概要
- 運営: オーバータイム(メディア)
- 拠点: アトランタ/ジョージア州
- 選手
27名(2021-22)
33名(2022-23) - 活動
内部リーグ&プレーオフ
対外試合(vs.プレップ)
AAU参加
ヨーロッパ遠征
TBT参戦 - 魅力
収入: 最低$10万+ボーナス+オーバータイム株+シューズ契約等
教育: 高校卒業資格+最新トレーニング+金融知識+メディアリテラシー等
補償: 最大$10万/年の大学費用負担(プロ断念時) - コンテンツ配信
Youtube: 大半
Amazon Prime Video(米): 20試合/年
Horizon Worlds(Meta): VRコンテンツ - スポンサー
Amazon/Meta/ゲータレード/GMC/ステイトファーム等
オーバータイム・エリート(OTE)は2021年秋冬創設のユースセミプロリーグ&プロバスケ選手養成校だ。運営元のオーバータイムは中高生中心のバスケメディアである。選手達はジョージア州アトランタのキャンパスでプロバスケ選手の英才教育を受ける。そして、2021-22、同リーグは合計27名と契約し、選手達を「エリート」「オーバータイム」「OTE」の3チームに分け、紅白戦や高校やプレップスクールを相手に対外試合を行った。大半の試合はYouTubeにフルゲームでアップロードされている。
設立背景
NCAAの選手資格緩和の見込み
NCAA「学生アスリートの金銭収受禁止」批判
↓
プロ解禁の兆し
「アマチュア契約選手の選手資格認可」
「マネタイズ解禁発表」
「一部州のPay for Play保障法案通過」
↓
2021/7~
NIL限定でマネタイズ解禁(仮)
↓
現在
プロ選手は引き続き禁止
当時、NCAAの元プロ契約選手の選手資格認可の可能性が浮上していた。NCAAの選手資格条件はアマチュアリズムの大義名分の下で学生アスリートの生活費以上の金銭収受を禁止していた。そんな中、2010年代、NCAAの利益独占に批判が集中した。そして、2021年夏、学生アスリート達は自身の知名度(Name)、イメージ(Image)、肖像権(Likeness)関連のマネタイズを許可された。一方、最大の論点が競技パフォーマスへの対価(Pay for Play)だった。実際、一部の州はペイ・フォー・プレイ解禁前提の法整備を進めていた。また、プロリーグ経歴有りの選手の選手資格認可が欧州留学生激増に伴ってなし崩し的に始まっていた。つまり、「高校時代のプロ契約→NCAAプレー可」の機運が高まっていた。その後、結局、2024年7月現在まではNILのみの解禁に留まっている。つまり、元プロ契約経験者は原則的にはNCAAの選手資格を認められない。実際、2023-24、元OTE選手はプロ経歴を理由にプレー資格申請を断られた。そのため、2022年、一部の選手はアマチュア契約でオーバータイム・エリートに所属している。
ユーススポーツの育成力不足
現在、有識者達は「ヨーロッパ列強>アメリカ」の育成環境を自覚している。特に問題視されているのがグラスルーツバスケットボール文化だ。グラスルーツバスケットボールはシューズメーカーの思惑で発展した。1990年代、カレッジコーチ達は優秀な選手だけの競争環境を欲していた。理由はより正確な選手の評価のためである。そのため、シューズメーカーは全米中のローカルクラブに時には数十万ドルに及ぶ資金を提供して良い選手のリクルートと競技大会開催を行わせた。無論、各社は「選手達を自社スポンサードの大学へと送り込む/プロ転向後のシューズ契約等→選手効果での売上上昇」で利益を回収している。そして、その結果、グラスルーツバスケットボールは即席チームばかりとなってしまった。選手達は100試合をこなしながらも組織の中での動きを一切学ぶこと無く一夏を終える。コーチ達は指導力よりも資金と選手の調達力を求められるためビジネスマンで溢れかえるようになってしまった。実際、彼らの中にはバスケットボール未経験者も大勢いる。つまり、超優秀な育成環境が必要とされていた。
国内オルタナティブリーグの需要
2005年以降、米国拠点選手はNBAドラフトにエントリーのために「高校卒業後のNBA1シーズン経過」と「ドラフト年内の満19歳」の要件を満たさなければならない。つまり、多くの選手は高校卒業後に最低1年をどこかしらで過ごさなければならない。そして、過去15年間で「プレップ(ポスト-グラデュエート学年)」「プロ」「自主練」等の大学進学以外の選択肢が開拓された。オーバータイム・エリートは新たなオルタナティブのポジションを狙っている。
シーズン1(2021-22)
開幕前
資金調達
オーバータイムは「現役&元NBA選手からの出資」→「2021年4月@投資ステージシリーズC: ジェフ・べゾス(当時アマゾンCEO)+ドレイク+現役&元NBA選手+投資家計25名の出資」で資産価値を$250万にまで上げた。日本からは電通も出資に加わっている。その後、開幕直前、大手保険会社ステイトファームとゲータレードがスポンサーに就任した。
スタッフ集め
- 取締役
ジェイ・ウィリアムス
カーメロ・アンソニー
パウ・ガソル - GM/バスケットボール部長: デイミアン・ウィルキンス
- コーチングスタッフ
コーチング長: ケビン・オーリー
HC1: デイブ・レイタオ
HC2: ライアン・ゴームス
HC3: ティム・ファニング(Tim Fanning)
OTEは選手育成もアピールポイントとしているため錚々たるメンバーがスタッフ陣に名を連ねている。
プレシーズン(夏)
2021年7月、オーバータイム・エリートは一定のタレント数確保直後にグラスルーツバスケットボールイベントに参加してデビューを飾った。
ロスター確定
2021年高卒/2022年ドラフト組
氏名 | 誕生日 | 国籍 | 経歴/評価 |
へアン・モンテロ (Jean Montero) | 2003/7 | ドミニカ共和国 | トップ代表 NBAコンバイン招待 NBAドラフト外 セルビア(2022-23) |
ドミニック・バロウ (Dominick Barlow) | 2003/5/26 | アメリカ | ★4 NBAコンバイン招待 NBAドラフト外 サンアントニオ・スパーズ(2022-23) |
コック・ヤット (Kok Yat) | アメリカ | ★3 OTE再契約(2022-23) | |
ジェイ・スミス (Jai Smith) | アメリカ | ★3 Gリーグ(2022-23) | |
エマニュエル・マルドナード | プエルトリコ | プエルトリコ(2022-23) | |
デイビオン・メイス (Davion Mace) | アメリカ | バックボード破壊 不明(2022-23) |
ヤン・モンテロは2020年11月にはドミニカ共和国のトップ代表デビューも果たしたガードだ。2021年6月30日、同選手は、厳密にはグラン・カナリア(スペイン)からのレンタルではものの、初の外国籍選手として話題を呼んだ。ドミニック・バーロウは2022年高卒組トップフォワードの1人と評されている。
2022年高卒/2023年ドラフト組
氏名 | 誕生日 | 国籍 | 経歴/評価 |
アサー・トンプソン (Ausar Thompson) | 2003/1/30 | アメリカ | NBAプロスペクト |
アメン・トンプソン (Amen Thompson) | 2003/1/30 | アメリカ | NBAプロスペクト |
ジェイジアン・ゴートマン (Jazian Gortman) | アメリカ | ファイブスター | |
ブライス・グリッグス (Bryce Griggs) | 2003/9/10 | アメリカ | フォースター |
ジェイレン・マーティン (Jaylen Martin) | アメリカ | フォースター | |
ネイサン・ミッシア-ディオ (Nathan Missia-Dio) | ベルギー | U16代表 | |
フランシス”レブロン”ロペス | フィリピン | VISA不認可 フィリピン大学(2023-) | |
ジョウナッド・ウォーカー (Johned Walker) | プエルトリコ | ||
ルイス・デュアーテ (Lewis Duarte) | ★3 無所属(2022-23) サンノゼステイト大学(2023-) | ||
TJ・クラーク (TJ Clark) | アメリカ | スリースター | |
Devontes Cobbs | アメリカ |
アメン・トンプソンとアサー・トンプソンの双子は2023年のNBAドラフトで上位指名が予想されている。ジェイジアン・ゴートマンもファイブスターだ。ブライス・グリッグスは名門校からオファーを蹴ってOTEに加入した。ネイサン・ミッシア-ディオはU16ベルギー代表(2019年)の経験を持つ原石だ。フランシス・ロペスはビザ不認可で結局は1試合もプレーせずに終わった。
2023年高卒/2024年ドラフト組
氏名 | 誕生日 | 国籍 | 経歴/評価 |
ジェイレン・ルイス(Jalen Lewis) | ファイブスター ESPN2位 | ||
タイラー・スミス(Tyler Smith) | ファイブスター ESPN8位 | ||
ブライソン・ウォーレン(Bryson Warren) | ファイブスター ESPN14位 | ||
ライアン・ビューリ―(Ryan Bewley) | 2004/1/10 | アメリカ | ファイブスター |
マット・ビューリ―(Matt Bewley) | アメリカ | ファイブスター | |
マリーク・ボウマン(Malik Bowman) | フォスター | ||
アレクサンドレ・サー(Alexandre Sarr) | 2005/4/26 | フランス | U16代表 |
(Jahzare Jackson) | 2004/2/28 | アメリカ | スリスター |
トダー・ソマチェスコ (Tudor Somacescu) | 2005/6/15 | ルーマニア | NBAプロスペクト |
イザン・アマンサ (Izan Almansa) | 2005 | スペイン |
現在、2023年高卒組は最もタレントに溢れている。初の契約選手のマット・ビューリ―とライアン・ビューリ―双子、ジェイレン・ルイス、タイラー・スミス、ブライソン・ウォーレンは共にESPNでファイブスターに評されている。ジャゼイア・ジャクソンはIMGアカデミー時代からオフェンスラインのような体格で注目を集めていた。アレクサンドレ・サーは初のヨーロッパ出身選手である。
オンシーズン: リーグ戦+対外試合+プレーオフ
Full Overtime Elite schedule is as follow. OTE will likely look at an international trip and grassroots/club team competition in the spring after their season ends in late March. More details here: https://t.co/i1n5h8ijkP pic.twitter.com/T78FWvLzH1
— Jonathan Givony (@DraftExpress) October 13, 2021
2021‐22、オーバータイム・エリートは3チームに分かれて内部リーグ戦を行いながら強豪プレップチームと試合を行った。
シーズン終了(選手の進路)
NBAドラフトエントリー組 |
へアン・モンテロ(Jean Montero) -NBAコンバイン招待 -NBAドラフト外 -セルビア(2022-23) ドミニック・バロウ(Dominick Barlow) -NBAコンバイン招待 -NBAドラフト外 –サンアントニオ・スパーズ(2022-23) コック・ヤット(Kok Yat) -OTE再契約(2022-23) ジェイ・スミス(Jai Smith) -Gリーグ(2022-23) エマニュエル・マルドナード -プエルトリコ(2022-23) デイビオン・メイス(Davion Mace) -不明(2022-23) |
案の定、最初の実績はイマイチだった。最大の原因はリクルートだ。当時、2021年高卒組のワン&ダン有力候補者達は既にの進路を決めていた。そもそも論、オーバータイム・エリートのユニーク性は中高生年齢時のプロ契約にある。一方、既卒選手は「大学」「ポスト-グラデュエート学年(プレップ進学)」「プロ(Gリーグや豪NBL等)」等の選択肢を持っている。言わずもがな、未知数の創設1年目のリーグはリスキーだ。そのため、リクルートは冴えなかった。正直、数合わせの選手もいる。ドミニク・バロウのNBA行きは御の字だろう。
シーズン2(2022-23)
オフシーズン
新契約体系増設
- アマチュア契約
支給:生活費+NIL契約
アマチュア資格保持: NCAAプレー可 - “NBAフリーエージェント状態”契約
アマチュア契約
2022年6月、ナシーア・カニングハムが初のアマチュア選手としてOTEへの加入を決めた。無給契約の場合、当該選手は競技パフォーマスに対しての支払いを受けないためNCAAのプレー資格を保持できる。
NBAフリーエージェント状態契約
一方、コック・ヤットは2022-23もOTEと再契約した。同選手は「2022年のNBAドラフトにエントリー→ドラフト外」のためNBA的にはフリーエージェントとして扱われる。そのため、同契約は「いつでもNBAチームと契約可能」の条項が含まれていた。
開幕前
- TBT参戦: 一発勝負トーナメント
- ヨーロッパ遠征(8-9月)
スペイン: 1~3部所属球団×4試合
セルビア: KK・メガ・バスケット主催大会 - 豪NBLアデレード・サーティシクサーズ(9月)
2022年夏、オーバータイム・エリートは2022年高卒組選手数名に現役プロ選手を加えてTBT(The Basketball Tournament)に参戦し、8月末に既卒チームでスペインとセルビアに遠征し、9月末にはアリゾナ州で豪NBLアデレード・サーティシクサーズとスクリメージを行った。一部の選手は各国の代表活動に参加していた。
TBTはNBA契約下以外の現役/元プロ選手中心の即席チームのトーナメントだ。
リーグ整備
- 内部チーム
City Reapers(OTE)
Cold Hearts(OTE)
YNG Dreamers(OTE) - 外部チーム
Hillcrest Prep Bruins(プレップ)
Our Savier Luthran School Falcons(高校)
Word of God Academy Holy Rams(高校)
2022年、オーバータイム・エリートは「内部チーム×3」&「外部チーム×3」のリーグ戦+プレーオフのスケジュール整備を行った。
資金調達: 巨大スポンサー獲得
- Amazon Prime Video: 20試合放送/季×複数年
- GMC: 公式SUVパートナー
新たな大口スポンサーに米アマゾンとGMCが加わった。2022-2023、全20試合がAmazon Prime Videoで配信された。
ロスター確定
NBAフリーエージェント(1名)
コック・ヤットはシーズンをほぼ全休したため2022-23中のNBA契約に至らなかった。
2022年高卒/2023年ドラフトエントリー可能組(8名)
氏名 | 経歴/評価 | チーム(2022-23) |
ティージェイ・クラーク(TJ Clark) | ★3 OTE(2021-22) | YNG |
デボンテス・カブス(Devontes Cobbs) | OTE(2021-22) | CHS |
ジェイジアン・ゴートマン(Jazian Gortman) | ★5 OTE(2021-22) | YNG |
ブライス・グリッグス(Bryce Griggs) | 2003/9/10 ★4ガード OTE(2021-22) | CHS |
ジェイレン・マーティン(Jaylen Martin) | ★4 OTE(2021-22) | YNG |
アメン・トンプソン(Amen Thompson) | 2003/1/30 OTE(2021-22) | CTY |
アサー・トンプソン(Ausar Thompson) | 2003/1/30 OTE(2021-22) | CTY |
ジョウナッド・ウォーカー(Johned Walker) | 2003/5/20 U19プエルトリコ代表(2021) OTE(2021-22) | CTY→CHS |
2022年高卒組はほとんど動きはなかった。唯一の新加入のゼイビア・ハリスは元々の2023年高卒組から1年早く高校を卒業して2022年高卒組としてOTEに加入した。一方、唯一の離脱のルイス・デュアーテ(Lewis Duarte)は2022年に高校卒業資格を取得してチームを離れ、約1年間の空白期間を経た後、2023年5月にサンノゼステイト大学へのコミットを発表した。
2023年高卒組(17名)
氏名 | 経歴/評価 | OTE歴 | チーム |
イザン・アルマンサ(Izan Almansa) | 2005 U18スペイン代表エース | 2 | YNG |
マット・ビューリ―(Matt Bewley) | 2004/1/10 ★5フォワード | 2 | CHS |
ライアン・ビューリ―(Ryan Bewley) | 2004/1/10 ★5フォワード | 2 | CTY |
タイラー・ベイ(Tyler Bey)* | OTE-CTY(2022-23) | 1 | CTY |
マリーク・ボウマン(Malik Bowman) | ★4 | 2 | CTY→CHS |
ケイネン・カーライル(Kanaan Carlyle)* | ★5ガード U18アメリカ代表 | 1 | YNG |
ロブ・ディリングハム(Rob Dillingham)* | ★5PG ドンダアカデミー(2022-23) | 1(途中) | CHS |
ジェイレン・ルイス(Jalen Lewis) | ★5フォワード ESPN2位 | 2 | YNG |
ラルフ・マルティーノJr(Ralph Martino Jr.)* | 1(途中) | CHS→CTY→CHS | |
ネイサン・ミッシア-ディオ(Nathan Missia-Dio) | U16ベルギー代表 | 2 | CTY |
トレイ・パーカー(Trey Parker)* | ★4ガード | 1 | CTY |
アレクサンドレ・サー(Alexandre Sarr) | 2005/4/26 U16フランス代表 OTE(2021-22) | 2 | YNG |
タイラー・スミス(Tyler Smith) | ★5 OTE(2021-22) | 2 | CHS |
トダー・ソマチェスコ(Tudor Somacescu) | 2005/6/15 U18ルーマニア代表 NBAプロスペクト | 2 | CTY→YNG |
ブライソン・ウォーレン(Bryson Warren) | ★5ガード ESPN14位 | 2 | YNG |
2023年高卒組は、既存メンバーが十分に揃っていたこともあってか、新加入選手が軒並みアマチュア契約だった。
2024年高卒/2025年高卒組
2024年高卒組 | 経歴/評価 | OTE歴 | チーム |
ジージー・クラーク(ZZ Clark)* | 兄スカイ・クラーク | 1 | CTY |
ナシーア・カニングハム(Nassir Cunningham)* | 学年No.1選手 | 1 | CHS |
ジャカイ・ハワード(Jahki Howard)* | 元ドンダアカデミー ★4フォワード | 1 | YNG |
ソムト・シリル(Somto Cyril)* | ★4ビッグ ナイジェリア出身 | 1 | CHS |
ジャゼイア・ジャクソン(Jahzare Jackson) | 2004/2/28 ★3ビッグ(c/o23’時) | 2 | YNG→CTY |
ジェイデン・ウィリアムス(Jayden Williams)* | 1 | CTY |
2025年高卒組 | 経歴/評価 | OTE歴 | チーム |
イーライ・エリス(Eli Ellis)* | 1 | CTY | |
ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)* | ★5 米国代表候補 | 1 | CTY |
やはりナシーア・カニングハムの加入が大きい。ジャゼイア・ジャクソンが2023年高卒組から1学年下にリクラスファイした。2025年高卒組は両者共にアマチュア契約でチームに加入した。
オンシーズン
- リーグ戦+プレーオフ
- 対外試合(vs.高校/プレップ)
- その他
3on3/1on1/女子オールスターゲーム
2022‐23、オーバータイム・エリートは6チーム体制でリーグ戦+プレーオフトーナメントを行った。合間に対外試合も組み込まれていた。
シーズン終了(選手の進路)
NBAフリーエージェント
NBAフリーエージェント |
コック・ヤット(Kok Yat) -NBAサマーリーグ参加(2023) -アイオワ・ウルブス(2023-24) |
コック・ヤットは2023-24にアイオワ・ウルブスでプレーしている。
NBAドラフトエントリー
NBAドラフトエントリー組 |
TJ・クラーク(TJ Clark) -オンタリオ・クリッパーズ(2023-24) -NBAサマーリーグ(2024) デボンテス・カブス(Devontes Cobbs) -不明(2023-24) ジェイジアン・ゴートマン(Jazian Gortman) -NBAドラフト指名無し(2023) -MIL/2W契約(2023-24) ブライス・グリッグス(Bryce Griggs) -NBAサマーリーグ参加(2023) ジェイレン・マーティン(Jaylen Martin) -NBAドラフト指名無し(2023) -NYK/2W契約(2023-24) アメン・トンプソン(Amen Thompson) -NBAドラフト1巡目4位指名byHOU(2023) アサー・トンプソン(Ausar Thompson) -NBAドラフト1巡目5位指名byDET(2023) ジョウナッド・ウォーカー(Johned Walker) -プエルトリコ(2023) |
2023年NBAドラフトエントリー組はそこそこの成果となった。トンプソン双子は高校時代からの評価通りの成長を見せて高順位指名を受けた。ジェイジアン・ゴートマンとジャイレン・マーティンもNBAドラフト外ながらも2ウェイ契約に至っている。一方、ジョウナッド・ウォーカーはプエルトリコに帰国し、ブライス・グリッグスはNBAサマーリーグの参加に留まり、TJ・クラークもオンタリオ・クリッパーズのトレーニングキャンプ参加に終わり、デボンテ・コブスはバスケットボールから離れてしまったようだ。
プロ球団移籍
プロ球団移籍組 |
イザン・アマンサ(Izan Almansa) -Gリーグ・イグナイト(2023-24) -豪NBLパース・ワイルドキャッツ(2024-) アレクサンドレ・サー(Alexandre Sarr) -豪NBLパース・ワイルドキャッツ(2023-24) -NBAドラフト1巡目2位byWAS(2024) タイラー・スミス(Tyler Smith) -Gリーグ・イグナイト(2023-24) -NBAドラフト2巡目33位byMIL(2024) ブライソン・ウォーレン(Bryson Warren) -スーフォールズ・スカイフォース(2023-24) -NBAドラフト指名無し(2024) -NBAサマーリーグ(2024) マリーク・ボウマン(Malik Bowman) -フィンランドリーグ(2023-24) -NBAドラフト指名無し(2024) トダー・ソマチェスコ(Tudor Somacescu) -ルーマニアリーグ(2023-24) |
最大の痛手が2024年NBAドラフト候補達の移籍だ。2023-24、アレクサンドレ・サールは豪NBLの活躍でNBAドラフトトップ指名候補に名を連ねている。
大学進学組
大学進学組 |
タイラー・ベイ(Tyler Bey) -ミズーリステイト大学(2023-24) -サザンイリノイ大学(2024-) マット・ビューリ―(Matt Bewley) -シカゴステイト大学(2023-) ライアン・ビューリ―(Ryan Bewley) -シカゴステイト大学(2023-) ケイネン・カーライル(Kanaan Carlyle) -スタンフォード大学(2023-24) -インディアナ大学(2024-) ロブ・ディリングハム(Rob Dillingham) -ケンタッキー大学(2023-24) -NBAドラフト1巡目8位bySAS(2024) |
ライアン・ビューリーとマット・ビューリーはAAU時代の恩師ジェラルド・ギリオンを追ってNCAA D1最弱校のシカゴステイト大学に進学した。2023-24、両者はNCAAのアマチュアリズム抵触によって選手資格を認められていない。
転校
転校組 |
ナシーア・カニングハム(Nassir Cunningham) -Southern Califrina Academy/Rolling Loud(2023-24) -アラバマ大学(2024-) イーライ・エリス(Eli Ellis) -Moravian Prep/YNG Dreamers(2023-24) -サウスカロライナ大学(2024-) ジェイデン・ウィリアムス(Jayden Williams) -Bella Vista College Prep(2023-) ジージー・クラーク(ZZ Clark) -DNA Prep Academy(2023-) -カリフォルニア大学サンタバーバラ校(2024-) |
ナシーア・カニングハムとイーライ・エリスはOTEリーグ所属校に転校している。
シーズン3(2023-24)
オフシーズン
TBT参戦
オーバータイム・エリートはザ・バスケットボール・トーナメント挑戦を継続した。一方、アマチュア契約選手達はNCAA選手資格保持のためロスター入りしていない。NCAAは原則的にアマチュア選手にのみ選手資格を認めている。そして、競技力に対しての支払いの有無がプロorアマチュアの線引きとなっている。優勝賞金授受もプロ行為に該当する。そんな中、ソムト・シリルは、おそらく事前にNCAAと「優勝賞金の拒否→選手資格保持」の確認を行い、大会史上初のアマチュア選手としてコートに立った。ジェイレン・ルイス、マリーク・ボウマン、ジャゼイア・ジャクソン留まっている。
リーグ整備
- OTE
City Reapers(OTE)
Cold Hearts(OTE)
Real Wild Energy(OTE) - 外部校
YNG Dreamers(Moravian Prep/NC州)
Blue Checks(Combine Academy/NC州)
Diamond Doves(PHHoenix Prep/AZ州)
Jelley Fam(Our Savier Luthran高校/NY州)
Rolling Loud(Southern California Academy/CA州) - 外部校(脱会)
Hillcrest Prep Bruins
Word of God Academy Holy Rams
2023-24、リーグは8チームに拡大した。内枠は「OTE×3」「外部校×5」だ。外部校はOTEリーグ専用のチーム名を冠している。OSL高校のみリーグ所属継続を決めた。ヒルクレストプレップとWGAは2023-24シーズンのリーグ参加を見送っている。そして、名称「YNGドリーマーズ」がOTEチームからモラビアンプレップのチーム名にコンバートされている。一方、OTEチーム3は新たに「リアル・ワイルド・エナジー」と名乗っている。
アディダスのサプライヤー就任
2023年、アディダスがアパレル&フットウェアサプライヤーに就任した。
ロスター
2022~23年高卒/2024年ドラフトエントリー可能組
氏名 | 経歴/評価 | OTE歴 | 所属(2023-24) |
サミス・カルデロン(Samis Caldelon) | U18ブラジル代表(2022) NBAアカデミー南米(2022-23) | 1 | CHS |
ブランドン・クロフォード(Brandon Crawford)* | 1 | RWE | |
ジェイレン・ルイス(Jalen Lewis) | ★5フォワード | 3 | CTY |
ラルフ・マルティーノJr(Ralph Martino Jr.) | 2 | CHS | |
ネイサン・ミッシア-ディオ(Nathan Missia-Dio) | U16ベルギー代表 | 3 | RWE |
ライアン・サントス(Reynan Gabriel Camilo dos Santos) | 2004年2月13日 Novo Basquete Brasil(2020-23) U19ブラジル代表(2023) | 1 | CHS |
デイリオン・サットン(Darrion Sutton)* | ジョージア工科大学入学予定(2024-) | 1 | RWE |
既卒組は青田買いのジェイレン・ルイスを除いてイマイチだ。トッププロスペクトは「Gリーグ・イグナイト」「豪NBL」「ハイメジャー校」に行ってしまう。ネイサン・ミッシア-ディオは2023年10月にマッカビ・ラナナに一時的に加入してNBAチーム戦3試合に出場した。
2024年高卒組
氏名 | 経歴/評価 | OTE歴 | 所属(2023-24) |
ジョン・ボル(John Bol)* | ★4 ミシシッピ大学入学予定 | 1 | CHS |
キャノン・キャチングス(Kanon Cathings)* | ★4 パデュー大学入学予定 | 1 | CHS |
デイクアン・デイビス(Daquan Davis)* | ★4 | 1 | RWE |
ジャカイ・ハワード(Jahki Howard)* | 元ドンダアカデミー ★4フォワード オーバーン大学入学予定 | 2 | CTY |
ソムト・セリル(Somto Cyril)* | ★4/ナイジェリア出身(2005) ケンタッキー大学入学意思撤回(2024) NBAドラフトアーリーエントリー撤回(2024) | 2 | RWE |
ジャゼイア・ジャクソン(Jahzare Jackson) | 2004/2/28 ★3ビッグ(c/o23’時) | 2 | CTY |
ジェイソン・ジャクソン(Jason Jackson)* | ★3 ミシシッピ大学入学予定 | 1 | RWE |
ダン・ルイス(Don Lewis) | RWE | ||
カーター・ノックス(Karter Knox)* | ★5 ケビン・ノックス弟 進路未定 | 1 | RWE |
ペイトン・マーシャル(Payton Marshall)* | ★4ビッグ ミズーリ大学入学予定 | 1 | RWE |
ジェイデン・ムスタフ(Jaden Mustaf)* | ★4 ジョージア工科大学入学予定 | 1 | CTY |
トレイ・パーカー(Trey Parker)* | ★4ガード OTE-CTY(2022-23) 学年引下げ(2023) NCステイト大学入学予定 | 2 | CHS |
2024年高卒組は悪くはない。最大の問題は新規プロ契約選手無しの状況だろう。要するに、オーバータイム・エリートはプロリーグではなくプレップスクールとして選ばれてしまっているのだ。トレイ・パーカーは2023年6月に2024年高卒組に学年を下げてオーバータイム・エリート残留を選んだ。
2025~27年高卒組
2025年高卒組 | 経歴 | OTE歴 | 所属(2023-24) |
マイケル・ブラウンJr(Mikel Brown Jr)* | ★4-5ガード | 1 | CHS |
アマリ・エバンス(Amari Evans)* | OSL高校(2022-23) | 1 | CTY |
Jeremiah Faumuina | 1 | CHS | |
タイラー・ジャクソン(Tyler Jackson)* | ★4ガード | 1 | CTY |
エフェオサ・オリオグ(Efeosa Oliogu)* | ★4 カナダ代表 | 1 | CTY |
ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)* | ★5 米国代表候補 CTY(2022-23) | 2 | CTY |
2026年高卒組 | 経歴 | OTE歴 | 所属(2023-24) |
ロメロ・ヒル(Romelo Hill) | 1 | RWE | |
(Adam Oumiddoch)* | ★4-5 | 1 | CHS |
マーシス・パウンダー(Marcis Ponder)* | 1 | RWE | |
パーカー・ロビンソン(Parker Robinson) | 1 | CTY |
2027年高卒組 | 経歴 | OTE歴 | 所属(2023-24) |
リンカーン・コズビー(Lincoln Cosby) | 1 | RWE | |
(Jahri Miller) | 1 | CTY | |
ジェイデン・ウィルキンス(Jayden Wilkins) | 1 | RWE |
2025年高卒組も軒並みアマチュア契約に終わっている。
オンシーズン
- プレシーズン対外試合(vs.高校/プレップ)
- リーグ戦
- プレーオフ
2023-24、スケジュールはリーグ戦重視に変更されている。対外試合は10~11月のプレシーズンゲームだけだ。12月以降、8チームのリーグ戦がひたすら繰り返されている。
シーズン終了(選手の進路)
NBAドラフトエントリー
NBAドラフトエントリー組 |
ジェイレン・ルイス(Jalen Lewis) NBAドラフト指名無し(2024) |
プロ球団移籍
プロ球団移籍組 |
大学進学組
大学進学組 |
ソムト・セリル(Somto Cyril) NBAドラフトアーリーエントリー撤回(2024) ジョージア大学(2024-) |
転校
転校組 |
その他
その他 |
ジャゼイア・ジャクソン(Jahzare Jackson) ジョージア大学(2024-) |
ジャゼイア・ジャクソンはジョージア大学にフットボール部員として入学した。同選手はオーバータイム・エリートとプロ契約を結んでいた。そのため、カレッジバスケットボールの道は閉ざされていた。一方、年齢は2024年高卒組ながら20歳を迎えていた。そのため、NBAドラフトアーリーエントリーの許可が下りた。その後、フィードバックは芳しくなかった。その結果、最終進路はアメフト転向となった。
2024-25シーズン
オフシーズン
2024年5月、オーバータイム・エリートは米国ユースチームとして初めてアディダス・ネクスト・ジェネレーション・トーナメントに参加した。同大会は2003年から欧州の強豪ユースクラブを招いて行われている。
ファンアクティビティ
現地観戦
ホームアリーナ
ホームアリーナとキャンパスはアトランティック駅付近にある。最寄り駅は言うまでも無くAtlantic駅だ。
【10日目】オーバータイム(@ジョージア州アトランタ)ーー同試合はチーム内の紅白戦。パッと見た限りではNBAに行けるのはエイメン・トンプソンだけに感じた。彼だけは技術では群を抜いていて、サイズもあり、そして、何より姿勢がプロ向きだった。他も悪いわけではないが。 pic.twitter.com/kTq3tp5GQ3
— B.O. Bros (@b_o_bros) February 18, 2022
OTEアリーナはかなり簡素な作り。おそらく、柔軟な動き(拡張、本拠地移転、コンセプト変更等)ができるようにだとは思う。Bリーグも最初からガチのアリーナではなくてまずはプレハブでやってみてはどうだろうか? pic.twitter.com/108OkzTe81
— B.O. Bros (@b_o_bros) February 18, 2022
チケット
チケットは公式サイトで売られている。
グッズ
- アパレル: ジャージー/Tシャツ/スウェット等
- トレーディングカード(トップス社製)
2021-22版
2022-23版
オーバータイム・エリートはグッズ販売に注力していない。2024年現在、グッズは申し訳程度のアパレルのみだ。一応、売上はある程度選手に分配される。チームストアはアリーナに内設されている。
一方、2024年、オーバータイムはファナティクスのプラットフォームでライブコマースチャンネルを開設している。
コンテンツ視聴
- 支払方法の準備
- VPN契約
- VPNアプリダウンロード
- VPNアプリ起動
- 米アマゾンプライム契約
支払方法の準備
多くの海外サイトは支払方法にクレジットカードを指定している。そして、クレジットカードは原則的に本人名義でなければならない。海外のまともなサイトは「会員登録者とクレジットカードの名前が異なる」→「不正利用の疑い」の判断で決済を止めてしまう。つまり、親のクレジットカードの使用は不要なトラブル回避のためにも好ましくない。
初クレカは楽天カードで良い。兎にも角にもポイントが貯まる。楽天Pは「楽天Pay(1%)+楽天カードチャージ(0.5%)+楽天ポイントカード/他ポイントカード提示(0.5~1%)」の三重取りで還元率2~2.5%以上になる。「入会特典」「スーパーポイントアッププログラム」「ボーナスポイント」等の大量ポイント獲得機会も多い。詰まる所、入会特典数千Pだけでも得だ。年会費も永年無料なので損も無い。
VPN: 自身の通信をサービス圏内に変更
主要業者 | 月額料金 | 1~2年契約 | サーバー/国数 |
セカイVPN(日系) | 1,100円 | – | ?/10国 |
NordVPN | 1,705円 | 429円/月(2年) | 5,600/50国 |
MillenVPN(日系) | 1,496円 | 396円/月(2年) | 1,300/70国 |
AVAST(Norton) | – | $4.59/月(1年) | 55/35国 |
PureVPN | $10.95 | $2.08/月(2年) | 6,500/71国 |
Private Internet Access | 1,480円 | 250円/月(2年) | ?/91国 |
ExpressVPN | $12.95 | $6.67/月(1年) | ?/105国 |
CyberGhostVPN | 1,425円 | 320円/月(2年) | 9,300/91国 |
Surfshark VPN | 1,741円 | 321円/月(2年) | 3,200/100国 |
VPNは元来は通信の暗号化を目的とした技術だ。特性上、通信者はVPNを用いて「現在の滞在国のIPアドレス→VPNサーバーのIPアドレス(別国)」に変更してインターネットに接続できる。例えば、「自身のIPアドレス(日本)」→「VPNサーバーのIPアドレス(アメリカ)」への変更が可能だ。つまり、日本滞在者も自身の日本からの通信をVPNでサービス圏内の通信に変更して「ESPN PLAYER(ドイツ等)」「ESPN+(アメリカ)」等を利用できる。無論、VPNは日本の法律上は合法だ。
アプリのダウンロード&起動
VPN契約後、次にすべきがVPNのアプリケーションのダウンロードだ。ダウンロード方法は公式サイトや契約完了後のメールに掲載されている。そして、アプリのダウンロード後は「アプリ起動→ロケーションをヨーロッパやアフリカのサービス圏内に設定→スタートを押す」だけだ。
米アマゾンプライムの契約
現在、OTEの試合は「20試合: プライムビデオ」「残り: YouTube」で配信されている。また、2023年8月、プライムオリジナルスの「One Shot: Overtime Elite」が配信された。同作品は2022-23シーズンのドキュメンタリー作品だ。米アマゾンプライムも30日程度の無料体験期間を提供している。
VRコンテンツ
Oculus Quest 2 | Rift | Oculus Quest | |
解像度 | 1832×1920 | 1280×1440 | 1440×1660 |
---|---|---|---|
リフレッシュレート | 72Hz (90Hz) | 80Hz | 72Hz |
液晶 | LCD (液晶ディスプレイ) | OLED (有機EL) | |
ピクセル配列 | ストライプ | ペンタイル | |
スタイル | スタンドアローン | PC接続 | スタンドアローン |
IPD調整機能 | 三段階 | ソフトのみ | スライダー |
発売日 | 2020/10/13 | 2019/5/21 | 2019/5/21 |
2021-22、メタ社がシーン途中にVRパートナーとしてスポンサーラインナップに加わった。同社は限定コンテンツ等を通じて自社VRゴーグルブランドのオキュラス(Oculus)を若年層に売り込むつもりだ。限定コンテンツはRiftとOculus Quest以降の製品で視聴可能だ。
補足
VPNの活用方法
海外限定配信動画の視聴
- YouTube
Bリーグフルゲーム(数試合/週)
バスケ映画/映像作品
-ハード・チェック(原題Blue Chips)
-モア・ザン・ア・ゲーム - NETFLIX
ジブリ作品等
日本在住者もVPNで日本未配信の動画を視聴できる。例えば、Bリーグは海外向けにYouTubeでいくつかの試合をライブ&アーカイブ配信している。また、北米では映画やドキュメンタリー作品が一定期間無料公開されている。VPNでロケーションをイギリス等に設定した場合、日本からでも日本未配信のジブリ作品の鑑賞が可能だ。
海外限定サービス加入
- NBAリーグパス
- 米ストリーミングテレビ
- 米アマゾン(amazon.com)
- MAX(旧HBO Max)
楽天NBA以降、日本からNBAリーグパスへの加入は不可能になっている。そんな中、VPNはNBAリーグパス加入をも可能にする。しかも、月額料金は低物価&NBA不人気国の場合は1,500円以下になる。例えば、2022-23、ベトナムの月額料金はđ220,000(1,300円弱)だった。米アマゾンとMAXは独自のドキュメンタリー作品を配信している。
安価加入
- Courtside 1891:
- YouTube Premium: アルゼンチン等
グローバルサービスの料金は地域や国によって異なっている。例えば、コートサイド1891(Courtside 1891)はFIBAのサブスクリプションサービスだ。主要コンテンツは「WC本大会&予選」「バスケットボール・チャンピオンズ・リーグ(欧州&中南米)」「BAL(Basketball Africa League)」「ユース大会」「3×3」等が挙げられる。料金は低物価&バスケ不人気国で安い。例えば、年額は「日本: $44.99」「ベトナム: $30.99」だ。
ポイントサイトの活用
ポイントサイトは「ポイントサイト経由の買物や申込→ポイントサイトのポイント付与」のサービスだ。クレジットカード作成もポイントサイト経由の申込で「クレジットカードの入会特典」&「ポイントサイトのポイント」の両取りとなる。ポイントサイトのポイントはマイルや現金へ交換可能だ。
ペイパル(PayPal)
- 米国発行クレカ制限突破
- 初利用の店でもクレカや住所の入力不要
→情報入力手間省略
→店側への購入者情報非公開 - 安全(返金制度充実)
- やや得
会費無し
クレカのポイントへの影響無し
全支払いに利用可能クーポン配布
日本円支払いの手数料無し
ペイパルは世界最大級の個人間送金/決済サービスだ。使い方は「クレジットカードや銀行口座をアカウントに登録→支払い時にPayPal支払いを選択」だけである。その後、支払額はクレジットカードや銀行口座から引かれる。最大の使いどころはクレジットカード制限の突破だ。一部のウェブサイトは海外発行のクレジットカードを防犯上の理由で拒否している。また、クレジットカードも国外サイトの決済時に不正利用の判断で止まってしまう。同サービスは代替の決済方法として役に立つ。アカウントの開設&維持は無料だ。
まとめ
- 運営: オーバータイム(メディア)
- 拠点: アトランタ/ジョージア州
- 選手
27名(2021-22)
33名(2022-23) - 活動
内部リーグ&プレーオフ
対外試合(vs.プレップ)
AAU参加
ヨーロッパ遠征
TBT参戦 - 魅力
収入: 最低$10万+ボーナス+オーバータイム株+シューズ契約等
教育: 高校卒業資格+最新トレーニング+金融知識+メディアリテラシー等
補償: 最大$10万/年の大学費用負担(プロ断念時) - コンテンツ配信
Youtube: 大半
Amazon Prime Video(米): 20試合/年
Horizon Worlds(Meta): VRコンテンツ - スポンサー
Amazon/Meta/ゲータレード/GMC/ステイトファーム等
オーバータイム・エリート(OTE)は2021年秋冬創設のユースセミプロリーグ&プロバスケ選手養成校だ。運営元のオーバータイムは中高生中心のバスケメディアである。選手達はジョージア州アトランタのキャンパスでプロバスケ選手の英才教育を受ける。そして、2021-22、同リーグは合計27名と契約し、選手達を「エリート」「オーバータイム」「OTE」の3チームに分け、紅白戦や高校やプレップスクールを相手に対外試合を行った。大半の試合はYouTubeにフルゲームでアップロードされている。
- スポーツポイント→公式オンラインストア
- 楽天ポイント→楽天市場店
- PayPayポイント→Yahoo!店
- Pontaポイント→au PAY マーケット店
購入場所は狙いのポイントサービスで決めよう!
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アトランティックエリア
リッチモンド(バージニア州)
- NCAA D1(中堅): バージニアコモンウェルス大学(VCU)
- NCAA D1(中堅): リッチモンド大学
ノーフォーク(バージニア州)
- NCAA D1(中堅): オールド・ドミニオン大学
- NCAA D1(中堅): ハンプトン大学
- NCAA D1(中堅): ノーフォークステイト大学
- NCAA D1(中堅): ウィリアム&メアリー大学
バージニア大学(シャーロッツビル)
リンチバーグ(バージニア州)
- NCAA D1(強豪): バージニア工科大学
- NCAA D1(中堅): リバティ大学
- NCAA D1(中堅): VMI
- NCAA D1(中堅): ジェームス・マディソン大学
- NCAA D1(中堅): ロングウッド大学
- NCAA D1(中堅): ラドフォード大学
リサーチトライアングル(ノースカロライナ州)
- NCAA D1(名門): ノースカロライナ大学
- NCAA D1(名門): デューク大学
- NCAA D1(名門): NCステイト大学
- NCAA D1(中堅): NCCU
- NCAA D1(中堅): キャンベル大学
- NCAA D1(中堅): イーストカロライナ大学
ピートモンドトライアド(ノースカロライナ州)
- Gリーグ: グリーンズボロ・スウォーム
- NCAA D1(強豪): ウェイク・フォレスト大学
- NCAA D1(中堅): UNCG
- NCAA D1(中堅): ハイポイント大学
- NCAA D1(中堅): イーロン大学
- NCAA D1(中堅): NCAT大学
アッシュビル(ノースカロライナ州)
- NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学アッシュビル校
- NCAA D1(中堅): アパラチアンステイト大学
- NCAA D1(中堅): ウェスタンカロライナ大学
- NCAA D1(中堅): テネシー工科大学
シャーロット(ノースカロライナ州)
- NBA: シャーロット・ホーネッツ
- NCAA D1(中堅): デビッドソン大学
- NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学シャーロット校
- NCAA D1(中堅): クイーンズ大学
- NCAA D1(中堅): ウィンスロップ大学
ウィルミントン(ノースカロライナ州)
- NCAA D1(中堅): ノースカロライナ大学ウィルミントン校
- NCAA D1(中堅): コースタルカロライナ大学
アップステイト(サウスカロライナ州)
- NCAA D1(強豪): クレムソン大学
- NCAA D1(中堅): ウォッフォード大学
- NCAA D1(中堅): ファーマン大学
- NCAA D1(中堅): ガードナー・ウェブ大学
- NCAA D1(中堅): サウスカロライナ大学アップステイト校
- NCAA D1(中堅): プレスビテリアン大学
コロンビア(サウスカロライナ州)
チャールストン(サウスカロライナ州)
- NCAA D1(中堅): カレッジ・オブ・チャールストン
- NCAA D1(中堅): チャールストンサザン大学
- NCAA D1(中堅): ザ・シタデル
- NCAA D1(中堅): サウスカロライナステイト大学
オーガスタ(ジョージア州)
- NIKE EYBLピーチジャム
アセンズ(ジョージア州)
アトランタ(ジョージア州)
- NBA: アトランタ・ホークス
- Gリーグ: カレッジパーク・スカイホークス
- WNBA: アトランタ・ドリーム
- NCAA D1(強豪): ジョージア工科大学
- NCAA D1(中堅): ジョージアステイト大学
- NCAA D1(中堅): ケネソーステイト大学
- NCAA D1(中堅): マーサー大学
- プロアマリーグ: AEBL
- AAU大会開催地
夏開催
イベント | 時期(例年) | 場所 |
NBAサマーリーグ | 7月上旬 | ラスベガス サクラメント ソルトレイクシティ |
アメリカ代表 | 7月下旬以降 | ラスベガス+他の都市 |
ビッグ3 | 6~9月 | 全米各地 |
TBT(The Basketball Tournament) | 6~8月 | 全米各地 |
プロアマリーグ | 6~8月 | 全米各地 |
AAUサーキット | 4&7月 | 全米各地 |
その他(セレブリティゲーム/ツアー) | 通年 | 全米各地 |
現地観戦の準備
参考
【基本情報】
Overtime Elite(overtimeelite.com)
A New League’s Shot at the N.C.A.A.: $100,000 Salaries for High School Players(nytimes.com)
Overtime Launches A Basketball League That Will Pay High School Players Six-Figure Salaries(forbes.com)
Overtime announces launch of professional league ‘Overtime Elite’(finance.yahoo.com)
Unique basketball prep league, school starting in Atlanta(ajc.com)
DI Council introduces name, image and likeness concepts into legislative cycle(ncaa.org)
Landmark College Athletes Bill of Rights to be introduced in Congress(yahoo.sports.com)
Under the knife: Exposing America’s youth basketball crisis(espn.com)
Kobe: Europe’s players more skillful(espn.com)
Rui Hachimura’s unique NBA journey and the problem with AAU(sports.yahoo.com)
Play Their Hearts Out: A Coach, His Star Recruit, and the Youth Basketball Machine(George Dohrmann/2010)
【2021-22】
Overtime Raises $80 Million From Jeff Bezos, Drake, NBA Stars and Others(wsj.com)
電通ベンチャーズ、米国で若年層ファン向けスポーツプラットフォーム・コミュニティを運営する「オーバータイム社」に出資(kyodonewsprwire.com)
New hoops league for prep standouts signs deal with Gatorade(apnews.com)
State Farm Announces All-new Partnerships with Overtime Elite(boardroom.tv)
Topps Marks Its Return to Basketball Cards With Exclusive Overtime Elite Partnership(hypebeast.com)
Matt, Ryan Bewley first high school juniors to join Overtime Elite league(espn.com)
Overtime Elite lands another set of twins as Amen and Ausar Thompson choose professional program over college(cbssports.com)
Jean Montero signing with Overtime Elite, to be league’s first international player(espn.com)
Overtime Elite League Signs First European Player In Alexandre Sarr(forbes.com)
Overtime Elite Signs Belgian Forward Nathan Missia-Dio(forbes.com)
Jalen Lewis becomes highest-ranked basketball recruit to join Overtime Elite(espn.com)
Meta inks VR partnership with Overtime Elite league(sportsbusinessjournal.com)
【2022-23】
Naasir Cunningham, No. 1 high school basketball recruit of 2024, to sign with Overtime Elite, keep college eligibility(espn.com)
Overtime Elite team, including 2023 projected top-10 NBA picks Amen and Ausar Thompson, to compete in The Basketball Tournament(espn.com)
Amazon Sets Global Distribution Deal, Including Season-Long Unscripted Series, With YA Basketball League Overtime Elite(variety.com)
Overtime Elite Tips Off New Season with GMC(boardroom.tv)
【2023-24】
Team Overtime to Play in TBT(ote.beehiiv.com)
OTE Signs Multi-Year Deal with adidas(ote.beehiiv.com)
Spanish big man Izan Almansa signs with G League Ignite(espn.com)
5-Star SF Karter Knox, Brother of Kevin, Commits to Play for Overtime Elite(bleacherreport.com)
Chicago State brothers sue NCAA over denied eligibility(espn.com)
【2024】
2023-24 ANGT Finals field announced(euroleaguebasketball.net)
その他
Overtime opens online store within Fanatics Live(sportsbusinessjournal.com)