【NCAA】カレッジバスケ解説: トランスファー(転校/編入)

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概要

  • トランスファー: 転校/編入
  • 主な転校生
    四年制大学→四年制大学
    短大→四年制大学
    四年制大学→大学院
  • レッドシャツ: 転校直後の1年間公式戦出場不可
  • レッドシャツ免除
    例外条項
    ウェイバー
  • トランスファー=補強法
  • 近年の傾向: ルール緩和

トランスファーは「他大学への転校行為」や「転校/編入生」を意味する。米国の場合、学校の変更は日本のバイト先の変更程度の感覚で行われている。しかも、身体&精神的に成熟済みの上級生は下級生よりも戦力になる。実際、多くのコーチ達が1960年代から編入生軍団で成功を収めている。そのため、NCAA D1&D2は長らく編入の移籍化防止で編入直後シーズンのレッドシャツ義務や他大学の学生とコーチのコミュニケーション禁止を規定していた。そんな中、2010年代、NCAAの学生の自由意思の阻害規則が数多の訴訟の対象となってしまった。そのため、2018年10月、編入希望者名簿のトランスファーポータルが誕生した。また、2021年、編入直後シーズンのプレーが大幅に緩和された。しかも、同時点の大学生は新型コロナウィルスの特別措置で選手資格を追加された。加えて、NILが実質的な契約金と化した。その結果、2021年以降、トランスファー市場はカオス化している。2022年のNCAA D1男子バスケ部員の最低一度の編入表明者数は1,220名にのぼる。

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主なトランスファーパターン

転校生1: 四年制大学学部生(シーズン終了後の転校)

四年制大学学部生(シーズン終了後の転校)
  • 編入初年度: レッドシャツ
  • 例: 選手A
    2019-20: プレー@〇大学
    2020年夏(オフシーズン): 〇大学→×大学転校
    2020-21: 編入レッドシャツ(公式戦出場不可)
    2021-22: プレー可

原則的に「四年制大学→四年制大学」の編入生は編入直後のシーズンをレッドシャツで過ごさなければならない。

転校生2: 四年制大学学部生(シーズン途中の転校)

四年制大学学部生(シーズン前半の転校)
  • 現シーズン残り+翌シーズン前半: レッドシャツ
  • 例: 選手A
    2019-20前半: プレー@〇大学
    2019-20途中: 〇大学→×大学転校
    2019-20後半: 編入レッドシャツ
    2020-21前半: 編入レッドシャツ
    2020-21後半: プレー可@×大学

シーズン途中(前半)の転校の場合、レッドシャツ期間は同シーズンの残り+翌シーズンの前半となる。転校のタイミングは秋学期(8月後半~12月前半)と春学期(1月前半~4月前半)だ。同一シーズン中の2つの大学でのプレーは禁止されている。

転校生3: 四年制大学学部生(シーズン途中の転校)

四年制大学学部生(シーズン後半の転校)
  • 現シーズン残り+翌シーズン: レッドシャツ
  • 例: 選手A
    2019-20前半: プレー@〇大学
    2019-20後半: 転校表明
    2019-20残り: 退部
    2020-21: 編入レッドシャツ
    2021-22: プレー可@×大学

シーズン後半の転校表明の場合、レッドシャツ期間は翌シーズン丸々となる。そもそも、シーズン後半(1月以降)の転校は不可能だ。先述の通り、編入タイミングは春学期開始である。そのため、転校表明者のアクションも実際には退部or退学のみに留まる。編入自体は行われていない。つまり、シーズン後半の転校表明はシーズン終了後の転校となる。一方、退部者は当然ながらプレーできない。そのため、試合出場無し期間はシーズン後半+1シーズン分となる。

転校生4: 短大編入生(二年制大→四年制大)

「短期大学→四年制大学」の編入生は編入直後のシーズンをプレーできる。

@b_o_bros
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一応、アカデミックレッドシャツの可能性は残る。短大編入生はNCAA規定の短大時代の成績をクリアしなければならない。必要数は短大時代のステータス(クオリファー/アカデミックレッドシャツ/ノンクオリファー)や通学歴(1学期/2学期以上/卒業)で異なる。

転校生5: 424編入生(四年制大→短大→四年制大)

「四年制大学→短期大学(二年制大学)→四年制大学」の編入生は編入直後のシーズンをプレーできる。但し、短期大学士号未取得の場合はアカデミックレッドシャツとなる。

転校生6: 大学院生(大学院進学)

大学院進学
  • 編入直後のレッドシャツ不要
  • 例: 選手A
    2019-20: プレー@〇大学
    2020-21: プレー@〇大学
    2021-22: プレー@〇大学
    2022年: 学士号取得(3年卒業)
    2022-23: プレー可@×大学院
  • 例: 選手B
    2018-19: レッドシャツ@〇大学
    2019-20: プレー@〇大学
    2020-21: プレー@〇大学
    2021-22: プレー@〇大学
    2022年: 学士号取得
    2022-23: プレー可@×大学院

「四年制大学卒業→他大学大学院進学」は編入直後のレッドシャツ不要だ。NCAAの選手資格は4シーズン/5年だ。そのため、大学3年卒業や大学4年卒業(1シーズンレッドシャツ)の場合、大学院生(Graduate Student)も1シーズンのプレー資格でプレーできる。

@b_o_bros
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ちなみに、大学3年卒業(RS1シーズン有)の場合、2年選手資格の大学院生が完成する。

編入生7: 空白期間有り

「四年制大学→空白期間(1年以上)→四年制大学」は編入レッドシャツ不要だ。

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レッドシャツの免除1: 例外条項

  • いずれかの例外条項に該当→編入レッドシャツ免除

例外条項1: 最初の転校(NEW)

ワンタイム例外条項は最初の『四年制大学→四年制大学』の転校時のレッドシャツ免除だ。同例外条項はNCAA D1フットボール、男女バスケ、野球、アイスホッケー以外+NCAA D2全競技での試験導入の後に2021年4月にNCAA D1全競技で適用された。その後、2023年、適用期限「トランスファーウィンドウ」が設けられた。期限は競技で異なる。NCAA D1男女バスケ部員の場合、NCAAトーナメントの組合せ発表日から「2023年度60日」「2024年度45日」以内となっている。期限以降のトランスファーポータル掲載者は原則的に編入直後のシーズンを編入レッドシャツで過ごさなければならない。

例外条項2: 他大学卒業後の編入

グラデュエートエクセプション(Graduate Exception)は先述の「短大卒業→四年制大学」と「四年制大学卒業→大学院」適用の進学者対象の例外条項だ。

先述の通り、NCAA D1&D2の選手は5年間で4シーズンまでしかプレーできない。そのため、同例外条項は「大学卒業4年(プレーシーズン3季)」「大学卒業3年(プレーシーズン3季)」「大学卒業3年(プレーシーズン2季)」の選手にのみ適用される。

@b_o_bros
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ワンタイム例外条項導入前、レッドシャツ不要の編入生は非常に貴重だった。そして、特に希少な選手がエリジビリティ2年残しの大学院生だ。

例外条項3: レッドシャツ経験者

レッドシャツ経験者は編入初年度からプレーできる。例えば、A選手は「2018-19: レッドシャツ@〇大学」→「2019年: 〇大学→×大学編入」→「2019-20: 即プレー可@×大学」となる。

例外条項4: ウォークオン

2019年秋学期以降、ウォークオン(スポーツ奨学金無し選手)や少額の奨学金受給者も編入直後のシーズンをプレーできる。

例外条項5: 秋学期開始前編入の1年生

2019年以降、新1年生は秋学期開始前の場合は編入先で即プレーできる。一般的に学生アスリート達は新学期開始の8月中旬前の夏休み中に入寮してトレーニングに励む。つまり、夏休み中の転校の場合、レッドシャツが免除される。

@b_o_bros
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ミッチェル・ロビンソンは2017年の夏休み中にウェスタンケンタッキー大学から転校を表明してルイビル大学への編入を決めたものの、当時のルールでは2017-18シーズンをレッドシャツで過ごさなければならず、最終的にカレッジキャリアを諦めてNBAドラフトまでを自主練で過ごしている。

レッドシャツの免除2: ウェイバー(Waiver)

  • ウェイバー: レッドシャツ免除申請制度

ウェイバー1: シーズン途中の転校表明

  • クアッド・グリーン(ウェイバー認可)
    2018-19前(秋学期): ケンタッキー大学
    2018-19後(春学期): ワシントン大学編入&レッドシャツ
    2019-20: 開幕から出場可
  • カイル・ウィットニー(ウェイバー不認可)
    2019-20(春学期開始後): ケンタッキー大学→転校表明
    2020-21: 春学期から出場可

最大のウェイバー承認はシーズン中盤以前のトランスファー選手だ。先述の通り、シーズン前半の転校の場合、レッドシャツ期間は現シーズンの残り+翌シーズンの前半となる。一方、近年、NCAAは相当数の選手の翌シーズン前半のウェイバーを認可している。つまり、シーズン前半の転校の場合、レッドシャツ期間は結構な割合でシーズン後半のみで済む。

@b_o_bros
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2020年12月、NCAAは「2019-20&2020‐21のコロナ起因の不催行(+先行き不透明)」の救済措置で「初トランスファー&D1 to D1編入」生のウェイバー申請を全て認可した。言い換えれば、NCAAは2020-21シーズン途中に実質的なワンタイム例外条項の試験導入を行った。

ウェイバー2: シーズンの大半の欠場

前シーズンの大半の欠場の場合もウェイバー承認傾向にある。NCAAは大半欠場シーズンをレッドシャツシーズンと見なしてくれる。

ウェイバー3: 本人のコントロール外の理由

本人のコントロール外の転校
  • 現所属校のHC解雇
  • 家族の看病
  • 所属チームのスキャンダル
  • 健康状態
    現在籍校付近で治療不可
    近隣住民からの脅迫(命の危機)
HC解雇

本人のコントロール外の理由の転校の場合、ウェイバーが認められやすい。最大の例がHC解雇だ。米国の競技志向の学生の籍はHCに担保されている。選手はスポーツ奨学金やプレータイムや役割等でHCと合意してチームに加入している。逆に言えば、全てがHCの去就で白紙になる。編入先の模索は妥当だ。そのため、NCAAもHCと選手の関係性を鑑みてHC解雇起因の編入者のウェイバーを認めている。

@b_o_bros
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無論、一部の選手は新HCとスポーツ奨学金やプレータイムや役割等で合意してチームに再加入する。

所属チームのスキャンダル

また、所属チームのスキャンダルもウェイバーに相当する。

家族の看病

加えて、家族の看病はかつてはウェイバー取得の常套手段となっていた。但し、編入先が実家付近でなければならない。例えば、アイザイア・ワシントンは2019年にミネソタ大学から家族の看病を理由に地元ニューヨークのアイオナ大学に移り、見事にウェイバーを獲得し、2019-20をプレーしている。

心身の健康状態

そして、2022年1月、心身の健康状態もウェイバー申請相当の理由に追加された。

トランスファーの意義

トランスファー=補強法

トランスファーは1960年代からチーム強化の手っ取り早い方法となっている。カレッジのチームの強さは通念的に上級生の多さと言われている。NCAA史上、上級生軍団の成功例は山ほどある。上級生は身体的&精神的に成熟し、高いバスケットボールのスキルと理解度を持ち、大学生活の適応力を有し、即戦力になり得る。一方、下級生は不慣れな大学生活から学業や精神のトラブルでバスケットボールに集中できないかもしれない。実際、2022年の高校生と編入生の上位100名の内、平均二桁得点者は17名と66名だった。しかも、大学1年生の内の11名はNBAプロスペクトだった。

近年のトランスファー市場

近年、トランスファー市場は活況を帯びている。2022年1月、2019-20と2020‐21のトランスファー状況がトランスファーポータル上で公開された。

Transfer Portal Data: Division I Student-Athlete Transfer Trends
Transfer Portal Data: Division I Student-Athlete Transfer Trends

トランスファー市場盛況の理由

主因1: トランスファーポータルの誕生
選手とコーチのマッチングの簡略化
  • トランスファーポータル以前
    選手: コーチ/大学運動局長等の許諾→編入意思公表
    コーチ: 他大学の選手とコミュニケーション禁止
  • トランスファーポータル以後
    選手: 自身の名前の掲載
    コーチ: 編入希望者一覧から選手に連絡

トランスファーポータル(transfer portal)は編入希望者名簿だ。同システムは2018年10月にトランスファーの透明化を目的に開始された。トランスファーポータル以前、学生アスリート達は編入意思の公表にコーチ/大学運動局長等から許諾を得なければならなかった。また、コーチ達は他大学の学生アスリートとコミュニケーションを禁止じられている。つまり、編入希望者とコーチのマッチングが困難だった。トランスファーポータル誕生後、編入意思の公表も編入希望者との連絡も簡単になっている。

https://247sports.com/college/transfer-portal/Season/2023-Basketball/TransferPortalTop/
@b_o_bros
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トランスファーポータル/ポータルはトランスファーポータル自体では無くトランスファー市場を指して用いられている。

主因2: ワンタイム例外条項

最大の要因の1つがワンタイム例外条項だ。つまり、学生アスリート達は大きな阻害要因の編入直後のレッドシャツ除外によって気軽に編入に踏み切れるようになった

主因3: エクストラ・イヤー・オブ・エリジビリティ

そして、もう1つの大きな要因がプレーシーズン数の追加だ。2020年10月、NCAAは「2020‐21シーズンのコロナ起因の短縮+先行き不透明」に配慮して全学生に原則「4シーズンプレー in 在学5年間」のエリジビリティに「1シーズン/1年追加」を発表した。つまり、2020年秋大学入学済みの学生の場合、「大学6年目」や「5シーズン目」のプレーが可能になった。そして、2021年以降、多くのスーパーシニア達が新天地を求めて編入市場に入ってきている。

主因4: NILの”実質的な契約金”化
主なNILのリクルートへの影響
  • NILを口説き文句に活用

NILはリクルートに多大な影響を与えている。現在、NCAAは司法省からの干渉を恐れて規制強化に踏み切れない。そんな中、ハイメジャー校は高いブランド力と強力なブースター基盤から巨額のNIL契約でリクルート力を増強させている。実際、2022年、カンザスステイト大学のナイジェル・パック(Nijel Pack)は億万長者ジョン・ルイス(John Ruiz)の二社と$80万/2年のNIL契約を結んでマイアミ大学(フロリダ)に転校した。また、アイザイア・ウォング(Isaiah Wong)は自身のNIL契約金の上昇次第での転校の有無を公言した。

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トランスファールール緩和の影響

高校生の優先度低下

編入ルール緩和のシワ寄せは高校生に来ている。先述の通り、多くのカレッジコーチは「上級生>下級生>高校生」の順に好む。しかも、2021年以降、大量の上級生が追加エリジビリティでプールに残っている。また、選手育成は保障されていない。良い選手はあっさりと転校してしまう。そのため、高校生達の優先順位は下がってしまった。その結果、★4-5リクルートすらも学年繰上げの見送りやポストグラデュエート学年進学を選んでいる。

@b_o_bros
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2024年夏、追加エリジビリティ時代がようやく落ち着きを見せた。追加エリジビリティ付与者は2021年大学入学組+例外的な2020年以前入学組だけだったからだ。そのため、高校生達もコロナ禍以前程度にリクルートされている。2024-25、新1年生達の活躍が直近数年よりも目覚ましい。

成り上がりチャンス増加

編入ルール緩和は遅咲きの選手に成り上がりのチャンスをもたらしている。NCAA D1ミッドメジャー校、NCAA D2&D3校、NAIA校、短大の無名の選手も1シーズンの活躍次第で1ランク以上上のチームに編入できる。逆に言えば、カレッジコーチ達は優秀な選手を開花直後に失う。そのため、リクルートの食物連鎖の構造がより強固になってしまった。

栄転直後のロスター構成

トランスファーポータルは転職直後のコーチ達の頼みの綱になっている。コーチ交代は2~4月に起きる。新学期開始は8月半ばだ。ロスター構築の時間は3カ月程度しかない。一方、米国の競技志向の学生の籍はHCに担保されている。つまり、赴任先の前シーズンの選手と入学予定者は前任者の去就で”フリーエージェント”状態になる。その結果、選択肢は「前任地の教え子」「赴任先の選手」「編入生」「高校生」「海外留学生」となる。そんな中、前任地の教え子と赴任先の選手のリクルートは精々3名ずつ程度だ。大半の高校生は既に進路を決めている。海外留学生はコネとバイアウト資金持ちの特権だ。そもそも、カレッジバスケットボール未経験者の査定は2年程度を要する。そのため、リクルート探しは実力証明済みの編入生となる。そして、ロスターの半分程度は編入生で埋められる。

その他

同シーズン内の別々の大学の部活でプレー禁止

シーズン中の編入直後の試合出場は「同シーズン中の2つの大学でプレー禁止」ルールで不可能になっている。高校生やポストグラデュエート生は秋学期終了後の冬休みor春学期に大学に入学してシーズン後半からプレーできる。そんな中、2023年、ネイクワン・トムリンが「カンザスステイト大学退部」→「秋学期終了12月大学卒業」→「メンフィス大学院進学」→「2023-24の試合出場無し=即プレー可」→「シーズン後半出場」で前代未聞のシーズン途中の移籍に成功した。

ウェイバーの不明瞭な基準

ウェイバーの基準の不明瞭さは度々指摘されている。例えば、2019年、ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)のHC解任時、計6名が他大学へ転校した。その後、2名はグラデュエートトランスファーでレッドシャツ免除を受け、トレイ・ウッドバリーとターベル・ベックはNCAAにウェイバー申請を受理された。一方、ジョエル・ンタブウェとジョナサン・チャチュアはウェイバー申請を認められなかった。

カンファレンスルール

カンファレンス間編入制限の採用
  • SEC: 2021年撤廃
  • ビッグ・サウス・カンファレンス: 2022年撤廃
  • サザン・カンファレンス: 継続

現在、サザン・カンファレンスは独自にカンファレンス所属校間の編入に対して編入直後シーズンのレッドシャツルールを設けている。同様のルールはサウスイースタン・カンファレンスとビッグ・サウス・カンファレンスでも採用されていた。

タンパリング横行

2021年以降、特定の大学のNIL関連の第三者団体のコレクティブス(collectives)がトランスファーウィンドウ開放前から他大学の選手とNIL関連の交渉でリクルートに加担してしまっている。NCAAの規則は第三者のリクルート関与を禁じている。一方、現在、NCAAは厳格な規則の作成や処分を下せない。理由は過去の学生アスリートの権利拡大関係の裁判だ。些細な制限がアンチトラスト法への抵触や新たな訴訟の可能性を孕んでいる。当然、裁判は時間と手間と労力を奪う。その結果、リクルートの規則違反は実質的に非罰則化されてしまっている。

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参考

基本
How basketball transfer portal window numbers compare to football(on3.com)
Summary of NCAA Regulations NCAA Division I(fs.ncaa.org)
Transfer terms(ncca.org)
Notification of Transfer: What Division I Student-Athletes Should Know(ncaa.org)
Sources: NCAA one-time transfer proposal, notification deadlines being finalized(theathletic.com)
DI Council adopts new transfer legislation(ncaa.org)
Auburn makes the cut for Georgetown transfer Mac McClung(al.com)
Kentucky basketball’s Kahlil Whitney, a former top recruit, announces plans to leave school(usatoday.com)
What’s going to happen to college basketball transfers in 2020-21?(espn.com)
NCAA Transfer Exceptions and Waivers(athleticscholaships.net)
DI Council adjusts transfer rules(ncaa.org)
Sources: NCAA on Brink of Allowing One-Time Immediate Transfer for All Athletes(si.com)
Sources: Five-star recruit Mitchell Robinson not expected to play college basketball this season(sports.yahoo.com)
Mitchell Robinson will bypass college, begin training for Draft(247sports.com)
Beard “floored” and “sick stomach” after hearing Ntambwe’s transfer waiver appeal denied(kcbd.com)
Transfers, freshmen and a new balance of power in men’s college basketball(espn.com)
New transfer rule eliminates permission-to-contact process(ncaa.org)
What the NCAA Transfer Portal Is(s3.amazonaws.com)
Waiver granting hoops transfers immediate eligibility in 2020 set to be approved(theathletic.com)
DI Council adjusts transfer waiver guidelines(ncaa.org)
NCAA Division I Council modernizes rules for coaching limits(ncaa.com)
DI Council extends eligibility for winter sport student-athletes(ncaa.org)
NCAA Launches Transfer Portal Dashboard for Athletes(athleticbusiness.com)
Division I board adopts changes to transfer rules(ncaa.org)
DI Council endorses Transformation Committee concept(ncaa.org)

影響&その他
How transfer portal, NIL reshaping college basketball recruiting has dropped value of high school prospects(cbssports.com)
Sources: NCAA Enforcement Begins Attempted NIL Crackdown With Miami Inquiry(si.com)
NIL agent says Miami hoops star Isaiah Wong will enter transfer portal if NIL compensation isn’t increased(espn.com)
How the Transfer Portal Leads Top Recruits to Rethink About Reclassifying(si.com)
How new NCAA transfer rules have coaches changing the way they recruit high school prospects(cbssports.com)
How Matt McMahon and LSU became college basketball’s 2022-23 expansion team(espn.com)
Former Kansas State forward Nae’Qwan Tomlin transferring to Memphis: What will he bring to Tigers’ frontcourt?(theathletic.com)
SoCon’s unique transfer rule sidelines Chattanooga’s Honor Huff after he followed his old coach to new school(cbspsorts.com)
Big South Announces Elimination of Intraconference Transfer Policy(bigsouthsports.com)
SEC To Allow Immediate Eligibility for Intraconference Transfers(secsports.com)
Oklahoma State’s Boynton Concerned With Lack of Consequences for Tampering(si.com)

 

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