※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
ロヨラ・メリーマウント大学
- 名称: Loyola Marymount University
- 愛称: LMU/Lions
- 所属: WCC
- 成績
2024-25: 17勝15敗(8勝10敗)
2023‐24: 12勝19敗(5勝11敗)
2022-23: 19勝12敗(9勝7敗)
2021-22: 11勝18敗(3勝12敗)
近年の話: 新HCと留学生
- HC交代(2020)
| ロスター(2025-26) |
|---|
| ジェイレン・シェリー(Jalen Shelley) ★4 USC(2024-25) LMU(2025-) |
2020年のHCスタン・ジョンソン(Stan Johnson)就任以降、成績は可もなく不可もなくだ。近年、ウェスト・コースト・カンファレンスはサンフランシスコ大学やサンタ・クララ大学の復興やワシントンステイト大学とオレゴンステイト大学の加入で強くなっている。NCAAトーナメント出場はほぼ無理だ。一応、2022-23、LMUはWCCビッグ3のゴンザガ大学、ブリガム・ヤング大学、セントメアリーズ大学に勝利している。前任者マイク・ダンラップ(Mike Dunlap)は、2018年頃から米国外から積極的にリクルートし、2019-20には8名が留学生となっていたものの、志半ばで解雇となってしまった。
ウェスト・コースト・カンファレンス
- 名称: West Coast Conference
- 愛称: WCC
- 設立: 1952年
- 本部: カリフォルニア州サンブルーノ
- 放送: CBS/ESPN
- HP: wccsports.com
| 加盟校(大まかな所在地) |
|---|
| ゴンザガ大学*(スポーケン)は世界中から選手をリクルートして毎年全米トップレベルのチームを築いている。 |
| ワシントンステイト大学*(スポーケン)は2000年代のトニー・ベネット就任時に瞬間的に強かった。最も有名な選手はクレイ・トンプソンだろう。 |
| シアトル大学はエルジン・ベイラーの母校だ。 |
| ポートランド大学は岡山恭崇氏、伊藤大司選手、渡辺飛勇選手、タヒロウ・ディアバテ(帝京長岡高卒)、山之内ウィリアムス選手と日本と馴染み深い。 |
| オレゴンステイト大学*(コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
| セントメアリーズ大学(ベイエリア)はオセアニアとのコネクションで知られている。 |
| サンタ・クララ大学(ベイエリア)はスティーブ・ナッシュの母校だ。 |
| サンフランシスコ大学(ベイエリア)はビル・ラッセル時代にNCAAトーナメント連覇を達成した。 |
| パシフィック大学(カリフォルニア州ストックトン)はジョン・バリーや1998年1巡目1位のマイケル・オロウォカンディの出身校だ。 |
| ロヨラ・メリーマウント大学(LA)はHCポール・ウェストヘッド時代の数々の記録とハンク・ギャザーズの悲劇で知られている。 |
| ペッパーダイン大学(LA)は1970年代にNBA選手を量産している。 |
| サンディエゴ大学はしばしば米国代表やNBA球団のキャンプ地として利用される。 |
ウェスト・コースト・カンファレンスは西海岸のノンフットボール校中心に組織されている。2023年の強豪ブリガム・ヤング大学のビッグ12・カンファレンス移籍以降、戦いは激化している。ゴンザガ大学の圧倒的な力とセントメアリーズ大学の安定感は変わらない。一方、サンフランシスコ大学とサンタ・クララ大学がリクルート力で差を縮めてきている。ワシントンステイト大学とオレゴンステイト大学が2024年にパック-12・カンファレンスの活動休止に伴って一時的に加入してきた。2025年加入のシアトル大学もダークホースだ。
チーム史
HCエド・ゴージアン時代(1980-85)
- NBA選手輩出
フォレスト・マッケンジー(1981-86): 1986年下位指名
キース・スミス(1982-86): 1986年2巡目45位指名
HCポール・ウェストヘッド時代(1985-90)
- エリート8(1990)
- NCAAトーナメント出場×2(1988&89)
- NCAAトーナメント初勝(1988)
- NBA選手輩出
コーリー・ゲインズ(1986-88): 1988年下位指名
ボー・キンブル(1986-90): 1990年1巡目8位指名
曲者のセカンドチャンス
1980年代後半はLMUの代名詞だ。1985年、LMUはポール・ウェストヘッドをHCに招聘した。同氏は1979-80にNBAロサンゼルス・レイカーズHC1年目ながらマジック・ジョンソンとカリーム・アブドゥル-ジャバ―を擁してNBA制覇を果たしながら、自身の哲学を曲げず、選手達と仲違いを起こし、1981-82の序盤に解雇され、次のシカゴ・ブルズHCも1シーズンに終わり、NBAから干されていた。そんな中、1985-86、成績は大幅なロスターの入替無しに改善された。
才能の巡り合わせ
1986年、サザンカリフォルニア大学はHCスタン・モリソン(Stan Morrison)を解任した。その結果、ハンク・ギャザーズとボー・キンブルは編入先模索の中で地元フィラデルフィアの世話人の助言からHCポール・ウェストヘッドを選んだ。加えて、コーリー・ゲインズもUCLAから活躍の場を求めて編入してきた。一方、当時のNCAAのルールは編入直後のシーズンのプレーを許していなかった。また、前シーズンのキース・スミスとフォレスト・マッケンジーもNBAに巣立ってしまった。そのため、1986-87は転換期としてイマイチな成績に終わった。
初陣(1987-88)
1987-88、ハンク・ギャザーズ、ボー・キンブル、コーリー・ゲインズの元LA名門校選手3名とハイペースのオフェンスは相性抜群だった。LMUは2勝3敗から22連勝を飾り、AP通信評の最終週で15位と評され、NCAAトーナメント出場を果たし、1回戦でワイオミング大学を破り、NCAAトーナメント初勝利も挙げた。
ハンク・ギャザーズ&ボー・キンブル体制
1988-89、ハンク・ギャザーズは高速ペースの恩恵で平均32P13Rのモンスタースタッツを記録し、NBAドラフトのロッタリー指名候補にまで株を上げた。その後、アーリーエントリーは母の要望の家族最初の学位取得のために見送られた。スタッツのインフレはボー・キンブル(16.8P/4.2R)、LMU殿堂入りのジェフ・フライヤー(22.9P/3.4R)、エノック・シモンズ(18.7P/4.0R)とスターターの数字に露骨に出ていた。
前兆
1989-90、LMUは平均得点122.4点-平均失点108点のシーズンを送っていた。一方、心臓の問題も見つかっていた。1989年12月4日のUCサンタバーバラ戦、ハンク・ギャザーズは突如としてコートに倒れこんでしまった。幸い、この時、命に別条はなかった。
悲劇
その矢先、1990年3月4日のポートランド大学戦のアリウープダンク直後、ハンク・ギャザーズは再びコートで倒れこみ、心臓発作で病院に搬送され、帰らぬ人となってしまった。
快進撃
その後、LMUは快進撃を続けた。同校はNCAAトーナメントに第11シードで出場し、ニューメキシコステイト大学のアップセット後、2回戦も将来のNBA選手6名のミシガン大学に149-115で快勝し、スウィート16ではアラバマ大学に真逆の62-60のロースコアゲームで勝利し、エリート8進出を果たした。

故ハンク・ギャザーズは生前に左手のフリースロー成功で話題を呼んでいた。そのため、ボー・キンブルはNCAAトーナメント1回戦で左手でFTを放って見事に成功させた。
HCロドニー・テンション時代(2005-08)
- NBA選手輩出
オーランド・ジョンソン(2007-08): 2012年2巡目36位指名
オーランド・ジョンソンは2007-08にフレッシュマンながらトップスコアラーとして活躍し、2008年のHCロドニー・テンションの解雇を機にカリフォルニア大学サンタバーバラ校に編入し、2012年のNBAドラフト2巡目36位でサクラメント・キングスから指名を受けた。
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2025年10月、フォックススポーツとダゾーン(DAZN)は米国外でのアメリカンフットボールと男女バスケのサブリース契約を結んだ。2025-26、大半の試合は一定期間内に無料配信を予定されている。
ペッパーダイン大学
- 名称: Pepperdine University
- 愛称: Waves
- 所属: West Coast Conference
- 成績
2024-25: 13勝22敗(5勝13敗)
近年の話: 第2次HCローレンゾ・ラマー時代終了
- HC交代(2024)
HCエド・シリング(2024-)
HCロレンゾ・ラマー(2018-24) - NBA選手輩出
ケスラー・エドワーズ(2018-21): 2021年2巡目44位指名
マックス・ルイス(2021-23): 2023年2巡目40位指名
2024年、第2次HCローレンゾ・ラマー(Lorenzo Romar)時代が幕を閉じた。一応、リクルートは光った。2021年、ケスラー・エドワーズが復帰後のNBA第一号となった。マックス・ルイスがプログラム史上2番目に最高のリクルートだった。一方、成績は相変わらず冴えなかった。そして、ペッパーダイン大学はエド・シリング(Ed Schilling)にセカンドチャンスを与えた。1997~2003年のライトステイト大学時代の成績は75勝93敗とイマイチだった。そのため、直近20年以上は高校HCやハイメジャー校ACだった。
チーム史
HCゲイリー・コルソン時代(1968-79)
- スウィート16(1976)
- NBA選手輩出
ウィリアム・エイブリット(1970-73): 1973年下位指名
アラン・ジョーンズ(1971-74): 1974年下位指名
マルコス・リート(1973-76): 1976年下位指名
デニス・ジョンソン(1975-76): 1976年2巡目29位指名
アート・アレン(1974-77): 1975年下位指名/1977年下位指名
オーリー・マットソン(1974-79): 1979年下位指名
レイ・エリス(1975-79): 1979年下位指名
リカルド・ブラウン(1978-80): 1979年下位指名
WCC史上最高のスコアラーの1人
ウィリアム・”バード”・エイブリット(William Bird Averitt)は1970-71に大王朝時代UCLAの一年生試合で2試合計87点を挙げ、翌1971-72に平均28.9点を記録し、1972-73には平均33.9点でNCAAの得点王に輝いた。現在、平均33.9点(1972-73)と通算平均31.4点(1972-73&1973-74)はWCC史上最高記録となっている。

超遅咲き
デニス・ジョンソンは小柄な補欠選手からバスケ殿堂入りへの超成り上がりだ。高校時代は無名の補欠選手に終わった。理由は173cm程度の平均的な身長だ。そのため、高校卒業後の進路はフォークリフトの運転手だった。そんな中、身長が193㎝にまで伸びた。そして、市民大会の活躍がロサンゼルス・ハーバー短大のコーチの目に留まった。そして、急遽、学生アスリートの道が始まった。一方、リクルートは短大の活躍の割には少なかった。NCAA D1校はHCゲイリー・コルソンだけだった。1975-76、ペッパーダイン大学はNCAAトーナメント2回戦(スウィート16)進出を果たした。
第1次HCトム・アズビリー時代(1988-94)
- NBA選手輩出
ダグ・クリスティ(1989-92): 1992年1巡目17位指名
ジェラルド・ブラウン(1993-98): 1998年ドラフト外
ダグ・クリスティは3年次と4年次にカンファレンス最優秀選手賞の活躍でチームを2年連続のNCAAトーナメントに導いた。
第1次HCロレンゾ・ロマー時代(1996-99)
- NBA選手輩出
ブランドン・アームストロング(1998-2001): 2001年1巡目23位指名
HCロレンゾ・ロマ―(Lorenzo Romar)は1997-98の17勝10敗と1998-99の19勝13敗のそこそこの好成績を残し、ブランドン・アームストロングをリクルートし、僅か3年で古豪セントルイス大学に栄転した。

ロレンゾ・ロマ―は2002~17年に名門ワシントン大学でブランドン・ロイ、アイザイア・トーマス、ネイト・ロビンソン、マーケル・フルツ、トニー・ローテン等の地元シアトルの有望選手をNBAに送り込んでいる。
HCジャン・バン・ブレダ・コフ時代(1999-2001)
- NCAAトーナメント出場(2000)
HCジャン・バン・ブレダ・コフ(Jan van Breda Kolff)は1999年にバンバ―ビルト大学の解雇直後に拾われ、1999-2000に前任者のリクルートを率い、ウェスト・コースト・カンファレンスのリーグ戦を1位で通過し、NCAAトーナメント招待を受け、翌2001年に古豪セントボナベンチャー大学に栄転した。
HCバンス・ウォルバーグ(2006-08途中)
- NBA選手輩出
マイケル・トンプソン(2007-11): 2011年ドラフト外
HCバンス・ウォルバーグ(Vance Walberg)は前任地フレズノシティ短大でドリブルドライブモーションオフェンスを発展させ、2003~06年に131勝11敗と2004-05のCCCAA制覇の成績を残し、バスケ界から注目されていた。そんな中、2008年1月、一身上の都合の退任が決まった。兄マイケル・トンプソン(Mychel Thompson)は2007-08~2010-11にチーム史上歴代4位のスリーポイントを成功させた。
第2次トム・アスビー時代(2008-11)
第2次ロレンゾ・ロマ―時代(2018-24)
- NBA選手輩出
ケスラー・エドワーズ(2018-21): 2021年2巡目44位指名
マックス・ルイス(2021-23): 2023年2巡目40位指名
リクルートは光った。2021年、ケスラー・エドワーズが復帰後のNBA第一号となった。マックス・ルイスがプログラム史上2番目に最高のリクルートだった。
カリフォルニアステイト大学ロングビーチ校
- 名称: California State University, Long Beach
- 愛称: Long Beach State/49ers/LBSU
- 所属: Big West Conference
- 成績
2024-25: 7勝25敗(3勝17敗)
近年の話: 約10年振りのカンファレンス1位
- HC交代(2024)
HCクリス・アッカー(2024-)
HCダン・モンソン(2007-24) - カンファレンス1位(2021-22)
- 元スター高校生2名在籍(2020-21)
アイザイア・ワシントン: ジェリーレイアップ
ジョー・ハンプトン: オークヒル高校出身
| ロスター(2024-25) |
|---|
| デビン・アスキュー(Devin Askew)→ビラノバ大学転校 |
2023-24、奇妙な事が起こった。HCダン・モンソンはシーズン終盤に解任を言い渡された。一般的にシーズン途中のHC解雇後は代理HCにチームの指揮を任される。そんな中、任期はシーズン終了までとなった。そして、ロングビーチステイト大学はビッグ・ウェスト・カンファレンスのカンファレンストーナメントを制し、NCAAトーナメント出場にこぎ着けてしまった。現HCクリス・アッカー(Chris Acker)は2022-23にサンディエゴステイト大学ACとしてNCAAトーナメント決勝を経験している。2024-25、元5つ星のデビン・アスキューが平均18.9点を記録して5校目のビラノバ大学に転校していった。
ビッグ・ウェスト・カンファレンス
- 名称: Big West Conference
- 設立: 1969年
- 本部: カリフォルニア州アーバイン
- 放送: ESPN
- HP: www.bigwest.org
| 加盟校(大まかな所在地) |
|---|
| UCアーバイン校(LA)はビッグ・ウェスト・カンファレンスの覇者だ。 |
| UCリバーサイド校(LA):は2020-21にアジア系初のNCAA D1 HCマイク・マグパヨを採用した。 |
| UCデイビス校(サクラメント)は2020-21に渡辺飛勇選手がプレーしていた。 |
| UCサンタバーバラ校はブライアン・ショーの母校として知られている。 |
| UCサンディエゴ校は2020-21からD1に昇格した。 |
| CSUフラートン校(LA)はブライアン・ボーウェンの母校だ。 |
| CSUベイカーズフィールド校は2020年にウェスタン・アスレティック・カンファレンスから移籍してきた。 |
| CSUロングビーチ校(LA)は1970年代前半に全米トップクラスの実力を誇っていた。同校は同カンファレンスのパシフィック・コースト・アスレティック・カンファレンス時代からの唯一のオリジナルメンバーだ。 |
| CSUノースリッジ校(LA)は高橋マイケルの出身校だ。 |
| カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学(セントラルコースト)はデビッド・ヌワバの出身校だ。 |
| ハワイ大学は20世紀初頭の大学バスケ黎明期から世界中にバスケ人在を輩出している。 ※ジェイコブス昌選手(2023-25)→フォーダム大学(2025-) ※伊久江ロイ選手(2024-25)→プロ転向(2025) |
ビッグ・ウェスト・カンファレンスはカリフォルニア州の大学とハワイ大学で構成されている。UCアーバインとUCサンタバーバラが安定して強い。
チーム史
HCジェリー・ターケニアン時代(1968-73)
- エリート8×2(1971&72)
- スウィート16×2(1970&73)
- NBA選手輩出
サム・ロビンソン*(1968-70): 1970年下位指名
ビル・ジャンカス(1969?-70): 1970年下位指名
ジョージ・トラップ*(1969-71): 1971年1巡目5位指名
チャック・テリー*(1970-72): 1972年2巡目29位指名
エリック・マクウィリアムス*(1970-72):1972年下位指名
ボブ・リン*(1970-72): 1972年下位指名
エド・ラトレフ(1969-73): 1973年1巡目6位指名
ネイト・ステフェンズ(1971?-73): 1972年下位指名/1973年下位指名
ラモント・キング*(1971-73): 1973年下位指名
レナード・グレイ(1970-74): 1973年下位指名/1974年2巡目26位指名
グレン・マクドナルド(1970-74): 1974年1巡目17位指名
ロスコ・ポンデクスター(1971-74): 1974年下位指名
ロングビーチステイト大学は1968年のパシフィック・コースト・アスレティック・アソシエーション(現ビッグ・ウェスト・カンファレンス)の設立を機に運動部の本格的な活動を開始した。そして、将来のバスケ殿堂入りHCジェリー・ターケニアンがHCに採用された。同氏は地元南カリフォルニアの複数の短大で優秀な成績を収めていた。その後、1969-70、PCAAのリーグ戦も始まった。そして、同校は僅か5年間で無名校から全米トップ校へと登り詰めた。理由は革新的な手法にあった。トライアウトやスカウティングは時にNCAAの規則を超越していた。しかも、ロスターは短大編入生で組織されていた。また、黒人選手が積極的にコートに送り込まれた。当時、黒人選手は暗黙の了解でリベラルな地域でもコート上に1人となっていた。その結果、NCAAトーナメント出場は2シーズン目から当たり前となり、計9名がオールアメリカンに選ばれた。一方、NCAAはアウトローな手法を良く思わなかった。選手とギャンブラーの繋がりや低い卒業率等も問題視された。そのため、当時の記録は公式記録から抹消されている。

ジェリー・ターケニアンは1973年にネバダ大学ラスベガス校(UNLV)のオファーを受けた。当時、ラスベガスは開拓段階でただの砂漠である。つまりは都落ちでだ。そんな中、同氏はNCAA規則や法律に囚われず、素行不良や学業不振のいわくつき物件を積極的に受け入れ、1990年にはNCAAトーナメント制覇も達成し、約20年間トップに君臨し続けた。現在、他大生の編入は最も手堅いチーム補強法となっている。
HCルート・オルソン時代(1973-74)
- プログラム史上最高勝率(1974)
- NBA選手輩出
クリフ・ポンデクスター(1973-74): 1974年1巡目16位指名
ボブ・グロス(1973-75): 1975年2巡目25位指名
1973年、ルート・オルソン(Lute Olson)が地元ロングビーチステイト短大での成績を評価されてHCに就任した。そして、1973-74、LBSUはNCAAトーナメント出場禁止の制裁の中で24勝2敗(AP最終10位)の成績を残した。一方、同氏は不信感を抱いていた。大学運動部局はオファー打診時にNCAAの観察処分の存在を隠していた。その結果、在任期間は僅か1シーズンに終わった。

その後、ルート・オルソンは1974~83年にアイオワ大学をNCAAトーナメント常連校に仕立て上げ、1983~2007年にアリゾナ大学をゼロからパワーハウスに築き上げた。
HCドワイト・ジョーンズ時代(1974-78)
- NCAAトーナメント出場(1977)
- NBA選手輩出
マイケル・ワイリー(1976-80): 1980年2巡目39位指名
リッキー・ウィリアムス(1976-79): 1979年下位指名
1974年、ACドワイト・ジョーンズがHCに昇格した。同氏はジェリー・ターケニアンとルート・オルソンの2人に師事していた。そして、ロングビーチステイト大学は1976-77に数年ぶりのNCAAトーナメント出場を果たした。
HCテックス・ウィンター時代(1978-83)
- AP通信評15位(1978-79)
- NIT出場(1979-80)
- NBA選手輩出
クレイグ・ホッジス(1978-82): 1982年下位指名
クレイグ・ダイクマ(1979-81): 1981年下位指名
テックス・ウィンター(Tex Winter)はフィル・ジャクソンの師匠だ。同氏は南カリフォルニア大学で考案者サム・バリー(Sam Barry)から直々にトライアングルの原案を学び、1950~60年代にカンザスステイト大学でトライアングルの実用化に成功して好成績を残した。一方、当時、評価はイマイチだった。そのため、その後の四半世紀はシカゴ・ブルズ漂着まで流浪生活となった。ロングビーチステイト大学も中継地の1つだ。そして、最大の功績はNBAスリーポイントコンテスト3連覇のクレイグ・ホッジスの発掘だろう。
HCセス・グリーンバーグ時代(1990-96)
- NCAAトーナメント出場×2(1993&95)
- AP通信評25位(1992-93)
- NBA選手輩出
ブライオン・ラッセル(1990-93): 1993年2巡目45位指名
ルシアス・ハリス(1989-93):1993年2巡目28位指名
ジュアクイン・ホーキンス(1992-96): 1996年ドラフト外
ジェームス・コットン(1993-97): 1997年2巡目33位指名
HCセス・グリーンバーグ(Seth Greenburg)は久方ぶりのNCAAトーナメントをもたらした。1990-91~1992-93のブライオン・ラッセルとルシアス・ハリス時代は黄金期だ。そして、1992-93、ロングビーチステイト大学はUNLV、ニューメキシコステイト大学、ユタステイト大学を撃破してAP通信評25位と評され、ビッグ・ウェスト・カンファレンのカンファレンストーナメントも制し、NCAAトーナメントに舞い戻った。その後、1994-95、NCAAトーナメント出場が運の良さで叶っている。
HCダン・モンソン時代(2007-24)
- NCAAトーナメント出場×2(2012&24)
- NBA選手輩出
ジェームス・エニス(2011-13): 2013年2巡目50位指名
ジェームス・エニス三世期(2011-13)
2011-12、ロングビーチステイト大学は短大編入生のジェームス・エニス三世の力でNCAAトーナメント出場を果たした。
元スター高校生(2021-22)
2020-21、アイザイア・ワシントンとジョー・ハンプトンの元スター高校生2名が編入してきた。翌2021-22、同校は約10シーズンぶりにビッグ・ウェスト・カンファレンスのリーグ戦優勝を果たした。
日本と所縁の人物
ジュアクイン・ホーキンス(1992-96)
- JBLトヨタ自動車(2000-01)
- JBL松下電器(2005-06)
- JBL日立(2006-07)
ジュアクイン・ホーキンスは1995-96にスターターとしてロングビーチステイト大学のNCAAトーナメント出場に貢献し、2000-01のトヨタ自動車等の武者修行を経て、2002-03にヒューストン・ロケッツで58試合に出場し、2005年に日本に戻ってきた。
ジェームス・エニス三世(2011-13)
- BL2鹿児島(2024途中-)
ジェームス・エニス三世は2009-10のオックスナード短大と2010-11のベンチュラ短大を経て、2011年にLBSUに編入し、2011-12に主力選手としてNCAAトーナメント進出に貢献し、翌シーズンにカンファレンス最優秀選手賞の活躍でチームを牽引した。
カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校
- 名称: California State University, Northridge
- 愛称: Matadors/CSUN
- 所属: Big West Conference
- 成績
2024-25: 22勝11敗(14勝6敗)
2023-24: 19勝15敗(9勝11敗)
近年の話: いわくつき物件の再犯
- NCAA規則違反(2022)
観察処分×3年間
$5,000+男子バスケ部予算1%の罰金
リクルートコミュニケーション1週間自粛(2022-23)
リクルートの大学非公式訪問1週間自粛(2022-23)
当該HCの3年間のショウコーズ処分+初年度活動日40%の謹慎
当該AC2名の2年間のショウコーズ処分 - NBA選手輩出
アライジャ・ハークレス(2018-20): 2023年ドラフト外
2018年、マーク・ゴットフリード(Mark Gottfried)がHCに招聘された。その後、1995年NCAAトーナメント制覇@UCLAのジム・ハリック(Jim Harrick)がACに就いた。一方、両者はNCAA規則違反歴有りのいわくつき物件だった。また、元NBAオールスターのモー・ウィリアムスもスタッフに入閣していた。そして、2022年、案の定、NCAA規則違反が発覚した。2020年3月以降、NCAAは新型コロナウィルスを鑑みてリクルート行為全般を1年以上禁止した。そんな中、計スタッフ4名がリクルートのキャンパス招待、キャンパス外での食事提供、トライアウト実施、アスレティックウェアの供与、ブースターとの面会、他大学の学生アスリートへの接触等に加担していた。そのため、2022-23は暫定HCトレント・ジョンソン体制となった。その後、アンディ・ニューマン(Andy Newman)が正HCに迎えられた。
チーム史
HCピート・キャシディ時代(1971-96)
NCAA D1昇格(1990)
1990年、カルステイト大学ノースリッジ校運動部はNCAA D1に昇格した。受け入れ先は未だに決まらなかった。1991-92以降、インディペンデント校はNCAAトーナメント招待を受けていない。そのため、1994年、同校は同じ境遇のサザンユタ大学、カリフォルニアステイト大学サクラメント校、カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学とアメリカ・ウェスト・カンファレンスを組織した。一方、NCAAトーナメントのオートマティック枠は付与されなかった。その後、加盟校の増加も見込まれなかった。その結果、1996年、解散が決まった。
HCボビー・ブラスウェル時代(1996-2013)
- NCAAトーナメント出場×2(2001&08)
NCAAトーナメント初出場(2000-01)
1996年、カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校はビッグ・スカイ・カンファレンスの加盟を許された。そして、卒業生ボビー・ブラスウェル(Bobby Braswell)がNCAA D1 HCのチャンスを与えられた。そして、2000-01、NCAAトーナメント初出場が決まった。
ビッグ・ウェスト・カンファレンス加盟
2001年、カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校はビッグ・ウェスト・カンファレンスに戦いの場を移した。大半の加盟校はカリフォルニア州内に位置している。つまり、移動時間と費用の削減が見込まれる。そんな中、NCAA規定違反が発覚した。そのため、ポストシーズントーナメント出場停止処分が下された。その後、2008-09、同校はポストシーズントーナメント出場停止処分明けにNCAAトーナメント復帰を果たし、1回戦でタイリーク・エバンスのメンフィス大学と熱戦を演じ、称賛を浴びた。その矢先、2013年、再び複数の不祥事が発覚した。そのため、契約更新は見送られた。
HCレジー・ティウス時代(2013-18)
- リクルート
Stephen Maxwell(2011-15)
Amir Garret(2013-14)
元NBAオールスターのレジ―・ティウスはリクルートで力を発揮した。一方、学業成績改竄等が発覚した。そのため、在任期間は僅か5シーズンに終わった。
日本と所縁の人物
高橋マイケル(1994-95)
1994年、元日本代表の高橋マイケル選手(Michael Dorsey)が地元ロサンゼルスシティ短大から編入し、1994-95にチームのトップスコアラーとして活躍し、翌1995-96にラストシーズンの選手資格を破棄していすゞ自動車に加入した。
コービー・パレス(2017-18)
- BL1新潟アルビレックスBB(2021-22)
- BL2アルティーリ千葉(2022-23)
コービー・パレスは2017年にクレイトン大学からCSUノースリッジ校に編入し、2016-17にレッドシャツとして過ごし、2018年のHCレジー・ティウスのNCAA規則違反の発覚に伴って退学した。
カリフォルニアステイト大学フラートン校
- 名称: California State University, Fullerton
- 愛称: Titans
- 所属: Big West Conference
- 成績
2024-25: 6勝21敗(1勝19敗)
2023-24: 14勝18敗(7勝11敗)
2022-23: 20勝13敗(12勝6敗)
2021-22: 21勝11敗(12勝5敗)NCAAトーナメント出場
近年の話: 強さを維持できるか?
- ロロ・ルドルフ選手(2024-25)
| ロスター(2024-25) |
|---|
| ロロ・ルドルフ CSUフラートン校(2024-25) NJCAAハッチソン短大(2025-) |
現HCデドリック・テイラー(Dedrique Taylor)の就任以降、CSUフラートン校は典型的なミッドメジャー校を地で行っている。つまり、強いシーズンと弱いシーズンが繰り返されている。ロロ・ルドルフ選手は2024-25に1年生ながら16試合にスターターとして出場した。
チーム史
HCボビー・ダイ時代(1973-80)
- エリート8(1978)
1973年、カリフォルニアステイト大学フラートン校は翌1974年の運動部のNCAA D1昇格に際してボビー・ダイ(Bobby Dye)をHCに採用した。同氏もサンタモニカ市短大で好成績を残していた。その後、1977-78、同校はパシフィック・コースト・アスレティック・アソシエーション(現ビッグ・ウェスト・カンファレンス)のカンファレンストーナメントを運良く制し、NCAAトーナメント1回戦で優勝候補ニューメキシコ大学をアップセットし、サンフランシスコ大学も破り、エリート8に進出した。
HCジョージ・マクオーン時代(1980-88)
- NBA選手輩出
レオン・ウッド(1981-84): 1984年1巡目10位指名
ケビン・ヘンダーソン(1983-86): 1986年下位指名
リチャード・モートン(1984-88): 1988年ドラフト外
ヘンリー・ターナー(1984-88): 1988年ドラフト外
レオン・ウッドは大学2年次に名門アリゾナ大学からCSUフラートン校に編入してレッドシャツ期間を含めて4年間を過ごした。
HCジョン・スニード時代(1988-92)
- NBA選手輩出
セドリック・セバロス(1988-90): 1990年2巡目48位指名
ブルース・ボーウェン(1989-93): 1993年ドラフト外
HCジョン・スニード(John Sneed)は最も豪華なチームを作り上げた。1989-90、元NBAオールスターのセドリック・セバロスと稀代の守備職人ブルース・ボーウェンが在籍していた。
HCボブ・バートン時代(2003-12)
- NCAAトーナメント出場(2008)
- NBA選手輩出
ボビー・ブラウン(2003-07): 2007年ドラフト外
ジョシュ・アコイオン(2006-09): 2009年ドラフト外
HCボブ・バートン(Bob Burton)は30年振りのNCAAトーナメントをロングビーチにもたらした。ボビー・ブラウンは2010~16年のヨーロッパや中国での長い武者修行後にヒューストン・ロケッツでNBA帰還を果たした。
HCデドリック・テイラー時代(2013-)
- NCAAトーナメント出場×2(2018&22)
カリフォルニア大学アーバイン校
- 名称: University of California, Irvine
- 愛称: UCI/Anteaters
- 所属: Big West Conference
- 成績
2024-25: 32勝7敗(17勝3敗)
2023-24: 24勝10敗(17勝3敗)
2022-23: 23勝12敗(15勝5敗)
2021-22: 15勝10敗(10勝5敗)
近年の話: ビッグ・ウェスト・カンファレンスの覇者
2010年の現HCラッセル・ターナー就任以降、UCアーバイン校はカンファレンスリーグ戦1位×6度に輝き、2018-19にはNCAAトーナメント初勝利も挙げている。一方、近年、勝負弱さが目立つ。直近3シーズンのポストシーズントーナメントはNITだ。しかも、そんな中、昨2024-25、ビッグ・ウェスト・カンファレンスの王冠がカリフォルニア大学サンディエゴ校に移ってしまった。
チーム史
HCビル・ムリガン時代(1980-91)
「ウィザーズ密着24/7」先日、スコット ブルックスHCの母校、カリフォルニア大学アーバイン校でブルックスさんの永久欠番セレモニーが行われました! pic.twitter.com/stm2N4M4On
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) December 4, 2019
スコット・ブルックス(1985-87)
スコット・ブルックスは、テキサス・クリスチャン大学(TCU)と短大経由でUCへアーバイン校に編入し、4年次に平均23.8点を挙げた。
HCラス・ターナー時代(2010-)
- NCAAトーナメント出場×2(2015&19)
- NCAAトーナメント初勝利(2019)
- シーズン30勝(2018-19)
ママドウ・ンジャイン期(2013-16)
ママドウ・ンジャイン(226㎝)は2013年にNCAA歴代最長選手としてUCアーバイン校に入学し、2014-15のNCAAトーナメント出場に大きく貢献し、本戦でルイビル大学をあと一歩の所まで追い詰めてた。その後、最高身長記録はタッコ・フォールに抜かれている。
NCAAトーナメント初勝利(2018‐19)
2018-19、UCアーバイン校は開幕2戦目でテキサスA&M大学を破り、ビッグ・ウェスト・カンファレンスのリーグ戦とカンファレンストーナメントを制してNCAAトーナメントに臨み、ビッグ・12・カンファレンス1位のカンザスステイト大学をアップセットして31勝6敗でシーズンを終えた。
日本と所縁の人物
UCアーバイン校 vs U22日本代表(2018)
UCアーバイン校は2018年夏にアジア・パシフィック・ユニバーシティー・チャレンジにアメリカ代表として参加してU22日本代表を104-58で下した。
カリフォルニア大学リバーサイド校
- 名称: The University of California, Riverside
- 愛称: UCR/Highlanders
- 所属: Big West Conference
- 成績
近年の話: アジア系HC爆誕→栄転!!
- HC交代(2025)
HCガス・アージェナル(2025-)
HCマイク・マグパヨ(2020-25) - NBA選手輩出
ザイオン・プリン(2019-23): 2024年ドラフト外
ラクレン・オルブリッチ(2021-22): 2025年2巡目55位指名
UCリバーサイド校はNCAAトーナメント初出場を目指す。フィリピン系アメリカ人のマイク・マグパヨ(Mike Magpayo)が2020年にアジア系初のNCAA D1 HCとなり、通算89勝63敗の好成績を残し、NBA選手第1号と2号をリクルートし、古豪フォーダム大学に栄転していった。現HCガス・アージェナル(Gus Argenal)は隣町の2022-23のHC就任1季目にNCAA D2カリフォルニアステイト大学サンバーナーディーノ校をファイナル4に導いている。
チーム史
HCデビッド・パトリック時代(2018-20)
デビッド・パトリック(David Patrick)はセントメアリーズ大学(カリフォルニア)のAC経験からオーストラリアとニュージーランドのコネを持ってる。そして、2019-20、UCリバーサイドはネブラスカ大学のアップセットを皮切りに好スタートを切り、プログラム史上2度目の勝ち越しでシーズンを終えた。そんな中、同氏は再びコーチング修行の道を選び、アーカンソー大学のエリック・ミュゼルマン(Eric Musselman)のスタッフに入閣してしまった。
HCマイク・マグパヨ時代(2020-25)
- NBA選手輩出
ザイオン・プリン(2019-23): 2024年ドラフト外
ラクレン・オルブリッチ(2021-22): 2025年2巡目55位指名
フィリピン系アメリカ人のマイク・マグパヨ(Mike Magpayo)が2020年にアジア系初のNCAA D1 HCとなり、通算89勝63敗の好成績を残し、NBA選手第1号と2号をリクルートし、古豪フォーダム大学に栄転していった。
カリフォルニア・バプティスト大学
- 名称: California Baptist University
- 愛称: CBU/Lancers
- 所属: Western Athletic Conference
- 成績
2024-25: 17勝15敗(9勝7敗)
2023-24: 16勝17敗(8勝12敗)
2022-23: 17勝16敗(7勝10敗)
2021-22: 18勝16敗(7勝11敗)CBI出場
近年の話: 新進気鋭
- 離脱(2023)
テイレン・アームストロング(2021-23)→プロ転向 - NCAA D1昇格移行期間終了(2022)
- NCAA D1昇格(2018)
2022‐23、カリフォルニア・バプティスト大学はNCAA D1昇格移行期間終了に伴ってNCAAトーナメント出場資格を獲得した。そんな中、NCAA D1昇格6シーズン目は初の負け越しに終わった。HCリック・クロイ(Rick Croy)はセントメアリーズ大学(カリフォルニア)のAC経験からオセアニアコネクションを持っている。ロスターはヨーロッパや南米等で国際色豊かな傾向にある。
ウェスタン・アスレティック・カンファレンス
- 名称: Western Athletic Conference
- 愛称: WAC
- 設立: 1962年
- 本部: コロラド州イングルウッド
- 放送: ESPN
- HP: www.wacsports.com
| 大学(大まかな所在地) |
|---|
| テキサス大学アーリントン校(ダラス)*は直近5年は実力校からローメジャー校に戻りつつある。 |
| ターレトンステイト大学(ダラス)は2020-21からNCAA D1に昇格した。現HCは元ハイメジャーHC/富永啓成選手の恩師のビリー・ギリスピーだ。 |
| アビリーン・クリスチャン大学(テキサス州)は2021年にNCAAトーナメントでテキサス大学をアップセットした。 |
| ユタ・バレー大学は「短大→四年制大学」移行期にロニー・プライスがプレーしていた。 |
| ユタ工科大学は2020-21からD1に昇格し、2022年にディクシーステイト大学から改称した。 |
| サザンユタ大学* |
| カリフォルニア・バプティスト大学(LA)はルーク・エバンスの出身校だ。 |
ウェスタン・アスレティック・カンファレンスは最もカオスなカンファレンスだ。2013~22年、シカゴ-フェニックス-シアトルの大学が大幅な改変の末に同舟していた。そして、近年、地殻変動が再び活発化している。2020年以降、顔的存在のニューメキシコステイト大学を筆頭に8校の脱会とNCAA D1昇格校やサウスランド・カンファレンス校の計8校の入会があった。
チーム史
HCティム・コリンズ時代(2002-13)
- NAIAトーナメント出場×3(2005、07、08)
HCティム・コリンズ(Tim Collins)はバスケットボールプログラムを底上げした。カリフォルニア・バプティスト大学は2004-05に1976年以来のNAIAトーナメント出場を果たした。その後、2011-12、運動部はNCAA D2に移籍となった。
HCリック・クロイ時代(2013-)
NCAA D2時代
2013年、現HCリック・クロイがHCに就任した。以降、カリフォルニア・バプティスト大学はNCAAトーナメントに5年連続で出場している。2017-18、NCAA D2ラストシーズンはエリート8進出で有終の美となった。
日本と所縁の人物
エヴァンスルーク(2009-13)
- NBDLレノヴァ鹿児島(2014-16)
- BL2東京エクセレンス(2016-18)
→アースフレンズ東京Z(期限付き移籍) - BL3大塚商会越谷アルファーズ(2018-19)
- BL3豊田合成スコーピオンズ(2019-20)
- BL1島根スサノオマジック(2020-21途中)
- BL3ベルテックス静岡(2020途中-21)
- 日本帰化(2021年1月)
- BL2ファイティングイーグルス名古屋(2021-22)
- BL1ファイティングイーグルス名古屋(2022-24)
- BL1島根スサノオマジック(2024-25)
- BL1アルティーリ千葉(2025-)
エヴァンスルークは2009年に当時NAIA所属のカリフォルニア・バプティスト大学に入学し、2009-10の1年生次から平均8.4P&4.4Rでチームのコアメンバーとなり、2011-12と2012-13に新生NCAA D2カリフォルニア・バプティスト大学でチームの得点源として活躍した。
現地観戦
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
| 規模 | 公共交通機関 | アクセス |
| 大都市 | 電車 地下鉄 路面電車 ローカルバス | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
ロサンゼルスは大都市だ。気候も良い。最大の難点はエリア内の移動だ。LAエリアはハリウッド(北)-ダウンタウン(東)-ロサンゼルス国際空港(南)-ベニスビーチ/サンタモニカ(西)で南北20km×東西20kmに広がっている。そんな中、路面電車や地下鉄は一部区間しか走っていない。鉄道や路面電車は郊外のリバーサイド、アナヘイム、ロングビーチ等へはそこそこ往来している。そのため、主要の移動手段はローカルバスやレンタカーとなる。つまり、人々の足は車だ。当然、道路は常に渋滞している。時間通りの移動は難しい。
アクセス
日本→カリフォルニアエリア

- ベイエリア(サンフランシスコ/サンノゼ)
- ロサンゼルス
- サンディエゴ
直行便はベイエリア、ロサンゼルス、サンディエゴに就航している。所要時間は片道10時間程度だ。ポートランドとシアトルも時と場合によっては出入国口となる。

近隣都市→ロサンゼルス
- 北: フレズノ/サンノゼ
- 北東: ラスベガス
- 東: フェニックス
- 南: サンディエゴ
鉄道&長距離バスの移動限界は「サンノゼ(北)」「ラスベガス(北東)」「フェニックス(東)」「サンディエゴ(南)」だ。
ダウンタウン→ホームアリーナ
- ロヨラ・メリーマウント大学
本拠地: ガーステン・パビリオン(Gersten Pavilion)
住所: 1 Loyola Marymount University Dr, Los Angeles, CA - ペッパーダイン大学
本拠地: ファイヤーストーン・フィールドハウス(Firestone Fieldhouse)
住所: 24225 Pacific Coast Hwy, Malibu, CA - ロングビーチステイト大学
本拠地: Walter Pyramid
住所: 1250 N Bellflower Blvd, Long Beach, CA - カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校
本拠地: マタドーム(Premier America Credit Union Arena/Matadome)
住所: 18111 Nordhoff St, Northridge, CA - カリフォルニアステイト大学フラートン校
本拠地: タイタン・ジム(Titan Gymnasium)
住所: – - UCアーバイン校
本拠地: ブレン・イベント・センター(Bren Events Center)
住所: 100 Mesa Rd, Irvine, CA - UCリバーサイド校
本拠地: SRCアリーナ(Student Recreation Center Arena)
住所: 900 University Ave, Riverside, CA - カリフォルニア・バプティスト大学
本拠地: イベンツ・センター(Dale E. and Sarah Ann Fowler Events Center)
住所: 8432 Magnolia Ave, Riverside, CA
ロヨラ・メリーマウント大学
キャンパスはロサンゼルス国際空港の近くにある。アクセス方法は路線バス2本の乗継だ。
ペッパーダイン大学
キャンパスはロサンゼルス郊外にある。アクセス方法は路線バス2本の乗継だ。
ロングビーチステイト大学
キャンパスは隣町ロングビーチのやや端にある。アクセス方法は路面電車or長距離バスだ。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校
キャンパスはロサンゼルス郊外にある。アクセス方法は鉄道or地下鉄+路線バスだ。鉄道は理想ではある。本数は少ない。最寄り駅はNorthridge駅だ。地下鉄+路線バスの場合、乗り換えが面倒だ。片道2時間半は掛かる。
カリフォルニアステイト大学フラートン校
キャンパスは隣町アナヘイムにある。アクセス方法は鉄道+路線バスだ。最寄り駅はFullerton駅である。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
UCアーバイン
キャンパスは隣町アナヘイムにある。アクセス方法は鉄道+路線バスだ。最寄り駅はTustin駅である。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
UCリバーサイド
キャンパスは隣町リバーサイドにある。アクセス方法は長距離バスor鉄道+路線バスor配車サービスだ。長距離バスの停留所はダウンタウンとキャンパスにある。最寄り駅はRiverside駅だ。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
カリフォルニア・バプティスト大学
キャンパスは隣町リバーサイドの端にある。アクセス方法は鉄道or長距離バス+路線バスor配車サービスだ。鉄道も長距離バスもリバーサイドのダウンタウンまでしか行かない。最寄り駅はRiverside駅だ。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
チケット
ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットは会場購入で良いだろう。理由はオンライン購入時の手数料約$10程度の節約だ。概してチケットの購入の手数料は「会場: 無」「オンライン: 有」となっている。ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットの売切れはほぼ起こらない。そのため、チケットの事前購入は不要だ。オンライン購入時の手数料は払い損になる。
グッズ
直営店
- NCAAショップ*
- カンファレンスストア*
- ブックストア: 教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋
- チームストア(アリーナ/スタジアム併設): 品揃え△
NCAAショップとカンファレンスストアは申し訳程度にオンラインストアを構えている。そして、唯一のオススメはメインのブックストアだ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、生活必需品全般がカレッジロゴや名前入りで売られている。立地はキャンパス内or付近にある。サブのブックストアやチームストアは品揃え的に微妙だ。
専門オンラインサイト: ファナティクス系列
ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。
一般小売店
- スポーツ用品店
Dick’s Sporting Goods - デパート
Macy’s
Nordstorm - ファンショップ
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
選手個人サイト/SNSアカウント
NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。
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西海岸エリア

ベイエリア(カリフォルニア州)
- NBA: ゴールデン・ステイト・ウォリアーズ
- Gリーグ: サンタクルーズ・ウォリアーズ
- NCAA D1(強豪): カリフォルニア大学バークレー校
- NCAA D1(強豪): スタンフォード大学
- NCAA D1(中堅): セントメアリーズ大学(カリフォルニア)
- NCAA D1(中堅): サンフランシスコ大学
- NCAA D1(中堅): サンタクララ大学
- NCAA D1(中堅): サンノゼステイト大学
- プロアマリーグ: San Francisco Bay Pro Am Basketball League
サクラメント/ストックトン(カリフォルニア州)
- NBA: サクラメント・キングス
- Gリーグ: ストックトン・キングス
- NCAA D1(中堅): UCデイビス
- NCAA D1(中堅): サクラメントステイト大学
- NCAA D1(中堅): パシフィック大学
- NBAサマーリーグ: カリフォルニア・クラシック
リノ(ネバダ州)
- NCAA D1(中堅): ネバダ大学リノ校
- 観光: カジノタウン
サンホアキンバレー(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): フレズノステイト大学
- NCAA D1(中堅): CSUベイカーズフィールド校
セントラルコースト(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンタバーバラ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
- NBA: ロサンゼルス・レイカーズ
- NBA: ロサンゼルス・クリッパーズ
- Gリーグ: サウスベイ・レイカーズ
- WNBA: ロサンゼルス・スパークス
- NCAA D1(名門): UCLA
- NCAA D1(名門): サザンカリフォルニア大学
- NCAA D1(中堅): ミッドメジャー8校
- プロアマリーグ: Drew League
- プロアマリーグ: VBL
サンディエゴ(カリフォルニア州)
- Gリーグ: サンディエゴ・クリッパーズ
- NCAA D1(実力校): サンディエゴステイト大学
- NCAA D1(中堅): サンディエゴ大学
- NCAA D1(中堅): カリフォルニアステイト大学サンディエゴ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンディエゴ校
- プロアマリーグ: Swish Pro-Am League
ラスベガス(ネバダ州)
- WNBA: ラスベガス・エースズ
- NCAA D1(古豪): ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)
- NBAサマーリーグ
- NBAインシーズントーナメント準決勝/決勝
- アメリカ代表戦
- イベント(NCAA): 小規模大会(11月)/カンファレンストーナメント(3月)
- AAU/高校大会
- プロアマリーグ: Desert Reign ProCity Summer League
リザベーションエリア(複数州)
- NCAA D1(中堅): サザンユタ大学
- NCAA D1(中堅): ユタ工科大学
- NCAA D1(中堅): ノーザンアリゾナ大学
フェニックス(アリゾナ州)
- NBA: フェニックス・サンズ
- Gリーグ: バリー・サンズ
- WNBA: フェニックス・マーキュリー
- NCAA D1(強豪): アリゾナステイト大学
- NCAA D1(中堅): グランドキャニオン大学
- 高校: ヒルクレストプレップ
- プロアマリーグ: Swish Pro-AM League
トゥーソン(アリゾナ州)
- NCAA D1(強豪): アリゾナ大学

NCAA基礎講座
大学一覧

バスケ留学解説

NCAAの視聴方法
- NBA軸
- NCAA軸
- サ終
【近日公開】B1G+
【近日公開】Fox ONE
【近日公開】Peacock
参考
LMU
Loyola Marymount Lions Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
LMU Names Stan Johnson Men’s Basketball Head Coach(lmulions.com)
Remembering Hank Gathers 30 years after his tragic death during tournament game(sports.yahoo.com)
Hank Gathers, 25 years later(espn.com)
LMU Men’s Basketball History and Records(lmulions.com)
ペッパーダイン大学
Pepperdine Waves Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Ed Schilling Named Pepperdine Men’s Basketball Head Coach(pepperdine.edu)
Legends profile: Dennis Johnson(nba.com)
Pepperdine Mourns Passing of Bird Averitt(pepperdinewaves.com)
2009 Hall of Fame Inductee: Doug Christie(pepperdinewaves.com)
PEPPERDINE PICKS VAN BREDA KOLFF; FORMER VANDERBILT COACH TO BE INTRODUCED THIS WEEK: [VALLEY Edition](proquest.com)
Brandon Armstrong Fails To Qualify(socalhoops.tierranet.com)
Coach Leaves Waves Behind(latimes.com)
Citing personal and family reasons, Walberg resigns from Pepperdine(espn.com)
LBSU
Long Beach State 49ers School History(sports-reference.com)
Former UNLV basketball coach Jerry Tarkanian, who led Long Beach State from 1969 to 1973, dies at 84(ocregister.com)
KRIKORIAN: Olson is happy to return to his roots(dailynews.com)
Long Beach State Loses A Coach, Educator In Dwight Jones(longbeachstate.com)
HODGES STILL FIGHTS SYSTEM(web.archive.org)
CSUノースリッジ校
Cal State Northridge Matadors Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Cal State Northridge puts men’s basketball coach Mark Gottfried, staff on leave(espn.com)
Recruiting violations occurred in CSUN men’s basketball program(ncaa.org)
Andy Newman Named CSUN Men’s Head Basketball Coach(gomatadors.com)
Cal St Northridge fires coach Braswell after 17 years(si.com)
バスケ日本代表、そして東京五輪へ。ビッグマン渡辺飛勇が描く夢物語。(number.bunshun.jp)
Reggie Theus to exit as CSU Northridge coach, sources say(espn.com)
‘I’m going pro,’ Kobe Paras reveals(rappler.com)
CSUフラートン校
Cal State Fullerton Titans School History(sports-reference.com)
Dedrique Taylor: Developed by family and passion(dailytitan.com)
UCアーバイン校
UC Irvine Anteaters Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
UC Irvine honors Scott Brooks, retires his number 12(nba.com)
UCリバーサイド校
UC Riverside Highlanders Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Gus Argenal Named UC Riverside Head Men’s Basketball Coach(gohighlanders.com)
‘It’s a Responsibility’: History-Making Mike Magpayo Ready to Make a Difference On and Off the Court(si.com)
CBU
California Baptist Lancers Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Australian pipeline fueling California Baptist, UC Riverside(midmajormadness.com)
CBU Men’s Basketball Stats(cbulancers.com)

