概要
カスカディアエリアはバスケットボール荒蕪地だ。不人気の度合いはNBAバンクーバー・グリズリーズとシアトル・スーパーソニックスの本拠地移転の通りである。NBA球団はポートランド・トレイルブレイザーズのみだ。NCAA D1校も少ない。オレゴン大学とワシントン大学はパワーハウス校として名高い。ゴンザガ大学も2010年代後半からはNBAプロスペクトを口説けている。一応ハイメジャーのワシントンステイト大学とオレゴンステイト大学もキャンパスを構えている。そんな中、高校バスケはやや熱い。シアトルは高校バスケの激戦区だ。ポートランドはかなりの頻度でナイキ・フープ・サミットとマクドナルド・オールアメリカンの会場になっている。
基本情報
日本→カスカディアエリア
- シアトル
- ポートランド
- バンクーバー
- カルガリー
直行便は米国のシアトルとポートランドとカナダのバンクーバーとカルガリーに就航している。所要時間は片道10時間程度だ。無論、ベイエリアやLAも時と場合次第で出入国口となるだろう。
エリア内の移動
鉄道
鉄道は利用機会は少ないが有効だ。
長距離バス
長距離バスは最も利用機会が多い移動手段になる。
飛行機
飛行機はカスカディアエリア内の移動には必要がないだろう。
レンタカー
レンタカーは特にカレッジを訪れる際にオススメだ。
バスケットボール
観光
シアトルとポートランドは観光地だ。シアトルはアメリカで最先端の街としても知られている。一方、ポートランドはアメリカで最も住みやすい町と言われている。名産品はビールだ。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
結局、定番ガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光が網羅されている。情報の信頼度も高い。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。
隣接エリア
マウンテンエリア
マウンテンエリアは飛行機で片道数時間程度でアクセス可能だ。一方、豪雪は懸念される。つまり、飛行機や長距離バスは遅延やキャンセルの可能性を孕んでいる。レンタカーも危険だ。ルートの閉鎖もあり得る。時間の余裕や代替案は用意されるべきだろう。
西海岸エリア
西海岸エリアも飛行機で片道数時間程度でアクセス可能だ。雪の心配はほぼ無い。
ワシントン州
シアトル
基本情報
規模 | 公共交通機関 | アクセス |
大都市 | 地下鉄 ローカルバス モノレール | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
シアトルは北西部最大の観光都市だ。地下鉄とバスが市内を走っている。シアトル・タコマ国際空港とダウンタウン間も地下鉄で往来可能だ。雨が多い。
バスケットボール
プロバスケットボール |
WNBA: シアトル・ストーム(WNBA) |
カレッジバスケットボール |
ワシントン大学: 多数のNBAスター輩出の太平洋側屈指のパワーハウス シアトル大学: エルジン・ベイラーの母校 |
高校 |
Ranier Beach高校: ジャマール・クロフォード、ネイト・ロビンソン、ザック・ラビーン等 Garfileld高校: ブランドン・ロイ Federal Way高校: ジェイレン・マクダニエルズとジェイデン・マクダニエルズ等 O’Dea高校: パオロ・バンケロ |
プロアマリーグ |
Crawsover Pro-Am League Geke-End |
プロバスケットボール
カレッジバスケットボール
高校バスケ
シアトルエリアは全米屈指の高校バスケ激戦区だ。
プロアマリーグ
クロスオーバー・プロ-アマ・リーグ(Crawsover Pro-Am League)はジャマール・クロフォードによって催されている。現役/元NBA選手の参加は多い。
スポーケン(ワシントン州)
プロバスケットボール |
– |
カレッジバスケットボール |
ゴンザガ大学 ワシントンステイト大学 イースタンワシントン大学 アイダホ大学 |
高校 |
– |
プロアマリーグ |
オレゴン州
ポートランド
基本情報
規模 | 公共交通機関 | アクセス |
地方都市(中) | 路面電車 ローカルバス | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
ポートランドは結構栄えている。ポートランド国際空港-モダ・センター-ダウンタウン間は路面電車で往来可能だ。雨が多い。
バスケットボール
プロバスケットボール |
NBA: ポートランド・トレイルブレイザーズ Gリーグ: リップシティ・リミックス |
カレッジバスケットボール |
ポートランド大学: 伊藤大司選手、タヒロウ・ディアバテ選手(帝京長岡高卒)、渡辺飛勇選手等で日本に馴染みの深い ポートランドステイト大学: オレゴンステイト大学: ゲイリー・ペイトン父子の母校 |
高校 |
– |
プロアマリーグ |
プロバスケットボール
カレッジバスケットボール
高校
ポートランドは、ナイキとアディダスのお膝元ということもあってか、大学や高校のイベントの開催地になる。ほぼ毎年4月、高校生オールスターゲームのマクドナルド・オールアメリカンやNIKE HOOP SUMMITが開催されている。
聖地
- ナイキ本社
ナイキは創設者フィル・ナイトがオレゴン州出身であるために本社をポートランドに置いている。敷地内には歴史博物館もある。但し、入館にはナイキ関係者の紹介が必要になる。 - ウォレス公園
ウォレス公園はブレイザーズのレジェンドのビル・ウォルトンの行きつけだった。1970年代後半、ウォルトンは自宅近くのこの公園でシューティングをしたりフリスビーを楽しんでいた。
出身者
最も有名な選手はAC・グリーンだ。ケビン・ラブとクレイ・トンプソンはポートランド近くのレイクオスウィーゴで幼少期を過ごし、同じ野球チームに所属していた。ドマンタス・サボニス、ジェラミ・グラント、テレンス・ロスもいる。
買い物
- チームストア(NBA)
- ブックストア/カレッジストア(大学)
- ダウンタウン
NIKE Portland、BAIT、INDEX、The Duck Store(オレゴン大学のチームストア)がある。 - ロイド地区
ロイド地区(Lloydo District)はウィラメット川の対岸の商業地区だ。小規模モールのロイド・センターにはフットロッカー、チャンプス・スポーツ、リッズ、ロス、フィニッシュラインが入っている。端にはナイキのコミュニティストアもある。 - Clackamas Town Center
クラッカマス・タウン・センターにはフットロッカー、チャンプス・スポーツ、ディックズ、メイシーズ、オレゴン大学のチームストアがある。アクセスは路面電車グリーンラインで1時間程だ。
オレゴン州とモンタナ州は売上税(日本の消費税相当)を設定していない。実際、ワシントン州の人々は大きな買い物の際にオレゴン州にまで足を運んでいる。上記2州以外の税率は8%程度でほとんど変わらない。
オレゴン大学
その他
バンクーバー(カナダ)
モンタナ大学
モンタナステイト大学
現地観戦の準備
旅行の計画
必須品の入手
必要な物 | 入手方法 | 必須理由 |
パスポート | パスポートセンター | 海外航空券購入時 渡航認証申請時 |
クレジットカード | 各申込サイト | 渡航認証申請の支払い方法 |
航空券 | 航空会社/OTA等 | 渡米手段 |
渡航認証 ESTA: アメリカ eTA: カナダ | 各申請サイト | 渡航国政府方針 出発72時間前まで |
アメリカ: 2023/5/11以降不要 カナダ: 2022/10/1以降不要 | 地方自治体 | |
アメリカ: 2022/6/12以降不要 カナダ: 2022/4/1以降不要 | 日本の検査機関 | |
宣誓書(個人情報提出) 米国: 不要 カナダ: 不要 | 航空会社メール 空港カウンター | 渡航国政府方針 搭乗前 |
2023/4/29以降不要 | 現地検査機関 | 日本国政府の意向 出発72時間以内 |
アメリカ/カナダ渡航には最低限「パスポート」「クレジットカード」「航空券」「渡航認証」+「宣誓書(米国)」が必要になる。逆に言えば、上記以外は不要 or 現地調達で何とかなる。
移動手段の確保
チケット
- NBA
NBAのチケットは主要チケットサイト(下記)で比較検討して購入するのが一般的だ。NBAチケットは大小様々なサイトで売られているが、下記の5サイトは最低でも1球団と公式チケットサプライヤーを結んでいる程にはメジャーなため、取り扱い数が多く、その分だけ良チケットも流通している。 - 強豪校
強豪校のチケットは、試合によっては売り切れる可能性もあるため、NBAと同様に公式サイトや二次売買サイトで事前に購入するのがオススメだ。 - 中堅校
ミッドメジャー校のチケットは会場で買うのがオススメだ。チケットは公式サイトや二次売買サイトで購入可能だが、サイト経由の場合は手数料と送料で約$10程余計に掛かる。一方、会場での購入は手数料も送料も発生しない。そして、ミッドメジャー校のチケットは売り切れる心配がほとんど無い。だから、ミッドメジャーのチケットは会場での購入一択だ。因みに、各大学の公式サイトで手数料と送料が無いチームもある。 - その他
WNBA、Gリーグ、NBAサマーリーグ、高校、イベントのチケットは、公式サイトや二次サイトから購入するのが無難だろうが、売り切れる心配がなさそうな場合は会場での購入で問題無い。
宿泊予約
- 高級ホテル
-NBAチーム滞在先ホテル(高級ホテル) - コスパ重視
- 安宿
-格安ホテル
-モーテル
-ユースホステル
-民泊 - 野宿
荷造り
まとめ
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
結局、定番ガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光が網羅されている。情報の信頼度も高い。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。
TEMUの衣類詰め込み型トラベルピローは「衣類の収納スペース化」&「サイズや弾力調整可」でオススメだ。
Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
関連記事
現地観戦の準備
ガイドブック(エリア)
参考
シアトルにおける平均的な気候(jp.wetherspark.com)
Brandon Roy returns as Garfield boys basketball coach after stepping away last season(seattletimes.com)
Sonics legend Shawn Kemp to open Seattle’s first Black-owned marijuana dispensary(seattletimes.com)
Mill Ends Park(portland.gov)
The Best Places in Portland to Ball Out this Summer(wweek.com)
The Best NBA Players from Oregon(ranker.com)
State and Local Sales Tax Rates, 2021(taxfoundation.org)