概要
- 出待ち
a. ホテル前
b. アリーナ出入口前
c. アリーナ内練習時 - イベント
ファン感謝祭/サイン会
NBAサマーリーグ
NBAチーム主催キャンプ(子ども向け)
基本的なサインの貰い方は「出待ち」と「サイン会」だ。「出待ち」はアリーナ出入口、練習時、ホテル前がある。出待ちの場合、選手全員がファンに対応してくれるわけではない。また、NBAで統一されたルールは無い。同じ会場でも「昨日はOKだったのに今日はダメ」なんてこともザラにある。その時の警備員のさじ加減による場合が大きい。そして、”塩対応”(ファン対応があまり良くない)の選手もちょいちょい存在する。幻滅の覚悟は前もってしておいた方が良い。一方、サイン会は「ファン感謝祭」「地元のスポーツ用品店等とのタイアップイベント」「特定チケットの限定イベント」等がある。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
結局、定番のガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光スポットやご当地グルメ等が網羅されている。情報の信頼度も高い。時間的コストパフォーマンスも「一冊のガイドブック>無料情報読み漁り」だ。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。同シリーズは現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。
ホテル前
概要
- 日時: 試合当日の午前10~11時/午後1~2時
- 場所: ホテル前
- チーム: アウェイチーム
試合当日のホテル前の出待ちもサイン獲得の1つの方法だ。一般的にNBAチームは試合当日の昼頃に軽い練習を行う。だから、午前10時~午後2時頃の出入りの時間に出待ちが狙える。但し、ホテル出待ちは対戦相手限定だ。なぜならホームチームの選手達はホームゲームの日は自宅に居るからである。しかも、宿泊先は非公開情報のため自身で特定する必要がある。ちなみに、基本的にロードチームは試合終了後にそのまま移動するため試合翌日の出待ちは不可能だ。
宿泊先の特定方法
- 非公開
宿泊先はプライバシーの保護の観点から公開されていない。 - 高級ホテル限定
NBAの労使協定によって一流ホテルは約束されている。 - 地方都市>大都市
地方都市の方がホテルが少ないため特定がカンタンだ。
最もメジャーな宿泊先の特定方法はSNSのチェックだ。チームアカウントの投稿にすらホテル名が映っている場合もある。例えば、上記のロサンゼルス・レイカーズのツイートの場合、「ホテル→LOEWS」「場所→ミネアポリス(ミネソタ州)」が判明する。そして、概して宿泊先は数年間は変わらない。つまり、今後数年間、ロサンゼルス・レイカーズはミネアポリスではLOEWSを利用する可能性が高い。
各都市の利用頻度の高いホテル
地方都市
最もオススメの狩場は小~中規模都市だ。まず、地方都市はそもそもホテルが少ない。だから、候補は自ずと最大でも3か所程度に絞られる。しかも、小規模都市ではホテル同士の距離も短いため間違えた際の別への移動もカンタンだ。また、高級ホテルの増加の可能性も低い。つまり、地方都市では各球団は毎年1~3択の中からホテルを利用する。
1~2択の大都市
次にオススメなのがほぼ全球団が同じホテルを利用している大都市だ。特にダラス、マイアミ、ワシントンD.C.では選手がサインに応じてくれる可能性が高い。但し、大都市は他の選択肢が多いため急遽別のホテルに変わる危険性を常に孕んでいる。
3択以上の大都市
上記の4都市はサインのゲットが難しい。まず、ホテルの選択肢が多い。次に、上記の都市の場合、ホテルやチーム側が交通への影響を配慮してファンサービスを控える傾向にある。
広大都市
広大な都市は「選択肢が多い」+「ホテル-中心地/ホテル-ホテルの距離が長い」ため微妙だ。
海外
Ritz-Carlton in Shanghai where #NBA teams #Lakers and #BrooklynNets are about to hold a press conference. Few fans showed up, but there is a huge China flag pic.twitter.com/OksyxNN6B1
— Hendrik Ankenbrand (@laserspex) October 9, 2019
グローバルゲームの場合、マリオット・インターナショナル系列の可能性が高い。同社は2015年からNBAの提携企業として「世界各国でファンとNBA選手の交流の設定」「グローバルゲームでの宿泊先の提供」等を行っている。
日本
利用減少傾向のホテル
- トランプホテル: ドナルド・トランプ問題
- キンプトン・モナコ・ポートランド: ソネスタ・インターナショナル・ホテルに鞍替え
- ザ・スカービン・ヒルトン・ホテル: 新設オムニ・ホテル誕生
一部のホテルは利用が減少している。
旅費稼ぎの定番はやはり治験ボランティアだ。募集は通院の数万円程度から入院の数十万まである。睡眠アプリや健康食品もある。日程もフレキシブルに富んでいる。
アリーナ出入口
- 日時: 試合当日の10~16時/試合終了後
- 場所: アリーナ出入口
- チーム: 両チーム
- 目印: ファン/柵/警備員/バス
選手にサインや写真を求める手段の1つが会場入り口での出待ちだ。多くの場合、試合当日の午前中~夕方(10:00~15:00)にかけてホームもアウェイチームもアリーナ内で練習をする。その出入りを狙って出待ちが可能だ。また、逆に試合後も一部のアリーナでは出待ちが可能だ。アリーナにはいくつもの出入口があるが、選手やコーチが通る出入口にはほぼ必ず柵が立てられている。だから、もし出待ちをするべき出入口か分からなかったら、とりあえず柵が立てられている出入口で待つと良いだろう。柵では無く警備員や他のファンも目印になる。
試合前のシュートアラウンド(試合のチケット必須)
- 日時: 試合当日の10~16時
- 場所: アリーナ内
- チーム: 両チーム
- 目印: ファン/柵/警備員
- 備考: チケット必須
そして、最も一般的なサイン獲得方法がアリーナ内での練習時だ。通常、両チームの選手達は試合開始数時間前にアリーナのコートで軽い練習を行っている。練習前後の出入り時がファンサービスタイムになっている。一般的にアリーナは試合開始前の2~3時間前に開場する。無論、その日の試合のチケットが無ければ入場できない。そして、練習の見学はどこの座席のチケットでもフロアの近くまで降りることができる。一般的にファンサービスはトンネル(関係者用通路)付近で行われるので、入場後はトンネル付近に陣取れば良い。
イベント
公式イベント
各チームは公式サイン会を開いている。まず、最も多いのが特定のチケット購入者限定のイベントだ。高額チケット(コートサイドやスウィートルーム)やシーズンチケットにはサイン会への参加権が付与されている場合がある。次に、オフシーズンのイベントも多い。各球団はファンとの関係性の維持や強化のために夏にしばしば交流会を開催している。特に子ども向けのクリニックやキャンプが多い。
サイン会
地元のスーパーマーケットやスポーツ用品店ではサイン会がちょいちょい行われている。公式イベントは出待ちよりも応対がフレンドリーな傾向にある。イベント情報はチームの公式アカウントやHPで告知されている。
NBAサマーリーグ
NBAサマーリーグは若手選手のサインをゲットする良い機会となっている。NBAサマーリーグは毎年7月頃にラスベガス(サクラメント+ユタでも小規模で開催)で開催される若手やFA選手達の品評会だ。同イベントでは朝から夕方まで選手のサイン会が行われている。また、NBA関係者(選手、コーチ、GM、オーナー)が普通にアリーナ内の至る所にいるので、仕事の邪魔にならないようなタイミングを狙って声を掛ければ、ファンサービスをしてくれる場合もある。
サマーキャンプ(子ども向け/夏)
また、NBAのチームはオフシーズンに5~15歳程度向けのバスケットボールクリニックを開催している。その際、現役選手、コーチ、レジェンドと交流する機会がある。
NBAドラフト
NBAドラフトコンバイン&プロデイズ(シカゴ)
毎年5月中旬、NBAドラフトコンバインとスポーツ代理人業者主催の練習&計測会がウィントラスト・アリーナやイリノイ大学シカゴ校等で行われる。そのため、NBAドラフト候補者、NBAフロントオフィス、スポーツエージェントが街中に溢れかえる。そして、NBAドラフトコンバイン会場隣接のマリオット・マーキス・シカゴが往々にして関係者の宿泊先となっている。
NBAドラフト(NY)
最近の流行り(サインのオルタナティブ)
最近、アメリカではサインのオルタナティブとして特注のメッセージ動画が流行っている。以前から選手のメッセージ動画が商品や何かの特典になってはいたが、近年では「ファンが映画俳優やスポーツ選手にメッセージ動画を特注できる」専用サービスのキャメオ(cameo)が登場し、特注動画がコロナ禍の新たなファングッズとして注目されている。
まとめ
基本的なサインの貰い方は「出待ち」と「イベント(サイン会)の参加」だ。但し、あまり説教臭いことは言いたくは無いのだが、「プレーヤーファースト」と「子どもに譲る」の精神は大切にしてほしい。特に大人げない行動はアメリカではかなり厳しい。逆にヒーロー的行動は激賞される。
TEMUの衣類詰め込み型トラベルピローは「衣類の収納スペース化」&「サイズや弾力調整可」でオススメだ。
Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
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参考
HOTELS(tdgarden.com)
How the former Trump SoHo New York became the Dominick(hotelmanagement.net)
Hilton is the Home for Philadelphia 76ers Fans(travel.hilton.com)
Udonis Haslem Event to Meet Heat Fans(nbcmiami.com)
NBA advises players to avoid high-fives, autographs as coronavirus concern grows(foxsports.com)
Behind the scenes on day one of the NBA Draft Combine(247sports.com)