※2020-21シーズン=イレギュラースケジュール(コロナ禍)
ロヨラ・メリーマウント大学
- 名称: Loyola Marymount University
- 愛称: LMU/Lions
- 所属: WCC
- 成績
2023‐24: 12勝19敗(5勝11敗)
2022-23: 19勝12敗(9勝7敗)
2021-22: 11勝18敗(3勝12敗)
2020-21: 13勝9敗(7勝5敗)
近年の話: 新HCと留学生
- HC交代(2020)
2020年3月、スタン・ジョンソン(Stan Johnson)が新HCに就任した。同氏はマーケット大学でACを務めていた。一方、前任者マイク・ダンラップ(Mike Dunlap)は、2018年頃から米国外から積極的にリクルートし、2019-20には8名が留学生となっていたものの、志半ばで解雇となってしまった。
ウェスト・コースト・カンファレンス
- 名称: West Coast Conference
- 愛称: WCC
- 設立: 1952年
- 本部: カリフォルニア州サンブルーノ
- 放送: CBS/ESPN
- HP: wccsports.com
所属校(大まかな所在地) |
ゴンザガ大学(スポーケン)は世界中から選手をリクルートして毎年全米トップレベルのチームを築いている。 |
ワシントンステイト大学(スポーケン)は2000年代のトニー・ベネット就任時に瞬間的に強かった。最も有名な選手はクレイ・トンプソンだろう。 |
ポートランド大学は岡山恭崇氏、伊藤大司選手、渡辺飛勇選手、タヒロウ・ディアバテ(帝京長岡高卒)、山之内ウィリアムス選手と日本と馴染み深い。 |
オレゴンステイト大学(コーバリス)はゲイリー・ペイトン父子を輩出した。 |
セントメアリーズ大学(ベイエリア)はオセアニアとのコネクションで知られている。 |
サンタ・クララ大学(ベイエリア)はスティーブ・ナッシュの母校だ。 |
サンフランシスコ大学(ベイエリア)はビル・ラッセル時代にNCAAトーナメント連覇を達成した。 |
パシフィック大学(カリフォルニア州ストックトン)はジョン・バリーや1998年1巡目1位のマイケル・オロウォカンディの出身校だ。 |
ロヨラ・メリーマウント大学(LA)はポール・ウェストヘッド時代の数々の記録とハンク・ギャザーズの悲劇で知られている。 |
ペッパーダイン大学(LA)は |
サンディエゴ大学はしばしば米国代表やNBA球団のキャンプ地として利用される。 |
ウェスト・コースト・カンファレンスは西海岸のノンフットボール校中心に組織されている。2020年前後、ゴンザガ大学が圧倒的な力を誇っていた。セントメアリーズ大学やサンフランシスコ大学はハイメジャー級の実力を持っている。サンタ・クララ大学も強い。さらに、2024年、ワシントンステイト大学とオレゴンステイト大学がパック-12・カンファレンスの解散に伴って加入してきた。一方、強豪ブリガム・ヤング大学が遂にビッグ・12・カンファレンスへ移籍してしまった。
チーム史
エド・ゴージアン時代(1980-85)
ポール・ウェストヘッド時代(1985-90)
曲者のセカンドチャンス
1980年代後半はLMUの代名詞だ。1985年、LMUはポール・ウェストヘッドをHCに招聘した。同氏は1979-80にNBAロサンゼルス・レイカーズHC1年目ながらマジック・ジョンソンとカリーム・アブドゥル-ジャバ―を擁してNBA制覇を果たしながら、自身の哲学を曲げず、選手達と仲違いを起こし、1981-82の序盤に解雇され、次のシカゴ・ブルズHCも1シーズンに終わり、NBAから干されていた。そんな中、1985-86、成績は大幅なロスターの入替無しに改善された。
才能の巡り合わせ
1986年、サザンカリフォルニア大学はHCスタン・モリソン(Stan Morrison)を解任した。その結果、ハンク・ギャザーズとボー・キンブルは編入先模索の中で地元フィラデルフィアの世話人の助言からHCポール・ウェストヘッドを選んだ。加えて、コーリー・ゲインズもUCLAから活躍の場を求めて編入してきた。一方、当時のNCAAのルールは編入直後のシーズンのプレーを許していなかった。また、前シーズンのキース・スミスとフォレスト・マッケンジーもNBAに巣立ってしまった。そのため、1986-87は転換期としてイマイチな成績に終わった。
初陣(1987-88)
1987-88、ハンク・ギャザーズ、ボー・キンブル、コーリー・ゲインズの元LA名門校選手3名とハイペースのオフェンスは相性抜群だった。LMUは2勝3敗から22連勝を飾り、AP通信評の最終週で15位と評され、NCAAトーナメント出場を果たし、1回戦でワイオミング大学を破り、NCAAトーナメント初勝利も挙げた。
ハンク・ギャザーズ&ボー・キンブル体制
1988-89、ハンク・ギャザーズは高速ペースの恩恵で平均32P13Rのモンスタースタッツを記録し、NBAドラフトのロッタリー指名候補にまで株を上げた。その後、アーリーエントリーは母の要望の家族最初の学位取得のために見送られた。スタッツのインフレはボー・キンブル(16.8P/4.2R)、LMU殿堂入りのジェフ・フライヤー(22.9P/3.4R)、エノック・シモンズ(18.7P/4.0R)とスターターの数字に露骨に出ていた。
前兆
1989-90、LMUは平均得点122.4点-平均失点108点のシーズンを送っていた。一方、心臓の問題も見つかっていた。1989年12月4日のUCサンタバーバラ戦、ハンク・ギャザーズは突如としてコートに倒れこんでしまった。幸い、この時、命に別条はなかった。
悲劇
その矢先、1990年3月4日のポートランド大学戦のアリウープダンク直後、ハンク・ギャザーズは再びコートで倒れこみ、心臓発作で病院に搬送され、帰らぬ人となってしまった。
快進撃
その後、LMUは快進撃を続けた。同校はNCAAトーナメントに第11シードで出場し、ニューメキシコステイト大学のアップセット後、2回戦も将来のNBA選手6名のミシガン大学に149-115で快勝し、スウィート16ではアラバマ大学に真逆の62-60のロースコアゲームで勝利し、エリート8進出を果たした。
故ハンク・ギャザーズは生前に左手のフリースロー成功で話題を呼んでいた。そのため、ボー・キンブルはNCAAトーナメント1回戦で左手でFTを放って見事に成功させた。
後日談
現在、数々の得点記録がNCAAの歴史に刻まれている。1989年1月31日のUSインターナショナル大学戦の181-150の計331得点はしばらくは打ち破られないだろう。ポール・ウェストヘッドはLMUの実績でデンバー・ナゲッツのHCとしてNBA復帰を果たした。一方、ラン&ガンはNBAでは通じなかった。そのため、任期は僅か2シーズンで終了を迎えた。成績は44勝120敗だ。そして、当初、親族は「速いペースが死亡に寄与していた」とポール・ウェストヘッドを訴訟した。一方、故人はパフォーマンス低下を嫌って医師の指示通りに静脈薬を飲んでいなかった。そのため、訴えは撤回された。
ロドニー・テンション時代(2005-08)
オーランド・ジョンソンは2007-08にフレッシュマンながらトップスコアラーとして活躍し、2008年のHCロドニー・テンション解雇を機にカリフォルニア大学サンタバーバラ校に編入し、2012年のNBAドラフト2巡目36位でサクラメント・キングスから指名を受けた。
ペッパーダイン大学
- 名称: Pepperdine University
- 愛称: Waves
- 所属: West Coast Conference
近年の話: ローレンゾ・ラマー第2期終了
- HC交代
ロレンゾ・ラマー(2018-24) - NBA輩出
ケスラー・エドワーズ(2018-21): 2021年2巡目44位
マックス・ルイス(2021-23): 2023年2巡目40位
退部(2024) |
マイケル・アジャイ(Michael Ajayi)→ゴンザガ大学 |
2024年、HCローレンゾ・ラマー(Lorenzo Romar)は契約更新を見送られた。同氏は1996年にペッパーダイン大学でHCデビューを果たし、2002年から名門ワシントン大学でブランドン・ロイ、アイザイア・トーマス、ネイト・ロビンソン、マーケル・フルツ、トニー・ローテン等の地元シアトルの有望選手をNBAに送り込み、2018年にHCとしてチームに戻ってきた。2021年、ケスラー・エドワーズが復帰後のNBA第一号となった。また、マックス・ルイスが同校史上2番目に高いリクルートとしてチームに加入した。
チーム史
ゲイリー・コルソン時代(1968-79)
WCC史上最高のスコアラーの1人
ウィリアム・”バード”・エイブリット(William Bird Averitt)はウェスト・コースト・カンファレンスのベストスコアラーの1人だ。1970-71、フレッシュマンはNCAAルールで公式戦に出場できなかった。そのため、当時、1年生同士の試合が1軍の試合の前に行われていた。そんな中、同選手は大王朝時代のUCLAを相手に2試合で87点を叩き出し、翌1971-72に平均28.9点でチームを導き、1972-73には平均33.9点で得点王に輝いた。現在、平均33.9点(1972-73)と通算平均31.4点(1972-74)はWCC史上最高記録となっている。
バード・エイブリットは1973-74にABAでプロデビューを果たし、1974-75に地元ケンタッキー・コロネルズをABA制覇に導き、NBAとABAの吸収合併後にニューヨーク・ネッツ等で活躍した。
超遅咲き
デニス・ジョンソンは小柄な補欠選手からバスケ殿堂入りへの超成り上がりだ。高校時代は無名の補欠選手に終わった。理由は173cm程度の平均的な身長だ。そのため、高校卒業後の進路はフォークリフトの運転手だった。そんな中、身長が193㎝にまで伸びた。そして、市民大会の活躍がロサンゼルス・ハーバー短大のコーチの目に留まった。そして、急遽、学生アスリートの道が始まった。一方、リクルートは短大の活躍の割には少なかった。NCAA D1校はHCゲイリー・コルソンだけだった。1975-76、ペッパーダイン大学はNCAAトーナメント2回戦(スウィート16)進出を果たした。
第一次トム・アズビリー時代(1988-94)
ダグ・クリスティは3年次と4年次にカンファレンス最優秀選手賞の活躍でチームを2年連続のNCAAトーナメントに導いた。
ダグ・クリスティはサクラメント・キングスでジェイソン・ウィリアムス、ペジャ・ストヤコビッチ、クリス・ウェバー、ブラデ・ディバッツと並んでスターターを務め、最優秀守備チーム1st(2003)2nd(2001-02&04)の守備で最盛期を支えた。
第1次ロレンゾ・ロマー時代(1996-99)
ジャン・バン・ブレダ・コフ時代(1999-2001)
ジャン・バン・ブレダ・コフ
バンス・ウォルバーグ(2006-08途中)&第二次トム・アスビー時代(2008-11)
兄マイケル・トンプソン(Mychel Thompson)は2007-11にチーム史上歴代4位のスリーポイントを成功させた。
その他
ジェイ・ユーン(2018-23)
韓国系移民ジェイ・ユーンはペッパーダイン大学で48試合/5シーズンに出場した。
カリフォルニアステイト大学ロングビーチ校
- 名称: California State University, Long Beach
- 愛称: Long Beach State/49ers/LBSU
- 所属: Big West Conference
- 成績
近年の話: 約10年振りのカンファレンス1位
- HC解雇(2024)
- カンファレンス1位(2021-22)
- 元スター高校生2名在籍(2020-21)
アイザイア・ワシントン: ジェリーレイアップ
ジョー・ハンプトン: オークヒル高校出身
2023-24、奇妙な事が起こった。HCダン・モンソンはシーズン終盤に解任を言い渡された。一般的にシーズン途中のHC解雇後は代理HCにチームの指揮を任される。そんな中、同氏はシーズン終了までの指揮を任され、ビッグ・ウェスト・カンファレンスのカンファレンストーナメントを制し、NCAAトーナメント出場にこぎ着けてしまった。
ビッグ・ウェスト・カンファレンス
- 名称: Big West Conference
- 設立: 1969年
- 本部: カリフォルニア州アーバイン
- 放送: ESPN
- HP: www.bigwest.org
所属校(大まかな所在地) |
UCアーバイン校(LA)はビッグ・ウェスト・カンファレンスの覇者だ。 |
UCリバーサイド校(LA)は2020-21にマイク・マグパヨが初のアジア系NCAA D1 HCとなった。 |
UCデイビス校(サクラメント)は2020-21に渡辺飛勇選手がプレーしていた。 |
UCサンタバーバラ校はブライアン・ショーの母校として知られている。 |
UCサンディエゴ校は2020-21からD1に昇格した。 |
CSUフラートン校(LA)はブライアン・ボーウェンの母校だ。 |
CSUベイカーズフィールド校は2020年にウェスタン・アスレティック・カンファレンスから移籍してきた。 |
CSUロングビーチ校(LA)は1970年代前半に全米トップクラスの実力を誇っていた。同校は同カンファレンスのパシフィック・コースト・アスレティック・カンファレンス時代からの唯一のオリジナルメンバーだ。 |
CSUノースリッジ校(LA)は高橋マイケルの出身校だ。 |
カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学(セントラルコースト)はデビッド・ヌワバの出身校だ。 |
ハワイ大学は2023-24にジェイコブス昌選手が所属している。 |
ビッグ・ウェスト・カンファレンスはカリフォルニア州の大学とハワイ大学で構成されている。UCアーバインとUCサンタバーバラが安定して強い。
チーム史
ジェリー・ターケニアン時代(1968-73)
ロングビーチステイト大学は1968年のパシフィック・コースト・アスレティック・アソシエーション(現ビッグ・ウェスト・カンファレンス)の設立を機に運動部の本格的な活動を開始した。そして、将来のバスケ殿堂入りHCジェリー・ターケニアンがHCに採用された。同氏は地元南カリフォルニアの複数の短大で優秀な成績を収めていた。その後、1969-70、PCAAのリーグ戦も始まった。そして、同校は僅か5年間で無名校から全米トップ校へと登り詰めた。理由は革新的な手法にあった。トライアウトやスカウティングは時にNCAAの規則を超越していた。しかも、ロスターは短大編入生で組織されていた。また、黒人選手が積極的にコートに送り込まれた。当時、黒人選手は暗黙の了解でリベラルな地域でもコート上に1人となっていた。その結果、NCAAトーナメント出場は2シーズン目から当たり前となり、計9名がオールアメリカンに選ばれた。一方、NCAAはアウトローな手法を良く思わなかった。選手とギャンブラーの繋がりや低い卒業率等も問題視された。そのため、当時の記録は公式記録から抹消されている。
ジェリー・ターケニアンは1973年にネバダ大学ラスベガス校(UNLV)のオファーを受けた。当時、ラスベガスは開拓段階でただの砂漠である。つまりは都落ちでだ。そんな中、同氏はNCAA規則や法律に囚われず、素行不良や学業不振のいわくつき物件を積極的に受け入れ、1990年にはNCAAトーナメント制覇も達成し、約20年間トップに君臨し続けた。現在、他大生の編入は最も手堅いチーム補強法となっている。
ルート・オルソン時代(1973-74)
1973年、ルート・オルソン(Lute Olson)が地元ロングビーチステイト短大での成績を評価されてHCに就任した。そして、1973-74、LBSUはNCAAトーナメント出場禁止の制裁の中で24勝2敗(AP最終10位)の成績を残した。一方、同氏は不信感を抱いていた。大学運動部局はオファー打診時にNCAAの観察処分の存在を隠していた。その結果、在任期間は僅か1シーズンに終わった。
その後、ルート・オルソンは1974~83年にアイオワ大学をNCAAトーナメント常連校に仕立て上げ、1983~2007年にアリゾナ大学をゼロからパワーハウスに築き上げた。
ドワイト・ジョーンズ時代(1974-78)
1974年、ACドワイト・ジョーンズがHCに昇格した。同氏はジェリー・ターケニアンとルート・オルソンの2人に師事していた。そして、ロングビーチステイト大学は1976-77に数年ぶりのNCAAトーナメント出場を果たした。
テックス・ウィンター時代(1978-83)
テックス・ウィンター(Tex Winter)はフィル・ジャクソンの師匠だ。同氏は南カリフォルニア大学で考案者サム・バリー(Sam Barry)から直々にトライアングルの原案を学び、1950~60年代にカンザスステイト大学でトライアングルの実用化に成功して好成績を残した。一方、当時、評価はイマイチだった。そのため、その後の四半世紀はシカゴ・ブルズ漂着まで流浪生活となった。ロングビーチステイト大学も中継地の1つだ。そして、最大の功績はNBAスリーポイントコンテスト3連覇のクレイグ・ホッジスの発掘だろう。
クレイグ・ホッジスは3ptを武器にNBAの競争を勝ち抜き、1991年と1992年に恩師テックス・ウィンターと共にシカゴ・ブルズでNBA制覇も達成し、スリーポイントコンテスト3連覇を達成した。そんな中、人種差別的言動がNBAから問題視された。その結果、最後の活躍は1993年のスリーポイントコンテスト出場となった。その後、2005年、同氏は前年引退のテックス・ウィンターと入れ替りでロサンゼルス・レイカーズのACに就き、フィル・ジャクソンと2009年と2010年の2連覇を果たした。
セス・グリーンバーグ時代(1990-96)
セス・グリーンバーグ(Seth Greenburg)はロングビーチステイト大学に久方ぶりのNCAAトーナメントをもたらした。1990-91~1992-93のブライオン・ラッセルとルシアス・ハリス時代は黄金期だった。そして、1992-93、同校はUNLV、ニューメキシコステイト大学、ユタステイト大学を破ってAP通信評25位と評され、ビッグ・ウェスト・カンファレンのカンファレンストーナメントも制し、NCAAトーナメント復帰を果たした。その後、1994-95、再びNCAAトーナメント出場が運の良さで叶っている。
ブライオン・ラッセルはザ・ショットのディフェンダーとして知られている。そして、マイケル・ジョーダンのプッシュは今でも論争の的だ。両者は2002-03にワシントン・ウィザーズでチームメイトになり、良好な関係を築いているため、当事者同士では納得済みのようだ。ルシアス・ハリスもニュージャージー・ネッツで2年連続のNBAファイナル進出に力を添えた。両者はNBAファイナルを経験し、10年以上もNBAで生き残った。ジュアクイン・ホーキンスは2000-01にトヨタ自動車を経て2002-03にヒューストン・ロケッツで主力として活躍した。
ダン・モンソン時代(2007-24)
ジェームス・エニス期(2011-13)
ジェームス・エニスⅢは3年次にJUCOからLBSUに編入し、2011-12に主力選手としてNCAAトーナメント進出に貢献し、翌シーズンにカンファレンス最優秀選手賞の活躍でチームを牽引した。
元スター高校生(2021-22)
2020-21、アイザイア・ワシントンとジョー・ハンプトンの元スター高校生2名が編入してきた。翌2021-22、同校は約10シーズンぶりにビッグ・ウェスト・カンファレンスのリーグ戦優勝を果たした。
- スポーツポイント→公式オンラインストア
- 楽天ポイント→楽天市場店
- PayPayポイント→Yahoo!店
- Pontaポイント→au PAY マーケット店
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カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校
- 名称: California State University, Northridge
- 愛称: Matadors/CSUN
- 所属: Big West Conference
- 成績
2023-24: 19勝15敗(9勝11敗)
近年の話:
2023年、CSUノースリッジ校は暫定HCトレント・ジョンソン体制を終えた。2018年、CSUNはマーク・ゴットフリード(Mark Gottfried)をHCに招聘した。しかも、ACに1995年にUCLAを31年ぶりの優勝に導いたジム・ハリック(Jim Harrick)がACに就いた。同氏は1995年にUCLAを31年振りに優秀に導いた。一方、両者はNCAA規則違反の過去を持っている。そして、案の定、NCAA規則違反の可能性が内部調査で出てしまった。元NBAオールスターのモー・ウィリアムスもスタッフに入っていた。新HCアンディ・ニューマン(Andy Newman)は
チーム史
ピート・キャシディ時代(1971-96)
NCAA D1昇格(1990)
1990年、カルステイト大学ノースリッジ校運動部はNCAA D1に昇格した。数年後、受け入れ先は未だに決まらなかった。1991-92以降、インディペンデント校はNCAAトーナメント招待を受けていない。そのため、1994年、同校は同じ境遇のサザンユタ大学、カリフォルニアステイト大学サクラメント校、カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学とアメリカ・ウェスト・カンファレンスを組織した。一方、NCAAトーナメントのオートマティック枠は付与されなかった。その後、加盟校の増加も見込まれなかった。その結果、1996年、解散が決まった。
高橋マイケル(1994-95)
1994年、元日本代表の高橋マイケル選手(Michael Dorsey)が地元ロサンゼルス市短大から編入し、1994-95にチームのトップスコアラーとして活躍し、翌1995-96にラストシーズンの選手資格を破棄していすゞ自動車に加入した。
ボビー・ブラスウェル時代(1996-2013)
NCAAトーナメント初出場(2000-01)
1996年、カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校はビッグ・スカイ・カンファレンスの加盟を許された。そして、卒業生ボビー・ブラスウェル(Bobby Braswell)がNCAA D1 HCのチャンスを与えられた。そして、2000-01、同氏は母校の期待に見事に応えてチームをNCAAトーナメント初出場に導いた。
ビッグ・ウェスト・カンファレンス加盟
2001年、カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校はビッグ・ウェスト・カンファレンスに戦いの場を移した。大半の加盟校はカリフォルニア州内に位置している。つまり、移動時間と費用の削減が見込まれる。そんな中、NCAA規定違反が発覚した。そのため、ポストシーズントーナメント出場停止処分が下された。その後、2008-09、同校はポストシーズントーナメント出場停止処分明けにNCAAトーナメント復帰を果たし、1回戦でタイリーク・エバンスのメンフィス大学と熱戦を演じ、称賛を浴びた。その矢先、2013年、再び複数の不祥事が発覚した。そのため、契約更新は見送られた。
レジー・ティウス時代(2013-18)
元NBAオールスターのレジ―・ティウスはリクルートで力を発揮した。一方、学業成績改竄等が発覚した。そのため、在任期間は僅か5シーズンに終わった。
カリフォルニアステイト大学フラートン校
- 名称: California State University, Fullerton
- 愛称: Titans
- 所属: Big West Conference
- 成績
2023-24: 14勝18敗(7勝11敗)
2022-23: 20勝13敗(12勝6敗)
2021-22: 21勝11敗(12勝5敗)NCAAトーナメント出場
2020-21: 6勝10敗(5勝9敗)
近年の話: 強さを維持できるか?
- ロロ・ルドルフ入学(2024)
- プロ転向/転校(2023)
ラトレル・ライトセルJr(2020-23)→アラバマ大学
CSUフラートン校は典型的なミッドメジャー校の多分に漏れず安定感を欠如している。現HCデドリック・テイラー(Dedrique Taylor)の就任以降、強いシーズンと弱いシーズンが繰り返されている。
チーム史
ボビー・ダイ時代(1973-80)
1973年、カリフォルニアステイト大学フラートン校は翌1974年の運動部のNCAA D1昇格に際してボビー・ダイ(Bobby Dye)をHCに採用した。同氏もサンタモニカ市短大で好成績を残していた。その後、1977-78、同校はパシフィック・コースト・アスレティック・アソシエーション(現ビッグ・ウェスト・カンファレンス)のカンファレンストーナメントを運良く制し、NCAAトーナメント1回戦で優勝候補ニューメキシコ大学をアップセットし、サンフランシスコ大学も破り、エリート8に進出した。
ジョージ・マクオーン時代(1980-88)
レオン・ウッドは大学2年次に名門アリゾナ大学からCSUフラートン校に編入してレッドシャツ期間を含めて4年間を過ごした。
1984-85、サラリーキャップが初導入された。そして、その際、指名先のフィラデルフィア・セブンティーシクサーズは上限ギリギリにいた。そのため、レオン・ウッドはロッタリーピックにも関わらず$75,000の1年契約だった。
ジョン・スニード時代(1988-92)
ジョン・スニード(John Sneed)は最も豪華なチームを作り上げた。1989-90、元NBAオールスターのセドリック・セバロスと稀代の守備職人ブルース・ボーウェンが在籍していた。
ボブ・バートン時代(2003-12)
ボブ・バートン(Bob Burton)は30年振りのNCAAトーナメントをロングビーチにもたらした。最高の出身者のボビー・ブラウンは2010~16年のヨーロッパや中国での長い武者修行後にヒューストン・ロケッツでNBA帰還を果たした。
デドリック・テイラー時代(2013-)
その他
モーゼス・モーガン(2013-15)
モーゼス・モーガンは2013年にデポール大学からCSUフラートン校へ編入し、2013-14のレッドシャツ期間を含む2シーズンを過ごした後、2022年にタイ代表として東アジアゲームスに出場した。
ジョニー・ワン(2017-21)
ジョニー・ワン(Johnny Wang)は2018-19(2年次)にスターターの座を勝ち取り、翌2019-20にはシーズン終盤に二桁得点の活躍でチームを引っ張っていた。一方、2020‐21は怪我の影響で14試合の出場に終わった。そして、カレッジキャリアは失意と共に終了を迎えた。
カリフォルニア大学アーバイン校
- 名称: University of California, Irvine
- 愛称: UCI/Anteaters
- 所属: Big West Conference
- 成績
2023-24: 24勝10敗(17勝3敗)NIT出場
2022-23: 23勝12敗(15勝5敗)NIT出場
2021-22: 15勝10敗(10勝5敗)
2020-21: 18勝9敗(13勝4敗)
近年の話: ビッグ・ウェスト・カンファレンスの現覇者
UCアーバイン校はビッグ・ウェスト・カンファレンスで不動の地位を築き始めている。2010年の現HCラッセル・ターナー就任以降、同校はカンファレンスリーグ戦1位×6度に輝き、2018-19にはNCAAトーナメント初勝利も挙げている。
チーム史
ビル・ムリガン時代(1980-91)
「ウィザーズ密着24/7」先日、スコット ブルックスHCの母校、カリフォルニア大学アーバイン校でブルックスさんの永久欠番セレモニーが行われました! pic.twitter.com/stm2N4M4On
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) December 4, 2019
スコット・ブルックス(1985-87)
スコット・ブルックスは、テキサス・クリスチャン大学(TCU)と短大経由でUCへアーバイン校に編入し、4年次に平均23.8点を挙げた。
ラス・ターナー時代(2010-)
ママドウ・ンジャイン期(2013-16)
ママドウ・ンジャイン(226㎝)は2013年にNCAA歴代最長選手としてUCアーバイン校に入学し、2014-15のNCAAトーナメント出場に大きく貢献し、本戦でルイビル大学をあと一歩の所まで追い詰めてた。その後、最高身長記録はタッコ・フォールに抜かれている。
UCアーバイン校 vs U22日本代表&NCAAトーナメント初勝利(2018‐19)
UCアーバイン校は2018年夏にアジア・パシフィック・ユニバーシティー・チャレンジにアメリカ代表として参加してU22日本代表を104-58で下した。その後、2018-19、同校は開幕2戦目でテキサスA&M大学を破り、ビッグ・ウェスト・カンファレンスのリーグ戦とカンファレンストーナメントを制してNCAAトーナメントに臨み、ビッグ・12・カンファレンス1位のカンザスステイト大学をアップセットして31勝6敗でシーズンを終えた。
カリフォルニア大学リバーサイド校
- 名称: The University of California, Riverside
- 愛称: UCR/Highlanders
- 所属: Big West Conference
- 成績
2023-24: 16勝18敗(10勝10敗)
2022-23: 22勝12敗(14勝6敗)
2021-22: 16勝12敗(10勝7敗)
2020-21: 14勝8敗(10勝5敗)
近年の話: アジア系HC爆誕!!
- プロ転向/転校(2023)
ザイオン・プリン(2019-23)→フロリダ大学
2020年、マイク・マグパヨ(Mike Magpayo)がアジア系初のNCAA D1 HCとなった。同氏はフィリピン系アメリカ人だ。そして、2022-23、UCリバーサイドはプログラム史上初の20勝+3度目の勝ち越しシーズンを送った。
チーム史
デビッド・パトリック時代(2018-20)
デビッド・パトリック(David Patrick)はセントメアリーズ大学(カリフォルニア)のAC経験からオーストラリアとニュージーランドのコネを持ってる。そして、2019-20、UCリバーサイドはネブラスカ大学のアップセットを皮切りに好スタートを切り、プログラム史上2度目の勝ち越しでシーズンを終えた。そんな中、同氏は再びコーチング修行の道を選び、アーカンソー大学のエリック・ミュゼルマン(Eric Musselman)のスタッフに入閣してしまった。
カリフォルニア・バプティスト大学
- 名称: California Baptist University
- 愛称: CBU/Lancers
- 所属: Western Athletic Conference
- 成績
2023-24: 16勝17敗(8勝12敗)
2022-23: 17勝16敗(7勝10敗)
2021-22: 18勝16敗(7勝11敗)CBI出場
2020-21: 13勝10敗(6勝6敗)
近年の話: 新進気鋭
- 離脱(2023)
テイレン・アームストロング(2021-23)→プロ転向 - NCAA D1昇格移行期間終了(2022)
- NCAA D1昇格(2018)
2022‐23、カリフォルニア・バプティスト大学はNCAA D1昇格移行期間終了に伴ってNCAAトーナメント出場資格を獲得した。そんな中、NCAA D1昇格6シーズン目は初の負け越しに終わった。HCリック・クロイ(Rick Croy)はセントメアリーズ大学(カリフォルニア)のAC経験からオセアニアコネクションを持っている。ロスターはヨーロッパや南米等で国際色豊かな傾向にある。
ウェスタン・アスレティック・カンファレンス
- 名称: Western Athletic Conference
- 愛称: WAC
- 設立: 1962年
- 本部: コロラド州イングルウッド
- 放送: ESPN
- HP: www.wacsports.com
大学(大まかな所在地) |
テキサス大学アーリントン校(ダラス)*は直近5年は実力校からローメジャー校に戻りつつある。 |
ターレトンステイト大学(ダラス)は2020-21からNCAA D1に昇格した。現HCは元ハイメジャーHC/富永啓成選手の恩師のビリー・ギリスピーだ。 |
アビリーン・クリスチャン大学(テキサス州)は2021年にNCAAトーナメントでテキサス大学をアップセットした。 |
スティーブン・F・オースティン・ステイト大学(テキサス州パイニーウッズ)は2019年にデューク大学をキャメロン・インドア・スタジアムで打ち破った。 |
テキサス大学リオグランデバレー校 |
ユタ・バレー大学は「短大→四年制大学」移行期にロニー・プライスがプレーしていた。 |
ユタ工科大学は2020-21からD1に昇格し、2022年にディクシーステイト大学から改称した。 |
サザンユタ大学* |
グランドキャニオン大学**(アリゾナ州フェニックス)は2013-14のNCAA D1昇格直後から毎年20勝程度を挙げ、直近4年で3回のNCAAトーナメント出場を果たし、WACの王者に君臨している。 |
シアトル大学**はエルジン・ベイラーの母校だ。 |
カリフォルニア・バプティスト大学(LA)はNCAA D1昇格以降5年連続で勝越しを決めている。出身者にはルーク・エバンスがいる。 |
ウェスタン・アスレティック・カンファレンスは最もカオスなカンファレンスだ。2013~22年には大幅な改変の末にシカゴ-フェニックス-シアトルの大学が所属していた。近年の動きは「NCAA D1昇格2校受け入れ(2020)」「サウスランド・カンファレンス4校吸収(2021)」「UTアーリントン&サザンユタ大学加入(2022)」「4校離脱(2020-)」と激しい。そして、2023年7月、顔的存在ニューメキシコステイト大学も遂にWACを離れた。
チーム史
ティム・コリンズ時代(2002-13)
HCティム・コリンズ(Tim Collins)はバスケットボールプログラムを底上げした。カリフォルニア・バプティスト大学は2004-05に1976年以来のNAIAトーナメント出場を果たした。その後、2010年、同校は運動部をNAIAからNCAA D2移籍を決めた。日本代表ルーク・エバンスは2009-10のNAIAラストシーズンから2012-13まで常にスターターとして活躍した。
リック・クロイ時代(2013-)
NCAA D2時代
2013年、現HCリック・クロイがHCに就任した。以降、カリフォルニア・バプティスト大学はNCAAトーナメントに5年連続で出場した。2017-18、NCAA D2最後のシーズンはエリート8進出で有終の美となった。
現地観戦
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
規模 | 公共交通機関 | アクセス |
大都市 | 電車 地下鉄 路面電車 ローカルバス | 飛行機(直) 鉄道 長距離バス |
ロサンゼルスは大都市だ。気候も良い。最大の難点はエリア内の移動だ。LAエリアはハリウッド(北)-ダウンタウン(東)-ロサンゼルス国際空港(南)-ベニスビーチ/サンタモニカ(西)で南北20km×東西20kmに広がっている。そんな中、路面電車や地下鉄は一部区間しか走っていない。鉄道や路面電車は郊外のリバーサイド、アナヘイム、ロングビーチ等へはそこそこ往来している。そのため、主要の移動手段はローカルバスやレンタカーとなる。つまり、人々の足は車だ。当然、道路は常に渋滞している。時間通りの移動は難しい。
※電子書籍: ○○年版→最新版の可能性有り(「データについて(目次の数P後)」参照)
※Yahoo!ショッピング電子書籍無し
アクセス
日本→カリフォルニアエリア
- ベイエリア(サンフランシスコ/サンノゼ)
- ロサンゼルス
- サンディエゴ
直行便はベイエリア、ロサンゼルス、サンディエゴに就航している。所要時間は片道10時間程度だ。ポートランドとシアトルも時と場合によっては出入国口となる。
近隣都市→ロサンゼルス
- 北: フレズノ/サンノゼ
- 北東: ラスベガス
- 東: フェニックス
- 南: サンディエゴ
鉄道&長距離バスの移動限界は「サンノゼ(北)」「ラスベガス(北東)」「フェニックス(東)」「サンディエゴ(南)」だ。
ダウンタウン→ホームアリーナ
- ロヨラ・メリーマウント大学
本拠地: ガーステン・パビリオン(Gersten Pavilion)
住所: 1 Loyola Marymount University Dr, Los Angeles, CA - ペッパーダイン大学
本拠地: ファイヤーストーン・フィールドハウス(Firestone Fieldhouse)
住所: 24225 Pacific Coast Hwy, Malibu, CA - ロングビーチステイト大学
本拠地: Walter Pyramid
住所: 1250 N Bellflower Blvd, Long Beach, CA - カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校
本拠地: マタドーム(Premier America Credit Union Arena/Matadome)
住所: 18111 Nordhoff St, Northridge, CA - カリフォルニアステイト大学フラートン校
本拠地: タイタン・ジム(Titan Gymnasium)
住所: – - UCアーバイン校
本拠地: ブレン・イベント・センター(Bren Events Center)
住所: 100 Mesa Rd, Irvine, CA - UCリバーサイド校
本拠地: SRCアリーナ(Student Recreation Center Arena)
住所: 900 University Ave, Riverside, CA - カリフォルニア・バプティスト大学
本拠地: イベンツ・センター(Dale E. and Sarah Ann Fowler Events Center)
住所: 8432 Magnolia Ave, Riverside, CA
ロヨラ・メリーマウント大学
キャンパスはロサンゼルス国際空港の近くにある。アクセス方法は路線バス2本の乗継だ。
ペッパーダイン大学
キャンパスはロサンゼルス郊外にある。アクセス方法は路線バス2本の乗継だ。
ロングビーチステイト大学
キャンパスは隣町ロングビーチのやや端にある。アクセス方法は路面電車or長距離バスだ。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
カリフォルニアステイト大学ノースリッジ校
キャンパスはロサンゼルス郊外にある。アクセス方法は鉄道or地下鉄+路線バスだ。鉄道は理想ではある。本数は少ない。最寄り駅はNorthridge駅だ。地下鉄+路線バスの場合、乗り換えが面倒だ。片道2時間半は掛かる。
カリフォルニアステイト大学フラートン校
キャンパスは隣町アナヘイムにある。アクセス方法は鉄道+路線バスだ。最寄り駅はFullerton駅である。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
UCアーバイン
キャンパスは隣町アナヘイムにある。アクセス方法は鉄道+路線バスだ。最寄り駅はTustin駅である。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
UCリバーサイド
キャンパスは隣町リバーサイドにある。アクセス方法は長距離バスor鉄道+路線バスor配車サービスだ。長距離バスの停留所はダウンタウンとキャンパスにある。最寄り駅はRiverside駅だ。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
カリフォルニア・バプティスト大学
キャンパスは隣町リバーサイドの端にある。アクセス方法は鉄道or長距離バス+路線バスor配車サービスだ。鉄道も長距離バスもリバーサイドのダウンタウンまでしか行かない。最寄り駅はRiverside駅だ。ラストマイルの移動は配車サービスで良いだろう。
チケット
ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットは会場購入で良いだろう。理由はオンライン購入時の手数料約$10程度の節約だ。概してチケットの購入の手数料は「会場: 無」「オンライン: 有」となっている。ミッドメジャー/ローメジャー校のチケットの売切れはほぼ起こらない。そのため、チケットの事前購入は不要だ。オンライン購入時の手数料は払い損になる。
グッズ
カレッジグッズの種類
- 一般ファングッズ
ジャージー(選手名+番号無し)/Tシャツ/ショーツ/スウェット/日用雑貨等 - NIL
選手名+番号入りジャージー/Tシャツ/実着品/サイン/写真/NFT/トレーディングカード/プレーヤーオウンブランド品/ビデオメッセージ等
公式サプライヤー品(アパレル)
公式サプライヤー品は当該大学運動部の実用品提供メーカーの製品だ。NCAA D1校の運動部はナイキ(ジョーダン)、アディダス、アンダーアーマー、ニューバランスのいずれかと公式サプライヤー契約を結んでいる。2010年代後半まではラッセル(Russell Athletic)もいくつかのサプライヤーを務めていた。一般的に契約は数年単位だ。鞍替えも起こる。各校のサプライヤーの確認はユニフォームのロゴで可能だ。
公式ライセンス品(アパレル/日用雑貨)
数多のメーカーが大学からロゴ等の商業利用許可を貰って商品を販売している。最たる例が日本でも定番のカレッジトレーナーだろう。そして、競合メーカーのライセンス品も当たり前だ。例えば、デューク大学(ナイキ校)のアディダスやアンダーアーマー社製品がキャンパス内で売られている。
NIL商品
NILは選手関連商品だ。2021年7月、NCAAは学生アスリート達のNIL(Name-Image-Likeness)のマネタイズを解禁した。主要メーカー製の選手名+番号のジャージー販売は「2022‐23: 超人気校のフットボール」「2023-24: 人気校のバスケットボール」と始まったばかりである。販路は「大学公式店(実店舗/オンラインストア)」「選手個人サイト/SNS」「サードパーティーマーケットプレイス」と多岐に渡る。
コレクターズアイテム(流通品)
コレクターズアイテムは読んで字のごとく収集目的の製品だ。特に人気の収集対象はイヤーブック(雑誌)だろう。
スニーカー
特に地方限定販売/支給オンリーのカレッジカラー版は高い人気を誇っている。
レプリカ
現存のカレッジジャージーはカスタム品(大学名のみのジャージーに自身で番号と選手名を追加) or 非公式レプリカ品だ。NCAAは2021年7月まで現役選手の名前&番号記載商品の販売を禁止していた。そのため、NIL解禁以前、ファンは大学名のみのジャージ(番号&名前無し)に専門業者やDIYで番号と選手名を張り付けるか、あるいは非公式レプリカジャージを購入していた。過去の選手のジャージは販売されている。例えば、ナイキはアンソニー・デイビス(ケンタッキー大学)のジャージやベン・シモンズ(LSU)のTシャツを販売している。
NCAAグッズ販売店
- 直営店
NCAAショップ*: NCAA D1全校
カンファレンスストア*: カンファレンス所属校
ブックストア(カレッジストア)
チームストア - ECサイト
- 一般小売店
スポーツ用品店
-DICK’S SPORTING GOODS
デパート
-Macy’s/JCPenny/Kohl’s/Nordstrom
ファンショップ
-Locker Room By Lids/Fanzz/Just Sports/Rally House
直営店
NCAAはNCAAショップを運営している。品揃えはNCAA D1全校だ。また、多くのカンファレンスストアもカンファレンスストアを申し訳程度で構えている。モチベーションは軒並み低い。そして、ブックストア(カレッジストア)は教科書+アパレル+日用品+土産の雑貨屋だ。米国の大学生は基本的に寮やキャンパス付近で生活している。そのため、品揃えはカレッジロゴや名前入りの生活必需品だ。場所はキャンパス内or付近にある。一部の強豪校はアリーナやスタジアムにチームストアも持っている。品揃えはブックストア(カレッジストア)に劣る。
ファナティクス
ファナティクス社は世界中のスポーツチームのグッズ販売の裏方企業だ。実際、NCAAショップ+カンファレンスストア+チームストアはファナティクス式の設計になっている。一方、同社は世界各エリア向けの自社サイトでそれぞれのエリアの人気スポーツリーグのグッズを販売している。そして、北米系サイトは全NCAA D1校のグッズを取り扱っている。
例えば、ファナティクスでは大谷翔平選手(MLB)と八村塁選手(NBA)と角田裕毅(F1)のグッズのまとめ買いが可能だ。
選手個人サイト/SNSアカウント
NILグッズは選手個人のホームページやSNSアカウント等でも売られている。
一般小売店
最大手ディックズ・スポーティンググッズは「地元プロチーム」「同州の代表的な大学」「最寄り大学」のアパレルを置いている。狙い目は型落ち品のセールだ。大手デパートチェーン4社はそれぞれのファングッズ/アスレティックアパレルコーナーでカレッジグッズを売っている。ファンショップは全米の人気校のグッズを置いている。
関連記事
カリフォルニアエリア
ベイエリア(カリフォルニア州)
- NBA: ゴールデン・ステイト・ウォリアーズ
- Gリーグ: サンタクルーズ・ウォリアーズ
- NCAA D1(強豪): カリフォルニア大学バークレー校
- NCAA D1(強豪): スタンフォード大学
- NCAA D1(中堅): セントメアリーズ大学(カリフォルニア)
- NCAA D1(中堅): サンフランシスコ大学
- NCAA D1(中堅): サンタクララ大学
- NCAA D1(中堅): サンノゼステイト大学
- プロアマリーグ: San Francisco Bay Pro Am Basketball League
サクラメント/ストックトン(カリフォルニア州)
- NBA: サクラメント・キングス
- Gリーグ: ストックトン・キングス
- NCAA D1(中堅): UCデイビス
- NCAA D1(中堅): サクラメントステイト大学
- NCAA D1(中堅): パシフィック大学
- NBAサマーリーグ: カリフォルニア・クラシック
リノ(ネバダ州)
- NCAA D1(中堅): ネバダ大学リノ校
- 観光: カジノタウン
サンホアキンバレー(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): フレズノステイト大学
- NCAA D1(中堅): CSUベイカーズフィールド校
セントラルコースト(カリフォルニア州)
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンタバーバラ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア・ポリテクニック・ステイト大学
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
- NBA: ロサンゼルス・レイカーズ
- NBA: ロサンゼルス・クリッパーズ
- Gリーグ: サウスベイ・レイカーズ
- WNBA: ロサンゼルス・スパークス
- NCAA D1(名門): UCLA
- NCAA D1(名門): サザンカリフォルニア大学
- NCAA D1(中堅): ミッドメジャー8校
- プロアマリーグ: Drew League
- プロアマリーグ: VBL
サンディエゴ(カリフォルニア州)
- Gリーグ: サンディエゴ・クリッパーズ
- NCAA D1(実力校): サンディエゴステイト大学
- NCAA D1(中堅): サンディエゴ大学
- NCAA D1(中堅): カリフォルニアステイト大学サンディエゴ校
- NCAA D1(中堅): カリフォルニア大学サンディエゴ校
- プロアマリーグ: Swish Pro-Am League
ラスベガス(ネバダ州)
- WNBA: ラスベガス・エースズ
- NCAA D1(古豪): ネバダ大学ラスベガス校(UNLV)
- NBAサマーリーグ
- NBAインシーズントーナメント準決勝/決勝
- アメリカ代表戦
- イベント(NCAA): 小規模大会(11月)/カンファレンストーナメント(3月)
- AAU/高校大会
- プロアマリーグ: Desert Reign ProCity Summer League
リザベーションエリア(複数州)
- NCAA D1(中堅): サザンユタ大学
- NCAA D1(中堅): ユタ工科大学
- NCAA D1(中堅): ノーザンアリゾナ大学
フェニックス(アリゾナ州)
- NBA: フェニックス・サンズ
- Gリーグ: バリー・サンズ
- WNBA: フェニックス・マーキュリー
- NCAA D1(強豪): アリゾナステイト大学
- NCAA D1(中堅): グランドキャニオン大学
- 高校: ヒルクレストプレップ
- プロアマリーグ: Swish Pro-AM League
トゥーソン(アリゾナ州)
- NCAA D1(強豪): アリゾナ大学
NCAA基礎講座
大学一覧
バスケ留学解説
NCAAの視聴方法
参考
Loyola Marymount Lions Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Remembering Hank Gathers 30 years after his tragic death during tournament game(sports.yahoo.com)
Hank Gathers, 25 years later(espn.com)
LMU Men’s Basketball History and Records(lmulions.com)
Pepperdine Waves Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Legends profile: Dennis Johnson(nba.com)
Pepperdine Mourns Passing of Bird Averitt(pepperdinewaves.com)
2009 Hall of Fame Inductee: Doug Christie(pepperdinewaves.com)
Brandon Armstrong Fails To Qualify(socalhoops.tierranet.com)
Coach Leaves Waves Behind(latimes.com)
Long Beach State 49ers School History(sports-reference.com)
Former UNLV basketball coach Jerry Tarkanian, who led Long Beach State from 1969 to 1973, dies at 84(ocregister.com)
KRIKORIAN: Olson is happy to return to his roots(dailynews.com)
Long Beach State Loses A Coach, Educator In Dwight Jones(longbeachstate.com)
HODGES STILL FIGHTS SYSTEM(web.archive.org)
Cal State Northridge puts men’s basketball coach Mark Gottfried, staff on leave(espn.com)
Andy Newman Named CSUN Men’s Head Basketball Coach(gomatadors.com)
Cal St Northridge fires coach Braswell after 17 years(si.com)
バスケ日本代表、そして東京五輪へ。ビッグマン渡辺飛勇が描く夢物語。(number.bunshun.jp)
Reggie Theus to exit as CSU Northridge coach, sources say(espn.com)
Cal State Fullerton Titans School History(sports-reference.com)
Dedrique Taylor: Developed by family and passion(dailytitan.com)
SPORTS PEOPLE; ; Wood Sues N.B.A.(nytimes.com)
UC Irvine Anteaters Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
UC Irvine honors Scott Brooks, retires his number 12(nba.com)
UC Riverside Highlanders Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
‘It’s a Responsibility’: History-Making Mike Magpayo Ready to Make a Difference On and Off the Court(si.com)
California Baptist Lancers Men’s Basketball School History(sports-reference.com)
Australian pipeline fueling California Baptist, UC Riverside(midmajormadness.com)