【NCAA】ノースカロライナ大学

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※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)

基本情報

基本情報
  • 名称: University of North Carolina at Chapel hill
  • 愛称: Tar Heels/UNC
  • 所属: Atlantic Coast Conference
  • 成績
    2024-25: 23勝14敗(13勝7敗)NCAAトーナメント出場
    2023-24: 29勝8敗(17勝3敗)スウィート16
    2022-23: 20勝13敗(11勝9敗)
    2021-22: 29勝10敗(15勝5敗)NCAAトーナメント準優勝

近年の話

近年の話
  • HC交代(2021)
    HCヒューバート・デイビス就任
    HCロイ・ウィリアムス勇退
  • NBA選手輩出
    リーキー・ブラック(2018-23): 2025年ドラフト外
    ケイラブ・ラブ(2020-23): 2025年ドラフト外
    ピート・ナンス(2022-23): 2023年ドラフト外
    ハリソン・イングラム(2023-24): 2024年2巡目48位指名
    ドレイク・パウエル(2024-25): 2025年1巡目22位指名
ロスター(2025-26)
セス・トリンブル(Seth Trimble)
★4
ノースカロライナ大学(2022-)
ゼイデン・ハイ(Zayden High)
★4
ノースカロライナ大学(2023-)
-レッドシャツ(2024-25)
ヘンリー・ベサー(Henri Veesaar)
★4(2022)
アラバマ大学(2022-25)
-レッドシャツ(2023-24)
トップ編入生(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
カイアン・エバンス(Kyan Evans)
コロラドステイト大学(2023-25)
上位編入生(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
ジェイリン・スティーブンソン(Jarin Stevenson)
★5/2024年高卒組次(学年変更)
アラバマ大学(2023-25)
NBAドラフトエントリー撤回(2024)
上位編入生(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
ジョナサン・パウエル(Jonathan Powell)
ウェストバージニア大学(2024-25)
上位編入生(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
ケイラブ・ウィルソン(Caleb Wilson)
★5(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
デリック・ディクソン(Derek Dixon)
★4-5(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
アイザイア・デニス(Isaiah Denis)
★4(2025)
ノースカロライナ大学(2025-)
ルカ・ボガバッツ(Luka Bogavac)
2003年生まれ/3年生扱い
U20モンテネグロ代表(2022)
ABA1部KK Mega Basket(2021-23)
-セルビア1部OKK Beograd(2021-22)
-ABAU19KK Mega Basket(2021-22)
-ABA2部KK Podgorica(2022-23)
ABA1部KK Studentski centar(2023-25)
ノースカロライナ大学(2025-)
ロスター(2024-25)
RJ・デイビス(RJ Davis)→選手資格満了
セス・トリンブル(Seth Trimble)→残留
ジェイレン・ワシントン(Jalen Washington)→バンダ―ビルト大学転校
ジェイリン・ウィザーズ(Jae’Lyn Withers)→選手資格満了
エリオット・クドウ(Elliot Cadeau)→ミシガン大学転校
ゼイデン・ハイ(Zayden High)→残留
ケイド・タイソン(Cade Tyson)→ミネソタ大学転校
ベン-アレン・ルビン(Ven-Allen Lubin)→ノースカロライナステイト大学転校
イアン・ジャクソン(Ian Jackson)→セントジョーンズ大学転校
ドレイク・パウエル(Drake Powel)→NBAドラフトアーリーエントリー

新HCヒューバート・デイビス(Hubert Davis)は名将ロイ・ウィリアムスの後任のプレッシャーを跳ね除けて最高のスタートを切った。昨2021-22、同校は第9シードながら2回戦で満身創痍の王者ベイラー大学を破り、準々決勝でSt.ピーターズ大学のシンデレラランを食い止め、準決勝でデューク大学とのライバル対決を制し、見事に決勝戦まで勝ち上がった。そして、2022-23、主力3名が残留を決めた。

@b_o_bros
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主力3名の残留は巨額のNILが関係しているだろう。2021年7月、学生アスリートは競技力以外を活用して収益を得られるようになった。そして、超名門ノースカロライナ大学の主力選手の場合、$1M/年は見込まれる。

Men's Basketball - University of North Carolina Athletics
The official Men's Basketball page for the North Carolina Heels

アトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)

基本情報
  • 名称: Atlantic Coast Conference
  • 愛称: ACC
  • 設立: 1953年
  • 放送: ESPN/the CW
  • HP: http://theacc.com/
加盟校(大まかな所在地)
ボストンカレッジは東海岸の古豪だ。
※テーブス流河選手(2024-)
シラキュース大学(ニューヨーク州)は2002-03にスーパーフレッシュマンのカーメロ・アンソニーに率いられてNCAAトーナメント制覇を達成した。
ピッツバーグ大学はカレッジバスケットボール黎明期からの超古豪だ。
バージニア大学はHCトニー・ベネット時代にNCAAトーナメント史上最大のアップセットと悲願のNCAAトーナメント制覇を成し遂げた。
バージニア工科大学はデル・カリーの出身校にも関わらず息子に奨学金オファーを出さなかった。
デューク大学(リサーチトライアングル)は名門中の名門だ。バスケ界の至る所にコーチKの息のかかった人間が潜んでいる。
ノースカロライナ大学(リサーチトライアングル)はマイケル・ジョーダンの母校だ。
ノースカロライナステイト大学(リサーチトライアングル)はノースカロライナ州のカレッジバスケ人気の火付け役だ。
ウェイク・フォレスト大学(ノースカロライナ州ピートモンドトライアド)はティム・ダンカンとクリス・ポールを輩出した。
クレムソン大学(サウスカロライナ州アップステイト)はフットボール校ながらカレッジバスケットボール
ジョージア工科大学(アトランタ)はクリス・ボッシュの母校だ。
フロリダステイト大学(タラハシー)はHCレナード・ハミルトン長期政権時代にNBA選手を大量に輩出した。
マイアミ大学(フロリダ) は2021年のNCAAの大幅なルール改定に乗って大成功を収めた。
ノートルダム大学(インディアナ州)もカレッジバスケットボール黎明期からの超古豪だ。
ルイビル大学(ケンタッキー州)はNCAAトーナメント優勝3度を誇る。
サザンメソジスト大学(ダラス)は名将HCラリー・ブラウン時代に瞬間的に強かった。
カリフォルニア大学バークレー校(ベイエリア)はケビン・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アブドゥル-ラヒーム、ジェイレン・ブラウン等を輩出している。
スタンフォード大学(ベイエリア)は1980年代後半~00年代前半まではNCAAトーナメント常連校だった。

アトランティック・コースト・カンファレンスはノースカロライナ州中心のカンファレンスだ。同カンファレンスは1953年にサザン・カンファレンスから独立して設立に至った。ノースカロライナ大学とデューク大学は名将の勇退後も成績を維持している。逆にBCとピッツバーグ大学は低迷を続けている。残りは代わり代わりに浮き沈みを繰り返している。2024年、カリフォルニア大学とスタンフォード大学がパック-12・カンファレンスの解散に伴って加盟してきた。また、サザンメソジスト大学もアメリカン・アスレティック・カンファレンスの衰退を受けて加入した。

@b_o_bros
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2025年10月、フォックススポーツとダゾーン(DAZN)は米国外でのアメリカンフットボールと男女バスケのサブリース契約を結んだ。2025-26、大半の試合は一定期間内に無料配信を予定されている。

チーム史

初期(1910-52)

主な成績
  • 全米No.1評価(1924)
  • NCAAトーナメント準優勝(1946)

1923-24、前ポストシーズントーナメント時代、ノースカロライナ大学は26勝0敗の成績でサザン・カンファレンスを制覇し、後にHelms Athletic FoundationとPremo-Porretta Power Pollで全米1位に評価された。

HCフランク・マクガイア時代(1952-61): バスケ部本格始動

主な成績
  • NCAAトーナメント優勝(1957)
  • リクルート
    レニー・ローゼンブルース(1953-57): 1957年1巡目6位指名
    ジョー・クイッグ(1954-58):1958年2巡目11位指名*
    トミー・カーンズ(1954-58): 1958年下位指名
バスケ部強化に着手

1952年、ノースカロライナ大学はノースカロライナステイト大学とデューク大学のバスケットボール注力を受けてバスケ部強化に乗り出した。そして、フランク・マクガイア(Frank Mcguire)が当時のカレッジバスケの中心地ニューヨークシティのセントジョーンズ大学から招聘された。翌1953年、リサーチトライアングル3校+ウェイク・フォレスト大学等はサザン・カンファレンスから離反してアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)を設立した。ノースカロライナ州のカレッジバスケットボールが本格始動した。

NCAAトーナメント初制覇
NCAAトーナメント初制覇
  • レニー・ローゼンブルース(1953-57): コンセンサスオールアメリカン1stチーム
  • ジョー・クイッグ(1954-58)
  • トミー・カーンズ(1954-58)

そして、1956-57、ノースカロライナ大学はレニー・ローゼンブルース(Lenny Rosenbruth)を中心に31勝0敗でNCAAトーナメント決勝に進出し、決勝戦ではウィルト・チェンバレンのカンザス大学をトリプルオーバータイムの末に打ち破り、NCAAトーナメント初制覇を成し遂げた。

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当時、所謂フレッシュマンルールが存在した。1年生の公式戦出場は1972-73まで認められていなかった。そのため、当時の選手達は1年次にジュニアバーシティやフレッシュマンチームとして非公式の2軍戦に出場していた。公式記録も3シーズン分しか存在しない。

HCディーン・スミス時代(1961-97): 苦労人のレジェンド

主な成績
  • 優勝×2(1982&93)
  • 準優勝×3(1968、77、81)
  • ファイナル4×6(1967、69、72、91、95、97)
正統派HC就任: フォグ・アレンの選手&AC経験者

正統派のコーチングツリー@カンザス大学
初代HCジェームス・ネイスミス博士: バスケの生みの親
↓師弟
第2代HCフォグ・アレン: コーチングの父
↓師弟
アドルフ・ラップ: ケンタッキー大学の名門化
ディーン・スミス: UNCの名門化

1961年、ノースカロライナ大学はバスケットボール注力続投を決めた。そして、超正統派のディーン・スミスがHCに迎えられた。一方、最初の5年間は選手の八百長等で前途多難だった。

人種の壁突破(1960年代後半)
3年連続ファイナル4
  • ラリー・ミラー(1964-68): 1968年下位指名
  • チャーリー・スコット(1966-70): 1970年下位指名

その後、手腕は遺憾なく発揮された。HCディーン・スミスは1964年にウィリー・クーパー(Willie Cooper)をUNC男子バスケ部初の選手として受け入れ、1966年にUNC初の黒人スポーツ奨学生チャールズ・スコットをリクルートし、人種差別の壁をぶち破った。そして、ノースカロライナ大学は1966-67にNCAAトーナメント復帰戦でファイナル4進出を果たし、翌1967-68にはもう1つ駒を進め、翌々1969-70に再びファイナル4まで登り詰めた。

@b_o_bros
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ウィリー・クーパーは1964-65だけでノースカロライナ大学を去っている。

もう1つの壁: UCLA
後チャールズ・スコット期
  • ジョージ・カール(1969-73): 1973年下位指名
  • ボビー・ジョーンズ(1970-74): 1974年1巡目5位指名
  • ダレル・エルストン(1970-74): 1974年下位指名
  • ドナルド・ワシントン(1971-73): 1975年下位指名
  • ボブ・マカドゥ(1971-72): 1972年1巡目2位指名
  • ミッチ・カプチャック(1972-76): 1976年1巡目13位指名

一方、もう1枚の壁は厚かった。1960~70年代はUCLA大王朝(NCAAトーナメント優勝10回)時代だった。つまり、優勝はかなり厳しかった。

戦国時代突入(1970年代半ば)
戦国時代
  • ウォルター・デイビス(1973-77): 1977年1巡目5位指名
  • トム・ラガルド(1973-77): 1977年1巡目9位指名
  • ジョン・キュースター(1973-77): 1977年下位指名
  • フィル・フォード(1974-78): 1978年1巡目2位指名
  • ダドリー・ブラッドリー(1975-79): 1979年1巡目13位指名
  • マイク・オウコーレン(1976-80): 1980年1巡目6位指名

1975年のUCLAのHCジョン・ウッデン勇退後、カレッジバスケの覇権争いが始まった。

3度目の正直(1980-81)
ロッタリーピックトリオ(1980-81)
  • アル・ウッド: 1981年1巡目4位指名
  • ジェームス・ウォージー: 1982年1巡目1位指名
  • サム・パーキンス: 1984年1巡目4位指名

1980-81、ノースカロライナ大学はアル・ウッド、ジェームス・ウォージー、サム・パーキンスのロッタリーピックトリオの才能でACCトーナメントを制覇し、久しぶりにNCAAトーナメント決勝戦に戻った。勝利の女神はボブ・ナイトとアイザイア・トーマスのインディアナ大学に微笑んだ。

苦節20年&伝説の始まり(1982-83)

1981年、意気消沈の中、マイケル・ジョーダンが降臨した。翌1981-82、UNCはジェームス・ウォージー、サム・パーキンス、MJの活躍で再び決勝の舞台に戻った。決勝戦の相手はパトリック・ユーイングのジョージタウン大学だった。試合は残り15秒のMJのジャンパーが決勝点となった。そして、ディーン・スミスは決勝進出4度目にして初の優勝を成し遂げた。

地味なメンツで優勝(1992-93)
主要リクルート
  • ジョージ・リンチ(1989-93): 1993年1巡目12位指名
  • マット・ウェンストロム(1989-93): 1993年ドラフト外
  • エリック・モントロス(1990-94): 1994年1巡目9位指名
  • デリック・フェルプス(1990-94): 1994年ドラフト外
  • ケルビン・サルバドーリ(1990-94): 1994年ドラフト外
  • ブライアン・リース(1990-94): 老舗高校オールアメリカン×2
  • パット・サリバン(1990-95): パレード・オールアメリカン
  • ドナルド・ウィリアムス(1991-95): 老舗高校オールアメリカン×2

1992-93、ノースカロライナ大学はMJ以降の倦怠期を乗り越えてNCAAトーナメント優勝を果たした。

ネクスト・ジョーダン・シンドローム(1993~97)
主な選手
  • ジェリー・スタックハウス(1993-95): 1995年1巡目3位指名
  • ラシード・ウォレス(1993-95): 1995年1巡目5位指名
  • ジェフ・マッキニス(1993-96): 1996年2巡目37位指名
  • シャモンド・ウィリアムス(1994-96): 1996年2巡目34位指名
  • アントワン・ジェイミソン(1995-98): 1998年1巡目4位指名
  • ビンス・カーター(1995-98): 1998年1巡目5位指名
  • マクタール・ンディエイ(1995-98): 1998年ドラフト外
  • ブレンダン・ヘイウッド(1997-2001): 2001年1巡目20位指名

ブランド確立後、次々とトップリクルートが加入した。1980年後半~2000年代前はマイケル・ジョーダンの影響力が最も強かった。そのため、ノースカロライナ大学のスター選手はしばしばネクスト・ジョーダンを期待された。

HCビル・ガスリッジ時代(1997-2000)

主な成績
  • ファイナル4(1998&2000)
  • NCAAトーナメント出場(1999)
  • リクルート
    ロナルド・カリー(1998-2001): 老舗高校オールアメリカン×2
    ジェイソン・ケイペル(1998-2002): マクドナルド・オールアメリカン
    クリス・ラング(1998-2002): 老舗高校オールアメリカン×2
    ジョセフ・フォーテ(1999-2001): 2001年1巡目21位指名

1997年晩夏、右腕ビル・ガスリッジ(Bill Guthridge)が急なディーン・スミスの引退によってHCを引き継いだ。そして、1997-98、ノースカロライナ大学はアントワン・ジェイミソンやビンス・カーター等の豪華なロスターでAP通信評最終1位の好成績からファイナル4まで駆け上がった。一方、翌年以降、リクルートも成績も冴えなかった。1999-2000のファイナル4はまぐれだ。ACCのリーグ戦とカンファレンストーナメントの成績は9勝8敗だった。その後、引退が発表された。

HCマット・ドハーティ時代(2000-03)

主な成績
  • NCAAトーナメント出場(2001)
  • リクルート
    アダム・ブーン(2000-02): パレード・オールアメリカン
    ニール・フィングルトン(2000-02): 老舗高校オールアメリカン×2
    ジャワッド・ウィリアムス(2001-05): 2005年ドラフト外
    レイモンド・フェルトン(2002-05): 2005年1巡目5位指名
    ショーン・メイ(2002-05): 2005年1巡目13位指名
    ラシャード・マキャンツ(2002-05): 2005年1巡目14位指名
    デイビッド・ノウェル(2002-06): 2006年2巡目39位指名

2000年夏、ディーン・スミスとビル・ガスリッジの敬虔な”ノースカロライナ大学教”信者探しの末、元教え子で当時ノートルダム大学HC2年目のマット・ドハーティ(Matt Doherty)が抜擢された。そして、2001-02、力不足が露呈した。8勝20敗は本格的な活動以降で断トツのワーストだった。翌2002-03、NCAAトーナメント不出場決定直後、辞任or解任の二択が突き付けられた。

HCロイ・ウィリアムス時代(2003-21): オールドスクールの継承者

主な成績
  • 優勝×3(2005、09、17)
  • 準優勝(2016)
  • ファイナル4(2008)
前任者の巨大な置き土産(2005)
自前リクルート
  • レイショーン・テリー(2003‐07): 2007年2巡目44位指名*
  • マービン・ウィリアムス(2004-05): 2005年1巡目2位指名

2003年、HCロイ・ウィリアムスが遂に誕生した。勧誘自体は1990年代から行われていた。その後、2004-05、ノースカロライナ大学は前任者の置き土産7名+自前リクルートのマービン・ウィリアムスの8名でNCAAトーナメント制覇を成し遂げた。

カレッジコーチの理想の体現(2005-09)
主要リクルート
  • タイラー・ハンズブロー(2005-09): 2009年1巡目13位指名
  • ダニー・グリーン(2005-09): 2009年2巡目46位指名
  • ボビー・フレイザー(2005-09): 老舗高校オールアメリカン×2
  • ブランデン・ライト(2006-07): 2007年1巡目9位指名
  • アレックス・スティーブンソン(2006-08): 2011年ドラフト外
  • タイ・ローソン(2006-09): 2009年1巡目18位指名
  • ウェイン・エリントン(2006-09): 2009年1巡目28位指名
  • デオン・トンプソン(2006-10): U19米国代表
  • エド・デイビス(2008-10): 2010年1巡目13位指名
  • ラリー・ドリュー(2008-11): 2013年ドラフト外
  • タイラー・ゼラー(2008-12): 2012年1巡目17位指名

HCロイ・ウィリアムスは3~4年在籍見込み&NBAレベルの選手でロスターを構成してしまった。通説上、カレッジバスケの強さは上級生の多さとなっている。そして、2008-09、ノースカロライナ大学は将来のNBA選手軍団でNCAAトーナメントを制覇した。

リターナーの反動
主要リクルート
  • トラビス・ウェア(2009-10): 2014年ドラフト外
  • デビッド・ウェア(2009-10): 老舗オールアメリカン×2
  • ジョン・へンソン(2009-12): 2012年1巡目14位指名
  • デクスター・ストリクランド(2009-13): 老舗高校オールアメリカン×2

2009年、反動が押し寄せた。豊富なリターナーは新入生の絞り込みとチームメイトの転校と表裏一体である。2007-08のローテーションは将来のNBA選手達で埋まっていた。出場時間も役割も見込まれない。そのため、2007年のリクルートはウォークオンだけだった。その後、アレックス・スティーブンソンも2008年にサザンカリフォルニア大学に転校した。そんな中、2005年と2006年高卒組がごっそり抜けた。2009-10、主力は下級生達だ。しかも、エド・デイビスとタイラー・ゼラーがシーズン中に故障で戦線を離れた。期待のウェア双子は大学レベルの適応に時間を要した。その結果、ノースカロライナ大学はNCAAトーナメント出場すら果たせなかった。

幻のNBA級上級生ローテーション
主要リクルート
  • ハリソン・バーンズ(2010-12): 2012年1巡目7位指名
  • ケンダル・マーシャル(2010-12): 2012年1巡目13位指名
  • レジー・バロック(2010-13): 2013年1巡目25位指名
  • ジェームス・マイケル・マカドゥ(2011-14): 2014年ドラフト外
  • PJ・へアストン(2011-14途中): 2014年1巡目26位指名

2011年、ローテーションが再び将来のNBA選手達で埋まった。2011-12、ノースカロライナ大学はAP通信評開幕前1位に評され、ACCのリーグ戦を14勝2敗の1位で切り抜け、NCAAトーナメントで第1シードからエリート8まで進んだ。一方、その後、主力3名がアーリーエントリーで去ってしまった。そのため、NBA級上級生ローテーション2は幻に終わった。

オールドスクールの証明(2012-17)
主要リクルート
  • ブライス・ジョンソン(2012-16): 2016年1巡目25位指名
  • マーカス・ペイジ(2012-16): 2016年2巡目55位指名
  • アイザイア・ヒックス(2013-17): 2017年ドラフト外
  • ケネディー・ミークス(2013-17): マクドナルド・オールアメリカン
  • ジャスティン・ジャクソン(2014-17):2017年1巡目15位指名
  • セオ・ピンソン(2014-18): 2018年ドラフト外
  • ジョエル・ベリー2世(2014-18): U17米国代表(2012)
  • ルーク・メイ(2015-19): UNCの顔
  • トニー・ブラッドリー(2016-17): 2017年1巡目28位指名

2015年、ローテーションがNBAレベルの上級生達で固まった。2015-16、ノースカロライナ大学は伝統的なトランジションと現代的なスペーシングを融合し、超ハイレベルなACCのリーグ戦とカンファレンストーナメントを制し、NCAAトーナメント本戦も順調に決勝戦まで勝ち上がった。一方、勝利の女神はクリス・ジェンキンスのブザービータースリーで対戦相手のビラノバ大学に微笑んでしまった。しかも、最上級生のブライス・ジャクソンとマーカス・ペイジがNBAに旅立ってしまった。そんな中、ビッグマンのステップアップがオフェンスの練成に繋がった。そして、2016-2017、HCロイ・ウィリアムスはトランジションとポストアップでオールドスクール味を強め、NCAAトーナメント第1シードを獲得し、全米No.1の栄冠をノースカロライナ州チャペルヒルに持って帰った。

時代錯誤(2018-21)
主要リクルート
  • キャム・ジョンソン(2017-19): 2019年1巡目10位指名
  • コービー・ホワイト(2018-19): 2019年1巡目7位指名
  • ナシーア・リトル(2018-19): 2019年1巡目25位指名
  • リーキー・ブラック(2018-23): 2023年NBAドラフト外
  • コール・アンソニー(2019-20): 2020年1巡目20位指名
  • アーモンド・ベイコット(2019-24): U18WC米国代表(2018)
  • デイロン・シャープ(2020-21): 2021年1巡目29位指名
  • ウォルカー・ケスラー(2020-21): 2022年1巡目22位指名
  • ケイラブ・ラブ(2020-23): 2025年ドラフト外

2018-19、ノースカロライナ大学はルーク・メイと2017年編入のキャム・ジョンソンにトップリクルートのコービー・ホワイトとナシーア・リトルを加え、折り返し地点から15勝2敗とポテンシャルを発揮し、NCAAトーナメントの第1シードから3回戦で新興勢力オーバーン大学に大敗喫した。しかも、戦力喪失の結果、翌2019-20は2001-02以来の負け越しに終わった。そして、2020-21、コロナ禍の先行き不透明さ、近い将来のNIL解禁、トランスファー大緩和、トランジション偏重の時代錯誤等の結果、HCロイ・ウィリアムスは引退を発表した。

日本と所縁の人物

ジェイソン・ケイペル(1998-2002)

日本歴
  • JBLアイシン・シーホース(2005-06)

ジェイソン・ケイペルは1998年にマクドナルド・オールアメリカンのピカピカのリクルートとしてノースカロライナ大学の門を叩き、1998-99の1年生次から平均30分弱の出場時間を勝ち取り、1999-2000に軌跡のファイナル4進出に貢献し、HCビル・ガスリッジとHCマット・ドハーティを支えた。

ジャワッド・ウィリアムス(2001-05)

日本歴
  • JBLレラカムイ北海道(2007-08)
  • BL1アルバルク東京(2017-19途中)
  • BL2越谷アルファーズ(2019-20途中)
  • BL1宇都宮ブレックス(2019途中-20)
  • BL1レバンガ北海道(2020-21)
  • BL2山形ワイヴァンズ(2021-22)
  • BL2長崎ヴェルカAC(2022-23)

ジャワッド・ウィリアムスは2001年高卒組のトップリクルートの1人と評され、2002-03の2年次から才能を開花させ、2004-05に自慢の得点力でNCAAトーナメント制覇に貢献した。

ジャッキー・マニュエル(2001-05)

日本歴
  • bj宮崎シャイニングサンズ(2010-11)

ジャッキー・マニュエル(Jackie Manuel)は2001年にHCマット・ドハーティにリクルートされ、2001-02から主力メンバーとして活躍し、2004-05に全37試合にスターターとして出場し、NCAAトーナメントを制覇した。

レイショーン・テリー(2003-07)

日本歴
  • BL1琉球ゴールデンキングス(2016-17)

レイショーン・テリーは2003年にHCロイ・ウィリアムスのリクルート一期生としてノースカロライナ大学に入学し、NCAAトーナメント制覇の先輩達と黄金期の後輩達の双方とプレーし、限定的な出場時間の中でパフォーマスを見せ、NBAドラフト指名に至った。平均出場時間は2003-04と2004-05の5分以下から2005-06と2005-06の平均20分以上と4~5倍の差だった。

アレックス・スティーブンソン(2006-08)

日本歴
  • BL1横浜ビー・コルセアーズ(2018途中-19)

アレックス・スティーブンソンは2006年のパレード・オールアメリカン選出ながら、黄金期のノースカロライナ大学の中でローテーションプレーヤー以上の役割を与えられず、2008年に家族の看病を理由にサウスカリフォルニア大学に転校した。

デオン・トンプソン(2006-10)

日本歴
  • BL1信州ブレイブウォリアーズ(2023-24)

デオン・トンプソンは2006-07の1年次からフィジカルでアドバンテージを取り、短い出場時間で得点を稼ぎ、翌2007-08からプログラム史上最強の布陣の中でスターターを勝ち取り、2008-09のNCAAトーナメント制覇や翌2009-10の反動シーズンを支えた。

デビッド・ウェア(2009-10)

日本歴
  • BL1大阪エヴェッサ(2017-18)

デビッド・ウェアは双子トラビス・ウェアと共に2009年のマクドナルド・オールアメリカンとパレード・オールアメリカンと2008年のU18WC米国代表に選出された。一方、多くのフレッシュマン然り、成熟度はカレッジレベルに至っていなかった。そのため、出場時間は限定的だった。しかも、2009-10、ノースカロライナ大学はNCAAトーナメントを逃した。そして、キャンパスの居心地の悪化の結果、UCLAへの転校が決まった。

ジェームス・マイケル・マカドゥ(2011-14)

日本歴
  • BL1サンロッカーズ渋谷(2020-24)
  • BL1島根スサノオマジック(2024-)

ジェームス・マイケル・マカドゥは2010年のU17米国代表メンバーに選出され、2011年に鳴り物入りでノースカロライナ大学に入学し、2010-11の無冠の帝王シーズンからローテーションの一角を担い、2012-13&2013-14の微妙な時期のスターターを務めた。

ルーク・メイ(2015-19)

日本歴
  • BL1茨城ロボッツ(2023途中-24)
  • BL1名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(2024-25)
  • BL2神戸ストークス(2025途中-)

ルーク・メイはノースカロライナ大学ファンとして育ち、2014-15の高校4年次にスリースターながらスポーツ奨学金の内定を勝ち取り、2016-17にNCAAトーナメント準々決勝のケンタッキー大学(75-73)でキャリアハイの17得点でNCAAトーナメント制覇に貢献し、2017-18と2018-19に高いストレッチビッグ性からポストアップとスペーシングでオフェンスの根幹を成し、平均ダブルダブルでチームの顔となった。

ナシーア・リトル(2018-19)

日本歴
  • BL1千葉ジェッツ(2025-)

ナシーア・リトルは2018-19にシューティングの課題(3pt: 26.9%)を露呈し、強引なワン&ダンの結果、2019年のNBAドラフトで2018年の高校最終学年次のトップ指名候補から1巡目25位指名にまで落ちた。

現地観戦

アクセス

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ホームアリーナ
基本情報

名称: Dean E. Smith Center
住所: 300 Skipper Bowles Dr, Chapel Hill, NC 27514

ホームアリーナはキャンパス内のDean Smith Centerだ。アクセスは「ダーラム/ローリー・ダーラム国際空港: ローカルバス」「ローリー: 無し」となっている。

@b_o_bros
@b_o_bros

カロライナ・バスケットボール・ミュージアムがキャンパス内にある。

チケット

強豪校のチケットはオンライン購入で良いだろう。チケット売り場はやや混み合う。英語のやり取りも必要だ。チケット価格は強豪校同士の試合でも定価だ。満席率は概ね60~70%程度である。例外的なチケットの高騰や売切れは伝統の一戦やスーパースター選手出場試合だけだ。

@b_o_bros
@b_o_bros

デューク大学-ノースカロライナ大学戦は高額だ。在校生すらも2022年に在学中の1試合分のチケット保証を取っ払われてしまった。その他はキャパシティのおかげで意外と安い。

グッズ

直営店
直営店
  • NCAAショップ*
  • カンファレンスストア*
  • ブックストア: 教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋
  • チームストア(アリーナ/スタジアム併設): 品揃え△
*実店舗無し

NCAAショップとカンファレンスストアは申し訳程度にオンラインストアを構えている。そして、唯一のオススメはメインのブックストアだ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、生活必需品全般がカレッジロゴや名前入りで売られている。立地はキャンパス内or付近にある。サブのブックストアやチームストアは品揃え的に微妙だ。

専門オンラインサイト: ファナティクス系列

ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている

一般小売店
一般小売店
  • スポーツ用品店
    Dick’s Sporting Goods
  • デパート
    Macy’s
    Nordstorm
  • ファンショップ

最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。

選手個人サイト/SNSアカウント

NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。

JVチーム

試合3時間前にノースカロライナ大学のジュニアバーシティチーム(2軍)の試合が行われる場合がある。JVチームは、NCAA D2やD3や高校では一般的ではあるものの、NCAA D1においては片手に収まるほどしかない。対戦相手は四年制大学、短大、プレップスクール等様々だ。

@b_o_bros
@b_o_bros

実は1972年まではJVチームは当たり前だった。当時、NCAAは1年生の公式戦出場を禁じていたためだ。そのため、各校は1年生用にJVチームを用意していた。フレッシュマンルール廃止後、多くのJVチームの消滅の中、UNCではディーン・スミスは一般学生へのチャンスとしてJVチームを残した。ちなみに、2019-20にJV出身選手2名が1軍の試合出場に至っている。

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アトランティックエリア

リッチモンド(バージニア州)

  • NCAA D1(中堅): バージニアコモンウェルス大学(VCU)
  • NCAA D1(中堅): リッチモンド大学

ノーフォーク(バージニア州)

  • NCAA D1(中堅): オールド・ドミニオン大学
  • NCAA D1(中堅): ハンプトン大学
  • NCAA D1(中堅): ノーフォークステイト大学
  • NCAA D1(中堅): ウィリアム&メアリー大学

バージニア大学(シャーロッツビル)

リンチバーグ(バージニア州)

  • NCAA D1(強豪): バージニア工科大学
  • NCAA D1(中堅): リバティ大学
  • NCAA D1(中堅): VMI
  • NCAA D1(中堅): ジェームス・マディソン大学
  • NCAA D1(中堅): ロングウッド大学
  • NCAA D1(中堅): ラドフォード大学

リサーチトライアングル(ノースカロライナ州)

ピートモンドトライアド(ノースカロライナ州)

アッシュビル(ノースカロライナ州)

  • NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学アッシュビル校
  • NCAA D1(中堅): アパラチアンステイト大学
  • NCAA D1(中堅): ウェスタンカロライナ大学
  • NCAA D1(中堅): テネシー工科大学

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  • NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学ウィルミントン校
  • NCAA D1(中堅): コースタルカロライナ大学

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バージニア州-ノースカロライナ州-サウスカロライナ州-ジョージア州をバスケに特化して紹介!!

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大学一覧

大学一覧
NCAA D1大学一覧(当ブログ掲載のみ)

バスケ留学解説

【バスケ留学解説】富永啓生選手編(完全版)
富永啓生選手、レンジャーカレッジ、NJCAA、ネブラスカ大学について解説!!

NCAAの視聴方法

  • NBA軸
  • NCAA軸
  • サ終

参考

Hubert Davis(goheels.com)
U basketball program accused of academic fraud(web.archive.org)
North Carolina Tar Heels School History(sports-reference.com)
UNC Basketball Legend Lennie Rosenbluth Dies at 89(si.com)
Top 10 Players of the Dean Smith Era(bleacherreport.com)
Scott and Smith gave new look to Tobacco Road(espn.com)
Retracing the Histories of “The Next Michael Jordans”(theringer.com)
10 things you don’t know about UNC’s Luke Maye(charlotteobserver.com)
Did you know there are college junior varsity basketball teams? North Carolina has one(chicagotribune.com)

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