※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
デトロイト・マーシー大学
- 校名: University of Detroit Mercy
- 愛称: Titans/Detroit/UDM
- 所属: Horizon League
- 成績
2023-24: 1勝31敗(1勝19敗)
近年の話: デイビス親子時代終了
- アントワン・デイビス歴代総得点2位(2022-23)
- アブドゥラウ・オラジュワン(2022-): アキーム・オラジュワン息子
デイビス親子時代が終焉を迎えた。HCマイク・デイビスは闘将ボブ・ナイトの後任としてHC就任2年目にインディアナ大学をNCAAトーナメント準優勝に導き、その後に成績不振で僅か6年で解任となったものの、アラバマ大学バーミンガム校とテキサスサザン大学で好成績を残し、世間に自身の手腕を再評価させ、デトロイト・マーシー大学に赴任してきた。そして、息子アントワン・デイビス(Antoine Davis)はハイメジャータレントの実力をミッドメジャー界隈で遺憾なく発揮し、平均24点以上×5シーズンを叩き出し、最終的にNCAA D1歴代2位の通算得点でカレッジキャリアを終えた。
2000年、マイク・デイビスはボブ・ナイトの「次の職場でも雇う」&「決まるまでの間の給料も支払う」との提案を「こんなチャンスが人生でもう来るわけがない!!」と断ってインディアナ大学の代理HCのオファーを受け、2001-02に代理のまま奇跡的にNCAAトーナメント準優勝を果たし、後日正HCとなった。
ホライゾン・リーグ
- 名称: Horizon League
- 愛称: Horizon
- 設立: 1979年
- 本部: インディアナ州インディアナポリス
- 放送: ESPN
- HP: horizonleague.org
所属校(大まかな所在地) |
ノーザンケンタッキー大学(オハイオ州シンシナティ)はNCAA D2昇格後からホライゾン・リーグのトップに躍り出た。 |
デトロイト・マーシー大学はスペンサー・ヘイウッドと通算得点NCAA D1歴代2位のアントワン・デイビスを輩出している。 |
ウィスコンシン大学グリーンベイ校 |
ウィスコンシン大学ミルウォーキー校は2021-22にパトリック・ボルドウィンJrを擁していた。 |
ライトステイト大学(オハイオ州デイトン)は2016年の現HCスコット・ネイギー就任から毎年20勝/勝率8割以上を挙げている。 |
クリーブランドステイト大学はノリス・コールを輩出した。 |
ヤングスタウンステイト大学(オハイオ州クリーブランド) |
オークランド大学(ミシガン州デトロイト)は勤続35年以上のHCグレッグ・ケンピの下でキー・フィールダーとケンドリック・ナンを輩出している。 |
インディアナ大学インディアナポリス校(旧インディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校)はジョージ・ヒルの母校だ。 |
パデュー大学フォートウェイン校*は近年ジョン・コンチャーを輩出した。 |
ロバート・モリス大学*(ペンシルベニア州ピッツバーグ)は2013年にNITでケンタッキー大学を破った。 |
ホライゾン・リーグは五大湖周辺の大学で組織されている。レベルはミッドメジャーからローメジャーに成り下がりつつある。最大の元所属校はNCAAトーナメント準優勝×2(2010&2011)のバトラー大学だろう。現在はライトステイト大学とノーザンケンタッキー大学の二強時代に突入している。
チーム史
ロイド・ブラジル時代(1930-46)
ボブ・キャリハーンが1937-38~1939-40の3シーズンをプレーしていた。同氏は1948年にHCとしてデトロイト大学に戻り、殿堂入り選手のデイブ・ディバッシャーとスペンサー・ヘイウッドを教え、アスレティックディレクターも務めた。その後、1977年、ホームアリーナが「キャリハーン・アリーナ」と名付けられた。
ボブ・キャリハーン時代(1948-69)
デイブ・ディバッシャー(1958-62)
デイブ・ディバッシャーは僅か13名のNBA&MLBアスリートの1人だ。同選手はフレッシュマンルール(1年生は公式戦出場不可)明けの後、バスケットボールでは平均24.8点/19.3Rの圧倒的なパフォーマンスでNCAAトーナメント初出場と2度のNIT出場に導き、野球ではピッチャーとして3度のNCAAトーナメント出場に貢献した。
デイブ・ディバッシャーはNBAでは地元デトロイト・ピストンズで8度のオールスターに選ばれ、1964-65~1967-68間はコーチも兼ね、1970年と1973年にニューヨーク・ニックスでNBA制覇を経験し、MLBではシカゴ・ホワイトソックスで2季程ピッチャーとして登板し、ABAコミッショナーとしてNBAとの吸収合併に協力した。
スペンサー・ヘイウッド(1968-69)
スペンサー・ヘイウッドはミシガン州州知事とデトロイト市長に直々に「市民の癒し」としてデトロイト大学への入学を懇願された。当時、同氏は西海岸の大学を志してニューメキシコ州のトリニダード短期大学に在籍していた。しかも、ネバダ大学ラスベガス校への編入も決まっていた。一方、デトロイト市の黒人達は1967年のデトロイト市警のアフリカ系アメリカ人の人種差別抗議活動に対しての過剰攻撃事件で意気消沈としていた。そのため、地元凱旋が決まった。その後、結局、在籍期間は養父ウィル・ロビンソンのHC就任の反故によって僅か1年に終わった。成績は脅威の平均32.1P&22.1Rだった。
スペンサー・ヘイウッドは1950年代に黒人大移動(南部の綿花産業衰退と北東部の自動車産業隆盛)の道中でウィル・ロビンソンに拾われてバスケを始め、高校時代にテネシー大学初の黒人選手オファーを受け、カリーム・アブドル・ジャバーの人種差別抗議で辞退の代替要員として五輪代表に選ばれ、NBAの年齢制限からABAチームと契約し、ナイキ契約時に代理人の助言で株式10%ではなく$1,000を受け取った。青年期は正にアメリカ史である。
アメリカ社会の理解はアメリカのバスケ界の理解に繋がる。特に黒人vs.警察は深刻な問題だ。NBAも「ジョージ・フロイド氏の窒息死事件→人種差別抗議BLM運動(2020)」からステイトメントジャージー着用や試合中止の抗議活動を行っている。映画「デトロイト(2018)」はデトロイト暴動を舞台に黒人アフリカ系アメリカ人の警察官の職権乱用被害を巧みに描いている。
レイ・マカラム時代(2008-16)
デトロイト・マーシー大学は有望な高校生の父親をHCに据えて息子をリクルートした。2010年、レイ・マカラムはマクドナルド・オールアメリカンの息子レイ・マカラムJrを迎え入れ、2011-12にホライゾンリーグを勝ち上がってNCAAトーナメント出場を果たした。一方、その後は上手く行かなかった。一応、パリス・バスが2021-22の新型コロナウィルス陽性選手の代替選手特需でNBAデビューを果たしている。
マイク・デイビス時代(2016-23)
後任HCマイク・デイビスも優秀な息子をリクルートした。しかも、同氏は闘将ボブ・ナイトの後任としてHC就任2年目にインディアナ大学をNCAAトーナメント準優勝に導き、その後に成績不振で僅か6年で解任となったものの、アラバマ大学バーミンガム校とテキサスサザン大学で好成績を残し、世間に自身の手腕を再評価させた。そして、息子アントワン・デイビス(Antoine Davis)はハイメジャータレントの実力をミッドメジャー界隈で遺憾なく発揮し、平均24点以上×5シーズンを叩き出し、最終的にNCAA D1歴代2位の通算得点でカレッジキャリアを終えた。
オークランド大学
- 名称: Oakland University
- 愛称: Golden Grizzlies
- 所属: Horizon league
- 成績
2023-24: 24勝12敗(15勝5敗)NCAAトーナメント出場
2022-23: 14勝19敗(11勝9敗)
2021-22: 20勝12敗(12勝7敗)
2020-21: 12勝18敗(10勝10敗)
近年の話: 現役3番目の長さ
- NCAAトーナメント初勝利(2024)
- ロケット・ワッツ加入(2022)
退部(2024) |
トレイ・タウンセンド(Trey Townsend)→アリゾナ大学 |
現HCグレッグ・ケンピ(Greg Kempe)は1984-85からオークランド大学の指揮を執っている。現在、NCAAの1チーム在任期間はマイク・シャシェフスキー(デューク大学)とジム・べハイム(シラキュース大学)の勇退によって1位に繰り上がった。そして、2022年、元地元スター高校生のロケット・ワッツが編入してきた。同選手は、既に「ミシガンステイト大学→ミシシッピステイト大学(2021)」の転校をしてはいたものの、昨シーズンの大半を欠場していたため、2022-23のプレー許可が下りた。
チーム史
グレッグ・ケンピ時代(1984-)
レジー・ハミルトン(2009-12)
レジー・ハミルトンは2009年にミズーリ大学カンザスシティ校からオークランド大学へ編入し、2009-10のレッドシャツ期間の後、2010-11には自慢の得点力でNCAAトーナメント出場に貢献し、翌2011-12には平均26.2点を記録してNCAA D1の得点王に輝いた。
新潟アルビレックスBB(2015-16/6試合出場/bjリーグ)
リクルート期
その後、リクルートは光った。まず、トラビス・ベイダー(Travis Bader)はスリーポイント試投数(歴代1位)と成功数(歴代2位)を誇る。2013-14のFT94.8%も歴代2位である。スリーポイント成功数は「2014年2月2日のJJ・レディック突破~2019年のフレッチャー・マギー(ファーマン大学)の追越」間に歴代1位だった。また、キー・フィールダーは高校2年生(日本の高校1年生相当)の時からの熱心な勧誘でオークランド大学への入学を決め、見事に1年次からチームを引っ張り、3年次に平均24.4P&9.3Aを記録し、2016年のNBAドラフトで2巡53位でアトランタ・ホークスに指名された。そして、ケンドリック・ナンはイリノイ大学放校時にグレッグ・ケンピに拾われ、NCAAの編入規定のレッドシャツを経て、翌2017-18にトレイ・ヤングに次ぐ平均25.9点を記録した。
イースタンミシガン大学
- 校名: Eastern Michigan University
- 愛称: Eagles
- 所属: Mid-American Conference
- 成績
2023-24: 13勝18敗(6勝12敗)
2022-23: 8勝23敗(5勝13敗)
2021-22: 10勝21敗(5勝15敗)
近年の話: イモニ・ベイツ凱旋!!
イースタンミシガン大学は実力校復帰に本気を出し始めた。2021年、同校はスタン・ヒースをHCに招聘した。同氏は就任1年目にケントステイト大学で30勝を達成した後、アーカンソー大学とサウスフロリダ大学のHCを歴任し、近年はGリーグのレイクランド・マジックの指揮を執っていた。そして、2022年、元No.1プロスペクトのイモニ・ベイツがメンフィス大学から地元イースタンミシガン大学へ編入してきた。同選手は背中の怪我で2021-22は18試合の出場に留まっている。
ミッド-アメリカン・カンファレンス
- 名称: Mid-American Conference
- 愛称: MAC
- 設立: 1946年
- 本部: オハイオ州クリーブランド
- 放送: CBS/ESPN
- HP: getsomemaction.com
所属校(大まかな所在地) |
バッファロー大学(ニューヨーク州)は2018年のNCAAトーナメントでアリゾナ大学をアップセットした。 |
イースタンミシガン大学(デトロイト)はジョージ・ガービンとアール・ボイキンスの母校だ。2022年、元No.1プロスペクトのイモニ・ベイツがメンフィス大学から凱旋編入してきた。 |
セントラルミシガン大学は1974-75に将来のNBA選手3名を擁していた。 |
ウェスタンミシガン大学(グランドラピッズ) |
アクロン大学(オハイオ州クリーブランド)は長らくレブロンの高校時代の恩師がHCを務めていた。 |
ケントステイト大学(クリーブランド)は現在25季連続で勝率5割以上をキープしている。 |
オハイオ大学はモリス・ンドゥールとゲイリー・トレントSrの母校だ。 |
マイアミ大学(オハイオ州シンシナティ)はウェイン・エンブリー、ロン・ハーパー、ウォーリー・ザービアックを輩出している。出身者にはジュリアン・マブンガもいる。 |
トリード大学は近年ではライアン・ローリンズをNBAに輩出している。 |
ボウリンググリーンステイト大学(オハイオ州トリード)は1997年NBAドラフト全体4位指名のアントニオ・ダニエルズの母校だ。最後のNCAAトーナメント出場は1967年まで遡る。 |
ボールステイト大学(インディアナ州インディアナポリス)はリック・マジェラスやレイ・マカラム時代に優秀な成績を収めていた。 |
ノーザンイリノイ大学(イリノイ州)は近年ではゼイビア・サイラスがNBAに辿り着いた。 |
ミッド-アメリカン・カンファレンスは五大湖周辺の大学が集まっている。勢力図は常に乱世だ。2020年の2リーグ制廃止以降、トリード大学が3年連続でRS王者に輝くも、NCAAトーナメント出場校は毎年異なる。
チーム史
ジム・ダッチャー時代(1967-72)
ジム・ダッチャー(Jim Dutcher)はNAIAとNCAA D2でイースタンミシガン大学を超好成績に導いた。同氏は1970-71にケネディ・マキントッシュと共にNAIAトーナメント準優勝を果たした。一方、同年、幸運にもジョージ・ガービンがホームシックで西海岸から地元EMUに編入してきた。そして、1971-72、EMUは”アイスマン”と共に新天地NCAA D2でも勝ち星を重ね、NCAA D2トーナメント最終4位入賞を果たした。
ジョージ・ガービンのカレッジキャリアは不明な点が多い。まず、編入時期は1969-70途中 or 1970-71頭かは定かでない。次に、1970-71の成績は出場記録すら危うい。同選手が「出場(単にNAIA時代の成績が無い)」「不出場(編入/フレッシュマンルール/怪我→レッドシャツ)」のいずれなのかは不明だ。
ベン・ブラウン時代(1986-96)
ベン・ブラウン(Ben Braun)はEMUをミッドメジャー屈指の強豪へと押し上げた。同氏は1985-86途中に暫定HCとなり、1987-88に将来のNBA選手3名を率いてチームを初のNCAAトーナメントに導き、1990-91にNCAA D2編入生マーカス・ケネディと最高学年のトーマス双子を擁してスウィート16進出を達成した後、1995-96にアール・ボイキンス+デリック・ダイアル+ブライアン・トルバート(EMU得点数歴代4位)の超攻撃的布陣で同校史上初のAP25入り&第9シード獲得を果たし、NCAAトーナメント1回戦でデューク大学を破った。
ミルトン・バーンズ時代(1996-2000)
ミルトン・バーンズは、1997-98にアール・ボイキンスとデリック・ダイアルの両輪でNCAAトーナメント出場にこぎ着けたものの、前任者の置き土産無しでは戦えず、僅か4シーズンで解任となった。
- スポーツポイント→公式オンラインストア
- 楽天ポイント→楽天市場店
- PayPayポイント→Yahoo!店
- Pontaポイント→au PAY マーケット店
購入場所は狙いのポイントサービスで決めよう!
現地観戦
デトロイト(ミシガン州)
規模 | 標準時間 時差 | 気候 (11~3月) | 観光 |
地方都市(中) | 東部標準時 -14時間 | 最高気温: 10℃ 最低気温: -5℃ |
アクセス
日本→五大湖エリア
- シカゴ: 本数(多)
- デトロイト: 航空券代(やや高)
- トロント: カナダ→米国の入国審査(要)
直行便はトロント、デトロイト、シカゴに就航している。所要時間は片道14時間程度だ。最も現実的な出入国口は運行本数的にシカゴだろう。つまり、非直行便都市の行き方は「日本→シカゴ→目的地」となる。無論、出入口は必ずしも上記の3都市の必要はない。シアトル、ポートランド、ミネアポリス、NY、ボストンも時と場合によっては入国地となり得る。格安航空券はいくつかの売残り席を繋いで目的地に到着する。例えば、「成田→クリーブランド」が「成田→ポートランド→ソルトレイクシティ→クリーブランド」となる。
北米都市→デトロイト
デトロイト(ダウンタウン)→ホームアリーナ
- デトロイト・マーシー大学
会場: Calihan Hall
住所: 4001 W. McNichols Rd. Detroit, MI - オークランド大学
- イースタンミシガン大学
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
チケット
ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットは会場購入で良いだろう。理由はオンライン購入時の手数料約$10程度の節約だ。概してチケットの購入の手数料は「会場: 無」「オンライン: 有」となっている。ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットの売切れはほぼ起こらない。そのため、チケットの事前購入は不要だ。オンライン購入時の手数料は払い損になる。
グッズ
カレッジグッズの種類
- 一般ファングッズ
ジャージー(選手名+番号無し)/Tシャツ/ショーツ/スウェット/日用雑貨等 - NIL
選手名+番号入りジャージー/Tシャツ/実着品/サイン/写真/NFT/トレーディングカード/プレーヤーオウンブランド品/ビデオメッセージ等
公式サプライヤー品(アパレル)
公式サプライヤー品は当該大学運動部の実用品提供メーカーの製品だ。NCAA D1校の運動部はナイキ(ジョーダン)、アディダス、アンダーアーマー、ニューバランスのいずれかと公式サプライヤー契約を結んでいる。2010年代後半まではラッセル(Russell Athletic)もいくつかのサプライヤーを務めていた。一般的に契約は数年単位だ。鞍替えも起こる。各校のサプライヤーの確認はユニフォームのロゴで可能だ。
公式ライセンス品(アパレル/日用雑貨)
数多のメーカーが大学からロゴ等の商業利用許可を貰って商品を販売している。最たる例が日本でも定番のカレッジトレーナーだろう。そして、競合メーカーのライセンス品も当たり前だ。例えば、デューク大学(ナイキ校)のアディダスやアンダーアーマー社製品がキャンパス内で売られている。
NIL商品
NILは選手関連商品だ。2021年7月、NCAAは学生アスリート達のNIL(Name-Image-Likeness)のマネタイズを解禁した。主要メーカー製の選手名+番号のジャージー販売は「2022‐23: 超人気校のフットボール」「2023-24: 人気校のバスケットボール」と始まったばかりである。販路は「大学公式店(実店舗/オンラインストア)」「選手個人サイト/SNS」「サードパーティーマーケットプレイス」と多岐に渡る。
コレクターズアイテム(流通品)
コレクターズアイテムは読んで字のごとく収集目的の製品だ。特に人気の収集対象はイヤーブック(雑誌)だろう。
スニーカー
特に地方限定販売/支給オンリーのカレッジカラー版は高い人気を誇っている。
レプリカ
現存のカレッジジャージーはカスタム品(大学名のみのジャージーに自身で番号と選手名を追加) or 非公式レプリカ品だ。NCAAは2021年7月まで現役選手の名前&番号記載商品の販売を禁止していた。そのため、NIL解禁以前、ファンは大学名のみのジャージ(番号&名前無し)に専門業者やDIYで番号と選手名を張り付けるか、あるいは非公式レプリカジャージを購入していた。過去の選手のジャージは販売されている。例えば、ナイキはアンソニー・デイビス(ケンタッキー大学)のジャージやベン・シモンズ(LSU)のTシャツを販売している。
NCAAグッズ販売店
- 直営店
NCAAショップ*: NCAA D1全校
カンファレンスストア*: カンファレンス所属校
ブックストア(カレッジストア)
チームストア - ECサイト
- 一般小売店
スポーツ用品店
-DICK’S SPORTING GOODS
デパート
-Macy’s/JCPenny/Kohl’s/Nordstrom
ファンショップ
-Locker Room By Lids/Fanzz/Just Sports/Rally House
直営店
NCAAはNCAAショップを運営している。品揃えはNCAA D1全校だ。また、多くのカンファレンスストアもカンファレンスストアを申し訳程度で構えている。モチベーションは軒並み低い。そして、ブックストア(カレッジストア)は教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋だ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、品揃えはカレッジロゴや名前入りの生活必需品だ。場所はキャンパス内or付近にある。一部の強豪校はアリーナやスタジアムにチームストアも持っている。品揃えはブックストア(カレッジストア)に劣る。
ファナティクス
ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。
例えば、ファナティクスでは大谷翔平選手(MLB)と八村塁選手(NBA)と角田裕毅(F1)のグッズのまとめ買いが可能だ。
選手個人サイト/SNSアカウント
NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。
一般小売店
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はそれぞれのファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
関連記事
五大湖エリア
トロント(カナダ)
- NBA: トロント・ラプターズ
- Gリーグ: ラプターズ905
- カナダリーグ: NBL(秋冬)
- カナダリーグ: CEBL(夏)
- イベント: Ball Don't Stop Pro Am
シラキュース(ニューヨーク州)
- NCAA D1(強豪): シラキュース大学
- NCAA D1(中堅): ルモイン大学
バッファロー(ニューヨーク州)
- NCAA D1(中堅): バッファロー大学
- NCAA D1(中堅): カニシアス大学
- NCAA D1(中堅): ナイアガラ大学
- NCAA D1(中堅): St.ボナベンチャー大学
デトロイト(ミシガン州)
- NBA: デトロイト・ピストンズ
- Gリーグ: モーターシティ・クルーズ
- NCAA D1(中堅): デトロイト・マーシー大学
- NCAA D1(中堅): オークランド大学
- NCAA D1(中堅): イースタンミシガン大学
アナーバー(ミシガン州)
イーストランシング(ミシガン州)
グランドラピッズ(ミシガン州)
- Gリーグ: グランドラピッズ・ゴールド
- NCAA D1(中堅): セントラルミシガン大学
- NCAA D1(中堅): ウェスタンミシガン大学
ピッツバーグ(ペンシルベニア州)
- NCAA D1(強豪): ピッツバーグ大学
- NCAA D1(中堅): デュケイン大学
- NCAA D1(中堅): ロバート・モリス大学
- 聖地: ジェネバ大学(最初の大学試合開催地)
モーガンタウン(ミシガン州)
- NCAA D1(名門): ウェストバージニア大学
バフィントン(OH&WV州)
クリーブランド(オハイオ州)
- NBA: クリーブランド・キャバリアーズ
- Gリーグ: クリーブランド・チャージ
- NCAA D1(中堅): クリーブランドステイト大学
- NCAA D1(中堅): アクロン大学
- NCAA D1(中堅): ケントステイト大学
- NCAA D1(中堅): ヤングスタウンステイト大学
トリード(オハイオ州)
- NCAA D1(中堅): トリード大学
- NCAA D1(中堅): ボウリンググリーンステイト大学
コロンバス(オハイオ州)
デイトン(オハイオ州)
サウスベンド(MI&IN州)
- NCAA D1(強豪): ノートルダム大学
- NCAA D1(中堅): ヴァルパライソ大学
- NCAA D1(中堅): インディアナ大学フォートウェイン校
インディアナポリス(インディアナ州)
- NBA: インディア・ペイサーズ
- Gリーグ: インディアナ・マッドアンツ
- WNBA: インディアナ・フィーバー
- NCAA D1(強豪): バトラー大学
- NCAA D1(中堅): IUPUI
- NCAA D1(中堅): ボールステイト大学
- NCAA D1(中堅): インディアナステイト大学
- 聖地: NCAA本部&博物館
- 聖地: レジー・ミラー壁画
- 聖地: Carmel High School(高校最大級アリーナ)
- 聖地: インディアナ・バスケットボール殿堂
- 聖地: ニューキャッスル高校
パデュー大学
インディアナ大学
ミルウォーキー(ウィスコンシン州)
- NBA: ミルウォーキー・バックス
- NCAA D1(強豪): マーケット大学
- NCAA D1(中堅): ウィスコンシン大学ミルウォーキー校
ウィスコンシン大学(マディソン)
シカゴ(イリノイ州)
- NBA: シカゴ・ブルズ
- Gリーグ: ウィンディシティ・ブルズ
- WNBA: シカゴ・スカイ
- NCAA D1(強豪): デポール大学
- NCAA D1(強豪): ノースウェスタン大学
- NCAA D1(中堅): ロヨラ大学(シカゴ)
- NCAA D1(中堅): イリノイ大学シカゴ校
- NCAA D1(中堅): シカゴステイト大学
- NCAA D1(中堅): ノーザンイリノイ大学
- プロアマリーグ: Chicago United Pro-Am
- プロアマリーグ: PRO League Chicago(旧Matteson Pro Am)
- プロアマトーナメント: Chi League
NCAA基礎講座
大学一覧
バスケ留学解説
NCAAの視聴方法
参考
Detroit Mercy Titans School History(sports-reference.com)
The backward lives of Mike and Antoine Davis(theathletic.com)
Dave DeBusschere, 62, Relentless Forward On Knicks’ Championship Teams, Is Dead(nytimes.com)
Fifty years later, it’s time for Denver to give Spencer Haywood his due(theathletic.com)
Agent had Spencer Haywood turn down 10 percent ownership stake in Nike(foxsports.com)
1968 United States Men’s Olympic Basketball(basketball-reference.com)
Kareem Abdul-Jabbar details passing on 1968 Olympics in new book(olympics.nbcsports.com)
「今も続くアメリカの狂気に警鐘を鳴らす監督からのメッセージ」町山智浩氏が緊急帰国!2017年、最も恐かった映画『デトロイト』を語る-(cinefil.tokyo)
Oakland Golden Grizzlies School History(sports-reference.com)
Rocket Watts gets NCAA waiver, set to play for Oakland in 2022-23(sports.yahoo.com)
Travis Bader(sports-reference.com)
Eastern Michigan Eagles School History(sports-reference.com)
Emoni Bates, former No. 1 basketball recruit and Memphis Tiger, transferring to Eastern Michigan(espn.com)
Jerry Tarkanian’s greatest loss might have been George Gervin(latimes.com)
Athletic Hall of Fame Jim Dutcher(eclubletterwinners.com)
Athletic Hall of Fame Kennedy McIntosh(eclubletterwinners.com)
Athletic Hall of Fame George Gervin(eclubletterwinners.com)