概要
必要な物 | 入手方法 | 必須理由 |
パスポート | パスポートセンター | 海外航空券購入時 渡航認証申請時 |
クレジットカード | 各申込サイト | 渡航認証申請の支払い方法 |
航空券 | 航空会社/OTA等 | 渡米手段 |
渡航認証 ESTA: アメリカ eTA: カナダ | 各申請サイト | 渡航国政府方針 出発72時間前まで |
アメリカ: 2023/5/11以降不要 カナダ: 2022/10/1以降不要 | 地方自治体 | |
アメリカ: 2022/6/12以降不要 カナダ: 2022/4/1以降不要 | 日本の検査機関 | |
宣誓書(個人情報提出) 米国: 不要 カナダ: 不要 | 航空会社メール 空港カウンター | 渡航国政府方針 搭乗前 |
2023/4/29以降不要 | 現地検査機関 | 日本国政府の意向 出発72時間以内 |
アメリカ/カナダ渡航には最低限「パスポート」「クレジットカード」「航空券」「渡航認証」+「宣誓書(米国)」が必要になる。逆に言えば、上記以外は不要 or 現地調達で何とかなる。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
結局、定番のガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光スポットやご当地グルメ等が網羅されている。情報の信頼度も高い。時間的コストパフォーマンスも「一冊のガイドブック>無料情報読み漁り」だ。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。同シリーズは現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。
パスポート(3カ月以上前)
- パスポート(一般旅券)
- 必要書類
①本人確認書類
②戸籍謄本(抄本)
-本拠地の役場
③証明写真
-パスポートセンターに撮影機有
④一般旅券発行申請書
-パスポートセンターに有 - 場所: 都道府県のパスポートセンター
- 手数料
5年用→11000円
10年用→16000円 - 時間: 1週間程
まず、最初にやるべきはパスポート(一般旅券)の取得だ。パスポートは身分証明書以前に国際線の航空券の購入時に必要になる。つまり、他の準備もパスポート無しでは始まらない。
首下げ型パスポートケースは些細なストレスの「パスポートの微妙なサイズ故の持ち運び難さ」「普段使い財布の日本円と現地通貨入替の手間」「航空券やレシートやチケット半券等の収納」「手荷物検査時の収納物の出し入れ」を解消してくれる。
旅費稼ぎの定番はやはり治験ボランティアだ。募集は通院の数万円程度から入院の数十万まである。睡眠アプリや健康食品もある。日程もフレキシブルに富んでいる。
クレジットカード(3カ月以上前)
- クレジットカード
→渡航認証ESTA/eTAの支払い方法=必須
クレジットカードの仕組み
クレジットカードは「利用者: クレジットカード払い」→「クレジットカード会社: 支払いの立替」→「利用者: 月1度の利用分まとめ払い」の後払い式になっている。
支払い方法/手数料
利用手数料→店舗〇
上記の通り、手数料は「加盟店」に発生している。つまり、クレカ会社は自社カードの利用分だけ加盟店から手数料を得られる。そのため、各社は自社クレカの利用者と頻度を増やすべく、ポイントや優待や特典を付け、自社のクレジットカード利用を促している。その結果、クレジットカード決済は利用者にとってはお得になっている。
1回払い(手数料→利用者×)
クレジットカードの利用は基本的に1回払いは無料だ。クレジットカードは毎月1度1ヶ月の総利用額が利用者に請求される。1回払いは「毎月の請求額の総額→全て支払う」方法だ。例えば、1回払いは「総額10万円の利用(1月)」→「10万円支払い(2月)」となる。支払い方法はクレジットカードのマイページで設定可能だ。
分割払い/リボ払い
- 分割払い: 支払いを2回以上に分ける方法
→2月3月に5万円+手数料等 - リボ払い: 定額制の支払い
→毎月2万円(未払い分に利息が付く)等
実は「分割払い」「リボ払い」には手数料や利息が発生する。
海外ショッピング手数料&独自為替レート
クレジットカードは「海外ショッピング手数料」と「独自為替レート」を設けている。前者は海外の実店舗やECサイトでの決済利用時の為替レート変換や国際取引の処理に対しての手数料だ。相場は1.6~2.5%程である。後者は相場に2~3円が上乗せされている。例えば、「$1=147円」が「$1=150円」で計算される。
一定量の両替の場合、専門業者の外貨両替マネーバンクも選択肢に入る。同社は海外渡航者の一定量の両替に特化している。そのため、手数料とレートが良心的だ。ちなみに、米国もカナダも$1万/CA$1万相当の現金の持込みは要申告となっている。
クレジットカードの選び方/使い方
ポイントの貯まりやすさ: 還元率1%以上がオススメ
- 金融系: 三井住友/アメックス等
- 航空会社: ANA/JAL等
飛行機利用のマイル
関連サービス利用のマイル - 鉄道: JR/私鉄各社
通勤/通学でポイント獲得
関連サービス利用のポイント - 携帯通信: 楽天/ドコモ/ソフトバンク/KDDI等
- 小売: ファミマ/イオン等
最重要事項はポイントやマイルだ。多くのクレジットカードは利用額に応じてマイルやポイントが貯まる。一般的に1P=1円だ。そして、各券種は発行元によって”お得”のツボが異なる。金融系は「自社ポイント→マイル」の交換率が良い。航空会社と鉄道は主要+関連サービスの利用でマイルやポイントが貯まる。携帯通信系と小売系は「生活費の支払い」&「大企業の気前の良さ」でポイントが貯まりやすい。詰まる所、クレジットカードは自身のライフスタイルで複数枚の適宜利用に落ち着く。
ブランド: VISAとマスターカード×各1枚
ブランド | 強み | 弱み |
VISA | 世界最大シェア(約50%) 世界中で利用可 | 無し |
Mastercard | 世界第2位 世界中で利用可 | 無し |
JCB | 日本産=日本での利用は得 | アジア+ハワイ中心 |
American Express | ステータス NBA+複数の球団と提携 | ・手数料高 ・加盟店少 |
ダイナースクラブ | ステータス | ・極一部のみ利用可 |
次に重要なのがブランド(決済会社)だ。クレジットカードは上記5社の最低1社と契約している。申し込み者は申込時に1つブランドを選べる。詰まる所、VISAとマスターカードで1枚ずつ作るのが良い。
初クレカは楽天カードで良い。兎にも角にもポイントが貯まる。楽天Pは「楽天Pay(1%)+楽天カードチャージ(0.5%)+楽天ポイントカード/他ポイントカード提示(0.5~1%)」の三重取りで還元率2~2.5%以上になる。「入会特典」「スーパーポイントアッププログラム」「ボーナスポイント」等の大量ポイント獲得機会も多い。詰まる所、入会特典数千Pだけでも得だ。年会費も永年無料なので損も無い。
国際航空券
- 国際線の航空券の購入
→購入時にパスポート番号の入力
日本→アメリカのルート
日米加レガシーキャリア(直行便)
日本の都市 | 北米の都市 | 航空会社 |
東京(成田/羽田) 関西国際空港 中部セントレア 福岡 新千歳 | 東海岸 ボストン/NY/ワシントンD.C. 北東部/中西部 モントリオール(カナダ)/トロント(カナダ)/デトロイト/シカゴ/ミネアポリス 南部/南西部 アトランタ/ダラス/ヒューストン 西海岸 バンクーバー(カナダ)/カルガリー(カナダ)/シアトル/ポートランド/ソルトレイクシティ/デンバー/ベイエリア(サンフランシスコ/サンノゼ)/LA/サンディエゴ/ホノルル | 日系 ANA JAL アジア シンガポール航空 米国 アメリカン航空 デルタ航空 ハワイアン航空 ユナイテッド航空 カナダ エアカナダ ウェストジェット航空 |
「日本-北米」間の理想の移動は直行便だろう。運行本数は人気観光地「ホノルル」「LA」「NYC」と大都市「シカゴ」「ダラス」「サンフランシスコ」「シアトル」「ワシントンD.C.」「トロント」は多い。一方、不人気路線は1本/日や3本/週程度だ。運賃は不人気路線>人気路線の傾向がある。LAとNYCは往復7万円代もあり得る。例えば、「東京-ヒューストン」は直行便よりもLA経由の方が数万円分は安く済むかもしれない。所要時間も+5時間程度だ。つまり、直行便が必ずしも最適解とは限らない。
日米加ローコストキャリア(直行便)
- Zip Air(日本)
成田-LA/ベイエリア(SF/San Jose)/ホノルル - Northern Pacific Airways(米国)
東京/大阪-オンタリオ(LA校外)/LV
LCCは格安航空会社だ。運賃はコストカット(機内食や寝具サービスの有料化等)によって低価格になっている。自由度は「日程変更→不可 or 有料」「座席指定→有料」「キャンセル料→100%」と低い。近年では2021年にJALが子会社ZIPAIR TOKYOを成田-LA間の運航を始めた。一方、2023年、ノーザンパシフィック航空が東京/大阪-オンタリオ(LA校外)/LVの運行を予定している。
中韓のレガシーキャリア(ソウル/北京経由)
都市(空港) | 北米の都市 | 航空会社 |
ソウル(仁川*国際空港) 北京(北京首都国際空港) 上海(上海浦東国際空港) | NYC(JFK) LA ラスベガス | 韓国の航空会社 大韓航空 アシアナ航空 エアプレミア(Air Premia) 中国の航空会社 エアチャイナ(中国国際航空) 中国東方航空 |
最安の渡米方法はソウル or 北京経由だろう。上海経由は流石に遠いため最終手段だ。アシアナ航空とエアチャイアナは最安5万円代で「日本-韓国/中国-LA/NY」の航空券を売っている。所要時間は移動+乗継の待ち時間で韓国(+3時間~)/北京(+5時間~)だ。
加えて、日本-アジア主要都市は数多のLCC路線が運行している。そのため、例えば、「東京-ソウル-LA」は「東京-ソウル」間のLCC利用で数万円の節約になるかもしれない。
国際航空券購入時期: スケジュール発表以降
- NBA: 8~9月頃(全)
- NCAA: ~10月頃(チーム毎)
国際航空券の購入は正規航空券以外はNBAやNCAAのスケジュールの発表以降になる。
航空券の種類
正規運賃航空券 | 正規割引航空券 | 格安航空券 | LCC | |
運賃 | 高 | 得 | 安 | 安 |
予定変更 | 〇 | △ | × | × |
座席指定 | 〇 | 〇 | △ | △ |
マイル | 〇 | 〇 | △ | × |
キャンセル料 | 無 | 有 | 有 | 有 |
正規運賃航空券(ノーマルチケット)
正規運賃航空券は”基準”の航空券だ。代金は国際航空運送協会(IATA)の設定のため購入時期/場所に関わらず不動となっている。搭乗便の予約は発行日(購入日)から1年間の有効期間内のどのタイミングでもOKとなる。キャンセルの払い戻しもある。
正規割引航空券(ペックス)
- IATA PEX: IATAの割引
- ZONE PEX: 各航空会社の割引
- APEX: 各航空会社がZONE PEXよりも大きく割引を設定
正規割引航空券(PEX=Special Excursion Fare)はIATAや航空会社の割引航空券だ。概してZONEペックスはIATAペックスよりも安い。
格安航空券
格安航空券は売残りだ。旅行代理店は航空会社からツアー/パッケージ旅行用に航空券を安く大量に仕入れている。そして、売残りが格安航空券として市場に出回る。格安航空券は「日程変更不可」「座席指定不可」「極端な出発時刻」等の不便がある。
航空券の価格
座種
- ファースト: エコノミーの4倍
- ビジネス: エコノミーの2~3倍
- エコノミー
一般的に座種は「ファースト」「ビジネス」「エコノミー」に大別されている。上位座種の搭乗客は「座席スペース」「機内食」「客室乗務員数」「専用ラウンジ利用」「搭乗時間優遇」「荷物制限緩和」等の恩恵を受けられる。
需要
- 観光シーズン
ハイ: 年末年始、春休み、GW、お盆前後
レギュラー: 3月上旬、GW~お盆、お盆~11月
ロー: 1~2月、4月、12月上~中旬
※観光シーズン=場所次第 - 曜日
平日(月火水木or金): 安い
休日(金or土日): 高い - タイミング
出発直前: 高騰
航空券の価格はルートの需要で決まる。当然、価格は「需要(多)→高」「需要(少)→安」と変動する。主な要素は「観光シーズン」「曜日」「タイミング」だ。まず、観光は観光の需要で「ハイ(繁忙期)」「レギュラー」「ロー(閑散期)」に分類されている。また、航空券の値段は搭乗日で大きく変わる。そして、購入のタイミングも関わる。出発直前は急なビジネストリップの存在から高騰する。航空券の購入は出発の1~2カ月前には完了されるべきだろう。現地観戦の場合、11~12月/1~3月がオススメだ。
破格の航空券は存在しない。運賃は緻密なプログラムによって「堅実な利益」or「多大な損失回避」になるように弾き出されている。また、直前の大幅な値下げは正規料金購入者達に損をさせる。そして、消費者達は「セールで買えばいいや」と正規料金での購入を止め始める。そのため、大幅な価格変動は行われない。
セール
国際航空券のセールは稀だ。しかも、大半はしょぼい。何より「旅行に行きたい」→「○○の往復航空券とホテルが安い」→「○○に行こう」の場合、旅行系セールはお得だ。一方、現地観戦の場合、既に目的地と日程が決まっている。そのため、試合スケジュールとセール内容が奇跡的に一致していなければならない。つまり、セールへの期待は禁物だ。
ダイナミックパッケージ(航空券+ホテル)
ダイナミックパッケージは基本的にゴミだ。お得感は然程無い。選択肢のホテルが高確率で割高や酷い立地の物件だからだ。NBA現地観戦の場合、ホテルはいくつかの理由からアリーナ付近に限られる。そのため、往々にしてホテルが条件に合致しないだろう。
航空券の探し方
航空券探しは「グーグルフライト→日系旅行代理店&OTA」の順で良い。同サイトは「最初の検索日程のフライト一覧」+「前後数日分の航空券(日付グリッド)」を表示してくれる。つまり、日程変更→再検索の煩わしさがない。そして、実際の航空券の購入手続きは航空会社HPや予約サイトで行われる。一方、日系旅行代理店とOTAは検索結果に表示されない。そのため、別途検索が必要になる。
国際航空券の購入方法
航空会社HP◎
理想の航空券の購入場所は航空会社HPだ。何よりも信頼性が担保されている。やはり無名サイトはいくら安かろうと「詐欺」「システムの脆弱性」「諸費隠し」の可能性を孕んでいる。そのため、航空券の購入は数千円程度の価格差の場合であれば航空会社HP経由で良いだろう。
旅行代理店(実店舗有り)×
- JTB
- KNT-CTホールディングス株式会社系
近畿日本ツーリスト
クラブツーリズム - HIS
旅行代理店の利用は国際航空券に関わらずナシだ。旅行代理店は基本的には情弱ビジネスである。世の中の一定数は自身で海外旅行の手はずを整えられない。また、一部の人間は極度の不安や心配を抱えている。旅行代理店は実店舗を構え、相談窓口の人員を用意し、予約の代理を行い、旅先の不安解消やトラブル解決策を提供している。当然、実店舗と社員はコストだ。そのため、商品はコスト分の加算で割高となっている。
世界四大OTA(Online Travel Agency)〇
ブッキング・ホールディングス(米国企業) Booking.com(ホテル予約) Agoda(ホテル比較) HotelsCombined(ホテル比較) Kayak(全般) Rentacars.com(レンタカー) priceline(全般)* Cheapflights(全般)* momondo(全般)* OpenTable(食事)* | エクスペディア・グループ(米国企業) Expedia(航空券&ホテル予約) Hotels.com(ホテル予約) Trivago(ホテル比較) Vrbo(民泊&アクティビティ) travelocity(全般)* Hotwire.com(全般)* ORBITZ(全般)* CheapTickets(全般)* wotif(全般)* Expedia Cruisise(海)* |
トリップドットコム・グループ(中国企業) Trip.com(ホテル予約) Skyscanner(航空券比較) Travix系(複数/欧言語)* Qunar(中国系)* ctrip.com(中国系)* TrainPal(欧州鉄道)* | Trip Advisor(米国企業) Tripadvisor(全般) Viator(ツアー) cruisecritic(クルーズ)* FlipKey(別荘)* TheFork(食事/豪)* HolidayLettings(民泊)* Jetsetter(ホテル)* Niumba(中期滞在/西)* SeatGuru(航空券)* |
国際航空券の場合、海外オンライン旅行代理店は非常に微妙だ。現在、世界の旅行関連のオンライン予約は「ブッキングドットコム系」「エクスペディア系」「トリップドットコム系」「トリップアドバイザー系」の四つ巴となっている。そして、四者は北米のホテル予約においては「Booking.com」「Expedia」「Hotels.com」「Trip.com」のシェア争奪のための「最安保証」「会員価格」「無料宿泊プレゼント」等でお得だ。一方、航空券の価格競争はほぼ行っていない。そのため、敢えての世界四大OTA系サイト経由の航空券購入は不要だ。
強いて言えば、エクスペディアは「予約数→会員ステータス上昇→特典」で贔屓価値はある。
無名海外OTA△
無名サイトはいくら安かろうと「詐欺」「システムの脆弱性」「諸費隠し」の可能性を孕んでいる。
大手日系OTA△
- 楽天トラベル(楽天ポイント)
- じゃらん(PONTAポイント)
- エアトリ
- スカイチケット
大手日系OTAは国際航空券の購入に不向きだ。主要ターゲットは基本的には日本国内旅行だからである。Yahoo!トラベルと一休.comは新型コロナウィルスを機に海外旅行から撤退してしまった。海外旅行は需要の低さから申し訳程度しかない。特に国際航空券の取扱数はかなり貧相だ。ホテル掲載数はそこそこある。しかも、大半はアジア近隣諸国である。強いて言えば、「楽天トラベル」と「じゃらん」はポイントの存在から利用価値有りか。
無名日系OTA(海外旅行特化)〇
無名日系OTAは結構穴場だ。先述の通り、大手日系OTAは海外旅行に注力していない。そのため、海外航空券は零細企業やスタートアップに取り扱われている。そして、時折、安めの航空券が売られている。
渡航認証(出発の72時間前まで)
- 渡航認証: ○○国への渡航許可証(飛行機の搭乗許可)
アメリカ: ESTA
カナダ: eTA - アメリカ/カナダの短期滞在: ビザ不要
- 費用: 有料
- 期限: 出国72時間前(推奨)
渡航認証はあくまで渡航の許可であって入国の許可ではない。入国審査は現地空港で別途行われる。
ESTA(エスタ): アメリカへの渡航認証
- 対象者: 90日以内の滞在予定者
- 申込: 特設ウェブページ
- 期限: 渡航72時間前
- 費用: $21(2022年5月26日以降)
- 支払方法: クレジットカード
- 有効期限: 2年間
ESTAはアメリカの渡航認証だ。渡米予定者は渡航の72時間前までにESTAの申請サイトから申請を行わなければならない。そして、申請にはパスポートと航空券の情報の入力がある。また、支払い方法はクレジットカードが指定されている。つまり、渡航72時間前には「パスポート」「航空券」「クレジットカード」が必要だ。
eTA(イータ): カナダの渡航認証
- 対象者: 6ヶ月以内の滞在予定者
- 申込: 特設ウェブページ
- 期限: 渡航72時間前
- 費用: C$7(約600円)
- 支払方法: クレジットカード
- 有効期限: 最長5年間
eTA(イータ)はカナダ(トロントやバンクーバー)への渡航認証だ。旅行者は渡航の72時間前までにeTAの申請ページから申請を行わなければならない。その際、支払いにはクレジットカードが必要になる。
最大の注意点は代理業者だ。検索エンジンは「ESTA」や「eTA」の検索結果上位に代行業者を表示させてくる。しかも、代理業者サイトは公式風にデザインされている。そのため、一部は申込み中に代理業者サイトと気が付かず、後日にクレジットカードの明細で代理業者経由の申込みを知る。そのため、最も賢明な申請ページへのアクセス方法は外務省HP経由となる。
補足
コロナ関連
新型コロナウィルスワクチン接種証明書(英語)
- 必要事項
名前+生年月日+製品名+接種日 - 有効なワクチン製
ファイザー・ビオンテック/モデルナ/アストラゼネカ等 - 申請(紙媒体)
場所: 各地方自治体(接種券を受けた)
必要書類: 申請書+パスポート+接種券番号
方法: 郵送等 - 申請(電子交付)
「マイナンバー+暗証番号4桁+パスポート番号」を専用アプリに入力
及び入国に際しての条件・行動制限措置(外務省海外安全ホームページ)
2023年5月11日、米国政府は渡米者の米国行き飛行機搭乗前の新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提出を撤廃した。2022年10月1日、カナダは新型コロナウィルス関連の水際対策を全て撤廃した。
宣誓書(個人情報)
現在、米国CDCは宣誓書(個人情報)の提出を求めている。所定書類は「米国行き航空券の購入場所(航空会社/旅行代理店/OTA等)からのメール」&「空港チェックインカウンター手渡し」で手元に来るはずだ。
NBAオフィシャルクレジットカード
- 年会費: 49,500円(税込)
- ブランド: アメックス
- ポイント還元率: 3P/100円
→主要航空会社マイル
→スポーツ選手交流(Marriott Bonvoy MomentsTM) - 特典/優待
1.入会: 30,000~P(条件付)
2.更新: 高級ホテル無料宿泊(条件付)
3.Marriott Bonvoyエリート会員資格等 - NBA系特典
1.BKN/CHI/UTH/LAL特典
a.アリーナ専門入場門/割引
b.NBAチケットの限定/先行販売
2.NBAジャージー交換@NBAストア
アメリカン・エキスプレス・カードは「NBA/WNBA/Gリーグ→公式クレジットカード契約」「一部NBA球団/アリーナ→パートナーシップ契約」を締結している。そのため、アメックスカード所有者はいくつかの特典を受けられる。一方、各券種は年会費が割高だ。そんな中、マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは高い年会費以上のポイント還元率/特典を有している。
ポイントサイトの活用
ポイントサイトは「ポイントサイト経由の買い物/申込み→ポイントサイトのポイント付与」のサービスだ。例えば、クレジットカード作成はポイントサイト経由の申込で「クレジットカードの入会特典」&「ポイントサイトのポイント」の両取りとなる。無論、旅行系も「航空会社」「旅行系予約サイト」「Wi-Fiルーターレンタル業者」「旅行グッズストア」等がポイントサイトに載っている。ポイントは「現金」「他ポイント」「マイル」へ交換可能だ。
まとめ
必要な物 | 入手方法 | 必須理由 |
パスポート | パスポートセンター | 海外航空券購入時 渡航認証申請時 |
クレジットカード | 各申込サイト | 渡航認証申請の支払い方法 |
航空券 | 航空会社/OTA等 | 渡米手段 |
渡航認証 ESTA: アメリカ eTA: カナダ | 各申請サイト | 渡航国政府方針 出発72時間前まで |
アメリカ: 2023/5/11以降不要 カナダ: 2022/10/1以降不要 | 地方自治体 | |
アメリカ: 2022/6/12以降不要 カナダ: 2022/4/1以降不要 | 日本の検査機関 | |
宣誓書(個人情報提出) 米国: 不要 カナダ: 不要 | 航空会社メール 空港カウンター | 渡航国政府方針 搭乗前 |
2023/4/29以降不要 | 現地検査機関 | 日本国政府の意向 出発72時間以内 |
アメリカ/カナダ渡航には最低限「パスポート」「クレジットカード」「航空券」「渡航認証」+「宣誓書(米国)」が必要になる。逆に言えば、上記以外は不要 or 現地調達で何とかなる。
TEMUの衣類詰め込み型トラベルピローは「衣類の収納スペース化」&「サイズや弾力調整可」でオススメだ。
Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
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トロント ラプターズ | マイアミ ヒート | デトロイト ピストンズ |
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ノースウェスト | サウスウェスト | パシフィック |
ポートランド トレイル ブレイザーズ | ダラス マーベリックス | ロサンゼルス レイカーズ |
ミネソタ ティンバーウルブス | ヒューストン ロケッツ | ロサンゼルス クリッパーズ |
オクラホマシティ サンダー | メンフィス グリズリーズ | フェニックス サンズ |
ユタ ジャズ | ニューオーリンズ ペリカンズ | サクラメント キングス |
デンバー ナゲッツ | サンアントニオ スパーズ | ゴールデン ステイト ウォリアーズ |
NBAサマーリーグ
Gリーグ
Coming Soon
参考
パスポートの申請から受領まで(mofa.go.jp)
Warriors’ Jermaine O’Neal misses game due to passport issue(usatoday.com)
楽天カード、カード発行枚数が2,500万枚を突破(rakuten-card.co.jp)
カード会社はどうやって利益を出しているのか?(e法人クレジットカード.net)
プロパーカードと提携カードの違いやメリット、おすすめカードを紹介(smbc-card.com)
ブラックリストとは?消し方はある?載る理由とデメリット・確認方法を解説(saimuseiri-pro.com)
NBA extends long term partnership with American Express(insidersport.com)
Explore Your Venue Benefits(americanexpress.com)
航空券の種類について(tour.ne.jp)
航空券の有効期間はいつまでですか。(faq.jal.co.jp)
なぜ航空券価格は変動するの?価格決定のメカニズムを解明(skyscanner.jp)
vol.03 格安航空券とLCCの航空券との違い(kokuken.net)
日程変更ができない航空券があるって知ってた?(airtrip.jp)
アメリカ電子渡航認証システムESTA(日本語版)記入の手引き(arukikata.co.jp)
電子渡航認証(eTA)の概要(canada.ca)
出国前検査陰性証明保持の見直し(mhlw.go.jp)