【NCAA】ヒューストンのミッドメジャー4校

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※2020-21シーズン＝イレギュラースケジュール（コロナ禍）

ライス大学

基本情報

名称: Rice University
愛称: Owls
所属: American Athletic Conference

Men's Basketball - Rice University Athletics

The official Men's Basketball page for the Rice University Owls

近年の話: NCAAトーナメント連続不出場記録継続中

近年の話

HC交代（2024）
ロブ・レニア（2024-）
スコット・ピラ解任（2017-24）
カンファレンス移籍（2023）
CUSA→AAC

ロスター（2024-25）
デンバー・アングリン（Denver Anglin） ★4 ジョージタウン大学（2022-23）優良編入生（2023） SMU*（2023-24）ライス大学（2024-）
ジェイレン・スミス（Jalen Smith） SMU（2021-24）ライス大学*（2024-）

退部（2024）
メカイ・メイソン（Mehki Mason）→ワシントン大学

2024年、ライス大学はロブ・レニア（Rob Lanier）を拾った。同氏はアトランティック・コースト・カンファレンス加入直前の前任地サザンメソジスト大学でパワーカンファレンスのコーチとしての力量を疑問視されて解雇されてしまった。同校は1970年を最後にNCAAトーナメントに出場していない。

アメリカン・アスレティック・カンファレンス

基本情報

名称: American Athletic Conference
愛称: AMERICAN/AAC
設立: 1979年
所属校: 12校
放送: ESPN/CBS（数試合）
HP: http://theamerican.org/

所属校（大まかな所在地）
テンプル大学（フィラデルフィア）は1938年のNIT制覇で全米No.1に輝いている。歴代勝利数はトップ10付近にいる。
イーストカロライナ大学（ノースカロライナ州）はNBAドラフト2020年2巡目39位のイライジャ・ヒューズを見出した。
ノースカロライナ大学シャーロット校*は1970年代のNCAA再編時加入組ながらファイナル4進出や複数の1巡目指名選手輩出と豊かな歴史を誇っている。
サウスフロリダ大学（タンパ）はチャッキー・アトキンスの母校だ。
フロリダ・アトランティック大学（マイアミ）*は2022-23にファイナル4進出を果たした。
アラバマ大学バーミンガム校は1980年代のHCジーン・バートウ時代に一時代を築いた。
メンフィス大学はペニー・ハーダウェイ、デリック・ローズ、タイリーク・エバンス等輩出の実質的ハイメジャー校だ。
ウィチタステイト大学は2013-14にフレッド・バンフリートを中心にレギュラーシーズン無敗で大旋風を巻き起こした。
タルサ大学はNCAAトーナメント制覇HCノーラン・リチャードソン、トゥビー・スミス、ビル・セルフ3名の足掛かりとなった。
テュレーン大学（ニューオーリンズ）は希少な元パワーカンファレンス所属のミッドメジャー校だ。ジョン・”ホットロッド”・ウィリアムスやJBL外国籍選手ジェラルド・ハニーカットを輩出している。
ノーステキサス大学（ダラス）*はHCエリック・マキャスランド時代にミッドメジャー実力校に成り上がった。
ライス大学（テキサス州ヒューストン）*は1970年を最後にNCAAトーナメントに出場していない。
テキサス大学サンアントニオ校*はデビン・ブラウンの母校だ。

*新加入（2023年）

アメリカン・アスレティック・カンファレンスは南部の実力校で組織されている。一方、ルーツは元祖ビッグ・イースト・カンファレンスに由来している。現カンファレンス名は2013年の現「ビッグ・イースト・カンファレンス」設立に伴って改められた。そして、近年、弱体化が著しい。2023年、同カンファレンスはヒューストン大学、UCF、シンシナティ大学のビッグ・12・カンファレンス移籍によって完全にミッドメジャーに成り下がってしまった。

チーム史

バスケットボール黎明期（1914-）

ライス大学は1914-15にはバスケットボール部の活動を始めている。

バスター・ブラノン時代（1938-42/1945-46）

主な成績

NCAAトーナメント出場×2（1940&42）
NBA輩出
ボブ・キニー（1939-42）: コンセンサスオールアメリカン1stチーム

1941-42、バスター・ブラノンはコンセンサス・オールアメリカン1stチームのボブ・キニーと共にNCAAトーナメント出場を果たした。

マイク・シュラー時代（1977-81）

主な成績

NBA選手輩出
リッキー・ピアース（1979-82）: 1982年1巡目18位指名
ケン・オースティン（1979-83）: 1983年下位指名

リクルートは良かった。リッキー・ピアースは1979年にワラワラ短大からライス大学に編入し、1981-82に低迷中のチームでSWACの年間最優秀選手賞に輝いた。

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リッキー・ピアースはNBAで1987年と1990年にシックススマン賞を受賞し、1990-91にオールスターに選出され、プロで大成功を収めた。#25はライス大学の永久欠番になっている。

ウィリス・ウィルソン時代（1992-2008）

主な成績

リクルート
マイク・ウィルクス（1997-2001）: NBAチャンピオン（2005）

マイク・ウィルクスは178㎝ながら、2000-01に平均20.1P&4.9Rで苦闘中のチームで孤軍奮闘し、ヨーロッパでの武者修行の後、2002-03にアトランタ・ホークスでNBAデビューを果たし、その後はサンアントニオ・スパーズで活躍し、長らくNBAに留まった。

マイク・ローズ時代（2014-17）

マイク・ローズ（Mike Rhoades）はNCAAトーナメント不出場記録打破に近かった。同氏はバージニア・コモンウェルス大学でシャカ・スマート（Shaka Smart）の下でファイナル4を経験した。2016-17、ライス大学は23勝12敗で2003-04以来のシーズン20勝を達成した。

@b_o_bros

元NCAA D1系ユーチューバーのAJ・ラプレイ（AJ Lapray）は最後の2シーズンをライス大学で過ごした。同氏は2013年にオレゴン大学に入学するも怪我で出場2試合に留まり、2014年にエースのNBAドラフトエントリー撤回によってスポーツ奨学生枠13名から漏れ、2014年にペッパーダイン大学に転校し、2016年にマイク・ローズに拾われた。成績は「2016-17: レッドシャツ」「2017-18: 平均9.1点（10試合）」だった。

スコット・ピラ（2017-24）

主な成績

リクルート
クインシー・オリベイリ（2019-23）: 2024年NBAドラフト外

スコット・ピラ（Scott Pera）はカンファレンス-USAとアメリカン・アスレティック・カンファレンスで一度も勝ち越せずに終わった。同氏はジェームス・ハーデンの高校時代の恩師として知られている。

テキサスサザン大学

基本情報

名称: Texas Southern University
愛称: Tigers/TSU
所属: Southwestern Athletic Conference
成績
2024-25: 15勝17敗（12勝6敗）
2023-24: 16勝17敗（12勝6敗）
2022-23: 14勝21敗（7勝11敗）NCAAトーナメント出場
2021-22: 19勝13敗（13勝5敗）NCAAトーナメント出場
2020-21: 17勝9敗（10勝3敗）NCAAトーナメント出場

https://tsusports.com/sports/mens-basketball

近年の話: ファースト4勝利×2回

近年の話

シャキーア・オニール（2021-24）
→フロリダA&M大学転校（2024-）

テキサスサザン大学をHBCU最強の座を取り戻しつつある。現HCジョニー・ジョーンズ（Johnny Jones）は就任1年目から4季連続で勝率5割以上をキープし、2020-21～2022-23に3年連続でNCAAトーナメント出場を果たした。しかも、同校は2021年と2022年にNCAAトーナメントのファースト4で勝利を挙げている。次の目標はファースト4組込み回避だ。一方、直近2シーズンは負越しに終わっている。

SWAC

基本情報

名称: Southwestern Athletic Conference
愛称: SWAC
設立: 1920年
本部: アラバマ州バーミンガム
放送: ESPN
HP: swac.org

イーストディビジョン

大学（大まかな所在地）
フロリダA&M大学（タラハシー）は2021年からレブロン・ジェームスのロゴのスポンサード校になった。
ベスーン・クックマン大学（フロリダ州デイトナビーチ）は伝説的HCジョン・チェイニーの出身校だ。
アラバマA&M大学は新HCに元台湾代表HCのオーティス・ヒューリーを迎えた。
アラバマステイト大学（モンゴメリー）はラッパーの2 Chainzを輩出している。
ジャクソンステイト大学は2022年にモー・ウィリアムスをHCに採用した。
ミシシッピ・バレー・ステイト大学（ジャクソン）は元ユーロリーグ得点王、同年NBAドラフト2巡目指名2名、NCAAリバウンド王2名を輩出している。

ウェストディビジョン

大学（大まかな所在地）
アーカンソー大学パインブラフ校（リトルロック）
アルコーンステイト大学（ミシシッピ州ジャクソン）は1992-93にNBA選手3名のHBCU史上指折りのタレントロスターを誇っていた。
グランブリングステイト大学（ルイジアナ州スポーツマンズパラダイス）は1969-70のMVPウィルス・リードの出身校だ。
サザン大学（ルイジアナ州バトンルージュ）はエイブリー・ジョンソンの数々のアシスト記録樹立で話題となった。
テキサスサザン大学（ヒューストン）は2010年代にSWACで圧倒的な力を誇っていた。
プレイリ―ビューA&M大学（ヒューストン）はバスケ殿堂入りゼルモ・ビーティ―の母校だ。

SWACは南西部の歴史的黒人大学（HBCU）で組織されている。ディビジョンは2008-09から男女バスケではスケジュールの調整程度でしか機能していない。2021年にフロリダA&M大学とベスーン-クックマン大学がMEACから移籍してきた。

チーム史

初期

主な成績

NBA選手輩出
ウッディ・ソースベリー（1950年代前半）: 1957年下位指名
ベニー・スウェイン（1954-58）: 1958年1巡目7位指名

マイク・デイビス時代（2012-18）

主な成績

NCAAトーナメント出場×4（2014、15、17、18）

早々に実力を証明
2012年、HCマイク・デイビス（Mike Davis）の起用が当たった。同氏は闘将ボブ・ナイトの後任を受け入れ、多大なプレッシャーの中でHC就任2年目にインディアナ大学をNCAAトーナメント準優勝に導き、一躍時の人となった。その後、任期は準優勝以降の成績不振で僅か6シーズンに終わってしまった。一方、次の赴任地アラバマ大学バーミンガム校の成績が再評価に繋がった。そして、2013-14、テキサス・サザン大学は前任者のリクルート達をまとめ上げて主力全員が上級生のチームでNCAAトーナメント出場を果たした。

リクルート力の発揮
マイク・デイビスは訳アリ物件を厭わなかった。そして、同氏はアーリック・マリー（元ウェストバージニア大学の）、ザック・ロフトン（ミネソタ大学）、デリック・ブルース（オレゴンステイト大学）、トレイボン・リード（元クレムソン大学）等のハイメジャーレベルの選手をガンガンリクルートした。また、アンダーサイズの選手も多かった。2016-17、170㎝代の選手4名が在籍していた。2017-18、テキサスサザン大学は元Ball Is Life人気選手のトレイ・ジェファーソン（Trae Jeffereson）の平均23点の活躍でNCAAトーナメント出場を果たした。

デイビスの去就
しかし、2018年、マイク・デイビスはデトロイト・マーシー大学のオファーを受け入れてしまった。HC交代時、選手達は後任HCにリクルートされてある程度のプレータイムや役割を保障されなければ転校を選ぶ。そして、トレイ・ジェファーソンは素行不良の問題も重なって後を追うように大学を辞めてしまった。

@b_o_bros

2018-19、残留組の選手達はNCAAトーナメント出場こそ逃したもののベイラー大学、オレゴン大学、テキサスA&M大学から勝利を挙げる快進撃を見せた。

プレイリービューA&M大学

基本情報

名称: Prairie View A&M University
愛称: Panthers/PVAMU
所属: Southwestern Athletic Conference
成績
2023-24: 10勝21敗（5勝13敗）
2022-23: 13勝19敗（9勝9敗）
2021-22: 8勝19敗（8勝8敗）
2020-21: 16勝5敗（13勝0敗）*
*イレギュラースケジュール（コロナ禍）

Men's Basketball

The official Men's Basketball page for the Prairie View A&M University Panthers

近年の話: 三”季”天下

プレイリービューA&M大学はSWAC王座を三”季”天下にしてしまった。2018-19、PVAMUは新HC体制のテキサスサザン大学に代わてSWACの新王者に君臨したが、翌2019-20はSWAC内でのRS1位を獲得するもNCAAトーナメントが中止となり、2020-21もRS二連覇を果たすもNCAAトーナメント出場権はTSUに明け渡す結果に終わり、そして、2021‐22は実力を維持できずに大きく成績を落とした。

チーム史

ゼルモ・ビーティ―（1958-62）

ゼルモ・ビーティ―は歴史的黒人大学（HBCU）出身の殿堂入り選手の1人だ。同選手は1962年にPVAMをNAIAトーナメント制覇に導き、同年のNBAドラフト1巡目3位でSt.ルイス・ホークスから指名を受け、1966年と1968年のオールスター選出を果たした後、ABAユタ・スターズでABA制覇とABAオールスターに輝いた。

ヒューストン・クリスチャン大学

基本情報

名称: Houston Chrisitian University
愛称: SHSU/Huskies
所属: Southland Conference
成績

Men's Basketball

The official Men's Basketball page for the Houston Christian University Huskies

近年の話: 勤続30年以上のHC時代終了

近年の話

HC交代（2024）
ロン・コットレル（1990-2024）
大学名変更（2022）
ヒューストン・バプテスト大学→ヒューストン・クリスチャン大学
ダリアス・リーの死去（2022）

2024年、ヒューストン・クリスチャン大学は遂に勤続34年のHCロン・コットレル（Ron Cottrell）と袂を分かった。そして、新HCクレイグ・ドーティー（Craig Doty）はネクスト・ブラッド・スティーブンスかもしれない。同氏は30歳前後で「2013‐14～2015-16: NCAA D3優勝×2&準優勝＠ロック・バレー大学」「2016～18年: NAIA優勝＠グレイスランド大学」と2階級制覇を達成している。直近のNCAA D2エンポリアステイト大学の成績も悪くない。2022年6月、ダリアス・リーが地元ニューヨークで何者かからの銃撃を受けて遺体となって発見された。

サウスランド・カンファレンス

基本情報

名称: Southland Conference
愛称: SLC
設立: 1963年
本部: テキサス州フリスコ
放送: ESPN
HP: www.southland.org

大学（大まかな所在地）
テキサスA&M大学コマース校（ダラス）は2022年にNCAA D1に昇格した。
ラマー大学（テキサス州パイニーウッズ）は2022年に僅か1年でWACから戻ってきた。山之内勇登ウィリアムス選手が2022-23に在籍していた。
ヒューストン・クリスチャン大学は2024年に遂に勤続約35年のHCロン・コットレルと袂を分けた。
インカーネイト・ワード大学（サンアントニオ）は2013-14のNCAA D1昇格1年目をピークに成績を落としている。
テキサスA&M大学コーパスクリスティー校は2年連続でNCAAトーナメントに出場している。
ニューオーリンズ大学は1990年前後にティム・フロイドに率いられてトップ25入りを果たした。
ニコルズステイト大学（ルイジアナ州ニューオーリンズ）は若いHCにチャンスを与えている。
サウスイースタンルイジアナ大学（バトンルージュ）は2005年に当時新進気鋭のHCビリー・ケネディによってNCAAトーナメント初出場を果たした。
マクニースステイト大学（ルイジアナ州レイクチャールズ）はジョー・デュマ―スの母校だ。
ノースウェスタンステイト大学（ルイジアナ州アレクサンドリア）は2022-23に隻腕のハンセル・エマニュエルをリクルートした。

サウスランド・カンファレンスはルイジアナ州とテキサス州の大学で組織されている。2021年、SFA大学、アビリーン・クリスチャン大学、サム・ヒューストン・ステイト大学、ラマー大学がウェスタン・アスレティック・カンファレンスに移籍してしまった。

チーム史

ペック・バス時代（1963-67）

ペック・バス（Peck Vass）は初代HCだ。当初、ヒューストン・バプティスト大学は男子バスケ部のみ部活として運営していた。その他はクラブ活動程度だった。

ジェラルド・マイヤーズ時代（1967-70）

主な成績

リクルート
EC・コールマン（1969-73）
-NBA守備1stチーム（1977）
-NBA守備2ndチーム（1978）

1967年、ヒューストン・バプティスト大学はNAIAからNCAA D2に運動部を移した。そして、同校は高校コーチのジェラルド・マイヤーズ（Gerald Myers）にカレッジコーチのチャンスを与えた。同氏は1971～91年にテキサス工科大学HCを務める。一方、成績はイマイチだった。唯一の功績はEC・コールマンのリクルートだけだ。

ルニー・リチャーズ時代（1970-75）

1973-74、ヒューストン・バプティスト大学は主要運動部のNCAA D1昇格を決めた。

ジーン・イバ時代（1977-85）

主な成績

NCAAトーナメント出場（1984）

1977年、ジーン・イバ（Gene Iba）は唯一のNCAAトーナメント出場に導いた。同氏はNCAAトーナメント2連覇＠オクラホマステイト大学のヘンリー・イバの甥だ。その後、ヒューストン・バプティスト大学は毎年10勝もできなかったHBUを徐々に強化し、1983-84に初のNCAAトーナメント出場に導いた。

ロン・コトレル時代（1990-2024）

主な成績

NAIAトーナメント出場×10（1998～2007）

空白期間（1989-91）
1989年、ヒューストン・バプティスト大学は体操部のNCAAの規則違反をきっかけに全運動部の休止を余儀なくされた。その後、1990年、ロン・コトレル（Ron Cottrell）がHCに採用された。同氏は1980年代にアーカンソー大学で学生マネージャーとスタッフとして大学黒人コーチのパイオニアの1人ノーラン・リチャードソンからコーチングを学んでいた。一方、当初、バスケ部の活動再開は未定だった。その結果、1990-91シーズンも自粛期間となった。そして、1991年、同校はNAIA所属で男子バスケ部、野球部、ソフトボール部、バレー部の再開を決定した。

NAIA時代（1991-2007）
1998～2007年、ヒューストン・バプティスト大学は10連続のNAIAトーナメント出場を果たした。

NCAA D1復帰-インディペンデント&GWC期（2007-13）
2006年、ヒューストン・バプティスト大学は運動部のNCAA D1復帰を決めた。男子バスケ部は翌2007年にNCAA D1にインディペンデント校として活動を再開し、2009年にグレイト・ウェスト・カンファレンスに加盟し、2013年にサウスランド・カンファレンスに移籍した。

@b_o_bros

GWCは正式なカンファレンスと認められていなかった。NCAAがオートマティックビッドを付与しなかったのだ。つまり、カンファレンス王者はNCAAトーナメント出場権を付与されなかった。一方、いずれにせよ、ほとんどの加盟校はNCAA D1昇格直後の4年間の移行期間ルールでNCAAトーナメント出場資格を持っていなかった。そして、結局、同カンファレンスは2013年のカンファレンス大再編の波に飲み込まれて解散となった。

正式NCAA D1期（2013-24）
一方、サウスランド・カンファレンス加盟以降、ヒューストン・バプティスト大学はほとんど勝てなかった。勝率5割以上のシーズンは僅か2回のみだ。

現地観戦

ホームアリーナ

チケット

ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットは会場購入で良いだろう。理由はオンライン購入時の手数料約$10程度の節約だ。概してチケットの購入の手数料は「会場: 無」「オンライン: 有」となっている。ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットの売切れはほぼ起こらない。そのため、チケットの事前購入は不要だ。オンライン購入時の手数料は払い損になる。

グッズ

直営店

NCAAショップ*
カンファレンスストア*
ブックストア: 教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋
チームストア（アリーナ/スタジアム併設）: 品揃え△

*実店舗無し

NCAAショップとカンファレンスストアは申し訳程度にオンラインストアを構えている。そして、唯一のオススメはメインのブックストアだ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、生活必需品全般がカレッジロゴや名前入りで売られている。立地はキャンパス内or付近にある。サブのブックストアやチームストアは品揃え的に微妙だ。

専門オンラインサイト: ファナティクス系列

ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。

一般小売店

スポーツ用品店
Dick’s Sporting Goods
デパート
Macy’s
Nordstorm
ファンショップ

最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。

選手個人サイト/SNSアカウント

NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。

@b_o_bros

アパレルはNBAグッズに限ず基本的に初回生産のみだ。アパレル業界は商品の売れ残りを恐れている。そのため、新商品は初回生産（少）&追加生産（無）のリスク回避全振りで作られる。しかも、工場の製造ラインは常に予約で埋まっている。そのため、急な確保が難しい。その結果、人気品すらも滅多に追加生産されない。つまり、河村勇輝選手のグッズはほぼほぼ現品限りだ。