※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
基本情報
- 名称: Seattle University
- 愛称: Seattle U/Redhawks
- 所属: West Coast Conference
- 成績
2025-26: 21勝14敗(8勝10敗)
2024-25: 14勝18敗(8勝8敗)
2023-24: 23勝14敗(11勝9敗)CBI優勝
2022-23: 20勝12敗(11勝7敗) - HP: goseattleu.com
近年の話: 急遽の代理HC→3季連続20勝達成
- カンファレンス移籍(2025)
WAC→WCC - HC交代(2021)
ジム・ヘイフォードの人種差別発言&解雇(2021)
| ロスター(2025‐26) |
|---|
| 川島悠翔(Yuto Kawashima) シアトル大学(2024-) -レッドシャツ(2024-25) |
| (Houran Dan) 中国出身 シアトル大学(2024-) |
| ヨ・ジュンソク(Jun Seok Yeo) 韓国出身 高麗大学(2021-22?) ゴンザガ大学(2022-25) -レッドシャツ(2022-23) シアトル大学(2025-) |
| 退部(2025) |
|---|
| マシュー-アレックサンダー・モンクリーフ(Matthew-Alexander Moncrieffe)→選手資格満了 |
現HCクリス・ビクターは大当たりだ。シアトル大学は2021-22にウェスタン・アスレティック・カンファレンスのリーグ戦1位に輝き、2023-24まで3季連続の20勝を達成し、昨2025-26に新天地ウェスト・コースト・カンファレンスへの加盟でタフなスケジュールの中で戦果を挙げ、第二ポストシーズントーナメントのNITから招待を受けた。
ウェスト・コースト・カンファレンス
- 名称: West Coast Conference
- 愛称: WCC
- 設立: 1952年
- 本部: カリフォルニア州サンブルーノ
- 放送: CBS/ESPN
- HP: wccsports.com
| 加盟校(大まかな所在地) |
|---|
| ゴンザガ大学*(スポーケン)は世界中から選手をリクルートして毎年全米トップレベルのチームを築いている。 |
| ワシントンステイト大学*(スポーケン)は2000年代のトニー・ベネット就任時に瞬間的に強かった。最も有名な選手はクレイ・トンプソンだろう。 |
| シアトル大学はエルジン・ベイラーの母校だ。 |
| ポートランド大学は岡山恭崇氏、伊藤大司選手、渡辺飛勇選手、タヒロウ・ディアバテ(帝京長岡高卒)、山之内ウィリアムス選手と日本と馴染み深い。 |
| オレゴンステイト大学*(コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
| セントメアリーズ大学(ベイエリア)はオセアニアとのコネクションで知られている。 |
| サンタ・クララ大学(ベイエリア)はスティーブ・ナッシュの母校だ。 |
| サンフランシスコ大学(ベイエリア)はビル・ラッセル時代にNCAAトーナメント連覇を達成した。 |
| パシフィック大学(カリフォルニア州ストックトン)はジョン・バリーや1998年1巡目1位のマイケル・オロウォカンディの出身校だ。 |
| ロヨラ・メリーマウント大学(LA)はHCポール・ウェストヘッド時代の数々の記録とハンク・ギャザーズの悲劇で知られている。 |
| ペッパーダイン大学(LA)は1970年代にNBA選手を量産している。 |
| サンディエゴ大学はしばしば米国代表やNBA球団のキャンプ地として利用される。 |
ウェスト・コースト・カンファレンスは西海岸のノンフットボール校中心に組織されている。2023年の強豪ブリガム・ヤング大学のビッグ12・カンファレンス移籍以降、戦いは激化している。ゴンザガ大学の圧倒的な力とセントメアリーズ大学の安定感は変わらない。一方、サンフランシスコ大学とサンタ・クララ大学がリクルート力で差を縮めてきている。ワシントンステイト大学とオレゴンステイト大学が2024年にパック-12・カンファレンスの活動休止に伴って一時的に加入してきた。2025年加入のシアトル大学もダークホースだ。
チーム史
HCアルバート・ブライトマン時代(1948-56)
- NCAAトーナメント出場×4(1953~56)
- NIT出場(1952)
デュアルアスリート同士の出会い
- ジョニー・オブライアン(1951?-53): 1953年下位指名*
- エディ・オブライアン(1951?-53): 1953年下位指名*
- ジョー・ぺハニック(1950-54): 1954年下位指名*
- カール・バウアー(1950-54)
- スタン・グロワスキー(1951-55)
リクルート@セミプロ野球大会
1950年代の成功はデュアルアスリート同士の出会いから始まる。初代HCアルバート・ブライトマンは高校時代に野球とバスケットボールの有望選手として知られ、17歳でのMLBクリーブランド・インディアンスへの入団から肩の大怪我でバスケットボールに転向し、ロングビーチステイト大学と現カレッジ・オブ・チャールストンから1946-47のBAAボストン・セルティックスに入団し、翌1947年にパシフィック・コースト・プロフェッショナル・リーグ(Pacific Coast Professional Basketball League)のシアトル・アスレティックスに選手兼コーチを経て、1948年にシアトル大学男子バスケ部HCに赴任し、セミプロ野球大会で対戦相手の175㎝の双子ジョニー・オブライアンとエディ・オブライアンにバスケの才能を見出した。
一級プロ軍団戦勝利
しかも、全米デビューの千載一遇のチャンスが巡ってきた。1952年1月、米国五輪委員会メンバーのハワード・ホブソン(Howard Hobson)はヘルシンキ五輪の資金調達のために「大学 vs 興行団体ハーレム・グローブトロッターズ」の試合を全米三カ所で開催したがっていた。そんな中、西海岸開催の対戦相手筆頭候補のワシントン大学が安請け合いでAP通信評最高3位の評価下落とポストシーズントーナメント不出場への危惧から申し出を辞退した。その結果、急遽、代役オファーが舞い込んできた。そして、1952年1月21日、シアトル大学はジョニー・オブライアンの42得点の大活躍でまさかの勝利を収めた。
スモールボールの走り
アルバート・ブライトマンはスモールボールを志向していた。当時、バスケットボールはジョージ・マイカンの大活躍で巨大化に流れていた。そんな中、シアトル大学は1951-52のNIT招待+翌1952-53のNCAAトーナメント&NIT招待を175㎝の双子の力でつかみ取った。1952年12月の「シアトル大学vsニューヨーク大学(102-101)戦は大学初の両チーム100点越え試合となった。
ポスト双子時代
シアトル大学はオブライアン双子以降も北西部屈指の強豪であり続けた。カール・バウアーは175㎝&野球+バスケのデュアルアスリートでネクスト・ジョニー・オブライアンと呼ばれていた。
NCAAトーナメントの出場枠の変遷
1939~50: 8校
1951~74: 16~25校
1957年大会: ユニバーシティとカレッジディビジョンの区分け開始
1975~78: 32校
1979~84: 40~53校
1985~現在: 64~68校
エルジン・ベイラーのリクルート(1955)
- NBAオールスター選出×11
- NBAファーストチーム×11
- バスケットボール殿堂入り(1977年)
- 1試合64得点(当時歴代最高記録)
- 1試合71得点(当時歴代最高記録)
1955年、HCアルバート・ブライトマンはNBAレジェンドのエルジン・ベイラーをカレッジ・オブ・アイダホからリクルートした。一方、1955-56シーズンの選手資格は認められなかった。
レジェンドコーチと喧嘩(1956)
1956年3月20日、NCAAトーナメント敗退の3日後、HCアルバート・ブライトマンの解任が発表された。主な原因はNCAAトーナメントのファーウェスト地区3位決定戦の対UCLA戦のHCジョン・ウッデン(John Wooden)と激しい口論とされている。
HCジョン・カステラーニ時代(1956-58)
- NCAAトーナメント準優勝(1958)
1957-58、シアトル大学はエルジン・ベイラーの力でNCAAトーナメントで準優勝を果たした。
HCビンセント・カゼッタ時代(1958-63)
- NCAAトーナメント出場×3(1961-63)
- リクルート
ジョン・トレスバント(1960-64): 1964年下位指名
HCボブ・ボイド時代(1963-65)

ボブ・ボイドは1966年にサザンカリフォルニア大学HCに就任し、1969年3月8日にUCLAに1968年1月20日のゲーム・オブ・センチュリーのヒューストン大学戦以来&ルー・アルシンドラー(カリーム・アブドゥル-ジャバー)のキャリア2敗目の黒星を与え、1979年まで任期を全うした。
HCビル・オコナー時代(1972-78)
- リクルート
クリント・リチャードソン(1975-79)
ジュワン・オルダム(1976-80): 1980年2巡目41位指名
ストゥー・ジャクソン(1976-78): NBAヘッドコーチ
クリント・リチャードソン(1975-79)
- 全体36位指名
- NBA優勝(1983)
- NBA586試合出場
クリント・リチャードソンは1982-83に「モーゼス・マローン(MVP)」「ジュリアス・アービング(AS)」「モーリス・チークス(AS)」「アンドリュー・トニー(AS)」「ボビー・ジョーンズ(前年度AS)」と共にフィラデルフィア・セブンティーシクサーズでNBA制覇を経験した。
NAIA-NCAA D3-NCAA D2時代(1980-2008)
NAIA
NCAA D3
NCAA D2(2001-08)
2001年、シアトル大学はグレイト・ノースウェスト・アスレティック・カンファレンスの発足に伴ってNCAA D2に運動部を昇格させた。
HCキャメロン・ダラー時代(2009-17)
HCキャメロン・ダラーはNCAA D1復帰直後のプログラムでぼちぼちの成績を収めた。当時、NCAA D1昇格校は最初の5年間のNCAAトーナメント出場の資格を与えられていなかったからだ。リクルートは不利だった。そして、2013年、ウェスタン・アスレティック・カンファレンスへの加盟が決まった。2014-15、シアトル大学はカンファレンストーナメント決勝戦まで進み、カレッジ・バスケットボール・インビテーショナル2回戦で強豪コロラド大学から勝利を挙げている。通算成績は107勝138敗(27勝46敗)だ。
HCジム・ヘイフォード時代(2017-21)
HCジム・ヘイフォード(Jim Hayford)は自身の人種差別発言でキャリアを台無しにした。通算成績は176勝140敗だった。3シーズンは勝越しで終わっていた。つまり、チームの実力は上向いていた。以降はコーチ現場から離れている。
日本と所縁の人物
ジュワン・オルダム(1976-80)
- bj大分ヒートデビルズHC(2005-06)
ジュワン・オルダムはシアトル大学の第一次NCAA D1期の最後を過ごした。
チャールズ・ガルシア(2009-10)
- BL1横浜ビー・コルセアーズ(2017-18): 5試合出場
チャールズ・ガルシアは2009年にCCCAAリバーサイド短期大学からNCAA D1昇格初年度のシアトル大学に編入し、2009-10に平均18.7P&8.3Rの2部門でチームを牽引し、2010年にNBAドラフトにアーリーエントリーした。
現地観戦
シアトル(ワシントン州)
| 規模 | 公共交通機関 | アクセス |
| 大都市 | 地下鉄 ローカルバス モノレール | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
シアトルは北西部最大の観光都市だ。地下鉄とバスが市内を走っている。シアトル・タコマ国際空港とダウンタウン間も地下鉄で往来可能だ。雨が多い。
アクセス
日本→シアトル
| アクセス候補 |
|---|
| 【本命】シアトル・タコマ国際空港(シアトル): 本数(多) |
| 【対抗】ポートランド国際空港 |
| 【次点】バンクーバー国際空港: 要カナダ渡航認証 |
日本の都市とシアトル間は直行便で往来可能だ。
近隣都市→シアトル
- 北: バンクーバー
- 東: スポーケン
- 北: ポートランド/ユージーン
鉄道&長距離バスの移動限界は上記の通りだ。
ダウンタウン→ホームアリーナ
- ホームアリーナ1(中心地)
施設: Redhawk Center
住所: 550 14th Ave, Seattle, WA - ホームアリーナ2(中心地)
施設: Climate Pledge Arena
住所: 334 1st Ave N, Seattle, WA
シアトル大学はホームアリーナを通常の試合時のレッドホーク・センターと人気校戦の試合時のクライメイト・プレッジ・アリーナで使い分けている。いずれの施設も中心地にある。
チケット
ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットは会場購入で良いだろう。理由はオンライン購入時の手数料約$10程度の節約だ。概してチケットの購入の手数料は「会場: 無」「オンライン: 有」となっている。ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットの売切れはほぼ起こらない。そのため、チケットの事前購入は不要だ。オンライン購入時の手数料は払い損になる。
グッズ
直営店
- ブックストア: 教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋
- チームストア(アリーナ/スタジアム併設): 品揃え△
唯一のオススメはメインのブックストアだ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、生活必需品全般がカレッジロゴや名前入りで売られている。立地はキャンパス内or付近にある。サブのブックストアやチームストアは品揃え的に微妙だ。
一般小売店
- スポーツ用品店
Dick’s Sporting Goods - デパート
Macy’s
Nordstorm - ファンショップ
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し

※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し

関連記事
カスカディアエリア
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バンクーバー(カナダ)
シアトル(ワシントン州)
- WNBA: シアトル・ストーム
- NCAA D1(強豪): ワシントン大学
- NCAA D1(中堅): シアトル大学
- 高校: 盛ん
- プロアマリーグ: Crawsover Pro-Am League
- イベント: Zeke-End
ポートランド(オレゴン州)
- NBA: ポートランド・トレイルブレイザーズ
- Gリーグ: リップシティ・リミックス
- NCAA D1(中堅): ポートランド大学
- NCAA D1(中堅): ポートランドステイト大学
- NCAA D1(中堅): オレゴンステイト大学
- プロアマリーグ: Portland Pro Am Summer League
- 聖地: NIKE本社
ユージーン(オレゴン州)

スポーケン(ワシントン州)
- NCAA D1(強豪): ゴンザガ大学
- NCAA D1(中堅): ワシントンステイト大学
- NCAA D1(中堅): イースタンワシントン大学
- NCAA D1(中堅): アイダホ大学
ミュズーラ(モンタナ州)
- NCAA D1(中堅): モンタナ大学
ボーズマン(モンタナ州)
- NCAA D1(中堅): モンタナステイト大学
NCAA基礎講座
大学一覧

バスケ留学解説

NCAAの視聴方法
- NBA軸
- NCAA軸
- サ終
【近日公開】B1G+
【近日公開】Fox ONE
【近日公開】Peacock
参考
Seattle U. Men’s Basketball Coach Jim Hayford Resigns After Reported Use of Racial Slur(si.com)
Seattle Redhawks School History(sports-reference.com)
The legend of Seattle U coach Al Brightman: A brilliant career cut short(seattletimes.com)
Wayback Machine: Seattle U. shocks Globetrotters(sportspressnw.com)
Wayback Machine: Odd Saga Of Al Brightman(sportspressnw.com)
The Time Dad Locked Down Elgin Baylor(nytimes.com)
Los Angeles Lakers star and former LA Clippers exec Elgin Baylor dies at 86(espn.com)
#1 in Seattle University History – Elgin Baylor(goseattleu.com)
Fifty years ago tonight, Seattle U. upset the mighty Globetrotters(seattlepi.com)
1956 NBA Draft(basketball-reference.com)

