うい。現地観戦研究家のB.O.BROS(@b_o_bros)だ。
今回はESTA(エスタ)とeTA(イータ)の申請について紹介する。
ESTAはアメリカ行きの、eTAはカナダ行きの飛行機への搭乗を許可する電子渡航認証だ。
アメリカやカナダでの90日以内の滞在の場合、ビザ免除プログラムによってビザは不要だが、アメリカへ行く場合はESTA、カナダの場合はeTAを取得しなければならない。
ESTA(エスタ)/eTA(イータ)
ESTA(エスタ): アメリカへの渡航認証
- 申し込み方法: ネット
- 申し込み期限: 渡航72時間前まで
- 費用: $14(約1500円)
- 支払方法: クレジットカード
- 有効期限: 2年間
ESTA(電子渡航認証システム)は渡航認証だ。
渡航認証とは「アメリカ行きの飛行機に乗ってもいいですよ」というアメリカへの渡航を許可する証である。
要するに、ESTAがなければアメリカ行きの飛行機に乗れない。
ESTAの申請はESTAの申請ページでできる。
申し込み期限は、公式に決められているわけではないが、渡航の72時間前までに申請することが推奨されている。
費用は$14、支払いにはクレジットカードが必要となる。
有効期間は2年間で、一度ESTAを取得すれば向こう2年間は毎回ESTAを申請する必要は無い。
eTA(イータ): カナダへの渡航認証
eTA(イータ)はカナダへの渡航認証だ。トロントやバンクーバーに行く場合は必要になる。基本的にはESTAと同じだ。
代理業者に注意!!
ESTAの申請で注意すべきは代理業者だ。
グーグルやヤフー等で「ESTA」と検索した場合、上位に表示されるのは代行業者ばかりだ。しかも質が悪いことに代理業者のサイトは公式のESTA申請ページ風に設計しているため、申し込み中はそれが代理業者だと気がつかないことも多い。クレジットカードの明細から自分が代理業者経由で申し込んでいたことを知る。
だから、アメリカ大使館のESTA申請ページへは外務省ホームページ経由でアクセスすることを強く推す。
ESTA/eTA申請の流れ
ステップ1: パスポートを手に入れる
まず、パスポートを手に入れなければならない。なぜならESTA(eTA)の申請には渡航者のパスポート情報が必要だからだ。
パスポートは「運転免許証」「マイナンバーカード」「住基カード」等の本人確認書類を持って市役所で「戸籍謄本」と「住民票」を取り、その足でパスポートセンターに行き、約1週間後に「受理票(受領書)」と「手数料(11000 or 16000円)」を持ってまたパスポートセンターに行く、ただそれだけである。
詳しくは下の記事で紹介している。

ステップ2: クレジットカードを手に入れる
次に、クレジットカードを手に入れる。と言うのも、ESTAの支払いにはクレジットカードで行わなければならないからだ。
ただ、クレジットカードと言っても何を作って良いのかわからない人もいるはずだ。
そんな人は取り敢えずは「楽天カード」で良いと思う。楽天カードは「VISA」、「学生でも審査が通り安い」、「入会費&年会費無料」、「普段から使える」ので作っておいて損は無いし、入会時に楽天市場で使える〇千ポイント(1ポイント=1円)が付与されるので、かなりお得だ。
言うまでもなく、俺も持っているし、現地で使っている。
「楽天カード」をサクッと作ってしまうのがオススメだ。
ステップ3: ESTA(eTA)を申請する
そして、パスポートとクレジットカードを手に入れたらESTA(eTA)の申請を行う。ESTA(eTA)の申請は渡航の数カ月前にする必要は無い。が、申請が通るまでには最低でも72時間が必要とされているため、前日の申し込みでは審査が通過せず、出発時に搭乗できなくなる可能性もある。ぼちぼち早めの申請をお勧めする。
まとめ
現地観戦に行く場合、ESTA(eTA)を取得しなければ、飛行機に乗ることができない。申請が通過するまでには72時間が必要とされているため、出発日の5日前位までには申請は終わらせておきたい。
ただ、ESTA(eTA)以前にパスポートとクレジットカードを入手しなければ何も始まらないので、まずはこの2つを入手することから現地観戦の準備を始めよう。
ちなみに、ESTAはあくまで渡航を許可する証だ。入国は許可されていない。入国審査はアメリカの空港で別途行われるため、渡航認証が下りたからと言ってまだ100%アメリカやカナダに入国できる訳ではない。
現地観戦観の記事
参考
アメリカ電子渡航認証システムESTA(日本語版)記入の手引き(arukikata.co.jp)