概要
中東のサービスは面白い。現中東スポーツ市場王者のbeIN SPORTS(MENA版)は人気スポーツとマイナースポーツと映像作品を配信している。コンテンツの充実度は既に十分だ。そんな中、中東はスポーツ市場の最前線となっている。新設球団ドバイ・バスケットボールは2024-25からユーロリーグとABAリーグを戦っている。NBAグローバルゲームやバスケットボール・チャンピオンズリーグ・アジア本戦の会場もドバイだ。サッカーはオイルマネーで元スーパースターを獲得している。ベイスボール・ユナイテッドが2025年から本格始動する。アフリカのサービスは格安だ。
基本情報
スポーツコンテンツ=高い
- 顧客の特徴
贔屓球団やリーグへの固執→高いサービス契約率
シーズン中の契約継続→半年以上の契約 - メディアの都合
圧倒的ライブ視聴率→TV局の砦
ドキュメンタリー作品+競技観戦→サービスの足掛かり
低コスト(対ドラマや映画製作)
結論、スポーツの視聴は世界的に高い。人気スポーツはドル箱だ。まず、スポーツコンテンツの顧客はカモである。スポーツファンは贔屓チームやリーグの視聴をやめない。だから、強気な価格も問題無い。しかも、シーズンは半年以上に及ぶ。つまり、シーズン単位の放映権獲得は大量の長期優良顧客の増加に繋がる。また、コンテンツ的特徴がメディアの都合にかなっている。試合や競技大会はライブ視聴傾向が強く、「ドキュメンタリー作品→実際の競技観戦」の消費傾向も見られ、製作コストも低い。そのため、TV局もストリーミングサービスもスポーツを欲しがっている。その結果、スポーツコンテンツ争奪戦は過熱の一途を辿り、放映権は高騰し、コンテンツ価格も上昇している。
海外サービスのメリット
メリット1: 安価
- 東南アジア
- 中央アジア
- 南アジア
- 東欧
- アフリカ
- 中南米
海外サービス利用の意義は安さだ。中進国~発展途上国のサービスは国内の物価に応じている。
メリット2: 人気コンテンツ網羅の視聴環境
世界的人気コンテンツ |
---|
サッカー UEFA大会: チャンピオンズリーグ 欧州五大リーグ: 英プレミアリーグ/独ブンデスリーガ/西ラリーガ/伊セリエA/仏リーグアン+カップ戦 |
格闘技 ボクシング/WWE/UFC(北米中心) |
モータースポーツ F1/NASCAR |
ゴルフ PGA/LIV Golf |
テニス 五大大会 |
国際大会 五輪/FIFAワールドカップ本戦/ラグビーワールドカップ本戦 |
人気の国際大会や競技の視聴環境が1サービスで整う。大半の国はスポーツ放映権の分断と無縁である。国内のメディア自体もサービスも少ないからだ。1つのサービスが人気コンテンツを自身の商圏で独占的に配信している。例えば、韓国のクーパンプレイ(Coupang Play)は北米四大リーグのNBAとNFL、欧州五大リーグとUEAF大会、モータースポーツのF1とNASCAR、ゴルフやテニスのメジャー大会等の人気コンテンツを配信している。つまり、国のサイズ感とコンテンツの独占度合いは相関関係にある。
メリット3: 地域限定コンテンツの視聴
世界 | 地域限定 | 国限定 |
---|---|---|
NBA Gリーグ ワールドカップ本戦 五輪本戦 | 国際交流プロリーグ 地域リーグ FIBA大陸大会 ワールドカップ予選 五輪予選 | 国内リーグ 親善試合(国代表) |
そして、地域限定コンテンツのアクセスも大きい。過半数以上の国内リーグや国代表の親善試合は国内でしか放送されていない。
映像配信プラットフォームの共通事項
映像配信プラットフォームの種類
VOD | インターネットTV |
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コンテンツ 映像作品数千本以上 | コンテンツ 100ch程度 |
オンデマンド配信 | ライブ配信 |
料金 先進国: $20~30 中進国: $5~10 発展途上国: 数百円程 | 料金 先進国(米国): $60~70(1万円程度) 先進国(欧州+豪): €30~40(6~7千円程度) 中進国(中東+欧州): 3~4千円程 発展途上国(東南アジア+アフリカ): 1~2千円程 |
機能 オフライン保存 | 機能 番組録画機能(クラウド) 追っかけ再生機能 |
映像配信プラットフォームはビデオオンデマンド型とインターネットTV型に大別される。
スポーツの配信
スポーツ専門 VOD | VOD | インターネットTV |
---|---|---|
ライブ〇 オンデマンド〇 | ライブ〇 オンデマンド× | ライブ〇 オンデマンド× |
– | 番組録画× 追っかけ再生× | 番組録画〇 追っかけ再生〇 |
最も厄介な点がスポーツコンテンツのライブ限定配信の傾向だ。普通のVODサービスは様々な事情でスポーツ競技をライブ配信に限定している。しかも、番組録画機能や追っかけ再生機能が備わっていない。インターネットTVはそもそもテレビ放送である。
追加オプション(アドオン)
- オプション(アドオン)
- バンドル(セット)
追加オプションが用意されている。そして、スポーツ配信はしばしばアドオンや上位プラン限定になっている。
VPN: 自身の通信をサービス圏内に変更
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主要業者 | 月額料金 | 1~2年契約 | サーバー/国数 |
NordVPN | 1,705円 | 429円/月(2年) | 5,600/50国 |
MillenVPN(日系) | 1,496円 | 396円/月(2年) | 1,300/70国 |
AVAST(Norton) | – | $4.59/月(1年) | 55/35国 |
PureVPN | $10.95 | $2.08/月(2年) | 6,500/71国 |
Private Internet Access | 1,480円 | 250円/月(2年) | ?/91国 |
ExpressVPN | $12.95 | $6.67/月(1年) | ?/105国 |
CyberGhostVPN | 1,425円 | 320円/月(2年) | 9,300/91国 |
Surfshark VPN | 1,741円 | 321円/月(2年) | 3,200/100国 |
VPNは通信の暗号化技術だ。通信者はVPNを用いて「現在の滞在国のIPアドレス→VPNサーバーのIPアドレス(別国)」に変更してインターネットに接続できる。例えば、「自身のIPアドレス(日本)→VPNサーバーのIPアドレス(アメリカ)」の変更が可能だ。そのため、日本滞在者も自身の日本からの通信をVPNでサービス圏内の通信に変更して日本未上陸のサービスを利用できる。無論、VPNは日本では合法だ。
海外サービス利用の注意点
- VPN: VPNサーバーブロック/違法
- 言語: 英語以外
- 支払方法: 国外クレカ利用不可
- キャンセル方法: チャット必須等
VPN
VPNは一部の国で規制されている。また、一部のサービス(ウォルト・ディズニー・カンパニー系等)はVPNサーバーをブロックしている。一方、ブロックの対象は人気業者のサーバーだけだ。そのため、サーバー変更で突破可能な場合が結構ある。
言語
英語圏or親切なサービス以外は自国の言語で表記されている。
支払方法
一部のサービスはサービス圏外国発行のクレジットカードの支払いを拒否している。理由は不正利用の疑いだ。ペイパルの利用がオススメだ。
サブスクリプションのキャンセル
一部のサービスはサブスクリプションのキャンセル時にオペレーターとやり取りを求めてくる。対応自体は問題無い。
グローバルサービス
- NBAリーグパス
- NBA TV
- Courtside 1891(FIBA)
- Euroleague TV
NBAリーグパス
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- 先進国
リーグプラン(NBA全試合): 約4,500円/月
チームプラン(特定1チーム全試合): 約1,500円/月 - 途上国orバスケ不人気国
リーグプラン: 約1,500~/月
チームプラン: 無し - サービス圏外国
北朝鮮、中国、イラン、シリア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ
NBAリーグパスは唯一のNBAの網羅的な視聴方法だ。価格とプランは国と地域で異なる。一部の国と地域はビジネスや政治的理由でサービス圏外になっている。例えば、チームプランは特定の国でしか提供されていない。また、価格も物価とNBA人気で調整されている。そして、最安値は低物価&NBA不人気国の1,500円以下だ。例えば、2022-23、ベトナムのリーグプランはđ220,000(1,300円弱)/月だった。つまり、NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイルの方が安い。
NBA TV(TVチャンネル)
- 運営: NBA(2025年10月以降)
- コンテンツ
NBA/Gリーグの試合
WNBAの試合
過去の試合
専門番組
映像作品: ミニドキュメンタリー等 - 価格: 国次第
別途契約
TVプロバイダーのパッケージ内
NBA TVはNBA専門TVチャンネルだ。米国外版NBA TV Internationalは世界中でTVプロバイダーのパッケージ内or別途契約の形でサービス展開されている。日本の場合は楽天TVの無料配信チャンネルだった。プログラムは国次第である。NBA試合は世界的に少ない。大半は「Inside the NBA」の繰り返し放送だ。
2025年10月1日以降、NBA TVとNBA.com(NBAリーグパス含)の運営権がワーナー・ブラザース・ディスカバリーからNBAに戻る。運営は2008-09から始めっていた。2025-26以降の運営は不明だ。
Courtside 1891(FIBA)
- 運営: FIBA
- コンテンツ
ワールドカップ本戦&予選
五輪予選
バスケットボール・チャンピオンズ・リーグ
BAL(Basketball Africa League)
ユース大会
3×3等
※親善試合&五輪本戦無し - ライブ&オンデマンド
- 料金: 国次第
コートサイド1891(Courtside 1891)はFIBAのサブスクリプションサービスだ。世界中のFIBA管轄試合がライブ&オンデマンド配信されている。料金は低物価&バスケ不人気国で安い。例えば、年額は「日本: $44.99」「ベトナム: $30.99」となっている。

Euroleague TV
- 運営: EuroLeague
- コンテンツ
EuroLeague
EuroCup
Adidas Next Generation EuroLeague - ライブ&オンデマンド
- 料金: 統一
ユーロリーグTVはユーロリーグ主催大会をライブ&オンデマンド配信している。
MENA
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MENAのスポーツ市場
NBA放映権所有 |
---|
beIN Sports(MENA): 400試合/シーズン |
NBA TV International: 6試合/週 |
MENAはグローバルスポーツ放送局beIN Sportsのお膝元だ。現在、中東はスポーツ市場の最前線となっている。新設球団ドバイ・バスケットボールは2024-25からユーロリーグとABAリーグを戦っている。NBAグローバルゲームやバスケットボール・チャンピオンズリーグ・アジア本戦の会場もドバイだ。サッカーはオイルマネーで元スーパースターを獲得している。ベイスボール・ユナイテッドが2025年から本格始動する。
MENA
MENA |
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NBA放映権: beIN Sports |
サービス: TVチャンネル/beIN CONNECT |
バスケ NBA: 国代表: FIBAアジア地域大会/WC本戦/五輪本戦等 国内リーグ: 不明 スポーツ 欧州サッカー: UEFA主管大会/プレミアリーグ/ブンデスリーガ/セリエA/AFCチャンピオンズリーグエリート 代表サッカー: ワールドカップ 他: テニス五大大会/F1/ハンドボール等 映像作品 ドキュメンタリー等 |
価格: TVプロバイダー/4,500円~ |
言語: 英語/アラビア語/仏語 |
配信: ライブ |
HP: beinsports.com |
beIN SPORTSはTVプロバイダーのTVチャンネルと動画配信サービス「beIN CONNECT」で視聴可能になる。TVプロバイダー契約の場合、NBA TVもおそらく入る。そして、実はかなり欧米向けだ。英語表記もしっかりしている。映像作品も五大映画スタジオ作品で充実している。
サブサハラ: サハラ砂漠以南全域
サブサハラのスポーツ市場
NBA放映権所有 |
---|
ESPN Africa(ESPN/ESPN2): 5試合/週* |
CANAL+ Afrique(動画配信サービス/TVプロバイダー): 5試合/週* |
NBA TV International: 4試合/週* |
SABC(南アTV): 1試合/週* |
サブサハラ諸国のNBA放映権はESPNアフリカ支局とNBA TVで共有されている。一部の試合は仏発動画配信サービス「CANAL+」のアフリカ版「CANAL+Afrique」でサブリース配信されている。一応、南アフリカ共和国の放送局SABCもNBA試合を放送している。TVプロバイダーは近隣諸国に入れ食い状態で展開されている。相場は1,000円前後だ。
ナイジェリア
TVプロバイダー/配信サービス |
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GOtv: 1300円~ |
CANAL+(動画配信サービス/TVプロバイダー) |
ケニア
TVプロバイダー/配信サービス |
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ZUKU(ケニア): 1,000円~ |
StarTimes(ケニア): 1,000円~ |
CANAL+(動画配信サービス/TVプロバイダー) |
アンゴラ&モザンビーク
TVプロバイダー/配信サービス |
---|
ZAP(アンゴラ): 1700円~ ZAP(モザンビーク) |
CANAL+(動画配信サービス/TVプロバイダー) |
南アフリカ共和国
TVプロバイダー/配信サービス |
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DStv: 500円~ |
CANAL+(動画配信サービス/TVプロバイダー) |
南アフリカ共和国はESPNアフリカ支局と現地放送局SABC体制だ。
サービス契約の流れ
- 支払い方法の準備
- VPN契約
- VPNアプリダウンロード&起動
- サービス契約
支払方法の準備
クレジットカード
多くの海外サイトは支払方法にクレジットカードを指定している。そして、クレジットカードは原則的に本人名義でなければならない。海外のまともなサイトは「会員登録者とクレジットカードの名前が異なる」→「不正利用の疑い」の判断で決済を止めてしまう。つまり、親のクレジットカードの使用は不要なトラブル回避のためにも好ましくない。

初クレカは楽天カードで良い。兎にも角にもポイントが貯まる。楽天Pは「楽天Pay(1%)+楽天カードチャージ(0.5%)+楽天ポイントカード/他ポイントカード提示(0.5~1%)」の三重取りで還元率2~2.5%以上になる。「入会特典」「スーパーポイントアッププログラム」「ボーナスポイント」等の大量ポイント獲得機会も多い。詰まる所、入会特典数千Pだけでも得だ。年会費も永年無料なので損も無い。
ペイパル(PayPal)
世界的決済サービスのペイパルは非常に多くの決済に利用可能だ。最大の使い所は米国発行クレジットカード制限の突破である。一部のウェブサイトは海外発行のクレジットカードを防犯上の理由で拒否している。また、クレジットカードも国外サイトの決済時に不正利用の判断で止まってしまう。同サービスは代替の決済方法として役に立つ。アカウントの開設&維持は無料だ。
VPN契約(主要VPN業者)
主要業者 | 月額料金 | 1~2年契約 | サーバー/国数 |
NordVPN | 1,705円 | 429円/月(2年) | 5,600/50国 |
MillenVPN(日系) | 1,496円 | 396円/月(2年) | 1,300/70国 |
AVAST(Norton) | – | $4.59/月(1年) | 55/35国 |
PureVPN | $10.95 | $2.08/月(2年) | 6,500/71国 |
Private Internet Access | 1,480円 | 250円/月(2年) | ?/91国 |
ExpressVPN | $12.95 | $6.67/月(1年) | ?/105国 |
CyberGhostVPN | 1,425円 | 320円/月(2年) | 9,300/91国 |
Surfshark VPN | 1,741円 | 321円/月(2年) | 3,200/100国 |
最初にやるべきことはVPNとの契約だ。VPN業者は星の数程存在する。相場は「1,500円/月(月契約)」+「数百円/月(複数年契約)」だ。一方、一部のサービスはVPNサーバーのブロックを始めている。そのため、サーバーと国数は多ければ多い程良い。例えば、サービス加入が「サーバーA×」「サーバーB〇」で突破可能になる。そして、大半のサービスは一カ月程度の無料体験期間を含んでいる。ハズレの場合も即解除で損失回避可能だ。
VPNアプリのダウンロード&起動

VPN契約後、次にすべきがVPNアプリのダウンロードだ。ダウンロード方法は契約完了通知メールやHPに記載されている。そして、VPNアプリの使い方は往々にして非常にシンプルだ。自身の通信の変更は「ロケーション設定(国指定)」→「スイッチオン」で完了する。
サービスの契約
サービスの契約の流れは概ね「アカウント作成→プラン選択→支払い」となる。
VPNの活用方法
- 海外配信動画視聴
- 海外限定サービス加入
- 低物価国価格のサブスクリプション加入
海外サービスの利用
- インターネットテレビ
- 動画配信サービス
米アマゾン・プライム: NBA試合&映像作品等
海外Disney+: ESPN放映権所有の試合&映像作品
HBO Max: NCAAトーナメント男子大会(下位回戦)等
Paramount+: NCAAトーナメント男子大会(上位回戦)等
Peacock: NBA&NCAA
TSN: NBA+NCAA+映像作品
詳細
アメリカのインターネットテレビ
- hulu with LIVE TV: 動画配信+TV
- YoutubeTV: 動画配信+TV
- Sling TV: TVサービス界のLCC
- DirecTV Strem: 衛生放送DirecTVのインターネットテレビ版
- FuboTV: アメフトとサッカー強化
アメリカのインターネットテレビではNBAとNCAA in 1サービスで視聴が可能だ。そして、TVプロバイダーは唯一のFOXとCBS放送試合の視聴方法である。TVプロバイダー業者は無数に存在する。相場は$80/月程度だ。

米アマゾン
アマゾンは2025-26以降のNBA放映権を持っている。数多のバスケ系映像作品がアマゾン・プライム・ビデオで配信されている。日本未配信の作品のレンタルや購入も可能だ。
B1G+

B1G+はビッグ10・カンファレンスのサブスクリプションサービスだ。プランはフルカバー版と特定の1校版の2択となる。
一部地域のDisney+
- 中南米(2024年6月~)
- 米国(2024年12月~)
※ESPN+未加入者: 制限有り - オセアニア(2025年3月~)
現在、ウォルト・ディズニー・カンパニーは自社ブランドのESPNとディズニーのファンの相互流入を図り、「ESPN on Disney+」と題し、一部地域でDisney+で試合のライブ配信と映像作品のオンデマンド搭載を行っている。ほぼ全てのコンテンツが中南米とオセアニアでは配信されている。
HBO Max(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー)
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HBO Max(旧MAX)はワーナー・ブラザース・ディスカバリーの動画配信サービスだ。2023年10月、ようやくスポーツのライブ配信が始まった。バスケットボールは「NBA: TNT放送分(2024-25終了)」「NCAA: NCAAトーナメント男子大会(約半分)」の配信となる。2024年3月現在、スポーツコンテンツのライブ配信は追加料金無しで視聴可能になっている。一方、近い将来、スポーツアドオンは要追加料金になる。

Paramount+(CBS)
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パラマウント+は米国大手TV局CBSの動画配信サービスだ。近年、スポーツのライブ配信が「ドキュメンタリー作品→実際の競技観戦」の消費行動を受けて「Paramount+ with SHOWTIME」プラン限定で始まった。バスケットボールはNCAAレギュラーシーズン試合(少数)とNCAAトーナメント男子大会(約半数)と少ない。また、スポーツ系のオリジナル番組や映像作品も強化されている。そして、日本でのサービス展開は「WOWOWオンデマンド」「プライムビデオ」経由となっている。一方、日米のコンテンツは完全に同じではない。そのため、米国版の契約(要VPN)が必要になるかもしれない。

Peacock
ピーコックはNBCの動画配信サービスだ。ビッグ10・カンファレンスの試合が極稀に配信されている。
TSN
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「TSN&TSN+」はカナダのスポーツ専門局「TSN(The Sports Network)」の配信サービスだ。同局はESPNのバックアップを受けている。そのため、主要コンテンツはESPN放映権所有の「人気スポーツ」「ESPN制作番組」「ドキュメンタリー作品」だ。一方、配信スタイルは残念ながらテレビ型である。つまり、試合と番組は基本的にライブ配信or再配信のみだ。

海外価格でサービス加入
詳細
Courtside 1891
- 料金(国次第)
- コンテンツ
ワールドカップ本戦&予選
五輪予選
バスケットボール・チャンピオンズ・リーグ
BAL(Basketball Africa League)
ユース大会
3×3等
※親善試合&五輪本戦無し
コートサイド1891(Courtside 1891)はFIBAのサブスクリプションサービスだ。世界中のFIBA管轄試合がライブ&オンデマンド配信されている。料金は低物価&バスケ不人気国で安い。例えば、年額は「日本: $44.99」「ベトナム: $30.99」となっている。
NBAリーグパス
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楽天NBA以降、日本からのNBAリーグパス加入は不可能になっている。そんな中、VPNはNBAリーグパス加入をも可能にする。しかも、月額料金は低物価&NBA不人気国の場合は1,500円以下になる。例えば、2022-23、ベトナムの月額料金はđ220,000(1,300円弱)だった。
地域限定配信動画の視聴
詳細
ネットフリックス

ネットフリックスのコンテンツは国や地域で異なる。例えば、ジブリ作品はヨーロッパ等で配信されている。逆に、日本の作品は日本でしか配信されていない。
YouTube
- Bリーグフルゲーム(無料)
- 映像作品
- YouTube Premiumの安価加入: アルゼンチン等
YouTubeの相当数の動画は特定の地域限定で配信されている。例えば、Bリーグは海外向けに試合をライブ&アーカイブ配信している。映画やドキュメンタリー作品が入れ替わりで無料公開されている。そして、YouTube Premiumの価格はアルゼンチン等で安い。
海外無料動画配信サービス
海外限定の無料動画配信サービスも利用可能だ。
まとめ
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参考
中東&アフリカ
beIN MENA (Middle East & North Africa)(beinmediagroup.com)
beIN EXTENDS BROADCAST AND DIGITAL PARTNERSHIP WITH NBA ACROSS THE MIDDLE EAST AND NORTH AFRICA THROUGH 2024-25 SEASON(beinsports.com)