAサマーリーグ@ラスベガス(7月)
  • NBAコン@ラスベガス(7月)

通常試合以外のチケットはNBAイベンツ(NBA EVENTS)にまとめられている。実際のチケットの購入場所は「グローバルゲーム: 現地チケット業者」「NBAオールスター/NBAドラフトイベント: NBA EXPERIENCES」「NBAサマーリーグ: 会場提携業者」となっている。そして、ファン交流会も開催されている。交流イベントのチケットはNBA EXPERIENCESで売られている。

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新品とリセールチケット

NBAチケットは新品とリセールの2種類に大別される。新品チケットはNBA球団直売のチケットだ。一方、リセールチケットは中古のチケットである。そして、大手チケットサイトは「NBA球団(アリーナ)と業務提携: 新品チケット」「一般消費者: リセールチケット」で両方を取り扱っている。つまり、NBA球団提携のチケットサイトの場合、新品とリセールのチケットが並んで売られている。そして、新品とリセールチケットの質や値段の差は無い。例えば、同じセクション内で「新品→3列目@$100/リセール→5列目@$150」でリセールの方が割高の場合もある。

購入方法

チケットサイト
主要チケットサイト
  • Ticketmaster: NBA2/3球団と提携
  • StubHub: 欧州大手viagogo傘下
  • AXS: NBA3球団と提携
  • SeatGeek: NBA3球団と提携
  • VIVIDSEATS: LACとESPNと提携
※LAクリッパーズはAXSとVIVIDESEATSの2社と提携

最も一般的なシングルゲームチケットの購入方法はチケットサイトの利用だ。先述の通り、NBA球団(アリーナ)は1社以上の大手チケットサイトにチケットを卸している。一方、チケットサイトは一般消費者のリセールチケットも取り扱っている。つまり、大手チケットサイトは新品チケットとリセールチケットの両方を販売している。そのため、NBA球団の公式サイトやアプリのチケット購入ページはチケット購入希望者を各々の提携チケットサイトに飛ばしている。つまり、結局、チケット購入者はチケットサイトでチケットを購入する。チケットの質や量は主要サイトに限ってはNBA球団との提携/非提携に関わらずほぼ変わらない。

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実際、チケットマスター発行のチケットがスタブハブでリセールされている。このようなチケットは「スタブハブにログイン→チケットリンク取得→チケットマスターにログイン→チケット取得」となる。

チケット売り場(ボックスオフィス)

新品チケットはアリーナのチケット売り場でも売られている。会場購入の場合、基本的に手数料と送料が掛からない 。

旅行代理店

旅行代理店はチケット購入の代行も行っている。無論、手数料は発生する。唯一の利用機会は超入手困難なチケットの場合か。

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リセールチケットはebayCraigslistにもあるにはある。

座席: 全席指定

NBAのレギュラーシーズンとプレーオフのチケットは基本的には全席指定だ。一方、最近、ゴールデンステイト・ウォリアーズやアトランタ・ホークスは立見席も販売している。立見席の場合、観客はコンコースから試合を観戦する。NBAサマーリーグは一部の指定席を除いて自由席だ。

チケット価格: チケット代+手数料+送料

ダイナミックプライシング
最低価格*平均価格*前年度比
アトランタ・ホークス$28$222-5.29%
ボストン・セルティックス$40$265-12.64%
ブルックリン・ネッツ$22$190-32.94%
シャーロット・ホーネッツ$14$143-15.52%
シカゴ・ブルズ$53$239-13.25%
クリーブランド・キャバリアーズ$20$212+2.20%
ダラス・マーベリックス$22$179-28.11%
デンバー・ナゲッツ$23$228+24.07%
デトロイト・ピストンズ$14$94-38.32%
ゴールデンステイト・ウォリアーズ$72$624+2.16%
ヒューストン・ロケッツ$13$123-22.82%
インディアナ・ペイサーズ$11$110-20.42%
ロサンゼルス・クリッパーズ$23$212-18.95%
ロサンゼルス・レイカーズ$45$443-14.55%
メンフィス・グリズリーズ$18$232+2.63%
マイアミ・ヒート$26$223-3.37%
ミルウォーキー・バックス$24$205-18.55%
ミネソタ・ティンバーウルブス$35$221+9.95%
ニューオーリンズ・ペリカンズ$15$154-13.97%
ニューヨーク・ニックス$66$323-6.55%
オクラホマシティ・サンダー$9$131-11.39%
オーランド・マジック$22$168+3.25%
フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ$22$206-21.95%
フェニックス・サンズ$27$265-13.25%
ポートランド・トレイルブレイザーズ$16$176-10.93%
サクラメント・キングス$27$199+14.93%
サンアントニオ・スパーズ$22$261+66.08%
トロント・ラプターズ$39$205-16.37%
ユタ・ジャズ$12$58-65.61%
ワシントン・ウィザーズ$12$178+9.37%
2022-23のチケット価格のアップダウン
  • フェニックス・サンズのケビン・デュラント加入(2023/3)
    デビュー戦のチケット価格2.5倍↑
    チケット価格25%↑
  • レブロン・ジェームスの歴代得点記録塗り替え期待期(2023/2)
    vs複数試合: チケット価格高騰↑
    vsバックス戦(2/9)*: 記録打倒前後の最低価格$800→$80
*レブロン・ジェームスはオクラホマシティー・サンダー戦(2/7)に歴代得点記録1位に躍り出た。

チケット価格はダイナミックプライシングだ。つまり、値段は需要(人気)に応じて都度変動する。主な要素は「人口」「物価」「ファンの熱量」「チームの強さ」「スター選手の有無」「座席」「天候」等が挙げられる。概してチケット価格は「観戦希望者(多)→高い」「観戦希望者(少)→安い」となる。

プライスコントロール
アメリカの転売防止策
  • 政府
    ソフトウェアでの大量購入禁止(BOTS法)

  • ブローカー業や転売行為の制限
  • リーグや球団
    「大量売買」をIPアドレスから特定して購入阻止
    チケット自体転売不可能

チケット価格の意図的な調整も行われている。例えば、各球団は「高額転売チケット発見→付近の座席の価格調整→不当な価格の吊り上げ防止」や「リセールチケットの最低価格設定→価格崩壊防止」に務めている。つまり、NBAチケットは概ね妥当な値段で売られている。

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最低価格はシーズンチケット単価以上に設定されている。シーズンチケットホルダーこそが球団の上客だからだ。誰も割高のシーズンチケットを買わない。むしろ、シーズンチケットは人気試合数枚の売却で利益にすらなる。そのため、人気球団のシーズンチケットは数年待ち状態になっている。

相場

NBAのレギュラーシーズンのチケットの相場は米国の物価とNBA人気上昇に伴って年々上がっている。2023-24、シーズン来場者数は前シーズンから30万人以上の増加でNBA史上最高の計22,538,518人(約2,254万人)を記録している。一応、NBAの平均的なRS試合の参考価格は「300レベル前列&100レベルゴール裏中列=$100」だ。

手数料+送料

チケットサイトでチケットを購入した場合、取引手数料と送料が上乗せされる。取引手数料は最大でチケット代の25%程度に及ぶ場合もある。送料はEチケットでも$10程度は発生する。

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購入直前にチケットプロテクションに✓が入っているかもしれない。チケットプロテクションはチケットトラブルの保険だ。値段は概ね$10程度である。Eチケットのトラブル発生率は低い。チケットプロテクションは外すのがオススメだ。

支払方法

注意
  1. チケットサイト
    -クレジットカード
    -PayPal
    -日本未対応の電子決済サービス
  2. アリーナのチケット売場
    ※新型コロナウィルス対策→完全キャッシュレス化
    -クレジットカード
    -日本未対応の電子決済サービス
クレジットカード
引用: クレジットカードの選び方、クレカの専門家が解説します!(smbc-card.com)

現在、NBAチケットの購入はアリーナのチケット売り場であってもキャッシュレス化によってクレジットカードが必要になる。クレジットカードは「クレジットカード会社が支払いを代払い」→「利用者は1ヶ月の利用分を翌月以降にクレジットカード会社に支払う」後払いの仕組みである。

マイルとポイントの基礎知識
「マイル」「クレジットカード」「ANA派/JAL派」「ルート」「ポイ活経済圏」「マイル修行」等の解説!!
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そもそもの話、NBA現地観戦の場合、クレジットカードは渡航認証ESTA/eTAの支払方法に指定されているため100%必要になる。

ペイパル(PayPal)

世界的決済サービスのペイパルは非常に多くの決済に利用可能だ。最大の使い所は米国発行クレジットカード制限の突破である。一部のウェブサイトは海外発行のクレジットカードを防犯上の理由で拒否している。また、クレジットカードも国外サイトの決済時に不正利用の判断で止まってしまう。同サービスは代替の決済方法として役に立つ。アカウントの開設&維持は無料だ。

チケット媒体: 入場方法

主なチケット媒体
  • 電子チケット(主流)
    -ウォレット組込み
    -バーコード/QRコード
    -VISAタッチ
  • 紙チケット(絶滅中)
    -チケット
    -プリントアウト

現在、NBAチケットは基本的には電子チケットだ。入手方法は「チケット購入(チケットサイト)→マイページ→チケット画面」となる。チケットの表示は購入から10分後以降に可能になる。専用アプリのダウンロードは不要だ。紙チケットは2010年代にリセールの難しさから減り続け、新型コロナウィルスの流行によって手と手の接触の危険性から感染症対策の対象となり、ほぼ絶滅している。

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2023年2月8日、レブロン・ジェームスがオクラホマシティ・サンダー戦でカリーム・アブドゥル・ジャバ―を抜いて歴代得点記録1位に立った。そして、多くの観客の紙チケット発行要求がチケット売り場に断られた。そんな中、奇跡的に1人のファンは紙チケットを発行してもらえた。その後、同チケットはオークションサイトで$10万以上の入札を受けた。

その他(返金/リセール/プレゼント)

返金

返金や払い戻しは新型コロナウィルスや災害起因の延期や中止を除いてほぼ不可能だ。販売元は「不要なチケットは所有者自身で売りさばけ」のスタンスを取っている。逆に言えば、だからこそチケットのリセール市場が活発な訳だ。

リセール

チケットリセールは多少の困難が生じるかもしれない。アメリカの銀行口座やクレジットカードが必要になる場合があるからだ。一部のチケットサイトはリセールチケットの出品を試合開始〇時間前から禁止している。つまり、新たなリセールチケットは試合開始直前には出回らなくなる。

プレゼント(トランスファー)

チケットのプレゼントは「マイアカウント→トランスファー→送付先Eメールアドレス入力」で可能だ。

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旅費稼ぎの定番はやはり治験ボランティアだ。募集は通院の数万円程度から入院の数十万まである。睡眠アプリや健康食品もある。日程もフレキシブルに富んでいる。

主要チケットサイト

チケットマスター(Ticketmaster)

基本情報
  • 優先順位: 同率1位
  • 価格: 良心的
  • 手数料: 普通
  • 品揃え/充実度: 高い
  • 探しやすさ:最高
  • 公式: NBA2/3球団

チケットマスターはキング・オブ・チケットサイトだ。同社は1978年の設立から興行主側に寄り添ってきた。2000年代に北米四大リーグがチケットの転売に頭を抱えていた際、チケットマスターは彼らと協同で転売市場を潰しにかかった。現在、新品と中古のチケットが同じ画面上で売られているのはチケットマスターと四大リーグの努力の結果に他ならない。一方、チケットマスターはユーザー側から見てもベストサイトである。座席を探すのが最も簡単だ。手数料も良心的である。だから、チケットマスターには多くの人が集まる。その結果、チケットマスターは最も良心的な価格のチケットが出回るプラットフォームとなっている。結論、チケットマスターはNBAのチケットを探す際に最初にチェックすべきサイトだ。

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今後、チケット市場の勢力図は大きく変わるかもしれない。チケットマスターは直近ではテイラー・スイフトのツアーチケットの独占販売契約→チケット超高騰→一般人購入不可で音楽ファンから嫌われていた。幸い、スポーツイベントは問題無い。そして、2024年5月、ライブネイション社が遂に独占禁止法違反で司法省に訴えられた。ちなみに、独禁法の係争はある種の米国大企業の証と化している。過去の経験者はジェームス・デューク(デューク大学創始者)→ビル・ゲイツ→マーク・ザッカーバーグと傑物揃いだ。

スタブハブ(StubHub)

日本語サイト有
基本情報
  • 優先順位: 同率1位
  • 価格: 良心的
  • 手数料:チケット価格比例
  • 品揃え/充実度: 高い
  • 探しやすさ: 普通
  • 公式: 無し
    フィラデルフィア・セブンティーシクサーズの契約満了(2021年)

スタブハブは安いチケットの購入にオススメだ。手数料はチケット価格に比例する。同サイトは2000年にエリック・ベイカーによって設立され、MLBを中心にシェアを拡大し、2007年にECサイト最大手eBayに買収されたものの、2019年に創業者に買い戻されて欧州大手ビアゴーゴーの傘下に収まった。品揃えは2016年のフィラデルフィア・セブンティーシクサーズの公式プロバイダー就任前後から大きく改善した。スタブハブもチェック必至だ。

シートギーク(SeatGeek)

基本情報
  • 優先順位: 3位以降
  • 価格: 割高
  • チケット充実度: 普通
  • 探しやすさ: 微妙
  • 公式
    ニューオーリンズ・ペリカンズ
    クリーブランド・キャバリアーズ
    ブルックリン・ネッツ

シートギークは2009年誕生のチケットサイトだ。同社は2013年にチケット検索エンジンのFanSnapを吸収し、2016年に米国サッカー(MLS)の業務提携で成功を収め、ニューオーリンズ・ペリカンズ(2018年)を皮切りにクリーブランド・キャバリアーズ(2020年)とブルックリン・ネッツ(2021年)とNBAに進出してきた。一方、チケットの品質と量は上記3球団以外では微妙だ。無論、今後、成長の可能性はある。

AXS

基本情報
  • 公式プロバイダー
    ヒューストン・ロケッツ
    ロサンゼルス・クリッパーズ
    ミネソタ・ティンバーウルブス
    USA代表

AXSは音楽シーンの雄だ。米ライブイベント市場はライブネイション社(チケットマスター所有)とAEG社(AXS所有)の二強となっている。そして、近年、AEGは「FLASH SEATSの買収」+「USA代表+ステイプルズ・センター(現クリプトドッドコム・アリーナ)との業務提携」等でスポーツイベントへの注力を始めた。今後、AEG社とライブネイション社の競争の中で良質なチケットを取り扱い始めた場合、AXSの公式プロバイダーチーム以外での利用機会も出てくるだろう。

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プレーイントーナメント(NBAカップ)の準決勝&決勝戦のチケットはTモバイル・アリーナ(ラスベガス)の業務提携の関係でAXSで発売されている。

ビビッドシーツ(Vivid Seats)

基本情報
  • 公式プロバイダー
    ロサンゼルス・クリッパーズ*
    ESPNと提携
*LACはAXSとも公式プロバイダー契約

ビビッドシーツは穴場だ。同サイトは2022-23以前までは公式プロバイダーチームHPにサイトリンク未掲載の体たらくだった。一方、近年、格安チケット路線が当たっている。ちょいちょい掘出物的良品が出てくる。そのため、現在はチェック必至だ。

その他: ニッチサイト

GAMETIME

ゲームタイムは試合開始後のチケットを取り扱っている。試合の開始後、多くのチケットサイトは当該試合のチケットの販売を止めてしまうため、チケットの購入はアリーナのチケット売り場だけになる。

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Buy luxury suite tickets and other premium ticketing options for sports, concerts, and more!

スイートホップはスイートルームのチケットを専門に扱っている。

新規参入
新規参入予定の企業
  • スポーツイラストレイテッド誌
  • ファナティクス社
  • フェイスブック
  • スポティファイ

最近は他業種からのチケット市場参入が続出している。2021年、スポーツ・イラストレイテッド誌はSITixを設立した。ファナティクス社もチケット市場への参入を発表している。スポティファイもライブシーンの参入を画策している。フェイスブックもNFLのチケットの取り扱いを狙っている。近い将来、上記の企業からのチケット購入が当たり前になるかもしれない。

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チケットサイトは上記以外にも無数に存在する。ほとんどが転売業者だ。ブローカーが自身のせどりチケットを若干割高な値段で売っている。ちなみに、スタブハブやシートギークもブローカーのサイト出身だ。

チケットを安く買う方法

チケット枚数: ソロチケット

ソロチケットは高確率で破格の値段になっている。ソロチケットは往々にして3人組の1人やシーズンチケットホルダー家族の1人分だ。あるいは、ポツンと1人席もある。アメリカ人はほぼソロ観戦をしない。そのため、お1人様チケットは破格で売りに出されている。一方、トロント(カナダ)ではソロチケットも売れている。

対戦相手: 不人気試合

チケット価格の要素
  • マーケット
    都市
    物価
  • 人気
    両チームのファンベース
    両チームの超人気選手
  • 成績

結論、NBA最安の試合は不人気&成績不振のチーム同士@田舎町の試合だ。例えば、ワシントン・ウィザーズ@シャーロット・ホーネッツはかなり安い。一方、ニューヨーク・ニックス@ロサンゼルス・レイカーズはかなり高い。

場所: 会場

会場のチケット売り場の場合、手数料と送料が無い。

時間

試合直前
引用: techcrunch.com

リセールチケットの値段は試合直前に下落する。当然、売残りはチケットホルダーの損失となる。そのため、試合直前は往々にして値下げ傾向にある。ペアチケットは需要の多さから直前でも据え置き or 値上げとなっている。

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「試合直前までチケットを買わない=試合前練習時に入場できない」点は注意だ。シュートラウンドはほぼ唯一の選手との交流の機会である。だから、上記の方法は選手のサインや写真が欲しい場合は使えない。ただ、「格安チケットでシュートアラウンドに入場→試合直前に破格チケット購入」の力技もあるにはある。

スター欠場確定直後

スター選手の確定後、叩売りが始まる。当夜の試合の選手の出欠は試合開始数時間前に明らかになる。スター選手の出欠未定の場合、チケット購入の保留も手だ。無論、逆に、欠場濃厚の人気選手の出場の場合、チケット価格は値上がるかもしれない。そして、近年、選手の健康情報はスポーツベッティング解禁によって厳密に発表されている。最速の情報はX(旧Twitter)の記者の投稿だろう。スポーツメディアやギャンブリングサイトの怪我人情報も便利だ。

NBA Injury Status - 2024-25 Season - ESPN
Visit ESPN for the 2024-25 NBA season injury status per team, with details on players that are out, day-to-day, or on th...

時期

元来、開幕10試合以降~12月(クリスマスゲーム以外)と3月以降のチケットは安かった。11月半ば以降は開幕直後の熱狂の落ち着き+感謝祭~クリスマスの家族団らん期に入るためだ。3月はプレーオフの出場可否確定時期だからである。誰もプレーオフ不出場確定球団の試合を見たがらない。そのため、NBAはファンエンゲージメント低下の打開策としてインシーズントーナメント(NBAカップ)とプレーイン制を採用した。そして、先述の通り、2023-24、NBAは史上最高の来場者数を記録した。つまり、今後、繫忙期と閑散期が変わるかもしれない。

テーマナイト

近年、テーマナイトが微力ながら観客動員増加に寄与しているようだ。2023-24、相当数のレギュラーシーズン試合は何かしらのコンセプトを与えられていた。コンセプトはチームのスケジュールで確認可能である。そして、例えば、スターウォーズナイトはどこかしらのチームのきっかけで始まり、2010年代には複数チームに広がり、2020年にNBAとルーカスフィルムのパートナーシップ提携で全チーム開催に至った。

セール/クーポン

主なセール
  • プレセール(10月)
  • 感謝祭(11月)
  • ブラックフライデー/サイバーマンデー(11月)
  • クリスマス(12月)
  • 新年(1月)

正直、セールへの期待は禁物だ。セールは常に名前を変えて行われている。強いて言えば、不人気チームのブラックフライデーとサイバーマンデーセールはちょいちょい羽振りが良い。

アメリカン・エキスプレス・カードの利用

主なアメックス所有者の特典
  • 一部アリーナの特別体験(入場門/割引)
    バークレイズ・センター(BKN)
    ユナイテッド・センター(CHI)
    ビビント・アリーナ(UTH)
    クリプトドッドコム・アリーナ(LAL)
  • NBAチケットの限定/先行販売
    ボストン・セルティックス
    ブルックリン・ネッツ
    シカゴ・ブルズ
    マイアミ・ヒート
    ロサンゼルス・レイカーズ
  • NBAジャージー交換@NBAストア

アメリカン・エキスプレス・カードは「大元NBA/WNBA/Gリーグ→公式クレジットカード契約」「一部NBA球団/アリーナ→パートナーシップ契約」を務めている。アメックスカード所有者は上記の球団のチケットをプレセールや限定価格で購入できる。申込はポイントサイト経由で「クレジットカードの入会特典」&「ポイントサイトのポイント」を両取りするのが得だ。

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まとめ

  • ソロチケット
  • 不人気カード
  • 会場
  • 試合直前
  • シーズン後半

上記5つがNBAのチケットを安く購入するための主な方法だ。

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Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。

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現地観戦の準備

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西海岸テキサスリムサウス
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ブルズ
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ネッツ
シャーロット
ホーネッツ
ミルウォーキー
バックス
ニューヨーク
ニックス
アトランタ
ホークス
インディアナ
ペイサーズ
フィラデルフィア
セブンティー
シクサーズ
オーランド
マジック
クリーブランド
キャバリアーズ
トロント
ラプターズ
マイアミ
ヒート
デトロイト
ピストンズ
ウェスタンカンファレンス
ノースウェストサウスウェストパシフィック
ポートランド
トレイル

ブレイザーズ
ダラス
マーベリックス
ロサンゼルス
レイカーズ
ミネソタ
ティンバーウルブス
ヒューストン
ロケッツ
ロサンゼルス
クリッパーズ
オクラホマシティ
サンダー
メンフィス
グリズリーズ
フェニックス
サンズ
ユタ
ジャズ
ニューオーリンズ
ペリカンズ
サクラメント
キングス
デンバー
ナゲッツ
サンアントニオ
スパーズ
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参考

How much are the cheapest tickets for every NBA team in 2023-24? Buy now(nypost.com)
How To Find The Cheapest NBA Tickets For The 2023-24 Schedule(blog.ticktiq.com)
Gametime lets you buy tickets for games and concerts that have already started(techcrunch.com)
Death for the Ticket Broker(si.com)
Experts: Sports fans win in post-COVID ticketing world(espn.com)
Shutdown of major sports hasn’t stopped fans from scouring online ticket markets(sports.yahoo.com)
13 Places to Buy Cheap Discount Sports Tickets Online & Off(moneycrashers.com)
Secondary Ticket Marketplace Guide To US Ticket Resale Regulations(squirepattonboggs.com)
Ticket Prices for Kevin Durant Home Debut in Phoenix Triple(frontofficesports.com)
Bucks-Lakers Ticket Prices ‘Plummet’ After LeBron James Record(frontofficesports.com)
NBA’s Two Tourneys Drive Record Attendance(frontofficesports.com)
The death of the paper ticket for sporting events(axios.com)
The Lakers Should Have Made Physical Tickets for LeBron’s Record Breaker More Accessible(actionnetwork.com)
OUR HISTORY(ticketmaster.com)
‘It is time to break up Live Nation’: DOJ sues Ticketmaster parent over alleged monopoly(nbcnews.com)
eBay、チケット売買サイトStubHubをviagogoに売却へ(japan.cnet.com)
76ers Announce Ticketmaster as Official Ticketing Partner(nba.com)
SeatGeek named new ticketing provider for Cavaliers, Rocket Mortgage FieldHouse(cleveland.com)
Cavs strike deal with SeatGeek that makes New York company its official ticketing provider(crainscleveland.com)
With $2.2M In New Funding, SeatGeek Acquires And Shuts Down Ticketing Competitor FanSnap(techcrunch.com)
SEATGEEK TO BECOME OFFICIAL TICKETING PARTNER OF BROOKLYN NETS, NEW YORK LIBERTY AND BARCLAYS CENTER(barclayscenter.com)
AEG Purchases All Outstanding Shares of AXS(aegworldwide.com)
Vivid Seats Named Official Ticketing Partner of the LA Clippers(nba.com)
Gametime lets you buy tickets for games and concerts that have already started(techcrunch.com)
How to Buy Sports Tickets(nytimes.com)
Mark Cuban: The Dallas Mavericks are thinking about ‘turning our tickets into NFTs’(cnbc.com)
NBA Renews American Express Deal, Adds 2K Integration(sportsbusinessjournal.com)
FAQ(nbaticket.nba.com)
NBA on pace for several all-time season attendance records at the All-Star break(sportsbusinessjournal.com)

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