うい。Ball Otaku Bros(@b_o_bros)だ。
今回はNCAAが現在検討している学生アスリートのプレー資格延長について解説する。
エクストラエリジビリティ
コロナで満足にプレーできず…
Winter sport Division I NCAA athletes should find out next week if they can get an extra year of eligibility, regardless of how many games they play this season.
— Andy Katz (@TheAndyKatz) October 5, 2020
NCAAはウィンタースポーツの学生アスリートに対してエクストラエリジビリティを与えるかもしれない。
NCAAは学生アスリートのエリジビリティ(プレー資格)を規定している。基本的に学生アスリートは在学5年間で4シーズンしかプレーできない。

しかし、コロナの影響で昨季2019-20のシーズン中断と今季2020-21のシーズン短縮で学生アスリート達は満足にプレーすることができていない。しかも、今後も不明だ。故に、NCAAはウィンタースポーツの競技者にエリジビリティの延長を検討している。
つまり、学生アスリートはもう1シーズンプレーできるかもしれない。
NJCAAが2020-21をノーカウントに
そんな中、NCAAに先んじてNJCAAが今季2020-21をプレーシーズン数にカウントしないと発表した。NJCAAとは短期大学を組織している大学体育協会である。
つまり、現在短大1年生が今季をプレーしたとしても2021年以降の残りの大学生活では4シーズンプレーすることができる。
With the NJCAA dropping this year’s eligibility, Tallahassee CC’s El Ellis will now have three-years of eligibility at Louisville.
— Jake (@jakeweingarten) October 22, 2020
Ellis told @Stockrisers that he wants to win a national championship with the Cardinals.
例えば、上の専門家のツイートによれば、タラハシー短期大学2年生で来年2021年からルイビル大学への編入が決まっているエル・エリスが今季2020-21をプレーした場合、本来ならば、最大プレーシーズン数(4シーズン)から昨季2019-20と今季2020-21を差し引いた2シーズンしかルイビル大学編入後にプレーすることができないのだが、NJCAAは今季をプレーシーズン数にカウントしないとしたため、エリスは今季をプレーしたとしてもルイビル大学編入後に最高で3シーズンプレーすることができるのだ。
もし上記の専門家のツイートの解釈が正しければ、現在レンジャーカレッジ2年生で2021年からネブラスカ大学への編入が決まっている富永啓成選手(=エリスと似た状況にあるプレーヤー)はネブラスカ大学編入後に3シーズンプレーすることができるかもしれないのだ。
NJCAA announces 2020-21 eligibility status(njcaa.org)
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