概要(荷物戦略)
- 荷物の種類
携帯品
手荷物
デカい荷物 - 荷物の量: 航空会社の許容制限
結論、少量で軽量が望ましい。旅行の荷物は携帯品、手荷物、デカい荷物に大別される。当然、鞄の数は3つだ。そして、荷物の量は航空会社の許容範囲(後述)で決定される。搭乗予定の便の許容範囲は航空券自体や予約確定メール等に記載されている。
基本情報
- 旅行荷物の種類: 携帯品+手荷物+デカい荷物
- 航空会社の荷物許容範囲
- カバン選び
旅行荷物3種
身の回り品 | 手荷物 | デカい荷物 |
---|---|---|
パスポート スマートフォン+周辺機器 チケット類 クレジットカード 現金: 日本円+米ドル+カナダドル | デバイス類 身だしなみ 薬 機内履き | 着替え 土産スペース |
旅行の荷物は身の回り品、手荷物、デカい荷物に大別される。
荷物の量: 航空会社の荷物許容範囲
荷物の許容量: まばら
荷物の量は航空会社の許容範囲で決まる。許容範囲(サイズや個数や重量)は「航空会社」「飛行機のサイズ」「ルート」「搭乗クラス」「会員ステータス」等で異なる。搭乗予定便の許容範囲は航空券自体や予約確定メール等に記載されている。
機内持込み手荷物
ANA | ZIPAIR (JAL系LCC) | Delta | AIR CHINA |
---|---|---|---|
機内持込手荷物(無料) 1個55×40×25cm +身の回り品 10kg(総量) | 機内持込手荷物(無料) 1個目: 55x40x25cm 2個目: 35x45x25cm 7kg(総量) | 機内持込手荷物(無料) 1個56x35x23cm +身の回り品 | 機内持込手荷物(無料) 1個55×40×20cm 5kg +身の回り品 |
機内持込手荷物(有料) ~15kg以内 ※3個目以降→受託手荷物 ※サイズ超→受託手荷物 |
機内持込手荷物は飛行機の客室内の持込み荷物だ。機内持込荷物は旅客自身と共に保安検査を通過して運ばれる。制限オーバーの荷物は追加料金 or 受託手荷物となる。
受託手荷物
ANA | ZIPAIR (JAL系LCC) | Delta | AIR CHINA |
---|---|---|---|
無料 156~203㎝ 超過料金or受託不可 203cm超 32kg超 100kg超(総量) ※要事前問合せ | ※完全有料制 有料 1~5個 ~203cm ~30kg/個 | ※完全有料制 有料 1~10個 ~158cm ~23kg/個 ※サイズ超過→追加料金 ※2個目~→追加料金or受託不可 | 無料 ~158cm ~23kg 有料 ~203cm |
受託手荷物は飛行機の貨物室保管の荷物だ。受託手荷物は空港のチェックインカウンターで持ち主から航空会社に預けられ、空港職員によって搭乗便の貨物室に搬入され、目的地の空港のバゲージクレームで出てくる。制限オーバーの荷物は追加料金 or 受託拒否となる。
別送品
ANA | ZIPAIR (JAL系LCC) | Delta | AIR CHINA |
---|---|---|---|
受託不可 292cm超 45kg超 | 受託不可 6個目 203cm超 30kg超 | 受託不可 203cm超 45.36kg超 | 受託不可 203cm超 32kg超 |
受託手荷物不可の荷物は別送となる。日本→北米は難しい。米国連邦航空局は空港宅配サービスを制限し、国際宅配便は宿泊施設への配送を受け付けていないためだ。そして、別送品は米国・カナダ入国時と日本帰国時に「携帯品・別送品申告書(帰国便内配布)」に別送品の有無を申告しなければならない。
土産&戦利品スペース
- 持ち物の厳選
- 圧縮袋
- 衣類の調整
不用品衣類: 用済み後破棄
現地購入品着用
コインランドリーの活用 - カバン追加購入@現地
荷物の量は往々にして土産や戦利品で「帰国時>入国時」となる。つまり、エクストラスペースが必要になる。
現地調達の長所と短所
- アクセス困難: 国土広大&公共交通機関問題
- 勝手の違い: 商品の陳列や製品の質
- 営業時間の短さ
平日: 21時閉店
日曜日/祝日: 12:00~18:00
現地調達は中級者以上向けだ。無論、買い物は体験の一種である。一方、正直、買い出しの時間はもったいない。旅行中の貴重な時間はアクティビティや休息に充てられるべきだ。しかも、予想以上の時間が掛かるかもしれない。

米国と日本の国土は13倍違う。日本の100m先は米国の1.3km先だ。公共交通機関も発達していない。
バッグ選び
容量の計算式: H(高さ)×W(奥行)×L(長さ)/1000
身の回り品用バッグ(~15L)
首下げ型パスポートケース
・微妙なサイズ感のパスポート携帯
・現地通貨収納(普段使いの財布の中身入替不要)
・航空券やレシートやチケット半券等の収納
・空港や試合会場入場時の手荷物検査(中身チェック不要)
・機内持ち込みのカウント無し
ボディバッグ ✓前掛け=スリ対策
ノートパソコンケース ✓手荷物収納可
ノートパソコンケースはノートPC+充電器+機内持込み品程度を収納できる。収納物の出し入れも容易だ。飛行機の荷物検査時、ノートパソコンとタブレットは個別にスキャンを受ける。旅客は荷物検査場でノートPC/タブレットをパンパンのバッグから素早く出し入れしなければならない。つまり、荷物検査のストレスが減る。
ジムサック ✓米国の男の定番

俺は首下げ型パスポートケースと11.6インチ用(35cm×25㎝程度+ポケット2つ+持ち手付き)で携帯品と手荷物を全て持ち運んでいる。
手荷物用バッグ(25~35L)
リュックサック
リュックサックも定番だ。種類も「キャスター付き」「ポケットの数」「防水」「軽量」「防犯性能」等で十人十色の需要に合わせて豊富にある。ミニリュックは男性向け製品でもゲイぽっく見えてしまう。
ブリーフケース(ビジネスバッグ) ✓ポケット多 ✓サイズ感〇 ✓肩掛け△
スリーウェイバッグ
ブリーフケースは全然アリだ。ポケットが多く、サイズ感も調度良い。強いて言えば、肩掛けがイマイチか。
キャリーオンバッグ ✓折り畳み式〇 ✓デッドスペース埋〇
デカい荷物用①: 手荷物or受託手荷物(容量30~40L)
スーツケース(Sサイズ以下) ✓機内持込み可
スーツケース(LCC対応型) ✓相当小さい
ボストンバッグ(30~40L) ✓キャスター付有り
デカい荷物用②: 受託手荷物(容量35L~)
スーツケース(M~3XL) ✓サイズ選び注意
バッグパック(登山バッグ) ✓防水
ボストンバッグ/ダッフルバッグ(英名Club Bag)
ボストンバッグは一長一短だ。多くのボストンバッグ愛称者は運びやすさの観点からスーツケースに設置して使っている。一方、使い勝手は「ポケットの少なさ」「型掛け」「脆弱性」」等で結構悪い。そして、何よりもゲイアイテム感が使い方、色、生地、デザイン次第で出てしまう。女性向け感強めの製品は危険だ。
TSAロック
TSAロック南京錠
米国出入国時の受託手荷物は無施錠orTSAロック(別名TSロック)施錠となる。米国の運輸保安庁(TSA)は受託手荷物を「TSA式錠→特殊器具」「非TSA式錠→破壊」で開閉して中身を検査している。つまり、受託荷物予定のカバンの施錠型式の事前確認は必須だ。
圧縮袋
圧縮袋 ✓大きめ推奨
身の回り品
旅行必須品
- パスポート
- クレジットカード
- 航空券
- 渡航認証
アメリカ/カナダ渡航の最低限必要な物は「パスポート」「クレジットカード」「航空券」「渡航認証」だけだ。逆に言えば、上記以外は不要 or 現地調達で何とかなる。

スマホ
- 無料Wi-Fi
- モバイルWi-Fiルーターのレンタル
- データローミング
- プリペイド式海外SIMの購入
物体SIM
eSIM - クラウドWi-Fi(クラウドSIM)
結論、無料の公衆Wi-Fiオンリーも可能だ。無料Wi-Fiは至る所にある。通信速度も悪くはない。一方、不便&危険は確かだ。通信環境の選択肢は「海外旅行用モバイルWi-Fiルーター(レンタル)」「データローミング」「海外SIMの購入」「クラウドWi-Fi(クラウドSIM)」の四択だ。

現金
- チップ
- 露店/スニーカーコンベンション/フリーマーケット
- 怪しい店
- コインランドリー
現金は「チップ」「スニーカーコンベンション」「怪しい店」で必要になる。ATMの利用も可能だ。結論、$200(¢25×20、$1×25、$10×17)で良い。
機内持込手荷物
- 電子機器類
タブレット/ノートPC/キーボード/充電器等 - 寝具
ネックピロー/アイマスク/耳栓等 - 洗顔類
歯磨きセット/洗顔フォーム/化粧水/ボディペーパー
※液体/半液体の機内持込みは100ml/g以下
デバイス類+充電器
飛行機の荷物検査時、ノートPCとタブレットはリュックサックやスーツケースと別個にスキャンを受ける。つまり、旅客は荷物検査直前にノートパソコンやタブレットをリュックサックやスーツケースから取り出さなれけばならない。
寝具
ネックピロー
ホットアイマスク(使い捨て)
クールアイマスク(使い捨て)
耳栓ソフトフォームタイプ(睡眠向け)
心身のケアはNBA現地観戦時の最重要事項だ。旅行は不慣れな環境や時差でストレスフルである。心身は予想以上に疲弊している。多くの人は疲労状態では100%旅行を楽しめない。睡眠関連グッズは必須だ。
美容系
洗顔セット(100g以下)✓液体/半液体の機内持込み100ml(g)以下
歯磨きセット ✓コップケース便利 ✓歯磨き粉=液体扱い
保存バッグ ✓液体類まとめ必須(ジップロックMサイズ推奨)
カミソリ(使い捨て)✓電動→重い&要充電 ✓携帯用小型電動→機能性低い
シェイビングフォーム(100&以下)✓機内持込み100g以下
爪切り ✓ニッパーやナイフ型機内持込み不可
ボディーペーパー大判(30㎝×30㎝×30枚) ✓デカめ推奨
ソフトケースティッシュ(箱無し)✓未知のアレルギー注意 ✓2~3個推奨
液体や半液体の機内持込みはそれぞれ100ml or 100g以下に制限されている。制限容量以上の物は「受託手荷物」or「破棄(手荷物検査時)」となる。機内持込み制限内の商品や容器はトラベルグッズとして売られている。液体類は縦横計40cm程度(20㎝×20㎝)の透明の袋にまとめられていなければならない。一般的には最も頑丈なフリーザーバッグ(厚み0.06mm)が推奨されている。北米の水道水は口のゆすぎ程度なら問題無い。
薬類
未知のアレルギーが十中八九飛んでる。

実際、鼻水、くしゃみ、目のかゆみが飛行機の隣の農家系の乗客の誇りまみれの本と小汚いボアブルゾンをトリガーに6時間以上止まらなくなった。
デカい荷物(着替え)
- 衣類=最大の荷物
- 動きやすさ&快適さ重視
衣類選びのコツ
現地の気候
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最も重要な勘案事項は渡航先の気候だ。結論、特別な用意は基本的に不要である。米国と日本の気候は然程差は無い。むしろ南部は暖かい。そして、防寒は基本的に重ね着だ。先述の通り、余計な衣類のスペースの余裕は無い。

例えば、俺(かなりの寒がり)は「靴下2枚+パンツ+ヒートテックタイツ+ジョガーパンツ+厚めのカーゴパンツ」「ヒートテック2枚+トレーナー+アウター」で極北のミネアポリスをやり過ごした。
機能性>お洒落
- 動きやすさ
- 快適さ
- 速乾性
- 下着類以外1着
衣類は「機能性>お洒落」で選ばれるべきだ。極論、旅行は移動である。そして、移動の大半は歩行だ。例えば、LA旅行の「NBA観戦」「ショッピング@サンタモニカ/メルローズ通り」「ベニスビーチ」「ディズニーランド/ユニバーサルスタジオ」「空港内」は普段以上の歩行を伴う。

お洒落は浮く。米国人の基本的な服装はアメカジorアスレジャーだ。日本人(男)の気合十分の服装はかなり痛い。記念の写真時の格好はNBAアパレルで良い。
不用品(現地破棄)→スペース創出
衣類は不要品中心で良い。現地の服は現地の購入品で賄う。つまり、「購入品増→カバンのスペース減→持込み品破棄→スペース増」が良い。実際に俺は約1カ月程度の旅行時もSサイズのスーツケースだけで事足りている。また、例えば、西海岸の旅行の場合、グランドキャニオンもディズニーランドの服装はダルダルのフーディーの上にロサンゼルス・レイカーズのジャージーで成立する。持込み品は購入品増加時に都度破棄だ。
洗濯@現地
現地で洗濯は可能だ。コインランドリー(洗剤販売有り)はユースホステルやモーテル等の安宿にも設置されている。
アウター
防寒具
降雪有りの地域は大寒波用に
トラベルジャケット(フォーマル)
ジャケットはフォーマルな場所で必要になる。
トップス
- パーカー/トレーナー×1種類以下
- ロンT×1種類以下
- Tシャツ×1種類以下
トップスは初日の着用物だけでも問題無い。パーカー、ロンT、TシャツはNBAグッズの定番だ。TシャツとロンTは温暖地以外では不要かもしれない。つまり、不足分はグッズで賄い可能だ。
ボトムス
- 温暖地: ハーフパンツ
- 極寒地: 2枚履き用
- 室内/寝巻用
ボトムスは初日の履き物1本+アクティブウェアで足りる。速乾性のポリエステル率高めの物は「洗濯&乾燥(夜)@宿泊先→着用@翌日」でオススメだ。
インナー類
- 肌着
- ヒートテック
- ヒートテックタイツ
- パンツ
- 靴下
インナー類は多めで問題無い。肌着、パンツ、靴下はバッグのスペースを圧迫しない。旅行中の洗濯は時間や手間的に勿体ない。そして、先述の通り、旅行の大半は移動だ。発汗性やクッション性の高い運動用がオススメである。

俺は使い古し物を持って行き、着用品は都度破棄し、ディスカウントストアでブランド物の新品を安く購入している。
履物
スニーカー
海外旅行の足元は動きやすさ重視で普段のスニーカーで決まりだ。


スニーカーショップの店員はスニーカーで客を判断してくる。ちなみに、俺のゴートゥ―はフライト96(2014年版)だった。ポイントは高い知名度に対しての低い着用率だ。だから、店員はかなりの確率で反応してくれる。しかも、ネガティブな反応はない。”変わり種”がオススメだ。
クロックス(類似品可)
Blazers guard @CJMcCollum has a new partnership deal with @Crocs.
— Nick DePaula (@NickDePaula) March 23, 2021
The foam clog brand had its best sales year ever in 2020. 📈📈 pic.twitter.com/ZgdeXruupF
クロックスは“機内履き”や”ホテル内履き”として重宝する。長時間の靴の着用は蒸れ等のストレスに繋がる。一方、普通のサンダルは脱げやすさからやや危険だ。そのため、クロックスタイプがベストだ。

ちなみに、クロックスはNBA選手にも愛用されている。また、2021年、同社はCJ・マカラムとコール・アンソニーとパートナーシップを結んでいる。
補足
予備
安い寝袋 ✓使い捨て前提(安物推奨)
ワイヤーロック(ドミトリー宿泊時盗難防止用) ✓軽い+ダイヤル+長い
寝袋は「布団」「枕の代替品」「防寒具」「クッション」として活躍する。そして、寝袋は野宿の全日程終了後にカバン内の土産スペース確保のために破棄で良い。オススメは2~3千円程度の安物だ。

俺は寝袋はホームレスエリアのゴミ箱付近にそっと置くorリサイクルショップに寄付している。
TEMU: 使い捨て前提の旅行グッズ購入
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新進気鋭の格安ECサイト「TEMU」は旅行グッズの購入にオススメだ。商品は軒並み安い。そして、オリジナル商品もある。衣類詰め込み型トラベルピローは「衣類の収納スペース化」&「サイズや弾力調整可」の傑作だ。一方、品質は「安かろう悪かろう」でピンキリだ。大きな期待は禁物である。商品の購入は使い捨て前提であるべきだろう。
ポイントサイトの活用
- クレジットカード作成: 数千P
- 旅行関連予約: 5%~
航空券、ホテル、Wi-Fiルーター(レンタル)、ツアー等 - 旅行グッズ購入(ECサイト): 数%
ポイントサイトは「ポイントサイト経由の買い物/申込み→ポイントサイトのポイント付与」のサービスだ。例えば、クレジットカード作成はポイントサイト経由の申込で「クレジットカードの入会特典」&「ポイントサイトのポイント」の両取りで計1万弱P(=1万円弱相当)の還元となる。そして、ポイントは「現金」「他ポイント」「マイル」へ交換可能だ。

まとめ

旅費稼ぎの定番はやはり治験ボランティアだ。募集は通院の数万円程度から入院の数十万まである。健康アプリや健康食品や運動もある。日程もフレキシブルに富んでいる。俺も睡眠アプリ(通院数回=5万円?)、何かしらの錠剤の入院(4泊5日×2+通院3回?=25万円?)、花粉症薬(検査落ち=5,000円?)で一応の経験者だ。

Wi-Fi BOXは「ウェブ予約(当日可)→ボックス受取@空港→ボックス返却@空港」で超便利だ。従来のWi-Fiルーターレンタルの「カウンター手続き」「郵送の受取&返却」の手間が無い。しかも、ルーターはモバイルバッテリーにもなる。料金も相場程度だ。
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ガイドブック(エリア)
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参考
機内持ち込み手荷物のサイズとルール(国際線)(ana.co.jp)
無料でお預かりする手荷物の重さ・サイズ・個数(国際線)(ana.co.jp)
サイズの大きな荷物・総重量について(国際線)(ana.co.jp)
手荷物について(zipair.net)
機内持ち込み手荷物(ja.delta.com)
手荷物&旅行手数料(ja.delta.com)
超過手荷物および最大許容寸法を超える手荷物(ja.delta.com)
機内持ち込み手荷物(airchina.jp)
受託手荷物(airchina.jp)
CJ McCollum joins Justin Bieber, Post Malone as Crocs endorser(clutchpoints.com)