【NCAA】「NCAAトーナメント2連覇を果たした古豪」シンシナティ大学(シンシナティ#2)

うい。現地観戦研究家のB.O. Bros(@b_o_bros)だ。


当ブログはバスケオタクが低予算で現地観戦を達成するためのガイドブックである。


では、早速本題に入る。

今回は現在6年連続でNCAAトーナメントに出場している名門シンシナティ大学を紹介する。

シンシナティー大学

基本情報

名称: University of Cincinnati
愛称: Cincy/Bearcats/UC
所属: アメリカン・アスレティック・カンファレンス
18-19: 28勝7敗NCAAトーナメント1回戦
17-18: 31勝5敗NCAAトーナメント2回戦
16-17: 30勝6敗NCAAトーナメント2回戦

2019-20 Men's Basketball Roster - University of Cincinnati Athletics
The official 2019-20 Men's Basketball Roster for the University of Cincinnati Bearcats

ミック・クローニンが退任

2019年4月、チームを立て直したミック・クローニンがUCLAに移った。ブランネンはDⅡから昇格してきたノーザン・ケンタッキー大学をホライゾン・リーグのトップチームにしたジョン・ブランネンだ。


この新鋭コーチが期待されているのはNCAAトーナメントでの結果だ。UCは過去9季連続でNCAAトーナメントに出場しているが、トーナメントで結果を出したのは11-12シーズンのスイート16だけである。ブランネンHCにはスイート16以上の結果が求められているだろう。


しかし、リクルートでは同カンファレンスのライバルに大きく後れを取っている。メンフィスやテネシーはファイブスターリクルートを抱え込むことに成功しているが、UCが今のところコミットを得ているのはスリースター1人だけだ。


とは言え、チームの強さとリクルートは必ずしも正比例しない。上級生の多くが残る可能性が高い点ではシンシナティ大学は優位だ。彼らをまとめ上げれるか、ブランネンの手腕が本物かどうか試されるシーズンになる。

注目選手: Jarron Cumberland

Jarron Cumberland vs IOWA 18 PTS 2019 NCAA Tournment 3.22.19

俺はあまり評価していないが、18-19シーズンにアメリカン・アスレティック・カンファレンスの最優秀選手賞を獲得したJarron Cumberlandが注目の選手だ。その他、フレッシュマンのZach Harveyもチェックリストに入れても良いだろう。

アメリカン・アスレティック・カンファレンス

名称: American Athletic Conference
愛称: AMERICAN
設立: 1979年
所属校: 12校
HP: http://theamerican.org/

所属校(大まかな所在地)※太字は重要校
メンフィス大学(テネシー州メンフィス) は現在ペニー・ハーダウェイがHCを務めている。出身者にはデリック・ローズやタイリーク・エバンスなどがいる。
ヒューストン大学(テキサス州ヒューストン)は1980年代にクライド・ドレクスラーとアキーム・オラジュワン等を擁したダンカ―集団”Phi Slama Jama”で一世を風靡した。
シンシナティ大学(オハイオ州シンシナティ) は過去にNCAAトーナメント2連覇とオスカー・ロバートソンを輩出した古豪だ。
ウィチタ・ステイト大学(カンザス州ウィチタ)は2014年にレギュラーシーズン無敗を達成した。当時の主力にはフレッド・バンブリートがいる。
セントラル・フロリダ大学はタッコ・フォールの出身校だ。
サウス・フロリダ大学
テンプル大学(ペンシルベニア州フィラデルフィア)は地味に強い大学だ。
テュレーン大学(ルイジアナ州ニューオーリンズ)
タルサ大学(オクラホマ州タルサ)はノーラン・リチャードソン、トゥビー・スミス、ビル・セルフの3人が自身の実力を証明したチームだ。3人共にその後他大学でNCAAトーナメントを制覇している。
イースト・カロライナ大学
SMU(テキサス州ダラス)は名将ラリー・ブラウンが指揮を執っていて一気に強くなったが、ブラウンの十八番「不正」が発覚して再び転落してしまった。

アメリカンはいわゆる旧ビッグ・イースト・カンファレンスだ。ビッグ・イースト・カンファレンスとして活動していたのだが、フットボール部を登録している大学と登録していない大学とで不都合が生じたため、ジョージタウン大学等のノンフットボール7校がビッグ・イースト・カンファレンスという名前と共に新ビッグ・イースト・カンファレンスとして独立した。その結果、同カンファレンスは名前をアメリカン・アスレティック・カンファレンスに改めた。現在はメンフィス大学とヒューストン大学が強い。

チーム史

ジョージ・スミス時代()

主な実績
  • ファイナル4×2(1959、60)

シンシナティ大学のレジェンドと言えばオスカー・ロバートソンだ。しかし、奇しくもチームはロバートソンが去った翌1960-61シーズンにNCAAトーナメント初優勝、翌61-62シーズンに連覇を達成した。ちなみに、彼の後輩たちは曲者が多い。ケニョン・マーティン、ニック・バン・エクセル、ランス・スティーブンソンだ。

エド・ジャッカー時代(1960-64)

主な実績
  • NCAAトーナメント連覇(1961、62)
  • NCAAトーナメント準優勝(1963)

ボブ・ハギンズ時代(1989-2005)

主な実績
  • ファイナル4(1992)
  • エリート8×2(1993、96)

ミック・クロ―ニン時代(2006-19)

主な実績
  • スウィート16×3(2011、12、15)

ホームアリーナ

基本情報

名称: Fifth Third Arena
住所: 2700 O’Varsity Way, Cincinnati, OH 45221

​キャンパス↔ダウンタウンは歩いて行ける。ホームアリーナのフィフス・サード・アリーナは2018年に改築工事が終わった。

チケット

同大はパワーカンファレンスに所属しているため、試合によってはチケットが売り切れる可能性もある。だから、チケットの購入は会場では無く、 TicketmasterStubHubVIVIDSETAS、公式サイト等で事前に購入するのがオススメだ。

カレッジギア

大学のグッズの購入はキャンパス内のブックストア(カレッジストア)がオススメだ。場所はグーグルマップで「大学名 bookstore」で検索すれば出てくる。


ブックストアは書店では無い。ブックストアはアパレルと日用品が売られている雑貨屋だ。と言うのも、アメリカの大学生は基本的に寮やキャンパス付近での生活を強いられるため彼らの生活に必要となるアイテムが置いてあるのである。


ちなみに、カレッジのアイテムはアリーナでも買える。が、品揃えは良くない。時間があれば是非ともキャンパス内or付近のブックストアに立ち寄ることを俄然オススメする。

こぼれ話

シンシナティ大学は、D1のハイメジャープログラムであるにも関わらず、他の部活からの助っ人でシーズンをやり過ごしたことがある。前HCのミック・クローニンがシンシナティ大学に就任した当初、プログラムは予算を使い果たしてしまったため、満足なリクルート活動ができなかった。そこでクローニンは同大のフットボールチームに目をつけた。シンシナティ大学のフットボール部にはNFLを夢見るエリートアスリートたちが集まっている。その中には高校の時にバスケットボールに所属していた者もいる。クローニンはその中から数人をバスケ部にリクルートして欠員を補充したのだ。いわゆる助っ人である。ちなみに、その内の1人のコナー・ボーウィン(Conor Borwin)は後にNFLプレーヤーとなっている。ボーウィンは平均出場時間は約10分だった。

合わせて行きたい: オハイオバレーエリア

シンシナティ(オハイオ州)

シンシナティはオハイオ州の南端の都市だ。シンシナティ大学ゼイビア大学の強豪2校がキャンパスを構えている。インディアナポリスオハイオ・ステイト大学、ケンタッキー大学、ルイビル大学に近い。

ルイビル(ケンタッキー州)

ルイビルはケンタッキー州最大の町だ。

ケンタッキー大学

ケンタッキー大学はシンシナティを南下したレキシントンにある。

ナッシュビル(テネシー州)

テネシー州ナッシュビルはバンダ―ビルト大学、ベルモント大学、テネシーステイト大学がキャンパスを構えている。

メンフィス(テネシー州)

テネシー州メンフィスにはNBAメンフィス・グリズリーズ、Gリーグチームのメンフィス・ハッスル、ペニー・ハーダウェイがHCのメンフィス大学がある。

参考

Cincinnati 2019 Basketball Commits(247sports.com)
2020 Pomeroy College Basketball Ratings(kenpom.com)
Connor Barwin 2006-07 Men’s Basketball Roster(gobearcats.com)
Cincinnati Bearcats School History(sports-reference.com)

管理人

俺達B.O.Brosはアメリカかぶれの”bro”2人だ。両者共にアメリカの大学に留学経験(1人は現在留学5年目)がある。元々はバスケ好きが高じて渡米したのだが、今ではバスケを通り越してアメリカ的価値観や文化そのものの虜になり、固まった休みが取れ次第、試合観戦がてらアメリカ各地を巡っている。トレンドの話はTwitter、俺達自身についてはInstagram、ブログのコンセプト外の話はnoteで発信しているので、興味があれば、そちらもチェックしてもらえれば、と思う。

B.O. BROSをフォローする
タイトルとURLをコピーしました