概要
基本情報
日本→カスカディアエリア
- シアトル
- ポートランド
- バンクーバー: カナダ→米国の入国審査(要)
直行便はシアトル、ポートランド、バンクーバーに就航している。所要時間は片道10時間程度だ。無論、ベイエリアLAも時と場合によっては出入国口となり得る。格安航空券はいくつかの売残り席を繋いで目的地に到着する。例えば、「成田→スポーケン」が「成田→サンフランシスコ→スポーケン」となる。
エリア内の移動
鉄道
鉄道は利用機会は少ないが有効だ。
長距離バス
長距離バスは最も利用機会が多い移動手段になる。
飛行機
飛行機はカスカディアエリア内の移動には必要がないだろう。
レンタカー
レンタカーは特にカレッジを訪れる際にオススメだ。
バスケットボール
NBAファンでも毎年のようにNBAプロスペクトを抱えているワシントン大学は検討する余地がある。 その他、シアトル大学も悪くは無いが、NBAプロスペクトがいる高校(後述)に行くのもアリだ。また、車で行ける範囲にポートランド、オレゴン大学、オレゴンステイト大学、ゴンザガ大学があるので、スケジュールに合わせて歴訪するのがオススメだ。
観光
シアトルとポートランドは観光地だ。シアトルはアメリカで最先端の街としても知られている。一方、ポートランドはアメリカで最も住みやすい町と言われている。名産品はビールだ。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
結局、定番ガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光が網羅されている。情報の信頼度も高い。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。
隣接エリア
マウンテンエリア
ソルトレークシティー、デンバー、
西海岸エリア
サンフランシスコ、サクラメント、ロサンゼルスといったNBA都市に飛ぶのがオススメだ。
ワシントン州
シアトル
基本情報
規模 | 公共交通機関 | アクセス |
大都市 | 地下鉄 ローカルバス モノレール | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
シアトルは一般的には北西部最大の観光都市だ。故に、衣食住は問題無い。市内は地下鉄とバスが走っている。シアトル・タコマ国際空港とダウンタウン間も地下鉄で往来可能だ。雨が多い。
NBA/WNBA/Gリーグ
- シアトル・ストーム(WNBA)
- ワシントン大学
ワシントン大学はブランドン・ロイ、ネイト・ロビンソン、アイザイア・トーマス、マーケル・フルツ等数多くのNBAプレーヤーを輩出した太平洋側屈指のパワーハウスだ。 - シアトル大学
シアトル大学はエルジン・ベイラーの母校だ。 - シアトルエリアは高校バスケが盛んだ。Ranier Beach高校はジャマール・クロフォード、ネイト・ロビンソン、ザック・ラビーンを輩出している。数年前にはブランドン・ロイが母校Garfileld高校のHCを務めていた。その他にもジェイレン・マクダニエルズとジェイデン・マクダニエルズのFederal Way高校や2021年卒組トップ10プロスペクトのPaolo Bancheloが通っていたO’Dea高校もある。
- Crawsover Pro-Am League
ロスオーバー・プロ-アマ・リーグ(Crawsover Pro-Am League)はジャマール・クロフォード主催のサマーリーグだ。
スポーケン(ワシントン州)
オレゴン州
ポートランド
基本情報
規模 | 公共交通機関 | アクセス |
地方都市 | 路面電車 ローカルバス | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
ポートランドは結構栄えている。衣食住で困ることは無い。ポートランド国際空港、モダ・センター、ダウンタウンは路面電車で繋がっている。冬は雨が多い。
NBA/WNBA/Gリーグ
- ポートランド・トレイルブレイザーズ
- ポートランド大学
ポートランド大学は伊藤大司選手、帝京長岡高卒のタヒロウ・ディアバテ選手、渡辺飛勇選手が在籍していた日本に馴染みの深い大学だ。 - ポートランドステイト大学
ポートランドステイト大学は特筆すべきことのないローメジャー校だ。 - ポートランドは、ナイキとアディダスのお膝元ということもあってか、大学や高校のイベントの開催地になる。近年は11月の感謝祭週にはフィル・ナイト・インビテーショナルと呼ばれる招待大会が開催されている。また、ほぼ毎年4月には高校生オールスターゲームのマクドナルド・オール・アメリカン(2020年はヒューストンで開催)や世界選抜とアメリカ選抜で試合を行うNIKE HOOP SUMMITが開催されている。
聖地
- ナイキ本社
ナイキは創設者フィル・ナイトがオレゴン州出身であるために本社をポートランドに置いている。敷地内には歴史博物館もある。但し、入館にはナイキ関係者の紹介が必要になる。 - ウォレス公園
ウォレス公園はブレイザーズのレジェンドのビル・ウォルトンの行きつけだった。1970年代後半、ウォルトンは自宅近くのこの公園でシューティングをしたりフリスビーを楽しんでいた。
買い物
- チームストア(NBA)
- ブックストア/カレッジストア(大学)
- ダウンタウン
NIKE Portland、BAIT、INDEX、The Duck Store(オレゴン大学のチームストア)がある。 - ロイド地区
ロイド地区(Lloydo District)はウィラメット川の対岸の商業地区だ。小規模モールのロイド・センターにはフットロッカー、チャンプス・スポーツ、リッズ、ロス、フィニッシュラインが入っている。端にはナイキのコミュニティストアもある。 - Clackamas Town Center
クラッカマス・タウン・センターにはフットロッカー、チャンプス・スポーツ、ディックズ、メイシーズ、オレゴン大学のチームストアがある。アクセスは路面電車グリーンラインで1時間程だ。
補足
実は現地での買い物はオレゴン州とモンタナ州が最もお得だ。アメリカの場合、売上税(日本の消費税に相当)は各州によって税率が異なるのだが、オレゴン州とモンタナ州は売上税が一切無い。実際、ワシントン州シアトルやタコマの人々は大きな買い物の場合は車で片道2時間程度のオレゴン州ポートランド付近にまで足を運ぶらしい。ちなみに、上記2州以外の売上税は8%程度でほとんど変わらない。
出身者
ポートランド出身のNBAプレーヤーはそこそこ多い。最も有名な選手はAC・グリーンだ。現役プレーヤーではドマンタス・サボニス、ジェラミ・グラント、テレンス・ロスがいる。さらに、ケビン・ラブとクレイ・トンプソンはポートランド近くのレイクオスウィーゴで幼少期を過ごしている。ちなみに、2人は同じ野球チームに所属していた。
オレゴンステイト大学
オレゴン大学
その他
バンクーバー(カナダ)
モンタナ大学
モンタナステイト大学
現地観戦の準備
旅行の計画
必須品の入手
必要な物 | 入手方法 | 必須理由 |
パスポート | パスポートセンター | 海外航空券購入時 渡航認証申請時 |
クレジットカード | 各申込サイト | 渡航認証申請の支払い方法 |
航空券 | 航空会社/OTA等 | 渡米手段 |
渡航認証 ESTA: アメリカ eTA: カナダ | 各申請サイト | 渡航国政府方針 出発72時間前まで |
アメリカ: 2023/5/11以降不要 カナダ: 2022/10/1以降不要 | 地方自治体 | |
アメリカ: 2022/6/12以降不要 カナダ: 2022/4/1以降不要 | 日本の検査機関 | |
宣誓書(個人情報提出) 米国: 必要 カナダ: 不要 | 航空会社メール 空港カウンター | 渡航国政府方針 搭乗前 |
2023/4/29以降不要 | 現地検査機関 | 日本国政府の意向 出発72時間以内 |
アメリカ/カナダ渡航には最低限「パスポート」「クレジットカード」「航空券」「渡航認証」+「宣誓書(米国)」が必要になる。逆に言えば、上記以外は不要 or 現地調達で何とかなる。
移動手段の確保
チケット
- NBA
NBAのチケットは主要チケットサイト(下記)で比較検討して購入するのが一般的だ。NBAチケットは大小様々なサイトで売られているが、下記の5サイトは最低でも1球団と公式チケットサプライヤーを結んでいる程にはメジャーなため、取り扱い数が多く、その分だけ良チケットも流通している。 - 強豪校
強豪校のチケットは、試合によっては売り切れる可能性もあるため、NBAと同様に公式サイトや二次売買サイトで事前に購入するのがオススメだ。 - 中堅校
ミッドメジャー校のチケットは会場で買うのがオススメだ。チケットは公式サイトや二次売買サイトで購入可能だが、サイト経由の場合は手数料と送料で約$10程余計に掛かる。一方、会場での購入は手数料も送料も発生しない。そして、ミッドメジャー校のチケットは売り切れる心配がほとんど無い。だから、ミッドメジャーのチケットは会場での購入一択だ。因みに、各大学の公式サイトで手数料と送料が無いチームもある。 - その他
WNBA、Gリーグ、NBAサマーリーグ、高校、イベントのチケットは、公式サイトや二次サイトから購入するのが無難だろうが、売り切れる心配がなさそうな場合は会場での購入で問題無い。
宿泊予約
- 高級ホテル
-NBAチーム滞在先ホテル(高級ホテル) - コスパ重視
- 安宿
-格安ホテル
-モーテル
-ユースホステル
-民泊 - 野宿
荷造り
まとめ
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
結局、定番ガイドブックは非常に有用だ。事前準備~現地のマナー~観光が網羅されている。情報の信頼度も高い。個人的には「地球の歩き方」は硬派でオススメだ。現在の価値観/社会情勢~時代背景/歴史も記載している。
新進気鋭のECサイト「TEMU」はオリジナルのトラベルグッズを安く売っている。特に衣類詰め込み型トラベルピローは「衣類の収納スペース化」&「サイズや弾力調整可」でオススメだ。
Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
関連記事
現地観戦の準備
ガイドブック(エリア)
参考
シアトルにおける平均的な気候(jp.wetherspark.com)
Brandon Roy returns as Garfield boys basketball coach after stepping away last season(seattletimes.com)
Sonics legend Shawn Kemp to open Seattle’s first Black-owned marijuana dispensary(seattletimes.com)
Mill Ends Park(portland.gov)
The Best Places in Portland to Ball Out this Summer(wweek.com)
The Best NBA Players from Oregon(ranker.com)
State and Local Sales Tax Rates, 2021(taxfoundation.org)